熱烈のレビュー・感想・評価
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次回ロスでは除外の新競技
五輪種目になった競技をネタに映画で一発当てたるわ(想像)な中国映画。テンポの速い展開やこまめに挟まれるギャグはいいのだけど、話はぶっちゃけ漫画、ジャンプ的なベタさで、高評価はワン・イーボーファンの推し活?と思っていたが…。
とにかくラストのダンスバトルの熱量に圧倒! ダンサーの動きをキレよく見せる目まぐるしいカット割、ワイヤーアクション交えつつの異常な体技と高度な身体能力、役者の泣きが演技に見えないほど仲間や会場が一体となった興奮と感動、まさか最後の大ワザそれかよ!(唖然)な大爆笑。ギャラクティカマグナムの見開き連続のような、なんだかよくわからんけど熱烈なクライマックスにノックアウトされた。
スノーボードやスケート同様、ブレイクダンスってそもそも五輪的なガチな競技性とは相容れない若者のストリートカルチャーで、老若男女親兄弟が一緒に盛り上がる構図は正直ダサいし、チーマー同士の小競り合いにも見えなくはないのだが、そんなことはお構いなしに、従順で素直な家族思いの好青年を主人公に努力・友情・勝利で押し切った感じ。
ケビンとか名乗っちゃうのはアジア人ならではの欧米コンプレックスという気がしなくもないが、とりあえず続けて公開される英国製ブレイキン映画も観ねばなるまい。
ブレイキンの素晴らしさ
王道のストーリーと映像なのに新しい組み合わせで満足感が凄い
レビューで現代のカンフー映画だと見かけてこれはと思い見に行ったら、想像以上に良かった...ありがとうレビュー!!!
・ストーリーも映像もどれも良かったが、個人的にはカメラワークが一番凄いと思った。楽しかった
・映像の切り取り方がとても美しい。中国の当たり映画で時々感じるがほんとに上手いやつはマジで画面の切り取り方が上手い。細部まで拘っていて素晴らかった...
(こういうの見ると他の映画で物足りなさを感じるからある意味困るw)
・ストーリーは王道!これが良い!!!
古臭さも感じるくらい王道なのに、特に思いやりの種類だとか今の若者に通じる今っぽさを感じた
・古くさいような、でも現実離れの仕方が現代っ子のような主人公
主人公の方が達観していて師匠の方がその辺に居る圧のないおっさん
これも王道といえばよくあるパターンだがやっぱどこか今どきっぽい
・音楽は印象は及第点な感じもするがストーリーに合った歌詞と演出には作中何度も感動したし、母親のところは泣かされてしまったTT
教科書通りといえばそうなのだが、効果的な使い方をしていして上手いと思った
・ストーリーや歌詞が説教臭く教訓めいてるのが中国らしさを感じて良い!これぞ海外映画の醍醐味
・カメラワーク...
ダンスの粗をカバーするのは当然として、それだけでなく様々な画面の動かし方で...どれだけいろんな手法使うのよ?!と思うくらい魅せてくれた。しかも使い方が素晴らしい...!!!
タイミングとテンポの良いカメラワークに惚れました♡
・タイトルとエンドロールのフォントが良いw
なんにせよフォントに限らず映画のあちらこちらに細部へのこだわりを感じた
映像もストーリーもどれも奇をてらったウザさがなく、押し付けがましもなく、だがつまらなくもない絶妙さ
これがなんと心地よいことか...!
王道すら踏襲できないつまらない作品が多い中よくここまで頑張った(我慢した)なぁと...
制作側の自己満足ではなく見る側を想って作ってくれた映画だと感じました。
素敵な映画を作ってくれてありがとう、と伝えたいです。
事前情報ほぼなしで見に行ったが記憶に残る良作でした。
気になったのが、このところ良い意味でアニメとかニチアサっぽさを感じる海外映画のエンカウント率が高い気がするのは気の所為でしょうかね?
