エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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映画作品としては失敗作
登場人物の誰にも感情移入できません。
理由は登場人物の心の動機面がまったく雲をつくような描写が続くからです。
仲間意識があるとしても、その仲間意識がどのように形成されたのかの背景が掴めません。
アンドロイドが活躍するにしても主人公が弟と強く絆を意識しているにしてもその絆の強さがなにに基づいてなのかまったく詳述されていません。
リアリティのない主人公と登場人物がいくらドタバタ大騒動を繰り返してもドラマツルギーが生じないわけです。
新しいリプリーが誕生
エイリアンシリーズはなんとか続編を作ろうと
色々とやった結果 リプリーが何度も生き返らせ
どうにもならなくなるとゼロを作り…
迷走気味な作品でしたが
一番面白いと思っていた2の正当な続編として
エイリアンシリーズが新しいリプリーと共に
生き返った気がします
見応えもあり、何となく分かるストーリー展開では
ありますが飽きる事はなくハラハラしながら
見る事が出来ました
やはりリドリー・スコット制作だからか
ドントプリーズシリーズのフェデ・アルバレス
だからなのか何となくいい感じなんですよ
ずっと緊張感ではなく、砕けた感じるではなく
息抜きする間は作られてるというか
良いエイリアンシリーズが始まった気がします
レインとアンディーの活躍が楽しみで
次回作が待ち切れません!
画面が暗いのが残念だが、ホラー寄りで1作目を思い出させる
走れよゼノモーフ
これが3なら
閉じ込められたハズがチップを渡せる隙間が開いてたなんて!なんでもアリか(笑)
なかなか正体を現さずに恐怖を煽り続け腹を裂いてチェストバスターが飛び出てくるシーンがあまりにも強烈で印象に残った(VFXがまだ未熟だった当時はこの表現が精一杯だったのだと思う)1979年公開の初代「エイリアン」から45年が経ち物語上の時系列では2122年にシガニー・ウィーバーが怪物をなんとか船外に追い出し生き残ってから20年後の2142年(そういう意味では本当の続編)のお話で、期せずして「巨匠」になってしまったリドリースコットが本来やりたかったであろうなんでもありの超B級SFホラーアクションサスペンスで、この映画に観客(私)が期待していたものが全て網羅されていて満足お腹いっぱい。一緒に観たつれは期待していたものと違ったらしく「ストーリーに説得力が無い」と酷評していたが、そんなのは重々分かり切っていたことで6人の若者たちが向う廃船の奥にやつらがうじゃうじゃいて一人づつ襲われていく毎に口をあんぐりさせられる「お約束お化け屋敷アトラクションムービー」なのだ。監督はサム・ライミに見いだされたショッキングスリラーが得意なフェデ・アルバレスなのだが歴代の「エイリアンシリーズ」への敬愛とオマージュが満ち溢れていて好感が持てる。しかしドン!という音でびっくりさせるのだけは反則だと思うのでやめてもらいたい。
期待外れ、まるでお化け屋敷風 SFホラーエンタメ。
人気シリーズ最新作 (近隣IMAX劇場)
私的にはかなり期待外れ。
2012年作「プロメテウス」の平均★は今作より低いが、かなり大人向け本格作品。 対して今作はやや若年層向けか・・。
(ちなみにロルムス=宇宙ステーションの名前)
まず出演者が全員若者・・。 この時点で作品のシリアス度がかなり下がる。 特に稚拙言動の若者が一人いて、宇宙飛行を冷静に出来るはずもなく、ああ・・個性を出す為の違和感拭えぬキャラ設定・・を感じた。
それにアンドロイド役の黒人俳優が、真逆のミスキャストに思えた。 彼の優しい目は、主人公少女を援助する、"人間" の同乗者の方が向いていたのでは?
感情が顔に出やすい弱いロボットには違和感が募り、後半ソフトの書き換えで豹変する様は、まるで演技にしか見えなかった。
前半の物語も、1979年初作「エイリアン」の焼き増しの様で新鮮味に欠ける。 ただ、造形物や映像はそこそこリアルなので、どうにか耐えれた。
ただ後半過ぎぐらいに "重力" を利用しての、対エイリアン攻撃シーンは、スクリーンに見入った♪ あのアイディアは斬新で、過去作にないアクション!
その後にも、「エッ!」という物まで登場するが、私にはB級ホラー感満載で、とても過去のエイリアンシリーズに匹敵する緊張感は得られなかった。
今作一番の欠点は、エイリアンの成長スピードが、デタラメという点。 初作はちゃんと時間も計算されているが、今作は1時間ほどで、そんなになっちゃうの? と物語進行ありきの、ご都合脚本に呆れる♪
まあ、お化けの代わりにエイリアンが出る、お化け屋敷的エンタメサスペンスで十分・・という方には合格かもしれないが、「エイリアン物」という新たなジャンルを創造した、本流作としては全く物足りず・・。
(重力攻撃シーンがなければ、私的★はさらに低くなったろう・・)
PS
私の「エイリアン」シリーズ No1作は、
圧倒的に 1986年作「エイリアン2」!
