「主役三人の魅力が堪らん」ザ・バイクライダーズ Duchampさんの映画レビュー(感想・評価)
主役三人の魅力が堪らん
マッドマックス的な?暴力要素もありつつ、主要三人物の関係性がいい塩梅で描かれている良作!
新年一発目。本厚木kikiで鑑賞。
トム・ハーディ演じるジョニーがハマり役。
口数が少ない無骨な役が似合う。
本作の語り部キャシー役のジョディ・カマー。クラブの外側からの(一般人のドン引き)視点、ベニーへの感情に翻弄されながら自身の強さもみせる魅力的な役。
そして主役のオースティン・バトラーはDINE2のフェイド・ラウサでしか知らなかったけど、紙を生やすと超絶男前。無口でケンカっ早いが魅力に溢れるベニーにフィットしてた。後半出番があまり無いのが残念。
演出面では、カットの繋ぎでの音楽の使い方が絶妙。これでシームレスに次の場面に繋がる。
サントラが欲しくなった。
実話ベースなので、結末はスカッととはいかないが、余韻を感じれるいい映画だった。
一点、自分が観た劇場の都合なのか、元々の映像がそうなのかは分からないが、スクリーン上下に余白が入ったのだけは残念。
画で魅せる映画なので、そこがノイズになるのは勿体無い。画面がとても小さく見える。
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