カンフー映画(ちがう)見てるのにウルトラマンは出てくるとか、師匠は東京の下町でその辺に居そうな感じだとか、実家にいるような不思議な安心感があった(笑)
もともと現代の漫画はカンフー映画の影響を多分に受けているのでもしお互い影響し合っていたりしたら嬉しいなぁと思う
もう一度どこかで映画館で見たいと思った
満足しすぎてウキウキで帰ったらパンフレット買うの忘れたからまた行くことになりそう
映画らしい映画~ 集中して見れた。
なんか中華系の映画観たいなという気分だったのでなんとなくこれを選んで。
俳優も知らなかったが、スポーツ系漫画好き(スラダンとかその手の)でアイドル好きの若い友人を誘ったら、ありきたりのストーリーっぽいけれどワン・イーボーイケメンだから付き合ってもいいよと。
ところが、映画あと、連れの感想は、覚えてる限り自分が映画館で観た映画の中でダントツレベルに良かったとw
お互い、ここよかったねの話をすると、大体被ってた。
やってる映画館も多くないようでしかもスクリーン小さいところもあったので、スクリーン大きいところを選んだのだが、これは映画館で見て楽しいので、映画館に行ってよかった。
映画らしい映画を見たなーという感じ。
話の展開は早いのに、凄い濃く詰まっていて、登場人物も多いので、集中して見たら、すごい力入ってた。長めなのに、中だるむこともなく。
入れたかった要素を詰め込んでると思うが、長すぎる、ここ要らない!って思うような蛇足はギリギリカットしているので、あの場面も良かったねってなる。
そんなセリフ言うか?とか、わざとらし!みたいなのが多いこの頃だが、ちゃんと見てる人に上手に想像させて、説明しなくても見てる人がスムーズに分かるように作られているし、
脇役もみんな必要な役であり、出てくる建物や店など背景も、魅力的だった。
普段知らない中国の街の風景も新鮮。
映画内のチームメンバーも本当にダンサーだったり、ダンスしてきた人だったり、手抜きなしだからこそ熱気あふれてるわけだと納得。
それにしてもダンスシーンって、迫力やかっこよさを撮るの難しそう・・・
大勢で踊ってると、近すぎると何が何だか分かりにくくなるし。下手にデジタル技術加えても嘘くさくなるだろうし。いい感じに撮るの難しいんだろうなあと思った。
主人公がダントツイケメンでカッコいいので、主人公ありきのアイドル映画になりがちに思えたが、全然そんなことなくて、メインの二人をとりまく仲間や家族、みんながあっての話なので、ワン・イーボーファンでなくてももちろん楽しめるし、連れは、もっとワン・イーボーのファンになったと言っていた。
自分はハイキューとかスラダンには詳しくないが、(大昔の人間なので)タッチとかあの手の漫画の要素をみっちり詰めて、しかしみちみち感で苦しくなることもなければ、あんなんじゃ収まりきらないよね、盛り込みすぎだし中途半端!っていう不満もない、いい具合に映画にしてるのは凄いと思う。
主人公のお母さんが滅茶美人・・・たぶん、こうするなって思ってた通りのことあって、そこはみんなを泣かせたんじゃないかな・・・
コーチ役の旧友や元妻も、語り過ぎることなく、観客の感情を動かす。
映画の後、あの人誰って気になったり、ああいうひといるよねーとか、観た後も楽しい。
それにしても、富裕層と庶民の生活の差、日本と変わんないっていうか・・・主人公がなんか切実すぎてなんでこんなかわいそうなのw 配役も違和感なかったわ。
映画作ってる人たちみんなの息が合ってこその映画。観客とも息が合う映画。
映画館で観るのおススメ。ダンスシーンも大画面で観に行く価値あるほど盛り込まれてるし。
映画の中でも、怪我したりしていたけれど、実際彼らはもっと怪我したり努力してるんだろうなあとも思った。
分かりやすい映画だったので感想多め・・・
これ、映画じゃなくていいだろ、ドラマで十分じゃん、とか、こんないい俳優使っておきながら何このへぼストーリー!とか、怒りが湧く映画も多い中、久しぶりにストレスなく観れた。その割には映画館ガラガラ過ぎで気の毒・・・(自分はお得な日に行ったからまだ多かった感じだったけれど)
度肝を抜くとはこれか・・!
すんごい迫力のダンス!ワンイーボーの純粋なまなざし!
チームを重んじた構成とコーチへのリスペクト!
家族への愛!
ワンイーボーすごすぎる!かなり練習したんだろうなぁ。努力家だ。
すっごいわかりやすくストレートに心を打ってくる!
外国人ダンサーも入り混じるし、観客と一体になって盛り上がるシーンも大好き!
「無名」「ボーン・トゥ・フライ」と彼を見てきましたが
人気と期待に応える俳優ですね!
トニーレオンのような色気はまだこれからかもしれない
今はまだこの純朴な雰囲気を楽しんでいたいような気もする。
彼にはずっと期待して応援したいと思わせる魅力がある。
中国のこんな役者をリアルタイムで観れる。いい時代だ。
もちろんライバルもチームメイトもレベル高いです!
