劇場公開日 2025年2月21日

かなさんどーのレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

4.0松田るかの沖縄語、堀内敬子の歌唱がしみじみと良い

2025年2月24日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

主人公・美花役の松田るかのプロフィールを見て、NHK朝ドラ「ちむどんどん」など出演作をいくつか観ていたのに印象がほとんど残っていなかったが、本作での好演でしっかり記憶した。沖縄出身だそうで、当たり前ながら自然なウチナーグチ(沖縄語)での台詞が味わい深い。標準語や別の方言ならきつくなりそうな内容でも、沖縄の言葉だと温かみが加わるような、マイルドになるような。口げんかしていてもユーモラスに聞こえたり。王道のストーリー展開とはいえ、やはり終盤の美花には泣かされた。

母・町子の堀内敬子については、かつて映画やテレビドラマでの演技しか知らないまま朝ドラ「エール」最終回での歌唱に驚嘆したクチで、劇団四季出身と聞いて納得したものだった。娘と洗濯物を干しながらさらっと口ずさむように歌う「かなさんどー」がしみじみと素晴らしく、よいキャスティングだなと感心。

この歌を初めて聴いたが、沖縄民謡歌手・前川守賢(しゅけん)の1983年のデビュー曲だそう。曲自体が美花と母と父・悟(浅野忠信)の家族の物語で重要な役割を担っていることに加え、歌詞の内容が脚本に反映された部分もあってなかなかうまい。歌の標準語訳が字幕で出るシーンもあるが、関洋氏の「たるーの島唄まじめな研究」というサイトで詳しく解説されているので、関心のある方はよかったら検索してみて。

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高森 郁哉

1.5かなさんどー

2025年4月18日
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鑑賞方法:映画館

かなさんどーの意味は、前もって検索しなくても、ラストに分かります。
イイ映画を作ろうとしたんだろうな。と、想像はつきます。
けど、ありきたり過ぎて何も響きませんでした。
しばらくしたら、記憶からも消えて行く作品かな。
ただ、浅野忠信は安定の演技。
松田るかさんは、収穫でした。

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映画館難民

4.0ゆっくりとした沖縄の空気感が良かった。

2025年4月6日
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鑑賞方法:映画館

『かなさんどー』とは『愛しい人よ』という意味なのね。
琉球民謡みたいです。

舞台は沖縄のとある島。
ゆっくりとした沖縄の空気感の中で夫婦の物語が描かれる。
絶縁していた父と娘。
父の最後に、ほとんどの記憶を失った父の前で母を演じる娘。
主演の松田るか、良かったです。

かなさんどーの歌詞が字幕で出てきて、やっと意味を理解した。
夫婦(娘の両親)の思いが歌詞とリンクし、感動が押し寄せてきた。
こういう邦画は大好きです。

時間も短くて、松田るか、浅野忠信、堀内敬子、みんな良かった。
特に今回初めて認識したKジャージさんが良い味を出してた。
沖縄の人みたいでした。
そして、監督はガレッジセールのゴリ(照屋年之)。

皆さんの沖縄愛も感じられたかな。

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はりー・ばーんず

4.5イラつくことが多い方、必見!

2025年3月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

日々イラつくことが多い方、この映画に自分を1時間半を預けてみてください。心安らぐ1作です。主人公も、自分が見えている状況だけでイラついている人。見えていなかった、あえて見ようとしなかったことに気づいて、、、というストーリー。
浅野忠信の飄々とした演技と、堀内敬子の単に優しいだけでなく実は芯のあるという演技がいいですね。主人公の松田るかも、状況を知るにつれて感情が揺り動くところがよく表れていました。
上映後に松田るかと照屋監督の舞台挨拶があり、後から照屋監督の家族の要素が脚本にちりばめられていたことに監督自身が気づいたそう。家族といえども、気づいていないことがあるでしょうし、そのことが実は大きな意味があったということがあると、知ってから後悔することもあるでしょう。家族とのコミュニケーションの大切さを伝える作品だと思います。

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豊島区のはずれ

4.0ド直球のいいはなし

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

いまどき、めずらしいと感じるほどのいいはなし。

ちょっとカメ止めを思いださせる伏線回収がとっても泣けて、笑えてよいではないか。

それにしても、本気の女の化粧のなんと凄いことよ!

