劇場公開日 2025年3月28日

エミリア・ペレスのレビュー・感想・評価

全200件中、1~20件目を表示

3.5日本が舞台だと仮定したら、トンチキっぷりがわかりやすい

2025年3月31日
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村山章

4.0殻を破って突きつける予測不能なストーリー

2025年3月25日
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鑑賞方法:試写会

これはギャング映画か、それとも社会派、もしくは性差を超えた人間ドラマか。そんな線引きはどうでも良い。重要なのはすでに名匠の地位を獲得したオーディヤール監督がこの映画でさらに豪快に殻を破ろうとしているということだ。序盤からの予測不能ぶりには「あれ?オーディヤールではなくアルモドバル作品だったかな?」とクレジットを見返したくなるほど。しかし人が境界線を超え、過去と決別していく姿は彼の作品で絶えず描かれてきたテーマであり、今回の「彼女たちの物語」にも同様の気迫がみなぎる。その上、本作は時折、登場人物の心情をリズミカルな振り付けや歌声で吐露するミュージカルの側面も脈打つ。ゾーイ・サルダナの身のこなしや真っ直ぐな目線も本作の欠かすことのできない推進力だが、それに輪をかけてエミリア役のガスコンの人間的な迫力には圧倒されるばかり。賞レースの結果を意識しすぎることなく、ただただ身を委ねて楽しみたい一作だ。

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牛津厚信

2.0こんな叔母さんはイヤだ

2025年4月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

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カールⅢ世

3.0ミュージカルいる?

2025年4月23日
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鑑賞方法:映画館

前情報無しで観たもんだから、冒頭で歌い出して「え!?ミュージカルやったん?」てなって急いで頭切り替えて観た。

元々ミュージカルは好みでは無いので、知ってたら見なかったかも

コメディ要素もそんなに無かった気がするし、これならミュージカル無しで普通に作っても良かったんじゃ無いか?と思いつつ、これ以上脚本で面白くするのも中々難しい気もする

銃撃戦がミュージカルだったらコメディになったのにね
あ、、アーガイルでそんなん見たわw

でもミュージカルだったから間が持ってたのかもしれない
それに加えていちいちキャラクターの心情を表すシーンが多かった気がする

それでも最後まで退屈せずに見れました

ある意味これはLGBT的な映画なんかな?
最近多いよねーポリコレ配慮なんだか

最後は尻すぼみだった気もする

ゾーイさんは好きな女優さん
外国人の俳優さんはすぐに老けちゃって残念になるけど、この方今もキレイでビックリ
銃を構えると別の映画を思い出して無双しそうに見えて困ったw

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mocAgAcom

4.5ミュージカルシーンはどれも熱く、感情に訴えてくる力があるし、映像としても美しく素晴らしい。

2025年4月22日
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mac-in

5.0相反する心 グアダルーペの聖母

2025年4月22日
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楽しい

興奮

知的

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レント

4.5ちっぱいおぱい♪主演はゾーイでは??

2025年4月22日
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ドキドキ

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ゆき

5.0手ごわい映画

2025年4月22日
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悲しい

興奮

驚く

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ヤマナ

3.0姐さんでてますよ

2025年4月20日
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治めるに善悪はなく、落とし所には欺瞞はつきものである。一周まわって結局はそこに行き着く。イブのすべて的でもあるが、主演の罪は重すぎるし、弁護士も受け取ってる金は血に塗れている訳で、元上司を批判できる立場にそもそもなく、作り手も美化するつもりはさらさらないのだろが、結局はセレナゴメスが最も純粋で、そこに社会的優先順位だの高尚さだのは意味を失う。それぞれがその範囲での欲に導かれてひしめき合う社会だけが映し出される。
それにしてもメキシコ社会をここまで汚く糾弾できるものだなぁと思って後でみていたら、フランス映画でキャスティング含めて炎上したことを知る。そらそうよ。

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Kj

4.0ものすっごくパワフル!

2025年4月19日
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アメフラシ

3.5仰天の映画だった。こんなのありかと私を驚かせた。

2025年4月18日
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正直、私が好むストーリーや題材でもない。現代メキシコを舞台に、人種差別や組織犯罪またトランスジェンダーをミュージカルにしてしまうその発想に驚く。「ウィキッド」が既存のハリウッドミュージカルの枠に留まっているのに対し、この作品はその枠を大きく超えている。冒頭弁護士リタの不満を歌うミュージカルシーンは秀逸で、音楽・振り付けとも私を感心させた。

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いなかびと

3.5おっさんみたいなおばはん振りがうまい

2025年4月17日
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あの国の治安状態は想像を絶する凄まじさであるが、そういう舞台でないと話が成立たない。
性同一性障害の啓蒙映画では勿論なく、異端者がアイデンティティを確立するための居場所の見つけ方が主題のようにみえる。
「本当の自分」を手に入れて初めて見えてくるモノが必ずしも幸せに繋がるわけではなかったのが哀しい。

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ひろちゃんのカレシ

5.0遠い地球の裏側の話?

