サユリのレビュー・感想・評価
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振り幅あり過ぎて判別不可 でも復讐が足りない
なんか主人公や家族が優しい良い家族過ぎて、それだけで泣けちゃうんだが…お兄ちゃん優しい お姉ちゃん優しい 弟良い子 お父さん優しい お母さん優しい おじいちゃん優しい おばあちゃんボケ激強
主人公が凄い弟を気にかけてて良いお兄ちゃんだな〜って、そういうのがこのお父さんお母さんに育てられたんだな〜ってわかる様な優しい家族の演出があっての悪霊による惨劇
理由が何だろうと…許せないんですが〜!
人殺せる怨念あるんなら原因をさっさと殺して、さっさと一人で逝けや!
前半で家族が優しい良い家族過ぎて好きになってて、こんなんじゃ生温いって言う物足りなさ残ってしまった
まあ、観ればまあまあ楽しめるけど、観ても観なくても良い
白石作品お馴染みのぴゅるぴゅるは健在!
過去作でも出てくる「怪異的ぴゅるぴゅる」、出てきたねえ。「あー、白石作品だ」としみじみ。
前半は正統派ホラーのテイストからの中盤の作風変化!ああいうテイストやってみたかったんだろうね。子どもも女性もバンバンやられていくのはホラーの定番を外す展開。あ、原作未読です。
※追記:原作の流れを踏襲してるみたいですね
おばあちゃんは後半の豹変ぶりを意識してるからなのか、前半の演技がわざとらしい。だからギャグ要素になっちゃってて、「本格ホラーテイスト」だが、正統派な感じになってないのが、惜しい。
霊との対決姿勢は「貞子vs伽倻子」風だから、まあ、予想の範囲内。基本、嫌いじゃないんだけどね。
一周回って、後半のテイストはいい。でも勢いつき過ぎたのか、「一周半」まわっちゃったかな。つまり、サユリがどうして引き篭ったのか、っていう理由がね、ダーク過ぎる。後半味変してホラーから少し空気が軽くなったのに、あれじゃあね。あの理由が分かってからも「軽い空気」は残してるんだから、ちょっとチグハグ。そもそも母親だけ生かすのも「?」って感じで。父の行為を見逃してるし、妹と一緒になって父と3人でやってるんだから、そこで「母と子」のテイストはむりくりかも。
後半もっと勢いよく、対決ムードから明るく突き進んでくれたら、もしかしたら★5も考えちゃうかも。まあ、でもその「惜しい」感じが「白石ワールド」なのかもね。鑑賞後の空気はホラーではなかったし、あのテイストは海外では作れないかも。
想像を超えて
いやー
この映画みる前に一つだけ情報が入ってしまいました。
「お婆さん大暴れ」
まさか、あの方じゃないだろうなあ
と思って観に行ったら
(キャスト知らなかったです)
本当にあの方で・・・。
と、気分は萎え萎えだったのですが・・・。
こちらの想像を何倍も超える「暴れ」で
認知症のお婆さんが「対サユリ」において覚醒。
怒濤の展開に観ていて幸福の絶頂でした。
そして、対戦終了後はもとにもどるのはまるでジェットジャガーです。
なお
喫煙
「お××こ」の台詞
お婆さんの作戦
等TV局が委員会に入ってたら出来そうもない事の連発(とどめは「美少女が引きこもって変貌してゆく理由」でこれは切ないです)
でも委員会は博報堂とか東北新社(制作プロダクションもここ)とか入ってるんですよね。
といいつつ東北新社は、「あの問題の大企業」である以上に
「牙狼」を制作したり「エマニュエル」のDVD出したりしている会社ですから、まあ当然の帰結かもしれません。
上映中にスマホを見るのはやめよう!
