あの人が消えたのレビュー・感想・評価
全94件中、61~80件目を表示
(良い意味で)疲れてるときとかに観ると面食らいまくる映画
予告でなんとなく気になってはいて、違う映画を観た後に時間が合ったので連続鑑賞。
予備知識はもちろんゼロ。
何かミステリーホラーかな?くらいの気持ちで観てたので最初は正直全然怖くないし、二本目の映画ともあって少し観てるのに疲れが出てしまいました。
途中から、あれ?コメディ映画だったの?そういう意味のネタバレ厳禁?という種明かしの展開が続き、これはコレで面白いなと少し疲れが引っ込み映画に集中出来ました。
そして最後のほんとうの種明かし。
なるほどね、と深く感心しました。レビューにちょこちょこありましたが、変にこういう展開だろ?とかどうせこうでしょ?みたいな頭で観てると確かにあまり面白くない、って評価になりそうな気がしました。
私は幸い何の推理などもせず見てたので種明かしのパート含めとても楽しめ、良い映画だった!
と評価出来ました。
頭を空っぽにして振り回されながら観るのがおすすめです笑
期待度○鑑賞後の満足度△ 最後まで観たら「人の裏をかいた面白いものを作ってやろう」という魂胆が透けて見えて私的には冷めてしまった…昨今のTVドラマ慣れしている人には面白いかも…
①前半はミステリー仕立てだが何かワチャワチャしていてだんだん冷めてくる(主演の男の子が演技がヘタでリアクションが悪くドラマ的に盛り上がらない)。
②と思いきや、突然コメディか?、と此処でどんでん返しが来て伏線が次々と回収されて面白い!となるのだろうが、私は以下の点で話に引き込まれるより先に「?」となったのと、その次のどんでん返しは、前半からの一応リアリティを全面に出している描き方からするとルール違反のような気もしたので(先のどんでん返しが次のどんでん返しの伏線になっている構造自体は巧いとは思うが…)、“面白かった”と感心するほどには行かなかった。
1. 隣に先輩が座っているのに“何で此処にいるの?”と驚くリアクションは映画的には無いでしょ、スクリーンに写っていないので観客には分からなかっただけであなたは分かっていた筈でしょ、眠りから覚めたとかいう設定ではないのだから、先ず此処で「?」
後から思うと次のどんでん返しの伏線なんだけれども…
2. “実は私達は公安なんです”って、極秘任務についている公安が一般人に打ち明けるわけないでしょ、と此処で次の「?」
一気に、真面目にこの映画と向き合おう、という気が飛んでしまった…
逆に、そういうつもりで作っているのなら、染谷将太の、イギリス帰りにしてはヘタクソな英語やパーソナル・トレーナーに擬装するにしては貧弱な身体もありかな、と思って心の中で突っ込むのを止めた(そういう意味では術中に填まっていた、と言えるかもしれない…)。
3. さて、そして最後のどんでん返しだが、最初からでなく最後でこの展開にするのは新しいとも思うけれども、ややチグハグ感は否めない。演出がもう少し湿っていたらまだ自然になったかも…
それにこういう落ちにすると、2. のホラ話を彼女一人であの短時間で作ったとは思えず、染谷将太パートは彼の言動を知らなければ話を拵えられなかったわけで、二人は現場を押さえられた時の為に二人で準備していたの?とか変な方に考えが行ってしまう…
4. で、最後になんかホロッとさせる落ちがついたかと思うと、主人公は転生してマンガのヒーローとなり今までの映画内の登場人物がマンガの中の登場人物として紹介される。
この辺りのドライブ感はよく、本作で一番良かったくらい(このマンガを読みたくなったくらい)。
考えてみれば冒頭からは想像出来ない姿にまで正に転生したような作品で、そのアバンギャルドさは悪くないが、TV的な脚本・演出ではなくもっと上手く映像化すれば面白い怪作になったかもしれない。
呼び込みで入ったら・・
予告編を観る限り、まさかこんなに笑いがあるとは。予告編の作品観を振り払い新たな作品観で観てましたが、最後は予告編の作品でした。まさか「シックスセンス」とは。
しかし、梅沢富美男、おいしかったですね。
過不足なく
日テレ属性に溢れてましたね~ラストマイルいただき、サスペンス、ホラー要素、脱力チャプターにはうんざりでしたが、急転直下。コナン、最後は007、シックスセンス、ラノベも。突っ込み過ぎでもう笑いに力なし。
ラストも英語曲、つくづく4チャン。
こりゃ、騙されるわ
ん? どういう事? おかしくね? と見ていて思う事しきり。 しかしいや案の定それは物語が進むにつれて解消していく。 最初はプチストーカーの主人公に違和感を覚えていた。
【以下、思いっきりネタバレ注意】
「カメ止め」のごとく前半の謎解きが始まったが、公安がベラベラ、一般人に捜査内容話さないでしょ。と思っていたら案の定、背負い投げ級のどんでん返し。
そして、物語がそれで終了かと思ったら今度はともえ投げ級のおおわざ、炸裂!