エンドロールをみていると、ガレッジセールのゴリさんの笑顔が浮かんきた。

きっと本当にいい人柄なのだろうと思った。

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うさぎさん

2.0良く言えば軽くて嫌味がない爽やかな映画

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

「ガレッジセール」のゴリさん(照屋年之名義)が監督・脚本。
思ったよりも面白くて、悪い映画ではない。しかし、さほど心に残る映画でもない。
良く言えば軽くて嫌味がない爽やかな映画だし、悪く言えばヒット狙いのあざとさを感じる映画。

上映後にトークショー。監督の撮影についての考えを聞けたのは良かった。

題名は沖縄方言(うちなーぐち)。

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ねこたま

5.0照屋監督流石〜

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

「洗骨」もとても感銘を受けました。

松田るかのハイヒールからスラリと伸びた脚にときめきました!

堀内敬子さんは歌が上手くて綺麗だなあと思っていたら、劇団四季出身なんですね〜!納得。

浅野忠信もそこにいるだけで締まりますね。

もっと多くの方々に映画館で観てもらいたい。

夫婦愛、家族愛に涙しました。
おとすところもしっかり笑えましたー

今日からもっと家族を大切にしようっと…

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haitanio

3.0最後の歌うシーンが良かった。 でも、そこ以外なんか退屈だった。

2025年3月19日
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鑑賞方法:映画館

最後の歌うシーンが良かった。

でも、そこ以外なんか退屈だった。

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blue

4.0とても素敵な映画です

2025年3月19日
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鑑賞方法:映画館

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笑える

日本人皆がこうであって欲しい

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nami

5.0照屋年之さんってゴリさんなんだ

Mさん
2025年3月16日
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温かな気持ちになれる。
松田さんはもちろんのこと、堀内さん浅野さんとも素晴らしい。
よかった。

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M

3.0松田るか、良かった 優しい感じのいい映画なんだけど、 なんとなーく...

2025年3月14日
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鑑賞方法:試写会

松田るか、良かった

優しい感じのいい映画なんだけど、

なんとなーく、

あと一声って思っちゃうのはなんでだろう?

ゴリは監督も良いけど、役者としても出て来て欲しい

関係ないけど洗骨の方が良かったかな

でもこれも悪くはないです

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jung

3.5島に帰ってくる訳あり娘

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

前作『洗骨』が大変素晴らしかった照屋年之監督。新作と聞いて必ず観たいと思っていましたが、諸々の事情で公開3週目にようやく劇場鑑賞です。サービスデイの本日、TOHOシネマズ日比谷SCREEN13(旧みゆき座)は3週目にしてはまぁまぁな客入りです。
さて今回は感想から言うと、期待に裏切らず「笑えて、泣ける」ハートウォーミングな作品に仕上がっています。前作『洗骨』では(失礼ながら)思いがけない感動に観ながら涙腺崩壊してしまいましたが、今作は時系列を行ったり来たりさせながら過去と現在を交互に見せることで、じんわりと心情に訴えかける作品性に巧さを感じさせます。
そして前作に続き今作も「島に帰ってくる訳あり娘」と「島時間」で生きる島人(しまんちゅ)のやり取りが常に面白くて最高。美花(みいか)を演じる松田るかさんは沖縄出身と言うこともあって、完璧なイントネーションにセンスあふれるツッコミの間が天才的。母・町子(堀内敬子)の死をきっかけに父・悟(浅野忠信)と仲違いして島を離れた美花。そんな美花を説得し続けるキーマン・小橋川(Kジャージ)との二人のやり取りは、漫才さながらの可笑しさで飽きることなくずっと観ていられます。そして、知らなかった父と母の過去を遡りながら、余命僅かな父を母の元へ送る「儀式」をする美花と小橋川たち。ラストに準備されたクライマックスシーンは、今回もやっぱり涙なくしては観られない感動の仕掛けで優しさに溢れています。
映画のタイトルでもある主題歌・前川守賢さん作の「かなさんどー」や、ポンコツさも愛らしい真っ赤なセリカ、それだけで特集を組んでもらいたい旨そげなローカルフードの数々、そして美しいテッポウユリの花畑等々の印象に残るツールも満載。また何と言っても伊江島の美しい自然がたっぷりな映像を見ているだけでも癒されます。勿論、観れば必ず自分の親を思い出してしまう作品。中高年の皆さん、来場の際はハンカチを忘れずに。照屋監督、今作も大変に良かったです。

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TWDera

4.5愛しい人よ

2025年3月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

松田るかちゃん好演!
ゴリ監督、1作目も良かったし2作目もとても良い作品でした。お見事です。
沖縄らしさを出しつつも心に響く秀作。少しコメディ要素も追加して仕上げるあたりが絶妙です。素晴らしい。
アクターの良さを十分に引き出してくれる名監督。観て良かったと思える作品で最後は涙腺崩壊😹