「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」を観に行った時に、女性客が多くて驚いたんですが、今回「サユリ」を観に行ってまたまたビックリ!ヤローばっか!まぁ、夏休みの昼の回ってこともあるかもしれませんが、中高生と思われる男子学生が集団で何グループか、来ている状態でした。
そして、こいつらのマナーが悪い!映画が始まってもスマホ見てるもんだからイライラしちゃいました。
そんな嫌な気分で始まった本作品でしたが、楽しませてもらえたんで良かったです。
総体的に言えば、白石監督の醍醐味である笑えるホラーでした。ゾゾゾってしながら、ギャハハって感じです。
原作は見てません。「ミスミソウ」と同じ作者ということで期待したのですが、随分、雰囲気か違うような・・・やっぱり監督の影響でしょうか。
【ネタバレ】
冒頭、象足の登場から、すっかり引き込まれました。
そして、いきなり10年後、先ほどのいわく付き?の家に、今時、珍しい三世代家族が越してきたところから本編が始まります。
怖じ気づく弟を尻目に、はしゃぐ家族だったが、姉の異常を皮切りに、不幸が襲い来る。父が死に、祖父が死に・・・
怒涛の展開は、女、子供にも容赦無し。長男が絶望にうちひしがれた時、ボケかけていた祖母が覚醒する。
もう、ここからはお笑い要素満載ですね。
人間が悪霊に勝つ!ってのが、本作のテーマみたいです。
大いに笑わせてもらいました。
でも、サユリが悪霊になる件は、ちょっと切なかったですね。
父親の異常な愛情(おそらく性的なもの)に怯え、母親に助けを求めても、見て見ぬふりをされてしまう。
父親を避けるために部屋に閉じ籠り、お菓子を食べ漁ったすえ、醜い姿へと変貌してしまった。
怒りを露に示した時、家族総出で殺害され庭に埋められてしまった・・・
そりゃ、悪霊にもなるわな。
ババア無双
原作漫画が好きなんで楽しみにしてました。
概ね原作通りだし、太極拳等のオリジナル要素も良かったと思う。
演出も王道を抑えた正統派ホラーって感じ。
やっぱ暗がり+静寂+電気点滅のコンボって良いよね。
また、原作とは違う、吹き抜けが印象的で変に複雑な間取りの家を使った立体的なカメラワークも良かった。
キャストについてだけど、やっぱり婆さんの再現度が凄かったな。
太極拳の達人っていうオリジナル要素も良い。父親が死んだ後の食卓でのぶち切れシーンとか霊媒師をぼこすシーンとか随所にアクションのこだわりを感じる。
そして何よりボケてる時と覚醒時の演じ分けが秀逸よな。本当に同一人物かと思う程の演技力は流石の一言。っていうか婆さんのせいで他のキャストが霞む。
だが残念っていうか、評価分かれそうだなって思ったのがサユリの設定。
何でデブスにしたの?って疑問だったけど、バックストーリーの改変の影響だったのね。
まぁ、外側を醜悪な腐れデブスにしたことで本体の可憐な少女とのギャップが強調されてて良かったと思う反面、普通に原作通りの貞子、伽椰子に次ぐ新たなホラーヒロインを見たかったなって思いもある。っていうか見た目汚いだけで狂気と禍々しさが全然足りんのよね。
禍々しさで言えば婆さんに対する爺さんを使った精神攻撃は原作に無い展開で良かったけど(本当は原作の黒髪モジャモジャ攻撃も見たかった。)、則雄への精神攻撃ももっと頑張って欲しかった。死んだ家族全員を使ったエグめの精神攻撃を見たかったな。
そしてあのラストバトルは何なんだ?
太極拳推しはよくわかったけど、笑っちゃうっての。触手のCGも変にチープだし。婆さんが太極拳でサユリを倒すシーンは良かったけど、全体的にあの対決シーンはいまいちかな。
全体的に見れば原作を大きく逸脱しなくて良かったけど、後半のオリジナル要素多めの展開が微妙だったな。
やっぱ脚本て大事よね。
ぶっとんだ原作を、まんま実写化
人類よ、覚醒せよ!