しかし、なんとも切ないエンディングで少し減点だわ。。
後味は、少し悪いがこういう反則級の作品は好物である。
お芝居
同日に宅急便事故の映画をみてからハシゴしてこちらを。そちらも面白かったですが、お芝居がエキセントリックでオーバーな感じがして少し疲れました。
こちらは、内容とかヘビーなところもあるけれど塩梅が良く、あーこんな人本当にいそうだね。と自然にその中に入り込めました。
高橋さんの若さゆえ強引な行動に走ってしまうけれど真摯な感じ、田中さんの演技力がなければ寒く成りがちな台詞の醸し出し方はさすが。
他の方々のお芝居は安定オブ安定。
色々な仕掛けがあると聞いていたけれど、特に小説の目次を見たときはちょっと鳥肌がたちました。
序盤が少し淡々としすぎてたのがちょっとマイナスかな。
また20年後くらいに...
擦られるのだろうか。
自分が最も好きな映画が上映されたのが約20年前。
一番好きな作品だからこそ思う。
この映画はそれを知らない世代へのアプローチで、登場人物の名前からオマージュであると暗に伝えてはいる。
しかし、「旨みは全く同じ味だけどまあいっか!擦ろう!かなり時間経ってるし!それなりにお客さん入るでしょう!」といういやらしい思惑を少なからず感じてしまう。
(暗にオマージュと伝えているところが、むしろ予防線を張っているようでなおいけすかない...)
このいやらしさは、「立案者側の手元に利益が入らない状態であること」でしか消せないと強く思う。
そのくらい物語の1番の盛り上がりが全くもって同じこと、人それぞれの価値観ではあるが、「単なる重用」について、もっと重く考えてほしい...という願いでこのレビューを書きましたが、個人の考え方ですものね...。
イントロだけ変えてサビが全く同じ曲が、また20年後くらいにしれっと歌われるんだろうな。
たとえオマージュですと伝えているとはいえ、大好きな作品のキモの部分をこのような形で見せられてしまったことに一抹の悔しさを覚えました。
二転三転して面白いしそしてタイトルの意味が…
予告で気になってたので鑑賞!
「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションの担当になった配達員・丸子
日々マンションに出入りして荷物を届ける彼は、その住人のひとり・小宮は自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか? と察して、密かに憧れを抱いていく
しかしその一方で、挙動不審な住人の島崎に小宮のストーカー疑惑が持ち上がり、丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)の協力を仰ぎ、他の住人たちに聞き込みを開始
引っ越し先を探しているという沼田や、詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部から「島崎の部屋に血だらけの女がいた」「血痕が付いた服を着た姿を見た」というとんでもない目撃情報を聞き、彼を危険人物と断定する丸子
小宮を守りたい一心で部屋に単身侵入を試みるが、運悪く帰宅した島崎と鉢合わせてしまう!