2025年4月17日
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悲しい

怖い

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すけちゃん

3.5極端な人は極端に振れがち

2025年4月16日
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鑑賞方法:映画館

前半と後半でガラッと様子が変わる。
そこそこ楽しめはしましたが、最後の盛り上げ方や仕舞い方は薄い印象でした。

ミュージカル要素は比較的自然な感じで、普段ミュージカル系の映画はあんまり好きではないのですがこのくらいなら許容範囲でした。

メキシコ製ではなくフランス製なのですね。
たしかにそれはメキシコの人々にとっては色々言いたくなりそう。

海外の監督が日本のドキュメンタリーや人間ドラマを描くならともかく、政治的であったり社会的な物語を極端な語り口で描いたら・・・と思うとね。

整形とかってあんまり詳しくは知りませんけど、継続的にメンテナンスや追加手術を重ねないと維持が難しいという話を聞いたことがありますが、ここまでの変化だとどうなんでしょうね~というのは気にかかりました。

不良やヤの人がたまに良い事をして見せると、それまでに重ねた悪行が霞んで見えてしまうという話がありますけども、これもそんな印象かな~?直接描写はされませんでしたが、そこまでの麻薬王だったならかなりの事をしてきたはずでしょうし。その割には転換後の身辺警護のガードが甘すぎますし。心理的な割り切りが大物の割には甘々なんじゃないかな~?とは感じてしまいました。

カープの帽子、私も気になりました。なんだろう・・・

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寝落ち中尉

4.0葬列に広島カープの野球帽が気になった

2025年4月16日
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楽しい

幸せ

ドキドキ

この時期はどうしてもカンヌやアカデミーで受賞し評価の定まった映画を選択してしまうのだけれどこれは大当たりでミュージカルシーンに身体が呼応して暗闇にリズムをとりながら楽しんだ。そもそも日常から始まっていつのまにか非日常へと連れて行ってくれる映画が大好きである。音楽ジャンルにラップが幅を利かせ始めた昨今のミュージカルでは台詞から歌へのグラデーションがさらに心地よくなり特に今作は弁護士のラップ調の台詞にダンスが加わり照明が変わり会場の出席者全員を巻き込んでいくNGOのパーティーシーンが圧巻だった。舞台はメキシコで残虐マッチョな実はトランスジェンダーの麻薬王(マニタス)が性別適合手術を受けて(マニタスは死んだことにして)エミリアとして生まれ変わるという、ちょっと今の時代ウケを狙ったようなお話なのだけれど、そこはもうどうでもよくなるくらいにミュージカルパートが秀逸。さすが名作「シェルブールの雨傘」を生んだフランス映画である。唐突感のあるエンディングを含め良かったのだけれど最後のカメラブレブレの葬列パレードは如何なものか?付け足すならFIXの3カット程度で締めくくって欲しかった。

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たあちゃん

4.0壮絶な人生のぶっ飛んだ設定

2025年4月15日
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怖い

興奮

難しい

アカデミー賞…くらいの情報で鑑賞
イヤー濃い内容でしたね
監督がフランス人なので
てっきりフランスでの話かと思いきや
まさかの麻薬カルテルのボスからの
トンデモナイ依頼が…
メキシコの治安の悪さや誘拐、トランスジェンダーなど
社会的な問題を訴えてもいたが、そんな事はどうでもいい
次々と展開が変わり最後まで引き込まれてしまった
ラストの車のシーンは、ああしなきゃ終われなかったんでしょう
それぞれの俳優の演技もとても良かった

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かちかち

4.5想像以上に面白かった‼️

2025年4月14日
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泣ける

興奮

幸せ

ロクにレビューも見ずに、監督名だけさっくりチェックし、フランス映画ね、良し!と飛び込んだので期待を裏切られた!いい意味で。
ほぼ観ないミュージカルで、お話はサスペンス。あり得ないようであり得たのだ!
最後までドキドキ楽しめた。私にとっては今年1番の映画かも。いい誕生日になった。

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関東Blues

3.5ビンゴ!!

2025年4月14日
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泣ける

怖い

難しい

燻った日々を送る弁護士と女性になりたいと言う麻薬王の物語。

弁護士リタはある日誘拐され麻薬王マニタスに女性になる為の協力を半ば強制的にさせられるも無事成し遂げ…しかしエミリアとして生きる彼女と再会し再び幕が上がっていく。

麻薬王って時点で大悪党であることは間違いないが、そんなマニタスも1人の人間としての悩みを持ち…。生まれ変わったエミリアと接していくうちにリタとの間にも信頼と友情が。

生まれ変わっても消せない過去、そして生まれ変わっても変わらない気持ちや愛情…そんなものがふんだんに盛り込まれたストーリー。

大好きな匂い…エミリアはどう思っただろうか。

そして最早敵となった彼女。この真実を初めから言えていたら、そしてもし受け入れて貰えていたならばどれほど…。

一方からは近く、もう一方からは果てなく遠いその距離が終始切なかった。

慈善事業!?…はどのツラさげてと思わないこともなかったが、これも変化と言うことか。そしてどんな姿になっても子どもを思う気持ちは変わらないのだなぁ。

難しい性の問題を扱っていながら、狂おしい家族との関わりをよく表現しておりなかなかに没入させられた作品だった。

個人的には、よく出来たストーリーなので別にミュージカルにしなくても良かったかな…なんて。

キラーチューンっぽいものも無かったように感じたし。。

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MAR

4.5組織や警察から逃げるクライムサスペンスじゃない!

2025年4月13日
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興奮

とある直木賞本を読んでメキシコにいつか行きたいな〜と思っていたので、麻薬カルテルのボスが性転換?舞台はメキシコ?へー、観てみるか〜!くらいの知識で映画館へ行きました。てっきり逃げるための性転換手術なのかなって思ってたんです、クライムサスペンスかなって。そしたら全然違った!クィア映画だった!そしてミュージカル仕立てだった!最初の2曲で、わたしはハマりました。全曲を歌い上げる系ではなくて、気持ちの高ぶりなどに乗せて曲になるやつでした。
ぶっ飛んだストーリーだったので、エミリアはあのラストを自身で受け入れていたのかどうかが気になりました。(ストーリー的には言い落としどころじゃないかなと思います、盛りだくさんすぎておなかいっぱいでしたし…)
大人計画(松尾スズキさん)の作品を観たかのような、不思議な感覚で席を立ちました。好き。

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lotta
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