「貞子vs伽椰子」の白石晃士監督作。そう思うと、作品カラー的に納得出来る。
しっかりオカルト映画している前半と、婆ちゃん覚醒を機に一気に豹変するのは、「貞子vs伽椰子」と同様のやり口🤭
そこからは、何とも生命感溢れるホラー映画となる。無茶苦茶な部分もあるけど、生きてる人間の方が強い、という理屈は意外と納得出来る。
まぁ、婆ちゃん、ちょっとやり過ぎの面はあるけど。
同級生を助けるシーンは何か「Gガンダム」で観たぞ、と思ったり🤣
そして結局、「払って済ませるつもりはねぇ、復讐じゃ!」と言っておきながら、払って許してましたね😂
面白かった。
しかし、最近、児童虐待に関わる作品を連続して観てるなぁ。
これってホラーだよね…⁈
何かの記事で評判がいいというような見出しを見て、原作も監督もよく知らないまま観ました。
序盤から普通そんなこと言うかなとか展開が唐突だなとか、演出がイマイチだなとかで覚めてしまいましたが、途中からさらに雲行きが怪しくなり、あれ…、これってホラーだよね⁈というトンデモ展開になりました。
全体的にホラーっぽい演出といえばこんな感じだよねという雰囲気だけで、まったく怖くないし、途中からもう何がしたいのか訳が分からないです。
貴重な時間と2000円をドブに捨てることになりましたが、こうなることを事前に察知出来なかった自分が情けないです。
追記
このあとコロナになりました。
サユリの呪いでしょうか。
踏んだり蹴ったりです。
戦闘的な祖母がカッコ良い
白石晃士監督作品は「ある優しき殺人者の記録」と「貞子vs伽椰子」が好きで今作人気漫画の映画化を楽しみにしてました。
前半は真面目なホラー調で次々と家族が犠牲になり恐怖度満点。
後半のサユリとの戦闘に祖母が参加してからはコメディ色が出てきて恐怖と笑いのバランスが楽しく見やすくてよかったです。
主役は高校生の真面目なカップルと思いきや根岸季衣演じる変幻自在で戦闘的な祖母で意外性があり見ごたえ十分。
「悪霊の住む家」という良くあるシチュエーションをキャラ設定で面白く見せているのはお見事でした。
おススメ度は和製ホラー好きには高得点。真面目な洋画怨霊ホラーやゾンビ系を見慣れているとコメディ色は違和感があるかも。
高評価を信じて見に行ったけど。。
最初は少し怖かったが、途中から「なにこれ」
っていう呆れた感情になっていく。
予想外の所もあったが
映画自体は本当につまらなかった。
私はサユリの漫画を読んだことは無く、この映画のポスターの様な不気味な怖さを求めてた私にはお金と時間の無駄に感じた。
貞子DXに続き、コメディに走るようなホラーはもう懲り懲り‥😅
日本のホラーどうしちゃったんだ〜💦
バールの正しい使い方と、悪霊退散で愛(性欲)を叫ぶのは斬新だなあと思いました
2024.8.26 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(108分、G)
原作は押切蓮介の同名漫画(幻冬舎)
引っ越し先がヤバかったというテイストの新感覚ホラー&コメディ映画
監督は白石晃士
脚本は安里麻里&白石晃士
物語の舞台は、日本のどこかの地方都市(ロケ地は静岡県熱海市)
父・昭雄(梶原善)は念願のマイホームを手に入れ、そこに一家が引っ越ししてくることになった
昭雄には妻・正子(占部房子)がいて、ふたりの間には、高校生の佳子(森田想)、中学3年生の則雄(南出凌嘉)、小学生の俊(猪俣怜生)の3人の子どもがいた
さらに、別居していた昭雄の父・章造(きたろう)とその妻・春枝(根岸季衣)も一緒に住むことになった
家に着いた早々、俊はこの家に何かがあると感じ、春枝にも何かが見えているようだった
ある日、話したこともない同級生・住田奈緒(近藤華)に声をかけられた則雄は、彼女から「気を付けて」と意味深な言葉を投げかけられる
だが、その言葉の意味もわからないまま、日常はゆっくりとおかしな方向へと進んでいく