友人や家族にもすすめられる良作です!
ダンスシーンの説得力と、スピードに負けないカメラワーク、そして臨場感が凄まじい
2024.9.12 字幕 MOVIX京都
2023年の中国映画(124分、G)
憧れのダンスチームに入ろうと奮闘する若者を描いたダンスバトル映画
監督はダー・ポン
脚本はスー・ビョウ&ダー・ポン
原題は『热烈(熱烈)』、英題は『One and Only』
物語の舞台は、中国の浙江省
ダンサー志望のチェン・シェオ(ワン・イーボー)は、実家の料理店を手伝いながら洗車店でアルバイトをしていた
父が亡くなってから、母テレサ(リウ・ミンタオ)は歌手の道を諦めて店を継いでいて、チェン・シェオの叔父(ユエ・ユンバン)の作る蝋人形が店の独自性を保っていた
チェン・シェオは父の弟分のシェ兄貴(シャオ・シェンヤン)の一座のパフォーマーとしてイベントに出ていて、そこでダンスを披露していた
チェン・シェオは2年前に「感嘆符!」というダンスチームのオーディションを受けたが高い壁に阻まれていた
チームのコーチであるディン・レイ(ホアン・ボー)は憧れのダンサーで、彼のチームで切磋琢磨したいと考えていた
「感嘆符!」は地元の有力チームで、エースのケビン(キャスパー)は資産家の息子で、チームの資金援助などもしていた
彼はロクに練習に来ないためにフォーメーションの練習がまともにできない
そこでディン・レイは、ケビンの代役探しを始める
そして、チェン・シェオがそれに選ばれるのである
映画は、代役としてチームに入ったチェン・シェオがそこで実力を蓄えていく様子が描かれていく
ケビンは使えないメンバーの入れ替えを考えていたが、ディン・レイはそれを受諾しない
その諍いからケビンは「感嘆符!」を抜けて、全国大会に出場資格のあるチームを買収しようと考える
それからケビンの抜けた「感嘆符!」にて、チェン・シェオは頭角を表すものの、突如ディン・レイに「ある話」が持ち上がる
それは、今後行われる世界大会の監督就任への打診であり、その条件はケビンを「感嘆符!」に戻して、チェン・シェオを解雇することだった
物語は、大人の事情で右往左往するチェン・シャオが描かれ、なかなかうまく行かない現実が描かれていく
だが、ケビンの横暴を許せないメンバーは「ケビンを排除すること」で一致し、ディン・レイもその想いに応えることになった
そして、地区大会の決勝にて、ケビン率いる「スーパーK」と戦うことになる、という胸熱の展開を迎えるのである
五輪競技に「ブレイキン」が採用され、それで急遽「ブレイクダンス関連の映画が配給される」という流れになっていたが、担当者もあのような結末になるとは思わなかっただろう
悪目立ちをしてしまったダンサーの話題に埋め尽くされ、今後の開催での競技採用の話も見送られている
その決定が今後どのように変化するかはわからないが、個人的な感覚だと「審査員がジャッジする競技」としては、五輪向きではないように思う
いずれにせよ、ダンスシーンは迫力満点で、ダンスステージに一緒にいるような感覚になるほどに演者との距離感が近いカメラアングルも多用される
フォーメーションでは俯瞰して、個人技ではズームになるのだが、このスピードの競技でカメラワークが追いついているのがすごいと思う
ダンス好きなら必見の作品で、青春映画としても最高なので、気になっている人は迷わずに劇場に向かって欲しい
音楽を…!