時を同じくして、世間を揺るがす大事件を追っていた警視庁がマンションに接近⁉︎
一触即発の緊張感が流れ始めるなか、事態は思わぬ方向へと突き進んでいく──
というのがあらすじ!
いくつかの章で分かれてて今から何章って出てくるのは新鮮でした!
2章までは普通のミステリーの展開でしたけど3章からあれ?という展開に…笑
コメディになってました笑
まさかの公安でいろんな事情を明かしていきます!
しかも梅沢富美男さんが本人役でできたときは思わず笑ってしまいました🤣
あのメモでまさか繋がるとは!笑
途中までこれ何を観てるんだっけ?という気持ちになりました
あとミステリーはどこにいったかなと思いはじめた時に
ここで丸子が須藤の名前に気づいてさらに別府、寺田、梅沢、相馬にも気づいて頭文字を繋げるとすべてうそ
そうきたかと思っちゃいました!
通りで島崎が全然喋んないわけだと思いました
荒川も気づいてよく2人とも気づきましたよね…
島崎を取り押さえて無事に解決したかと思ったら連続殺人となってて丸子が犠牲者に…
途中でピンときましたけど死んでてまさかの地縛霊だとは思わなかったです😳
だから机叩いた時の他の人の反応がみんなおかしかったし会話も少し被せてたりしたんですね
自分が死んでることに気づいて本のタイトルの頭文字を使ってさようならを伝えて成仏…
あの人が消えたが回収されましたね
ここで終わりかと思ったら丸子がスパイ転生の主人公に転生!
まさかハッピーエンドで終わるとは思いませんでした!笑
二転三転してすごく面白かったです!
でも思ったのが配達の仕事ちゃんとしてよと思っちゃいました…笑
あと観ててちょっと思ったのは身バレするのはちょっと怖いしストーカー被害に警察は何もしてくれなかったんですね
それと丸子が尋ねた順に住民の名前を並べるとまるこはしぬらしいです!
気づいた人すごいですね!
面白い映画をありがとうございました😊
どの人が消えた?
ホラー調に始まり、サスペンス、コメディ、またサスペンス、最後はラノベ?笑
予想を裏切る展開はなかなか興味深かったです。
序盤、丸子の行動が短絡的で猪突猛進すぎるのだが、転生系なろう読者ということで、厨二病だと解釈。
物語を動かすための不自然な行動に、ちゃんと理由を感じるのは好感が持てる。
荒川のキャラ付け的に勘違いオチかなぁ、なんて考えてたら、予想を遥かに超えたぶっ飛びコメディに発展。
まさかの梅沢富美男とか、なかなか笑えた。
しかしそれだと事故物件のネットニュースや掲示板は…と思ってたら、もう一捻り。
作家故の“作り話”の創造性ということで、ここでも理由づけは感じるが、ちょっとやり過ぎかなぁ。
作風とはいえあの状況であんな方向性で話すか、というのはまぁいい。
しかし、丸子視点の情報をすべて知ってる前提の組み立てになってたような。
もっと言えば、丸子はアッサリ殺したのに荒川に対しては誤魔化そうとした理由が分からない。
自分が整理しきれてないだけかもしれないが、アチラを立てればコチラが立たなくなってるような…
だったら、振り切ったコメディで終わらせた方がスッキリしたかも。
染谷将太は演技力もキャラとの相性もバッチリだが、電話の声がバレバレなのは勿体ない。
とはいえバッドエンドを無理矢理ハッピーエンドに転換する後味は悪くない。
主題歌が澤野弘之サウンドだった理由も納得。
マルコムの衣装の袖が寸足らずだったのは、コメディを強調するためか、単純なミスか…
今見たら公式にも本サイトにも載ってるが、『水曜日が消えた』人は最初からキャスト欄にいましたかね?
