あの人が消えたのレビュー・感想・評価
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フィクション味が強いが面白い
ストーリー面白いけど、実写で映画にするより、漫画とかアニメの方が人気出そう。設定が漫画感が強い。主人公がかなりグイグイいくからリアル感が薄いのだと思う。原作は小説のようなので納得。
途中ボケがつまらん、さめるなーと思ったら、意味というか、その理由があった。解答編の最初はつまらないけどラストは一気に面白くなるから安心してほしい。
主人公の行動がちょっと変なせいなのか主人公の高橋さんの演技に少し違和感を感じるときがある。恐らく演技力の問題というより、演出をうまく実写化としての形に落とし込めてないのかなと思う。ちょっと気になっただけなので気にならない人の方が多いかも。
解決後は人によっては苦手そうな終わり方をする。あんまり期待しすぎない方が受け入れやすいと思う。
スタッフクレジットが本当によい。この映画で一番気に入ったところ。話の設定に絡めてて、うわー!考えた人ナイス!と感動した。
ちなみに数回びっくりするところある。ジャンプスケアみたいな脅かしじゃないけど、私はめっちゃびっくりしてしました。
期待度○鑑賞後の満足度△ 最後まで観たら「人の裏をかいた面白いものを作ってやろう」という魂胆が透けて見えて私的には冷めてしまった…昨今のTVドラマ慣れしている人には面白いかも…
①前半はミステリー仕立てだが何かワチャワチャしていてだんだん冷めてくる(主演の男の子が演技がヘタでリアクションが悪くドラマ的に盛り上がらない)。
②と思いきや、突然コメディか?、と此処でどんでん返しが来て伏線が次々と回収されて面白い!となるのだろうが、私は以下の点で話に引き込まれるより先に「?」となったのと、その次のどんでん返しは、前半からの一応リアリティを全面に出している描き方からするとルール違反のような気もしたので(先のどんでん返しが次のどんでん返しの伏線になっている構造自体は巧いとは思うが…)、“面白かった”と感心するほどには行かなかった。
1. 隣に先輩が座っているのに“何で此処にいるの?”と驚くリアクションは映画的には無いでしょ、スクリーンに写っていないので観客には分からなかっただけであなたは分かっていた筈でしょ、眠りから覚めたとかいう設定ではないのだから、先ず此処で「?」
後から思うと次のどんでん返しの伏線なんだけれども…
2. “実は私達は公安なんです”って、極秘任務についている公安が一般人に打ち明けるわけないでしょ、と此処で次の「?」
一気に、真面目にこの映画と向き合おう、という気が飛んでしまった…
逆に、そういうつもりで作っているのなら、染谷将太の、イギリス帰りにしてはヘタクソな英語やパーソナル・トレーナーに擬装するにしては貧弱な身体もありかな、と思って心の中で突っ込むのを止めた(そういう意味では術中に填まっていた、と言えるかもしれない…)。
3. さて、そして最後のどんでん返しだが、最初からでなく最後でこの展開にするのは新しいとも思うけれども、ややチグハグ感は否めない。演出がもう少し湿っていたらまだ自然になったかも…
それにこういう落ちにすると、2. のホラ話を彼女一人であの短時間で作ったとは思えず、染谷将太パートは彼の言動を知らなければ話を拵えられなかったわけで、二人は現場を押さえられた時の為に二人で準備していたの?とか変な方に考えが行ってしまう…
4. で、最後になんかホロッとさせる落ちがついたかと思うと、主人公は転生してマンガのヒーローとなり今までの映画内の登場人物がマンガの中の登場人物として紹介される。
この辺りのドライブ感はよく、本作で一番良かったくらい(このマンガを読みたくなったくらい)。
考えてみれば冒頭からは想像出来ない姿にまで正に転生したような作品で、そのアバンギャルドさは悪くないが、TV的な脚本・演出ではなくもっと上手く映像化すれば面白い怪作になったかもしれない。
二転三転するけど…⭐︎
大好評だった「ブラッシュアップライフ」の水野格監督による作品。
「ブラッシュアップライフ」を途中で挫折してしまっているだけに、どうかなぁ…と
思っての鑑賞。
うーん…、面白いけどあまりに何度も転換が多くて、ハマる人にはブラッシュと同様
すごく面白いのだろうけど自分には少しシツコイように感じてしまった。
設定は高橋文也演じる運送会社のドライバーの誤解から始まり、途中は「カメ止め」の
ように種明かしがあり、これで終わらないだろうと思っていたら、最後にもう一捻り。
これを面白いと感じるかシツコイと感じるかで好み分かれる作品と思う。
役者さんは揃っていて、他の方と同じく田中圭はこう言う役はなかなか良いし、
中村倫也、染谷将太はピッタリと言う感じ。
高橋文也は立て続けに出演して売れっ子。
この監督は自分にはやはりあまり向かないんだなぁ…。
「あの人が消えた」というタイトルも⁇
面白い⁈かなぁ?
