シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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プロではなくなったリー、プロになったジェシー。
戦場カメラマンとして一目を置かれているリーと、そんな彼女に憧れる23歳の新人フォトグラファーのジェシー。2人の視点で内戦を描かれている。
NYに滞在していたリーとジェシーのジャーナリスト4人は、スクープとなる大統領に単独インタビューを撮るため、ホワイトハウスへと向かう。戦場と化した旅路を行く中で、様々な内戦の恐怖と狂気を体験することになり、リーとジェシーに少しずつ変化が生じはじめる。
そして、
ホワイトハウスに突入する…
ジェシーの愛機は1980年代の銀塩カメラ「NikonFE2」、リーはSONY α7Rに白レンズを使用。
また、リーという名前は、実在の戦場カメラマンであるリー・ミラーから取られているそうです。
『ヴォーグ』モデルから戦場カメラマンへと転身した、20世紀の写真史において特異な存在を放った女性写真家です。
戦争映画?ロードムービー?モキュメンタリー?えっ成長物語か?
公開当時は映画館で鑑賞したいとマ王は張り切っていたが、どうしても時間の都合が付かず結局は観る事が出来なかった本作😐
しかしアマプラで無料公開という情報を手に入れたマ王は朝から鑑賞に励むくらい映画好きの優等生なワケで、土曜日だというのに洗濯機を回しつつアマプラを弄ってたのよね🤣
さて本作の感想だが、レビュータイトルに書いた通りの内容となってる😑
戦争モノとしては手温い、ロードムービーにしちゃ短い、報道モキュメンタリーとは言い難い🤔
要は視点が定まらない映画なのである🌀
いやね、コレが初戦争映画で初ロードムービーで初モキュメンタリーという方だったら別かもしれん💨
面白かった、と素直に評価すると思う😬
でも目の肥えた方々からすれば、置きにきてる、という感想になるんじゃないかと😅
結局は一人の報道カメラマンの成長記なのか、とのオチに、んじゃ一体この映画は何を言いたいの?、というクエスチョンしか残らなかった🫤
奇しくもアメリカ大統領選では共和党が支持するドナルド・トランプ氏が次期大統領として選ばれた。
過去の手の平返しでクビにしたトランプを再び大統領に選ぶ米国国民の思考が理解出来ないマ王だが、本作はまるで将来起きるであろう内戦みたいな映画として構成されてるので、早い話が民主党側のプロパガンダなのよコレ。
全米市民に対して、トランプ選ぶとこうなるかもよ、と宣伝してる映画だから今作に関しては【映画】としては成り立って無いのが正解。
マ王は、映画ではないナニか、に対しては評価しないのがポリシーなんだけど唯一、成長物語として捉えるのならギリ映画なのかも、との考えに着地しての点数にしました✨
別に内容が悪いというではないが、政治色が濃厚過ぎるのよねぇ〜
まさか、アメリカはこの映画を観て反発した結果が大統領選に出たとは思いたく無いけど、マ王はトランプに最後まで大統領をやらせてあげればイイと思ってる立場なんよ😁
歴史って進行形で評価するモンではない✋
100年200年経ってから考察される事象なワケで、分岐点かもだけど最悪なんて答えは後付けの結果論なんだから、何をするか何を残すかを見届けなきゃアカンと思う次第だ👍
日本人もそうだけどリセットボタンを早く押すから政治は混乱するのよ(まぁ主に押すのは政治家だけど)
マスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにするだけではなく、現場に足を運んで目で見て耳で聞いてシッカリと判断した上での結論を自分でしなきゃホンマはアカンのさ🥸
テレビやスマホからではカロリーは伝わらんしマスコミが編集した情報は伝えたい部分が切り取られてる可能性が高いからね🤗
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
死亡フラグ丸わかり度★★★★☆
民主党プロパガンダ度★★★★★
こういう映画なのね
