「リプリーが発見されるまで、あと37年‼️」エイリアン ロムルス 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
リプリーが発見されるまで、あと37年‼️
半年くらい前だったでしょうか⁉️創造主であるリドリー・スコット監督が大絶賛してた本作‼️楽しみにしてた本作をやっと観る事ができました‼️まず冒頭、一作目のラストで大爆発したノストロモ号の残骸の中から一つの繭のようなものが回収される‼️という事はリブリーにシャトルから吹き飛ばされたエイリアンが繭状になって宇宙を漂ってたの⁉️回収した宇宙船は案の定全滅‼️しばらくして、その宇宙船に冷凍睡眠カプセルを回収に来た若者たちがエイリアンの餌食になる・・・‼️主人公たちに次々に襲いかかってくるフェイスハガーが怖い‼️水中を泳ぎながら、そして群れをなして飛びかかってくるなど、息もつかせぬシーンに仕上がってます‼️そして無重力装置を使って、エイリアンの酸の血液を浮かせて、その合間をかいくぐるシーンなどは、アイデア的に面白いシーンでした‼️そして満を持してゼノモーフが登場するわけですが、これがほんとに汚い‼️一人の胸部を突き破るシーンも一作目や二作目の衝撃にまったく及ばない‼️そして脱皮を繰り返したエイリアンが繭から誕生‼️エッ⁉️そんな設定だったっけ⁉️脱皮を繰り返して成体になるんじゃなかったっけ⁉️それはいいとしてこの繭から成体が誕生するシーンがミョーに生々しくて汚ーいシーン‼️もともとエイリアンという存在は生理的嫌悪感を抱かせる生物だったんですけど、それとは違う排泄的な汚ーい印象を抱かせるシーンになってしまっている‼️ホント最悪‼️そして今作はゼノモーフによる殺戮シーンが少ない‼️まともに殺したのはタイラーくらい‼️そのせいで今作はゼノモーフよりもフェイスハガーやクライマックスの化け物の印象の方が強くなってしまっている‼️ケイがエイリアンから逃げ回るシーンも「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディから逃げ回るような演出で、監督がホラー畑出身だから仕方ないけど、ちょっと「エイリアン」とは違う気がする‼️そしてCGで描かれた巣の中でうごめくエイリアンたち‼️やはり安っぽいリアルな動きでエイリアンの恐怖が全く生み出せてない‼️そして極めつけはラストのエイリアンのDNAを人間に注入したために生まれた生物‼️ヘンな生物‼️変なデザイン‼️まるで出来損ないのゾンビのようなデザイン‼️「エイリアン4」のニューボーンに勝るとも劣らない、どうしようもないデザイン‼️よくこれでGOサインが出たなと思わされる‼️しかも今作での出来事は「エイリアン」と「エイリアン2」の間の出来事らしい‼️「エイリアン2」でも、ウェイランド社の人間が出てきてエイリアンという生物の存在を知らなかったはず‼️でも今作でこれほどの出来事があったのだから、いくらなんでもウェイランド社の人間は知ってるはずでしょう‼️とにかく物語の設定にも首をひねらざるを得ない‼️せっかくライバルである「プレデター」シリーズが、狩る者と狩られる者の対決をシンプルに描いた「プレイ」で華々しく復活したのだから、「エイリアン」シリーズの今作も余計な設定など取り入れずに、人間とエイリアンの対決をシンプルに描いて欲しかった‼️ホントに残念‼️ただヒロイン・レイン役のケイリー・スピーニーは、可愛さの中に芯の強さがあって印象的‼️そしてアンドロイドのアンディ役のデビッド・ジョンソン‼️弱々しさと、冷静さをうまく演じ分けていて素晴らしかったと思います‼️この二人のコンビなら今後も観てみたいかも‼️
汚ーい印象…やっぱり私だけじゃなかったのですね、そう感じたのは(笑)
ウェイランドは『プロメテウス』のときから一部のトップだけはエイリアンの存在を知っていましたから、多分社内極秘事項に位置づけてたんでしょうね。
「スマイル」のコメントに返信いただき、ありがとうございます。
「エイリアン ロムルス」も、ある意味ハッピーエンドのホラー映画ですよね。大ヒットシリーズに繋がるホラー映画には、案外、しっかりと終わる作品が多いのかもしれない。