呼び込みで入ったら・・
予告編を観る限り、まさかこんなに笑いがあるとは。予告編の作品観を振り払い新たな作品観で観てましたが、最後は予告編の作品でした。まさか「シックスセンス」とは。
しかし、梅沢富美男、おいしかったですね。
緊張感は薄いけど
人畜無害俳優、高橋文哉くんキャスティングの勝利
長々と伏線回収かと思いきや、消えたのは…
■あらすじ
配達員の丸子は、「次々と人が消える」といういわくつきのマンションを
担当することに。毎日出入りするうちに、住人の秘密を知ってしまう。
同僚の荒川に相談しながら、住人の正体を探ろうとするが、
徐々に事件に巻き込まれていく。
■感想
何を書いてもネタバレになりそうなのですが笑
配達員が、そんなに他人のプライベートに首突っ込んで、
と思いながら見ていたけど、どんどん事件?に巻き込まれていく。
いろいろと頭の中で推理をして、解き明かそうとしていたけど、
映画後半からは、次々に回収される伏線。
なんだ、そうなんだ、え?そうなんだ、
と心の中で思いながら、見ていたが、何かが引っ掛かり。。。
ここで終わっていたら、2.5点だったのだが、
伏線回収終了したと思いきや、状況が一変、一転する。
え??結局、元の状況に戻った?
おいおい、ということはあの伏線はなんだったんだ?
ちょっと頭の中が混乱した笑
主人公の配達員、丸子役は高橋文哉さん、からかい上手の高木さん以来かな、
舌足らずな話し方は、相変わらず、かわいらしい笑
丸子の同僚である荒川役は田中圭さん、映画で観るのは久しぶり。
ちょこちょこギャグをはさんで、コミカルなところは面白かった。
問題のマンションの住人は、坂井真紀さん、袴田吉彦さん、中村倫也さん、
そして染谷将太さん、と豪華キャスト。
おまけに、まさかの電話の向こうは梅沢さん笑 それだけの出番?笑
最後のエピソードは余計だったかな。
転生してハッピーだったのだろうか笑
勘違いされるのもまたヨシという─
正直、冒頭からしばらくは、いい加減ですべてが安っぽい演出な雰囲気に、本当に退席しようかと考えました。しかも、途中ホント眠かったし─。まぁそれでも比較的早い段階でネタばらしというか、そのタネまきというか、新たな展開でそこでハッと目が覚めた感じでしたが、そこからは結構面白かったです。それでも色々と演出に違和感は感じますが─面白くしようとするのは分かるんですが、にしてもう少しリアリティ感じるようにしてもらえたらと思ったり・・・。
結局はパロった感じ?と思ったりしましたが、新鮮な印象も受けましたし、率直に面白かったし、予想外に楽しめた気がします。
あれこれ工夫を凝らして楽しませようとしている意図は分かるんですが、もう少しうまいことできなかったのかなぁと感じます。難しいとは思うんですけど・・・。でも、今の感じだと悪く捉えられてしまう危険性があるかと─自分もそうで、見る気がしなかったけど、たまたま時間とタイミングが合って見ただけで、そうじゃなかったら決して見るまいと思っていましたから─いざ見ると印象がまったく違う作品だったので、楽しめたと同時にプロモーションとか伏せ方にはちょっと問題ありかなと勝手に思ったりしました。
過不足なく
日テレ属性に溢れてましたね~ラストマイルいただき、サスペンス、ホラー要素、脱力チャプターにはうんざりでしたが、急転直下。コナン、最後は007、シックスセンス、ラノベも。突っ込み過ぎでもう笑いに力なし。
ラストも英語曲、つくづく4チャン。
どんでん返し
こりゃ、騙されるわ
ん? どういう事? おかしくね? と見ていて思う事しきり。 しかしいや案の定それは物語が進むにつれて解消していく。 最初はプチストーカーの主人公に違和感を覚えていた。
【以下、思いっきりネタバレ注意】
「カメ止め」のごとく前半の謎解きが始まったが、公安がベラベラ、一般人に捜査内容話さないでしょ。と思っていたら案の定、背負い投げ級のどんでん返し。
そして、物語がそれで終了かと思ったら今度はともえ投げ級のおおわざ、炸裂!
しかし、なんとも切ないエンディングで少し減点だわ。。
後味は、少し悪いがこういう反則級の作品は好物である。
お芝居
同日に宅急便事故の映画をみてからハシゴしてこちらを。そちらも面白かったですが、お芝居がエキセントリックでオーバーな感じがして少し疲れました。
こちらは、内容とかヘビーなところもあるけれど塩梅が良く、あーこんな人本当にいそうだね。と自然にその中に入り込めました。
高橋さんの若さゆえ強引な行動に走ってしまうけれど真摯な感じ、田中さんの演技力がなければ寒く成りがちな台詞の醸し出し方はさすが。
他の方々のお芝居は安定オブ安定。
色々な仕掛けがあると聞いていたけれど、特に小説の目次を見たときはちょっと鳥肌がたちました。
序盤が少し淡々としすぎてたのがちょっとマイナスかな。
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