ラストの パワーローダー(人型荷物運搬機)に乗った、リプリー(シガニー・ウイーバー)が、マザーエイリアンと人力で格闘するシーンは、全てのアクション映画中、
BEST5 に入る名シーン!と私的絶賛♪
ロケットランチャー等を装備しない限り、対等に対峙出来ないだろうと思える超モンスターに、人力で格闘する事に驚愕し(勿論ローダーのパワーは利用しているが)、しかもCGどころかパソコンも普及してない時代で、どうやって撮ったのだろうと考え、「今、スゴイ映像を見てるっ!」とゾクゾクしながら映画館で興奮していたのを、ハッキリ覚えている♪
う~ん
期待以上でも以下でもない
SFホラーの傑作#エイリアン
子供の頃から何度見たことか。
この歳で、また新作を見られるなんて!しかも#リドリースコット が製作をしてくれるなんて!感動で身震いした。
エイリアンシリーズで初めて、生きた植民地が描かれる。いつもエイリアンが食い荒らした後なので😂食い荒らす前はこんな感じだったのかと。
映像そこここに過去エイリアンシリーズとプロメテウスへのオマージュがある。とくに今作はエイリアン2の作品やリプリーに、ヒロイン・レインが重なる。
そして、サブテーマでもある人とアンドロイドとの関係。
1では裏切られ、2では人間を守り、、、今作は、そのすべての総括となる。
会社に忠実なルーク、レインに忠実なアンディ。1・2作ではアンドロイドは壊され見捨てられてきたが、
今作では、初めて人により救済される。(プロメテウスを除く)
ロボットは確かに機械であるけれど、人と同じ外観をもち、人のように感情をプログラミングされているのに、
果たして、モノだと割り切れるだろうか。私はそうは思えない。
総合評価としては、求めていたエイリアンではあったものの、期待を上回ることはなかった。
* * *
私たちはプロメテウスにより、火(戦火・エイリアンの暗喩)を持たされた。
そして、その火で、
いままさに世界を焼き尽くそうとしている。
なにがなんだか
中盤まではワクワクドキドキ、後半は失速
前半、中盤まではワクワクドキドキ感で良い感じだったが、あの異種ハイブリッドエイリアンが出てきてからガッカリ感が出てきてしまった。あの手の生物造形って本当にバランスが非常に難しく、私には生理的に受け付けなかった。「ザ・フライ」や「スプライス」等のハイブリッド型モンスターが出てくるホラーはいくつかあるが、少しでも人間寄りになるとどうしても受け付けないものがある。
1979年の1作目のオマージュシーンも多いため、改めて1作目の偉大さを再認識した次第です。
プロメテウスの火
シナリオ通りって感じ
良いところ
無重力や宇宙空間の映像がリアルさを感じられて、すごく臨場感ある。現実かどうかではなく、リアリティがあった。
典型的な悪の企業。
?なところ
シナリオの都合がいい展開ばかりで事象にリアルさがない。
画面いっぱいの顔、表情のカットが多く、単調なところがある。
エイリアンのシリーズなんて完全に記憶の彼方ですが、単品の作品としての情報はちゃんと提示されている。なので旧作とか見てない人でも楽しめると思う。私の場合はアーケードゲームの名作エイリアンVSプレデターの記憶だったりするので、尻尾で吊り上げるシーンとかパルスライフルに無駄に反応してたりする。
映像はかなり面白いし、無重力のシーンはしっかりと無重力を感じさせるのだけど、シナリオははっきり言って都合がいいとしか。よりにもよって人間側がことごとく全ての選択肢で正解を外すといういかにもな感情論で途中からいい加減理性的に行動する人物はいないのか?と思った。あれ、仮にだけど最も合理的な判断してたら犠牲者一人で残り全員が脱出成功してた訳で、都合よく間違ったせいで結局ほぼほぼ全滅してるという。しかも悪の企業を強調して最後にその野望を阻止した、みたいにしてるけどそれも結局はヒロインのエゴだしなあ。どっちが良かったとかわからんなら、人類の大損失かもしれんよ?
あと、その物質がそんだけ重要なら速攻で企業が回収してるだろ。なんで残ってんだよ。
原点回帰のエイリアン
1979年公開のリドリー・スコット監督の『エイリアン』では、逃げ場のない宇宙船で、なかなか全容が掴めないエイリアンとの血生臭い攻防に、衝撃が走った。その後、数多くの『エイリアン』シリーズが製作され、『プレデター』とのコラボもあり、ややモンスター映画化していた。しかし本作では、改めて第1作からの流れを汲む展開から、リドリー・スコットのプロデュースの元、原点回帰のサバイバル・スリラーとしての『エイリアン』に仕上がっていた。
植民地化されたジャクソン星で、奴隷の様な生活を送っていた若者5人とアンドロイド1体は、宇宙空間を漂う宇宙船ロムルス号を発見した。そこには冷凍冬眠装置があり、自由を求めて、その装置を頼りにユヴァーガ星への脱出を試みる為にロムロス号に向かう。しかし、そこで待ち受けていたのが、あの忌まわしき姿をした殺人兵器のエイリアンだった。
例によって、一人また一人とエイリアンの餌食になったて行く若者達。そして、エイリアンの酸の血液にも苦しめられ、行き場のない宇宙船の中でジワジワと追い詰められていく。その中で、体内に植え付けられるエイリアンの孵化、ユタニ社によってアンドロイドに下されていた冷徹なミッション、妊婦の女性に宿る新種のエイリアン、等が絡み合う中で、エイリアンとの、生死を賭けたサバイバルが繰り広げられる。
本作では、若者達vsエイリアンの展開だけでなく、本来、味方であったアンドロイドに課せられた指令が、若者達を窮地に陥れ、三者が縺れ離れつしながら展開していく面白さもある。また、ロムルス号に在中していたアンドロイドが、あのアッシュだったのは、大きなサプライズ。アッシュ役のイアン・ホルムは既に亡くなっており、CGで復活させた姿は、何とも懐かしく、感慨深かった。
本作の主役・レイン役には、まだ10代かと思わせる童顔なケイリー・スピニー。そのあどけない顔つきで、エイリアンに立ち向かう勇ましさのギャップに、美少女戦士のアニメ・キャラを連想させる。その他の出演者は、あまり馴染みも無いが、シガニ―・ウイヴァ―の様に、本作をきっかけにハリウッドに大きく羽ばたいていく、若者も居るのかもしれない。
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