「闘気には透気」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
闘気には透気
冒頭から作画の暴力がとんでもなく、凄すぎて笑うというのを久々に体感した。
無限城を飛び回って移動するところは、建物まで動く中で立体機動しているかのようで鳥肌もの。
でも、サスガに頑張りすぎだった気がする。
息切れしたという意味ではなく、中盤までに慣れてしまったんですよね。
勿論更に気合いの入ったシーンはあったのだけど、メリハリという面では落差が少なすぎた。
“ずっと凄い”のは確かに素晴らしいのだけどね…
物語としては3つの戦闘が主軸。
1戦目は個人的に、早見さんの罵倒や舌打ち、宮野さんの小憎たらしいすっとぼけ演技が聞けて満足。
ただ、しのぶさんの最期がアッサリ過ぎて哀しい。
これはこれで無常感があって悪くはないのだけど、なんだか悲しみきれなくて哀しかった。
2戦目の善逸はカッコよかったが、獪岳が小物過ぎてあの尺でも長く感じてしまう。
メインの猗窩座戦も引っ張りすぎかなぁ。
デュラハンになった時は「まだやんの?」だったし、「まだ動くのか」の台詞はブーメラン過ぎだろ。
過去描写も同情はできるものの、でも結局罪のない人から財布を掏って逆ギレしてボコボコにしてた奴だし。
真っ当になったように見えて、過去は反省してなかったし。
演出としては、回想はまだしもやたらと良い感じの一枚絵を挿し込むのは食傷気味。
状況をイチイチ台詞で説明するのも相変わらず。
作画も話も演技も演出も、何一つ質は落ちていない。
しかし似たようなことが繰り返されてる印象は拭えず、今回は長尺のためそれが際立っていた。
“体験”として“凄い”作品であることは間違いないが、“面白い”作品かというと失速気味。
十分に楽しめた上で、それが正直な実感です。
ってか、引っ切り無しに人が出入りして集中できん…
出入りが多くて気になったって書いてあるから早めに見に行っちゃったのかと思ったらやっぱり初回の連休中に行っちゃった感じですね。
その期間は1番映画見慣れて無い層が見に行くタイミングだから仕方無いですねぇ。
1〜2週目の平日半ばの遅い時間帯に見に行けばそういう確率は低くなりますよ。
実際自分はそのタイミングで行って居なかったですし。
どうせネタバレとか無い作品ですしね、気楽に待ちましょう。
もしくはもうグランドシネマサンシャインのグランドクラスで見ましょう。
あそこはもうそんな人が居ても気付かないレベルですw
今晩は^ ^
確かに出入り多かったですねw
無限城は生き物の様でした_| ̄|○
圧巻で、ずっと全集中で観てたので背中が痛くなりました…個人的には胡蝶さんがもぅ少し長かったらなと思ってました。
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