アクションと陰謀とかの映画化と思ったら、地獄の黙示録でもやりたかったのか。戦争の異常さ、狂気とpressという傍観者から自分も現実の一部ということを突き付けられていく展開だが、バックの音楽を含めなじめない。見る価値はない。
戦争の狂気と報道の使命という名の狂気
戦争そのものより記者たちの行動を追うことで却って映画に緊張感が出ているし、戦争の狂気・不条理を描いて訴えるものもある。
しかし内戦に至った背景はほとんど語られず(政府軍と独裁的な大統領に反旗を翻した独立州軍の戦いであって、民衆の姿はどこにもない)、終盤は大統領を狙っての殺人ハンティングの様相。中盤までに描いた兵士や個人レベルと、国家や反乱軍の正義の名のもとにある「狂気」を同じには括っては見ることはできなかった。
また、リーのラストも予想を裏切って欲しかったところ。
終盤、恩師の死を引きずってか戦場で足が前に出なくなったかのように描かれていたが、もともと臆病なたちであって、駆け出し写真家のジェシーが無鉄砲なだけなのかもしれない。
記者のジョエルやジェシーには生命の危機に瀕して「興奮」だの、「生きている実感」的なセリフがあったが、映画の中ではジャーナリストも報道の使命という名のある意味での「狂気」に突き動かされている。
自分を庇って死んだリーを放っておいてシャッターを切るジェシーも十分に「狂気」的であるが、恩師の死も、気にかけていたジェシーのことも頭から吹き飛ばし、最後の最後にリーが「狂気」を爆発させる様も見てみたかった。
ドンパチ映画と思いきや
アマプラで早速鑑賞。
やけに配信が早いなと訝りながら全く期待せず視聴開始。まず思ったのはキルステン・ダンストもいい感じで年齢を重ねたなあということ。ジャーナリスト役である。彼女に憧れる若い写真家(戦場カメラマンの卵?)、男性ジャーナリスト、老齢のジャーナリストの4名で訳あってホワイトハウスを車で目指す。
内戦状態の国内は死体が転がり、私刑が横行。かと思えば全く変わらぬ日常を送る街もあったりする(とはいえ、警戒は怠らない)。ここまでは完全にロードムービーなんだけど、途中から「あれ?なんかこの感じ、地獄の黙示録っぽい」と感じた。カオスの中を、とある目的のためにゆらゆら進む感じ。最後は敢えて書くまい。率直な感想は「観て良かった」。果たして日本でも内戦は起こりうるのかな?同じ国民同士で殺し合う虚しさといったら無い。
それは、今日起こるかもしれない
原題
Civil War
感想
109分、あなたが戦慄とともに体感するのは、世界最大国家の終焉。
もし今、アメリカが2つに分断され、内戦が起きたら
A24史上最大の製作費で送るディストピア・アクション
見応えありました。臨場感、没入感ありでした!
ショッキングなシーンで絶妙なBGMも好きでした。
ってか戦場カメラマンって凄すぎる…。
赤いメガネに出身地を聞かれるところは個人的には1番緊張感があり、恐ろしかったです。
市街地、ホワイトハウス突入はリアルでした。
終盤になる頃にはリーとジェシーの立場が逆転したように感じました。
最初はなにも出来ず泣いていたのに環境に順応した人間はこうも変わるのかと…。
※どういうアメリカ人だ?
※私を殺させるな
意味不明
アメリカで内戦ぼっ発、理由は語られないし、結局大統領は殺されカメラマンも死ぬ。
本国ではヒットしたらしいが、何が関心を引いたのか、理解しづらい。
これだけの騒動なら欧州はじめ世界が、ただ、傍観するわけはないだろうに何も描かれない。主人公は戦場カメラマンという訳でもなくただの地方祇記者とカメラマン、内乱の最中、命がけで大統領のインタビューと言うが、「何か一言」と尋ねるだけ、何故、他のメジャーなメディアが登場しないのかも不自然。結局、何が言いたくて作ったのか意味不明、リアリティの感じられない暴動映画でした。
描き切れてない対立構造
数々の報道賞を受賞した有能女性フォトジャーナリストが
米国東西内戦(?)の終結を追って仲間達と共に戦時下のニューヨーク(?)から
反乱軍が陥落させようとしてるワシントンDCを目指す物語。
なぜか悪者にされてる現政権や内戦の経緯の描写が不十分で
DCを目指すまでの過程が、唐突すぎる下らないエピソードの数々で辟易。
結果、軍より先にホワイトハウスに突入とかツッコミどころ満載。
そもそも新米フォトジャーナリスト志望お姉ちゃんのカメラがフィルムカメラって...