25

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タイガー力石

4.5両親を想う娘の気持ち

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

家族愛、夫婦愛、職場仲間の繋がり、伊江島に流れる空気。鑑賞後はとても幸せな気持ちになれる作品だった。
監督ならではのユーモアが散りばめられていて、程よい味加減になっている。この上映時間ではカットせざるをえなかったシーンもあっただろう。ディレクターズカットを観てみたくなる。
主演の松田るかさんは両親を想う気持ちを見事に演じきった。

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ばななチャンプルー

3.0愛しい人とは

2025年3月1日
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泣ける

悲しい

幸せ

母親のSOS携帯に出れなかった父親(元々携帯に出ないんだけど…)に怨み?が有る娘と和解?関係を取り戻す話
大枠ではよくある話だが、離島であることや方言、そして地方独特の繋がりが相乗効果を生んで涙を誘う
サクッと観れて、満足感も得られました

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ろくさん

4.0とびきりの思い出ひとつ持って。

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

疎遠だった親が病に倒れて嫌々ながら帰郷するっていうよく描かれるテーマではあるけど、父娘の話のように見えて実は夫婦の話だったってとこが良かった。結局お父さんはたった一人のことしか思い出さなかったしね。

冒頭の昭和のCMみたいなのが後半で回収される訳ですが、やっぱ50億!が最高。沖縄のゆったり流れる時間の中で親子を通して夫婦の思い出が形を成してゆくような展開で、最後は母娘の歌唱シーンに涙。堀内敬子さん流石過ぎる。

正直骨洗ほどのインパクトはなかったけど、とても良質な映画でした。照屋監督の今後にも期待しています。

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はるたろう

3.5オープニングは何処かで見たような🤔

2025年3月1日
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何処だろう?🙄
そうか、セクシービデオのオープニングに似たような…わけあるかい(^^ゞ

まあ、とにかく心を洗いたい方にはもってこいですな☺️

ただ、涙が出るところまではいかなかったのと、メインキャスト以外の脇役が棒読みだったのが気になったので、4.0まではいかないかな🙄

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おたか

4.5優しさに溢れたお話でした

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

主役はお母さん!
堀内敬子さんがステキすぎるー。
お顔もかわいいですが、お声が本当に癒される。
あの声で、「かなさんどー」を唄われたら、
そりゃあ、お父も惚れちゃいますね。

なのに、このお父はっ!って、
私も美花と同じように思ったけど、
夫婦の関係は、本人同士しか解らんよね。
だいぶ、昭和の夫婦像に感じましたが、
お母が良しとするなら、
それで幸せならば、良しなのよね。

お父のおみおくりも優しかったねー。

こんな優しい作品を撮るゴリは、
本当に心が優しい人なんですねぇ…。
笑いあり涙ありでテンポも良く、
観終わったあと、とても優しい気持ちになりました。

あと、Kジャージさん、結構ツボりました 笑

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hkr21

4.5見終わったらちょっとだけやさしくなれる気がする作品

2025年2月26日
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夫婦と娘
父親と娘
母親と娘

普遍的な脚本で沖縄の空気感が心地良い作品

家族であってもわかりあえない事もあるし
衝突して泣いて、笑って、また泣いて

浅野忠信さんの茫洋した演技は働く父ちゃんの哀愁も漂ってて流石すぎる
堀内敬子さん可愛い、歌上手すぎ
松田るかさんも良かったな、中二病感溢れる娘で父親はなんか分からんけど憎んでるのが、親世代になると突き刺さる

かなさんどーの意味がわかる人も
そうでない内地の人も
見終わったらちょっとやさしくなれる気がする作品
泣ける人は泣いたらいーさー

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imaikiteru

4.5まさに笑い泣きです

2025年2月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

お笑い芸人のガレージセールのゴリさんの映画。
お笑い芸人らしく笑えて泣けた。

正直、ありがちな展開、映画としては演出も今ひとつ。ただ、そんなものはどうでもいいと思えるほどでした。

洗骨はお笑いやおちゃらけが前面に出すぎていたけど、今作は良かった。

予想通りの展開ではありますが、真正面から描かれて泣けた。

浅野忠信さんと堀内敬子さんはさすがの一言ですが、松田るかさんも良かった。特に可愛らしところと、怒ったり言葉が悪くなるところはとても良い。今後も活躍に期待です。

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だるまん