劇場公開日 2025年5月16日

「令和の問題作or怪作、いやいや傑作でんがな」サブスタンス マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5令和の問題作or怪作、いやいや傑作でんがな

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

斬新

マ王、仕事の代休で金土と休みである✨
まぁタイミング的に観たい映画も無いしなぁ〜、と当サイトで調べていたら行き付けの映画館で「サブスタンス」が前夜祭上映とかどうよ🤣
当然のように仕事終わりに直行している毎度の映画バカ😂
カンヌ国際映画祭で脚本賞を獲ってるのが不安要素だが(マ王、カンヌと相性が悪い)可能ならば前回の「サンダーボルツ*」の落胆から救って欲しいと願いながらの鑑賞でもあった🙄

さて館内に入るとマ王含めて4人という閑古鳥🐥
流石は和歌山県、アウトドアだぜ👍←インドア派は少数
マ王以外のメンツはヤンチャそうな男女三人組だったので少し煩くされるのでは?と心配していたが、エンドクレジットが終わり三人組の一人が開口一番「スゲェ、スゲェ」とスゲェを2度も繰り返していた💨
その通り、本作は映像も物語も兎に角「凄ェ」のである💥

正直、マ王はロバート・ゼメキス監督の奇作「永遠に美しく···」辺りの焼き回し程度だと高を括ってたもんで、覚悟が足らなかった💦
凄まじいカロリーと衝撃の映像体験である‼️
コレも正直、本年度一番だと思ってた「ウィキッド」とタメ張るくらいの映画だと感じました😬
テーマはルッキズム(外見至上主義)へのアンチテーゼと言ったら可愛く聞こえる程の美に対する復讐めいた内容だ😐
徹底的なまでの美しさへの拘りと相反する描写の連続にマ王は142分間コテンパンにされました🌀
デミ・ムーアの醜悪な肢体をこれでもかと映した後にマーガレット・クアリーのコケティッシュな美しさを意図的にひけらかす構成はいみじくも成功している🥸
何せハリウッドの広○涼子とも言えるデミ・ムーア(「ゴースト ニューヨークの幻」が懐かしい)の体当たりなのか自身の本音なのか解らん演技は一見の価値があると思われる🙄
が、如何せんR15ってのがハードル高いのよね😅
裸にモザイクは無いし痛いシーンも血飛沫もてんこ盛りなのでお子様には観せられんのよ⤵️
けどね、こういう映画だからこそ高校生には観てもらいたいし中高年層辺りも鑑賞して欲しいと切に願う😁
世の中の美しさの定義がどれ程バカバカしい事なのかを勉強するには持って来いの作品に仕上がってますわ🤩

マ王自身も実は年齢相応より若く見られる容姿をしています。
身長高いし禿げてないしデブでもない。
医療に携わる仕事をしているからこそ患者さんに安心される姿勢を心得ながら労働に勤しんでおります。
見た目は医療ではガチで重要なスキルである。
ブサイクな人間が接するのと整った容姿の人間が接するのでは圧倒的に後者の方が有利に働く。
反論する人もいるけど人間だからこそ本能には逆らえない部分が大きいし多い。
死に際の人間ですら笑顔にさせる事が出来るのが容姿なのだとすれば最早武器と断定しても良い。
マ王は本作に登場する薬が存在するのなら試してみたいと感じたのは、自分自身の限界を承知しているからなのかもしれない。
若さと美しさは短い時間しか所持出来ない貴重な体験なのだと映画では暗に述べている。
ソコに上手く折り合いを付けて人生を老いてゆけるような人間になれれば、とマ王は思ってたんだけど進行形で失敗してます🤪

マ王的には大人向けだけどイチオシ映画となっております👍
この熱量は映画館にて体感しないと後悔する内容ですがR15は苦手という方にはオススメ出来ません😲
ラストはそりゃもう大変ですから😅
それでもマ王は今年観てほしい映画の一本だと強く推します😚
某MCUの作品よりも100倍楽しめた映画でした❤️

余談だが「サンダーボ○ツ*」のタイトルが「ニュー・アベンジャーズ」に変わってやがんの😐
笑かしてくれる🙃

映画館での鑑賞オススメ度★★★★★
美しさへの憧れは世界から無くならない度★★★★★
意外と音楽もイケてる度★★★★☆

マ王
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