戦闘シーンなどのVFXもやや迫力不足。残念。
映画館で観なくて本当によかった
サブスク無料鑑賞で済ませられて何より。お金を払って観ていたら年内いっぱいは後悔していたと思う。戦場カメラマン志望の若い女性はなぜ終始Nikonのフィルムカメラを使用していたのか?しかも白黒フィルムで撮影。今どきの銀塩カメラ好き意識高い系女子戦場カメラマンってことなのか?キャパのような写真を撮るにはやっぱり白黒フィルムでないと、ということなのか?クライマックスのホワイトハウス突入で、周りの兵士たちの銃が弾切れ、リロードに苦労しているのに、この女性のカメラだけはどれだけ撮影してもフィルム切れにならない都合の良さ。呆れました。
お金は無駄にならなかったけど、時間はちゃんと無駄になりました。
98点)《プライムビデオで配信中》圧倒的没入感
岡田斗司夫:この内容で二時間切っているのはすごい!圧倒的没入感、そして旅する映画(ロードムービー)の面白さがある。シン・ゴジラはゴジラに対する対策とかの面白さはあるけどストーリーはないに等しい。だけどこれは、ストーリーもあるし、おまけに迫力もある。
地獄に生まれた赤ん坊
キルスティンのカッコ良さが、この問題の深刻さを冷静に物語っていた。性別を超えて、〝ひとりの大人の人間〟を素晴らしい表情で演じきっていた。
甘ったれたところがないベテラン戦場カメラマンの彼女が、サミーの死に顔だけは削除した。冷静なプロも、仲間の死をニュース写真として大衆に消費されることを拒んだのだろう。
一方、地獄に生まれ落ちた赤ん坊みたいなジェシー。ジェシーは自分を庇って死んだリーを躊躇なくカメラに収める。
それでいい。
いずれ大人は死ぬ。若者がどんな大人になってどんな世界を作るのかはわからないけど、どんなときも自分で選択する覚悟と、骨太のジャーナリズム精神だけは受け継いでほしい。よろしく頼みます。
「終わらない週末」の少女に対する、大人からの悲願のように感じた。
もしもの話 さすがA24お金かかってる 86点
内容は内容なので面白くは無いとは失礼だが、恐ろしくかつ凄い映画だった。
特に赤メガネおじさん怖すぎやろ。イキリきってたおっさん撃たれて、めちゃめちゃざまあみろ!と思った自分が性格悪いなぁと思ったよ…
最後はブラックジョークで終わるのはさすがだなと。アメリカ映画。最後ニコニコ写真撮るなよ(笑)
主人公が女の子(新人記者)をかばうシーンは辛く、思わず涙が…あの時新人記者の女の子はどう思ったのか。「ラッキー!シャッターチャンス」と思ったのか…
自分の性格歪んでるな(笑)
Hello again, MJ.
めちゃくちゃリアルな映像に驚いた。
アメリカで実際に起きていることが近未来として描かれている。
この勃発的なことがいまアメリカで起きていることだ。
さて、
これを物語で思考することは若干作品の質を曲げてしまうように思う。
これをリアルなこととして思考しなければ、今のアメリカは見えない。
その意味でこの作品を表現するのは非常に難しい。
リアル世界の表現
いま韓国で起きていることは、選挙管理局に対するユン大統領の不信感によるものだと考えられている。
つまり韓国では、アメリカでも、当然日本でも、選挙が盗まれている事実がある。
日本でのそれは、期日前投票で、身分確認のないままで行われることと、そのボックスが入れ替えられていること。
これを摘発する市民団体と選挙管理委員会の小競り合いは実際にあり、何かに動かされている警察 報道しないマスコミ いまの日本がこの現状だ。
韓国の戒厳令がどこまで報道されるのか不明だが、戒厳令によってこの現状が明らかになった。
このリアル視点で考えると、
この映画の光景は明日のアメリカに間違いないが、トランプ政権となったことで大きく舵が切られた。
しかし、依然としてこの状況は続くだろう。
描かれている自警団
物資の供給が止まり、ドルも暴落していることが描かれている。
家族のために窃盗した男 同級生でも吊り下げて射殺するのは、まさに彼らアメリカ人の世界観を表現している。
軍兵は、気づいたらいったい誰と戦っているのかわからなくなっている。
通りかかった人を射殺する。
それを始末して、見られたらまた殺害する。
それらが小さな自警団のようになっている。
戦争とは敵がもっとわかりやすいが、内戦が広がればいったい誰と戦っているのかがわからなくなるのだろう。
まるでゲームのように現れた人を射殺し続けるしかなくなる。
この物語のプレスは、「報道は報道の力を失った」設定になっている。
しかしその根拠は不明瞭にされている。
これが不明瞭なことに加え、主人公である彼らプレスが追いかけている真実が、誰のためにしているのかわからない。
ここがこの作品の唯一の欠点だったが、プレス以外に視点はないだろう。
主人公だと思われたMJ(リー)は、確かに昔賞を取った有名カメラマンかもしれないが、彼女の中にあるのは平和への思いであり、日常を取り戻したいと思っているのがわかる。
リーは我々一般人に近い。
だからリーは若いジェシーを心配する。
ジェシーはガススタンドでショックを受けるが、それ以降急速に目覚めたようにシャッターを切る。
ファインダー越しに見る風景に恐ろしさは感じないのだろう。
彼女のセリフにも「この2日間、恐ろしいことなどなかった。ただ命の躍動があった」などとほざいていたが、彼女は躍動する命が何であるか、完全に勘違いしている。
特に、エンドロール後の記念写真は、この現実世界にいない我々には到底理解できない光景だ。
彼らには市民に対する圧政の根源だった大統領を殺害したという大いなる達成感があるのだろう。
これこそが、今のアメリカ人の思いなのは間違いなく、多少の知識のある人々にとってのこの作品は、逆にリアル過ぎるように感じてしまう。
ジェシーの嘔吐くらいそれを感じる。
さて、
この作品に感じるリアルさと、フィクションであるが故の物語
リーが最前線で怖気づいたのは、自分の死を感じたからだろうか?