映画では、冒頭にてある一家の異常な日常が描かれ、本編はその10年後ということになっている
冒頭の一家の長女・小百合(久保遥、幼少期:照井野々花)の身に降りかかったことが原因で、それが最悪の展開を迎えていた
一家はそのままどこかへ引っ越すのだが、そこにはあるものが残り続けていた
かなり振り切った内容になっていて、悪霊に対して太極拳で対抗するという、どちらかと言えばアクション映画になりかけていた
春枝が霊との遭遇によって覚醒しているのだが、その強さは霊媒師(ジェントル)をも駆逐するほどのものだった
また、要所要所にコメディ要素が込められていて、低俗なギャグが散りばめられている
その対象年齢は小学生ぐらいだと思うので、ガチのホラーを観に来た成人層(原作知らない人)がどのような脱力感を抱えたのかは想像ができない
呆れるというほどでもないが、悪霊に対して霊的対抗をしないという新しさがあったので、それはそれで面白かった
生命力が悪霊を凌駕し、いつの間にか恋愛対象になっていた相手を想う心がそれを打ち消すというのは、勢い以外では説明がつかないのではないだろうか
いずれにせよ、すごいものを観たなあという感じで、霊媒師を殴って倒したり、小百合の家族を拉致って復讐をするのは笑ってはいけない領域に入っていたと思う
これまでのありがちな路線を否定し、スポ根映画さながらの特訓シーンがあるのは今考えてもギャグ要素にしか思えない
友人もびっくり(察していてフェードアウトしてた)のいつの間にか恋愛関係もびっくりしたが、そこで思いの丈のなかに「やりたい!」が来るのは中学生ならではだなあと思う
相手もまんざらではないのだが、「君たちちょっと早いぞ」と思ってしまったのは私だけではないのかもしれません
とても面白い
認知症のおばあちゃんが急に覚醒してパワフルになるのがかっこいい。しかし7人家族のうち5人が死んだらいくらなんでももう耐えられない。あの家無理ってなる。
主人公の男の子も応援したくなるタイプで、霊能者の女の子もかわいい。二人には幸福な恋愛をしてほしい。
僕の遠い身内にもサユリのような人がいて、しかしその人は別に性被害にあったわけでもなく引きこもりで太って肌がブツブツで精神を病んでいる。そのことを考えると何か明確な原因があってそうなっている方がまだ救われるのではないか、しかし原因を取り除けば果たして解消するのだろうか、どうあれその人はどうすれば救われるのだろうか、など考えが頭をぐるぐる回った。結局のところ考えてもどうにもならない。世を恨み、人を呪う、内面がそんなことで満たされていたらそれこそ地獄だ。厳しい。
時に合う多様性映画
身も震える恐怖あり、身も震える笑いあり、身も震える性癖あり、身も奮える恋あり、身も奮える高齢者あり、そして、最後は身も震える涙あり。いやあ、初めてです、汎ゆる感性を揺り動かした映画は。
根岸季衣、ターミネーターのシュワルツネッガーですね。彼女、この映画の主人公だとは知りませんでした。
自分的には今年ナンバーワンかもしれない
原作未読です。したがってどこまで原作で、どこから映画オリジナルなのか知りません
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まだ夏も暑い盛り。2024年の2/3が過ぎ去ろうとしている時期です。
夏と言えばホラーなのかこの時期にホラー系はたっぷりでてきますが、年末あたりに「今年見た映画の中で面白かったものは…」みたいに思い返した時にホラー映画はあんまり思い出されません。
が、今回のサユリはおそらく2024年の自分的な一番面白かった映画の名前に出てくるでしょう。
ジャパニーズホラーと80年代香港映画の融合です。しかも良いトコ取りです。
前半はきっちりジャパニーズホラーをやっていて、これこれこういうのが夏らしいよなって思っていました。
中盤、ババァの一喝で空気ががらりとかわります!いいぞババァ!かっけぇぞ、ババァ!!
