「やっぱりキムタクは」グランメゾン・パリ ゆうきさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりキムタクは
やっぱりキムタクってすごいな。彼のドラマはたぶん見逃したのはほとんどないかも?デビュー当時とかは知らないけれど…どれを見てもキムタクではありますが、それでも世界観をここまで引っ張り上げるのは彼の力。それと他のキャストの統率する力というのも大きいです。身を呈してエネルギー全開で。キムタクが集中力を切らしているのを見たことがない。そう思うとプロ意識って素晴らしいですね。改めて今回思い知りました。
それとは別に作品の完成度は素晴らしかった。脚本、構成、カメラワークなども含めて塚原あゆ子監督の腕の良さを節々に感じました。映像が綺麗だし、カット割りが嫌みがない。演技だけではなく映像も含めて陳腐に見えないのがすばらしい。まるでグルメ文学の一連を魅入るように世界観に入りました。いつもは頭の中で採点を映画の途中でグルグルと考えてしまうのですが、考えずにのめたことに凄さを感じます。そういう作品は久しぶりです。
鈴木京香さん冨永愛さんも変わらずに美しい。異国の地の外国人キャストがまた素晴らしかったです。キムタクファンではないという方でも、ひとつの料理歴史を堪能できる映画なのでぜひおススメです。
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