「エイリアンシリーズ、原点回帰!」エイリアン ロムルス ふぃさんの映画レビュー(感想・評価)
エイリアンシリーズ、原点回帰!
エイリアンシリーズは1と2だけ見たことあります。
あんまり深入りしてません。
公開前に、リドリースコット監督とジェームズキャメロン監督が本作を絶賛しているという記事を目にして、興味を持ちました。
以下、感想です。
時系列としては1と2の間。
冒頭で1のエイリアンが回収されたり、例のアンドロイドが出てきたり(厳密には違いますが)、とにかく嬉しい場面が多かったです。
序盤から弟君に対する差別?発言が目立つなぁという印象でした。
未知のエイリアンと決死の戦いを繰り広げるだけなら、1や2の焼き増しなだけですが、そこにアンドロイドの弟君のおはなしが出てくることで、話の構成としてはかなり差別化できてたのではないかなと思います。
赤い部屋で弟君が白目剥いて硬直するシーンはこっちも顔が引きつってしまいました。
と、思ったら監督さんはホラー撮ってるんですね、道理で。
1のフェイスハガーはキモいだけで、
2では部屋のどこに逃げたか分からないゴキブリっぽさがありましたが、
本作では大量発生笑笑
音を立てずに体温を変えずに…のところは、少しフェイスハガーの強さ控えめに感じました。まぁ仕方ないか。
ロムルスの意味とか、坊主女性の腹から出てくるシーンとか、妊婦さんの逃げるシーン諸々、前半部分は世界観も相まってめちゃくちゃいいんですが、
後半からなんか怪しくなってきました。
無重力システムはいいんですよ。あの銃撃シーン、めちゃいいですよね。2の武器の改良版なのもいい。
ただそのとき銃の弾はほぼ撃ち尽くしたように見えたのに、そのあとのエレベーターのくだりで、結構使えてて、それがずっと気になってました。
あとお姉さんが主人公補正かかりすぎてて、どうせ死なないんでしょう?感が後半で出始めちゃってましたね。 も少し人増やして、お姉さん無双シーンはも少しあとから始まってもよかったのではないでしょうか?
エレベーターのシーンがあまりにもゼノモーフが弱すぎてなんとも…笑
上半身オマージュアンドロイドとの、決別シーンは良きです。好きですよ、出鼻くじかれるのは。
さて、船にたどり着き、ホッとしたのも束の間、なにやら様子が…!
お決まりのシーンですね。ここは良いオマージュでした。でもそのあと出てきた変態は何ですか???
シークレットボスみたいな感じなんでしょうけど、正直キモすぎて普通に無理でした。笑笑
ラストのあとちょっとで小惑星群にあたる!やばい!みたいなシーンとか、メチャクチャ興奮しました。
1のハラハラ・ドキドキも感じ、
2の大興奮バトルっぽさも感じ、
それでいて豹変弟君を助けにいくお姉さん、アンドロイドをちゃんとヒトとして扱っているお姉さん、
1と2のいいとこどりでありながら、現代社会への風刺のような映画でした!
これを機に3、4、プロメテウス、コヴェナントも観てみようと思います。低評価が散見されてても見ますよ。絶対に。