一人だけキャラ濃い過ぎ
なんだかミステリー系というので面白そうねと思ってそれくらいの知識で観に行った。
田中圭をそこの役にするからには重要な意味があるんだろうなぁと思ったらラストにとても必要でした。
ヤバいやつ→まともなやつ→ヤバいやつっていう二転三転が面白かったなぁ。
妄想パートは、辻褄はほぼ合うが最初の女性のことは?となったので、なんかあるんだろうなとは思ったけども。
小宮、SOSの割にはだいぶ盛り沢山に凝ってるな…!?と笑ってしまった。そう、あの妄想パートで笑ってしまったのでそれだけで満足してしまってる。
「次々と」人が消えると噂な割には消えたのは流川翼だけだな…?おかしくない…?とは思った。
最後の小宮ルームでのお話、テーブルの上にカップが3つしかないのでおかしいな?と思ったらあの人が消えた のあの人はお前やったんかい!というオチ。
正直丸子は配達員として序盤私情挟み過ぎて…うわ…って思ってしまった。
小宮からすると普通に気持ち悪くないか…?と思ってしまった。単身者の人によってはこういうコミュニケーションが大事だってことも分かる…いやでもう〜ん…
梅沢富美男は笑った。出てくるたびに笑った。
エンディングは転生オチで、まだ救われたんじゃないでしょうか。後味はマイルドに…いや転生先の梅沢富美男が梅沢富美男なのに持っていかれました。キャラ濃い過ぎるて。
寿司屋行ったらガパオライス出された気分だった。
染谷夫妻が出るのをみたくて、内容はそこまで期待せずに観に行ったら面白くて度肝抜かれました…映画見終わって唖然としたのは久しぶりかも…
最初の導入は全然心掴まれなくて大丈夫かなぁ、と心配になりましたが最後までの話の流れがとてもすごかった。
途中というか最後の方、ユージュアル・サスペクツのトリック?ネタバラシ?まんまのシーンがありましたが観たことある人ならテンション上がりますね。
あとやっぱ田中圭と染谷将太さんは演技がとても素晴らしいですね。あんなに緩急のある演技が出来るのが本当にすごいと思いました。
途中、クスッと笑えるところもあり最後は何故か泣かされてしまったり…
ストーリーは秀逸でしたし、ぜひ早くサブスクにきて欲しい。
確かに、あの人が消えました。消えたの誰?彼だよね・・・
この展開の映画は大好きです。東野圭吾的に最初から伏線をハリハリ状態。
そして後半にそこを明らかに展開していく、しかーーーし。あれ?おかしくない?
そして真実に近づいていくのです。ストーリー的にはベタなのですがね。
染谷くんの演技が最高にサイコでいいのです。WOODJOB,寄生獣と大好きな映画
を出演してくれて、今回も最高でした。主人公の丸子以上に良かったです。
今後の彼の映画を追跡するです。菊池凛子”M”と共演だよね~(笑)
今まで見たことない映画だった‼︎
•ミステリーだと思って見に行ったらホラーで怖いと思ってたら急にコメディーになって最初から最後まで振り回された!
•終わり方も怖がらせておいての伏線回収。そこからのエンドロールに繋がっていくの結構好みだった!
ノーマーク
前情報無しで観たせいか、掘り出し物感があった。笑
ホラーかと思えばそうでもなく、サスペンスと思っていたら急にコメディに。
そして…。
くるくる変わるタッチに踊らされ、楽しませてもらいました。
丸子が犯人だと思われてたと知った時の表情が可愛かった。笑
そして猫が可愛い。
配達業界ブラックの割に住民と世間話をする丸子君はいかがなものかとも思うが。
今年の自分の中のノーマークで賞の一位かも?!
予想&期待を超えた面白さ!
予告がミステリー感満載で面白そうだったので鑑賞しました。
いやぁ、やられました!