ストーリーがしっかりしているから面白い
憧れの先に。
憧れのダンスチーム「感嘆符」、そのチームのカリスマダンサーのケビンの動画を観ては夜な夜な練習に励むチェン・シュオだったが…、後に憧れでもあったケビンとライバルチームとしてバトルすることになる話。
カリスマダンサーとなって天狗になってるケビンにお灸を据えようと、同チームのレイコーチがかつてチームオーディションで出会っていたチェン・シュオにケビンの代わりにと声を掛けチームへ迎え入れるが…。
“ダンサーで食べてく”ってワードを絡めながらも、自分がこの先食べていく為、チーム存続、チーム仲間の為と、レイコーチも決断を迫られるけれど…、1度は間違った判断をしちゃったものの、自分に失いかけてた「頭で踊る(食ってく為の計算)ではなく心で踊る」だったり、負傷チームメイトの代わりに踊ってしまうレイコーチには観てるこっちの胸も熱くなっちゃうで!やっぱダンスっていいねと改めて思った。
実はそのレイコーチのファンでもあったシュオが、あの時出来なかったレイの代わりに隠し技を決めたラストも熱かったね!とりあえずダンスが好き、憧れチームの為に貢献したいと純粋に頑張るシュオの姿が良かった。
「底をついたら後は上がるだけ」
メッチャ熱いブレイキンに感動の涙が止まらない中国映画。 本年度ベスト‼️
まさかブレイクダンスを観て感動の涙が出るとは思わなかった❗(笑)
迫力あるダンスシーンが多めなので大きなスクリーンでの鑑賞を推奨❗
食堂を営む家庭に生まれたチェン・シュオ。
ある事情でお金が必要な為、洗車やイベント会場でアルバイトをしながら食堂でもお手伝いに励む毎日。
食堂の蝋人形がかなりリアル❗️(笑)
大好きなブレイキンをする中、プロチーム「感嘆符❗」から、本番では踊らない事を条件でチェン・シュオをメンバーに加える展開❗️
ブレイキンのシーンが多めの中、色々な人間ドラマも満載❗️
感嘆符!のコーチの人間ドラマが良かった❗
チェン・シュオの蝋人形職人の叔父さんが面白いキャラ❗️
新人記者の可愛い女の子も良かったけどラブストーリーが盛り上がらず残念。
本作のメイン。
ブレイキンの全国大会のバトルシーンが熱い❗
本当に踊っているのか特撮なのか解らないけど迫力あるダンスに見とれてしまう(笑)
手拍子や足拍子をしたくなるけど我慢するしかなかった❗️(笑)
決勝戦の5回戦目❗
ある必殺技が出ると予想したけど、その必殺技に意表を突かれて大爆笑‼️
でもメッチャカッコ良かった❗
中国の坑州の町並みが思った以上に近代的だったのはびっくり‼️
ホームドアのある地下鉄がメッチヤ綺麗。
地下鉄の車内でブレイキンの練習はしない方が良いと思いました❗️( ´∀`)
熱い!元気貰えた!
たくさんの人に観てほしいと思った映画
一見の価値あり!
おすすめ🔥
パリオリンピックで人気になったスポーツ
今年324本目(合計1,416本目/今月(2024年9月度)10本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
パリオリンピックで正式種目になったブレイキンを描く作品です。
中国映画なのでわかりにくい点も文化を類推しやすい部分はありますね。
ストーリーもわかりやすく、中国映画あるあるの「どうでもいい当局美化的な表現」がまるでなかったので(まぁ、例の「上映許可証」は出てきますが)良かったところです。同スポーツのスポーツ的部分を描く部分は少なく(後半には登場する)、同スポーツを通じて仲間たちがどう成長するか、という点に焦点があたっていた点は良かったです。
一方で映画の趣旨的に後半がどうしても対戦シーン(?)になるのは避けられず、光の点滅も相まって、かつどうしても単純なスポーツという点は否めず後半がただ単に「観ているだけになる」(かつ、光の点滅等も相まって見にくい部分もある)点はどうかな…といったところです(光の点滅に弱い方は後ろ側が良いかなと思います)。
とはいえ、パリオリンピックで取り上げられたこのスポーツを題材とする作品は本作品以外にもまだ予定があり、今後プチ流行するのかな、といったところです。
採点に関しては以下まで気にしたもののフルスコアにしています。
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(減点0.2/あまり関係のないシーンが出てきて見る人を混乱させる)
麻雀(中国麻雀)をはじめポーカー(ツーペアなどと言っている)をするシーンなど、あまり関係のないシーンがちらほら出てきますが基本的にノイズ情報かなと思います(一応、中国麻雀ネタは拾ってもらえていますが…)。
また、序盤に関して鉄道(地下鉄?)が結構描かれ、ちょっとした胸キュンシーン(といっても、女性とすれ違うとかという程度)がある割に鉄道シーンも後半出てこなくなるのでどうでもよく(舞台がどこかは本質論ではなく、地名すら動かない)あまり関係がないかなといったところです。
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(減点なし/参考/「日語」ほか外国語シーン)
映画内で「アラビア語を学習しているんだ」というシーンほか「外国語ネタ」はこの映画において重要な役割がありますが、ちらっとだけ「日語」のテキストも出ます。日本において中国語が比較的敷居の低い言語として知られるように逆も同じで学習難易度の低い言語としてはお互いに同じです(日本語、韓国語、中国語においてはほぼ同じ)。
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