「エイリヤァ~ンというよりもブレイド・ランナウェイなんちゃって!?」エイリアン ロムルス Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
エイリヤァ~ンというよりもブレイド・ランナウェイなんちゃって!?
「それを面白いという人には面白さに足る材料を与えてくれるけれど、毛嫌いをする人にまで面白さに足る意味はない。Sci-Fi フィルムという媒体は本質的にそういう限界を持っている」
- 似非ウィリアム・ジェームズ
WAYLAND-YUTANI CORP
BUILDING BETTER WORLDS
ロゴ入りのT- シャツも売られる程!?
『エイリアン』(1986年)フランチャイズでは、ブラック企業ウェイランド・ユタニ社のエンブレムが本作では、彼らにこれから起こる危険をジュピターⅡ号のフライデーではないけど警告なんてお構いなしに何気なく描かれ、一瞬だけ登場する。(※こんなん見逃しても何の意味もございませんけど... 何か?)
1986年製作の『エイリアン』の造形スタッフを呼び戻したとされることから、考えると2122年を舞台とした1979年の第一作『エイリアン』の20年後の世界観を表すって... どうよ⁉
だからむかつく!
1979年当時だったら、ブラウン管を使うしかなかったから理解もできるけど、亜空間飛行もできるし、主人公の弟に至っては、人造人間というセットアップなのに宇宙船内のモニターが解像度の低いブラウン管を今でも使うって... そんなのありか? 『エイリアン』フランチャイズのこだわりだとも言いたいのか?
Rook: Then have mercy and end her life now. If not,
"you all die!"
キューブリック監督が、映画『The Shining』の撮影後にフランスの映画評論家ミシェル・シメントとの対談でファンタジーは20世紀になっても繫栄すると語っていたけど同じような繰り返しでしかない金太郎あめ映画ではその繁栄も閉ざされてしまう... かもね⁉