北香那演じる小宮と染谷将太演じる島崎による公安が
テロを防止するのかと思いきや、やはり島崎が殺人犯というオチかと思いきや
高橋文哉演じる丸子が殺されていて、スクリーンに映っているのは霊という
ファンタジーオチ。見事に予想を何度も覆されました。これは脚本が素晴らしいですね。
ただ、冒頭のシーンをちゃんと覚えていると、公安オチは絶対ないと思うので
そこには違和感があったんですよね。
つまり公安オチの内容は全部嘘なので、スクリーン上で展開されていた話も事実ではないということになりますが、
もう一度観ると、その点の謎も解け、いろいろなことに気づけるのかもしれませんね。
まずもっての つっこみどころとしては、丸子はエキセントリックな人物なので
褒められた行動はしていないんですよね。結構アブナイ奴だなぁ〜と思って観ていました。
ただ、田中圭演じる荒川のキャラが軽妙な感じで面白かったし、彼がキーマンとなって事件を解決したところも
良かったと思います。美味しい役でしたね。
染谷将太の不気味な演技や北香那の緩急あるエッジを効かせた演技も面白く、
私は大満足でした。
大満足というのも、期待が低かったからだと思いますが、それ抜きにしても素直に面白かったです。
『スチュワーデス刑事』なみの2時間サスペンス系でしゃばり
2024年映画館鑑賞89作品目
9月21日(土)イオンシネマ新利府
ハッピーナイト1300円
監督は『劇場版 お前はまだグンマを知らない』の水野格
今回は脚本も
原作無しのオリジナル
ホラーかと思いきやサスペンス
サスペンスかと思いきやコメディー
コメディーかと思えばやっぱりサスペンス
サスペンスかと思えば最後はファンタジー
猫がいい味を出している
田中圭演じる荒川が書いたWEB小説のゾンビに転生するやつだが丸子は駄目出ししていたものの転生モノはむしろスライムとかヤムチャとかそういうのがウケるのではないか
バッドエンドなのかハッピーエンドなのかスパイ小説の主人公に転生したい丸子を思うとかなり微妙
レッド系の色ではあるが鮮血と間違えるほどプロテインは赤くないしむしろミロっぽい色だが「すべてうそ」なら合点がいく
公安だと運送屋にバラすのはあまりにもおかしいがこれも「すべてうそ」なら合点がいく
梅沢富美男登場はあまりにも唐突すぎるがこれも「すべてうそ」なら合点がいく
いい夫婦芸能界代表の感もある染谷翔太菊地凛子夫妻が共演ということでも話題になってるようだがこれが初共演でなく三木聡監督の『大怪獣のあとしまつ』でも既に共演している
死んでるのに気づかないってやめてよ
北斗の拳のザコキャラかよ
なんでいるのってお前だよ
寺田は実在しない人物ということになるのか
問題物件でもあるクレマチス多摩はどんどん人が消えミステリアスだが長谷部沼田巻坂に関しては丸子の配慮だった
世の中は信じられないことが起きると荒川から地縛霊の存在を上げられたがそれを信じない本人がまさか地縛霊になるとは
サスペンスから公安コメディー路線に移行したがそれまでテンポが良かったのにあまりにもグダグダな展開になってしまったがそれも敢えてやったというならかなり有能
翼千尋弘美と男でも女でもありそうな名前だが特に関係がなかった
高橋文哉が中性的なイケメンでポスター見たら一瞬神木隆之介っぽかったが高橋文哉だった
『交換ウソ日記』では櫻田ひよりと恋人役で共演し『ブルーピリオド』では女装し際どい姿も披露した世の中がもっと注目するべき若手俳優
得体の知れない島崎と対峙し勇気を持って刃物を取り上げ私人逮捕する荒川有能
ポンコツ小説家より刑事になった方が良いのでないか
警察官よりよっぽど役に立つ
脚本がとても優れている
水野格天才
『イニシエーションラブ』『ミセスノイズィ』小説版『さよならドビュッシー』以来かそれ以上
連続殺人事件と聞き流川翼以外誰だよといろいろと推理したけど「まさか」「やっぱり」ゾッとした
