「芸大合格を目指す青春映画。日本の美術業界を全く知らない素人が思うに、絵じゃ食って行けんぞ、きっと。」ブルーピリオド マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
芸大合格を目指す青春映画。日本の美術業界を全く知らない素人が思うに、絵じゃ食って行けんぞ、きっと。
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美大や音大の受験は実技があるから文学部や理工学部の受験勉強と違って初めて知ることがあって面白い。才能とかで悩むのも独特だ。
僕は美大を目指したことはないから分からないが、おそらく美大受験あるあるが色々と描かれているのだと思う。
美大受験の予備校(専門学校?)の所も面白かった。江口のりこさんが出てるの知らなくて驚いた。ちょっとテンション上がった。
初めて描いた石膏象が完璧だった高橋(板垣リヒトさん)も天才だが、小さい頃から絵を画いてこなかったのに2年弱で芸大に受かった矢口八虎(眞栄田郷敦)も十分に天才だ。
武蔵美(むさび)出の完売画家、中島健太さんは高3までフットボールに明け暮れていたが、美術の先生に影響を受けて美大を受けたというからリアル矢口八虎と言えるかもしれない。東京MXのバラだん出演中 (^^)
矢口ママが言うように「絵で食って行けるのか?」と思う。
日本人で画家で絵を売って生計を立てるというのがピント来ない。日比野克彦さんと中島健太さんしか思い浮かばない。イラストレーターは沢山いそうだが。
画集は毎年出さないだろうし、売れた絵画に印税はないだろうし、毎年何百万円、何千万円の収入が有るとは思えん。
音楽なら演奏家で生計を立ててる人が何人も思い浮かぶ。コンサートやCD、配信の売上が有りそうだ。
作家も売れっ子作家が何人も浮かぶ。売れれば印税入るし、エッセイの依頼も有る。
もちろん一握りの人だが。
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