「知恵と力と勇気の子」エイリアン ロムルス ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
知恵と力と勇気の子
迫力満点で精緻な映像美で満足でした。
おどおど、ビクビクして頼りないアンドロイドのアンディが再起動してアップデートされた途端自信に満ちた姿に変貌するのは特撮ヒーローみたいにカッコ良かったです。
一方、マッドサイエンティストのようなアンドロイドには恐ろしさを拭えません。体力的に弱い人間にエイリアンの組織を移植して使役に耐えうる強い人間を作りだすとは。ロボットが人類を支配するとは恐ろしい。
重力と無重力の切換
部屋の温度を体温程度に上げて息を潜めて進む
大事なときに感情で動いてしまう人類に対するアンディの最適解を導く容赦ない判断
生き抜く事を諦めない知恵と力と勇気の主人公レイン
が気に入りましたね。
まぁエイリアンとの戦いは置いといて
主人公の武器が相変わらず銃である事は1つめの残念です。映画の中であるからこそ銃社会からの脱却に努めてほしいです。
個人の審美感の違いでしょうが
エイリアンとラスボス、どちらの造形も好きになれません。畏怖、敬意を抱く事が出来ません。それが2つめの残念です。
円谷、石ノ森で育ったものですから。
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