中村倫也演じた巻坂健太が几帳面なのにゴミの分別ができない理由は嘘なのに納得してしまったが納得の理由だからと言ってそれが真実とは限らないことは割とよくあること
だが結局ゴミの分別ができない理由がわからないままだった
意外な展開の連続だがエンドロールはわりと予想通りだった
それはハリウッドと違い日本映画業界人はサービス精神があるから
配役
八谷運輸に勤務する配達人でWEB小説作家・コミヤチヒロのファンの丸子夢久郎に高橋文哉
丸子の面倒見が良い先輩配達員で小説家志望の荒川渉に田中圭
クレマチス多摩205号室の住人でWEB小説作家「コミヤチヒロ」として執筆活動をしている小宮千尋に北香那
301号室の住人で飼い猫を溺愛している長谷部弘美に坂井真紀
引っ越し先は決まってないがクレマチス多摩を一日も早く引き払いたい303号室の住人の沼田隆に袴田吉彦
302号室の住人で危険な香りがする島崎健吾に染谷将太
201号室の住人で基本的に几帳面だがゴミの分別ができない一面がある巻坂健太に中村倫也
行方不明になった203号室の住人の流川翼に金澤美穂
警視庁の捜査官でクレマチス多摩の住人を疑う寺田雅子に菊地凛子
本人役で梅沢富美男
八谷運輸の社長の八谷に三島ゆたか
丸子の依頼で島崎を調査した交番勤務の警察官の相馬に富岡晃一郎
場面変更後、ティーカップ
が3つのみで主人公の物がなかった…。
この違和感でまさかとは思いましたが私なりの予想通りベタベタの展開となってしまいました。
評価は分かれるでしょうが楽しめる作品でした^ ^
タイトルなし(ネタバレ)
サイコサスペンスだと思って鑑賞したら、恐怖あり笑いありの面白映画だったw
出だし、一人の女性がマンションに帰宅。マンションを照らす灯りがもう怖い雰囲気になっている。女性がマンション入口のポストを調べると背後の何かに気付いたのか、恐怖を感じ自分の部屋へと急いで帰る。私はきっとこの女性が殺されてしまうんだろうかと思い、凄く恐怖した。女性は部屋の鍵を取り出すのにも、ドアを開けるのにも手こずっている。マンションの灯りが消えて、再び灯りが灯ると女性は消えていた。
怖い映画が始まった、と思った。
主人公丸子は飲食店をクビになると、宅配業者として仕事を再開した。丸子の先輩、荒川は小説を書いていて、丸子に自分の小説の感想を求めた。丸子は荒川の小説がつまらないので、小宮の小説を気分転換で読むと、その内容にハマり丸子は小宮の小説を毎日楽しむようになる。
冒頭のマンションへの宅配が丸子の担当になったので、丸子は宅配に行く。そこで丸子は偶然にも小説家小宮と出会う。
やがて小宮が小説の更新を止めてしまうため、丸子は小宮に何かあったのではないかと、調査を始める。
マンションに人がいなくなった。島崎が小宮の部屋に入っていくのを目撃した丸子は自身も後を追って部屋に入っていく。部屋の中で小宮から事の真相が明らかになっていく。
ここまでがシリアスな内容となっている(ただし丸子と荒川の会話にはユーモアがあったので、コミカルさも乗っている)。
丸子が荒川を呼び、部屋には小宮、島崎、丸子、荒川の4人。
小宮が言うには、小宮と島崎は偽名だと言うのだ。マンションにいるテロリストを特定するために2人で潜入捜査をしているとのこと。ここからコミカルな話になっていく。
しかし、小宮が書いていた小説では登場人物の頭文字を繋ぐとメッセージになるというトリックが、小宮の会話では使われていて、丸子は小宮の話が全て嘘だと気付く。
真相は島崎が連続殺人犯。小宮は命を狙われていた。小宮の話の嘘に気付いた丸子は荒川に嘘を気付かせ、荒川によって島崎は取り押さえられた。
警察がマンションにやってきた。小宮の部屋で警官が遺体を搬送するよう仲間に声を掛ける。丸子は驚いて浴槽に向かうと、死んだ丸子がいた。丸子は島崎に殺されていたのだ。