ジェシーを庇って死んだリー
彼女の中にあった「守りたいもの」 それは「平和」だったように思う。
軍兵に捉えられたジェシーらを決死の覚悟で助けに行くところでも、リーの持つアメリカ人の良い側面が表現されている。
ジェシーは彼女が撃たれた瞬間を撮ってしまったが、彼女の死体を撮影しなかったのは、二人の会話に登場した「私の撃たれる写真を撮るの?」というジェシーの質問に呼応する。
その時の意味と、現実の意味の違い それは、プレスの死体など意味がないからだろう。
あの瞬間ジェシーは、戦場カメラマンとしてリーを超えたのはもちろん、戦場の写真を撮る意味が分かったのだろう。
撮る意味があるものと意味がないものがある。
ジェシーとは、世代交代、つまりアメリカ社会の新陳代謝を意味しているのかもしれない。
だからジェシーはリーを顧みないのだろう。
それよりも、ようやく倒したアメリカ大統領の前で記念写真を撮る。
それは、この時代の新しい価値観なのか?
現在私たちは実際のこの新しい価値観の最前線にいるのかもしれない。
歴史の変換点
市民の思い
バイデン政権に対する憤りがこの作品を作ったのだろう。
戦場カメラマンの視点はあまりにもリアル過ぎ、気持ち悪さすら覚えた。
でもMJはこの役の方がよかった。
物語に、アメリカ人の強い願望が乗せられている。
それが起きた場合の想定こそ、この作品なのだろう。
ヤバいなこれは、ヤバすぎる。
米国の近未来内戦とそれを取材する新旧のジャーナリストを描き、とても興味深まった。
アレックス・ガーランド 脚本監督による2024年製作(109分/PG12)によるアメリカ映画。原題または英題:Civil War、配給:ハピネットファントム・スタジオ。劇場公開日:2024年10月4日。
米国大統領が何の敬意や躊躇いも受けずにブチ殺されたことには、物語とは言えかなりショックを感じさせられた。ただ、任期を超えて居座りFBIも解散させた独裁者ということだから、この結末も当然ということかもしれないが、裁判も無し?とは思った。
主人公がベテランと新人の女性ジャーナリスト二人(キルステン・ダンストとケイリー・スピーニー)というのは、上手い設定だと思った。ラストの役割交代劇も、予想通りとは言え、強く印象に残った。
あとやはり、香港生まれと聞いて問答無用に撃ち殺す人種差別者の赤いサングラスの男(ジェシー・プレモンス)は、イメージとしてのトランプ支持者を象徴している様で、強烈なインパクトを受けた。
東海岸のエスタブリシュメントへの反感は大と聞くので、カリフォルニアとテキサスが連合して、ワシントンに進軍してホワイトハウスを攻撃するというストーリーは、多少リアリティも有り、面白いと思った。ただ、一番の主題は内戦というよりも、戦争下のジャーナリズムにあった様に思えた。自分を庇って撃たれてしまうキルステン・ダンスの姿を、感情に支配されずスクープ映像として冷徹に撮りまくるケイリー・スピーニーの憑かれた様な姿こそが、メインテーマであると。
監督アレックス・ガーランド、製作アンドリュー・マクドナルド、 アロン・ライヒ 、グレゴリー・グッドマン、製作総指揮ティモ・アルジランダー 、エリーサ・アルバレス、脚本アレックス・ガーランド、撮影ロブ・ハーディ、美術キャティ・マクシー、衣装メーガン・カスパーリク、編集ジェイク・ロバーツ、音楽ベン・サリスベリー、 ジェフ・バーロウ。
キャスティング
フランシーヌ・メイズラー、リー・スミスキルステン・ダンスト、ジョエルワグネル・モウラ、ジェシー・カレンケイリー・スピーニー、サミースティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、アニャソノヤ・ミズノ、大統領ニック・オファーマン、ジェシー・プレモンス、ネルソン・リー、エバン・ライ。
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