小宮は自身が投稿した小説に、一番最初にコメントをくれていた丸子の投稿を切り抜いて感謝していた。初めて丸子が配達で訪れた時に、小宮はコメントをくれている人だと気付いていた。
丸子は小宮の部屋から去っていくと、異世界に転生する。
、、、
パラサイト半地下の家族の逆パターンの印象。パラサイトは途中までコミカルで途中からシリアスな展開だったが、本作はその反対。途中からコメディ映画になっているw
でも、丸子の遺体も、マンションの女性の遺体も、怖い。
そして最後になるが、役者陣が素晴らしかった。
違和感のせいで「仕掛け」が楽しめず、過去作へのオマージュも二番煎じにしか思えない
軽めのミステリーなのかと思っていたら、導入部はサスペンスそのものだし、その後の雰囲気も何だか重たくて、やや戸惑う。
序盤は、配送業者の主人公が、あるアパートの住人たちに対する疑念を深めていくという展開になるのだが、いくら憧れの小説家のことが気がかりだとしても、聞き込みをしたり、集荷を装ったり、確たる証拠もないのに警察に通報したりと、そこまでのめり込むものかと違和感を覚えてしまう。
冒頭で、主人公が、不在の203号室の住人に電話をした時に、相手の声の主が染谷将太だと分かってしまうところも、ミステリーとしては辛い。
これは、さんざん怪しいと思わせておいて、「実は全然違いました」という話なのではないかと予想していると、案の定、中盤からは、意外な人物が、ことの真相を説明するという新たな展開に突入することになる。
ただし、ここでも、公安警察の人間が、捜査の経緯を軽々しく口にすることに違和感を覚えるし、2人の捜査官のポンコツぶりにも信憑性が感じられない。
「千と千尋〜」やら、梅沢富美男やら、伽椰子やらのネタも、映画全体のトーンにマッチしておらず、笑っていいものかどうか戸惑ってしまう。
ラストのどんでん返しも、203号室のことが引っ掛かっていたので、これで終わらないだろうと分かってしまうし、「ユージュアル・サスペクツ」の焼き直しのような謎解きにも新鮮味が感じられない。
結局、最初に主人公が疑っていた通りだったというオチにも芸がなく、どうせなら、第三の真相を用意してもらいたかったとも思う。
主人公に訪れた結末については、さすがに予想ができなかったものの、それでも「シックス・センス」の二番煎じに思えてしまって、驚きも感慨も得られなかった。
「転生」ものとして、無理矢理ハッピーエンドにしてしまうというやり方にも、すんなりとは同調できない。
全体的に、ミステリーとしても、コメディとしても、ホラーとしても中途半端で、数々の違和感のために物語の中に入り込めず、せっかくの「仕掛け」を楽しむことができなかったのは残念だった。
疑いに疑い。
「次々と人が消える」と噂されるマンションの配達担当になった運送会社勤務の丸子の話。
運送会社の先輩で作家志望の荒川の投稿してるスマホ小説、「読んでコメントくれ」と言われた事を機に、他の投稿者の小宮という女性の書く小説にハマり愛読者となるが、「人が消えると噂されるマンション」で、小宮と同姓同名の女性に配達する事になり…、その小宮のマンションのドアノブを強引に開けようとする怪しい男を目撃した丸子だったが…。
冒頭から仕事帰宅女性に聞こえてくる物音と近づいてくる何者かから始まりで何か怖いって雰囲気から、少し進むと、んっ、さっきの雰囲気はどこいったと感じで見せるけれど。
話は進み3階に住む怪しい人物(島崎)?と思い隣人、下の階の住人に探りに探りをいれ…最終的に公安!?と話が二転三転するなか、先輩荒川の“寿司ネタの例え”と公安と名乗る島崎の“パーソナルトレーナー”の言い方はツボ。あと富美男に掛かっちゃった電話の件も笑っちゃいましたね。
ストーリー展開の伏線は取って付けた感は少し感じたもののミステリーのなかにコミカルさもありで飽きずに楽しめた。丸子のやってることも結構ストーカーでしたよね。
全94件中、61~80件目を表示