もうジャパニーズホラーを見ている空気ではありません。もうこのババァがここにいる限り幽霊なんて怖くない。復讐劇を見ている感じで最高でした。
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ここから「本当に面白かったがゆえの「ここがこうだったらなぁ」と楽しそうに不満をいう」ターンです。にこにこしながら言っていると思ってください。
ペドシーンはいらない。なんかサユリにも事情がなぁなんて思ってしまうと安っぽい復讐劇になってしまう。そのせいでババァのカッコいい復讐がどうも煮え切らない。
まあ、だからこそ作中で一番ヒドい目にあっていたのがオヤジだった事に「気にかけ、三食作ってくれた母親」は殺せなくても、その食事の原資を汗水たらして働いて稼いでくれた父親には何の感謝もナシなのかよ的な 変な違和感を感じないという効能があるのかもしれません。
ただ、そこではサユリの妹ちゃんの立場がいたたまれなくなります。悪いのは父母なのにこの子はなんでこんなことに。
ヒドい目にあったのはわかるけど無関係な人を殺してもいいライセンスにはなりません。
いやまあ、ジャパニーズホラーなんで「悪くないのに」は呪われない要因には一切ならないんですけどね。それでいうと神木一家は本当にまったく悪くないですし。
せっかくなのであの霊能力者がずかずかと家に入って行ってサユリにヤられてほしかった。
泣いてるサユリ(小)が神木一家と一緒に消える時に、一家に何かしらのリアクションをとってほしかった。
触手はモノノケ姫がチラついて仕方なかったです。脳内で響く「サーン!!!!」の声。
あの触手、必要だったか???? サユリ、そこまで触手に関係していたか???
……でも。
このあたりは「僕の好みはこっち」なだけであって映画が面白かった事には変わりません。
もうちょっと塩味が強い方がとか、上にコショウふっていいですか的な些細なことです。
ジャパニーズホラーのお約束に香港映画のテイストを混ぜた良質の映画です。
ネタバレをぽちっとしているのでここを見ている人は映画か原作をすでに見ている人だとは思いますが、そうでないならばぜひぜひ見に行ってください。
ババァ、かっけぇよ。ババァ。
※追伸※
こういう展開になるのならば予告編CMはもうちょっと控えていただきたかった。
「屍人荘の殺人」の映画宣伝スタッフを見習っていただきたい。
清水崇には到底到達できないレベル
演技力の未熟なアイドルのプロモーション映画職人に成り下がった清水崇監督と違って、ちゃんと演技が出来る役者を揃えるだけでこうも違うもんだね。
清水崇のアイドル映画をやって一人でも伸びた人いましたか?いないでしょ?清水崇は初心に帰って、演技が出来る人とやらないとポイされちゃうぞ?あと、あの脚本家はクビにすべき。
一人として、下手な役者がいなくてお化けになってしまった人間だった時のサユリはニキビ面でぶくぶくに太っていてろくに台詞が無いのに何でこういう見た目になってしまったのかの悲しみが伝わってくるし、
子ども時代のサユリが引きこもりになってしまう原因になった、嫌なんだけど逆らう事が出来ない時の表情とか仕草とか見てるとサユリが可哀想で可哀想で。
これはお化けになって人を呪い殺してもしょうがないと思いました。お化けの心情をここまで描くって凄くない?
この作品は清水崇監督だったら、家族全員がお化けに殺されて全滅エンドで終わってしまうが、原作が良かったのか、脚本家が良かったのかそれだけでは終わらない超展開が待っているのだ。
こんな面白い展開を他のレビュアーはタイトルでネタバレしまくっているからそこには目を通さないで今すぐ劇場で見てください。
はじめて「 呪怨ビデオ版」を見た時のような感動を味わう事ができます。今の清水崇に見切りをつけた方にお勧めです。
ネタバレにならない程度に最後に一言。
デッドストリームもそうだったけど、最近のお化けは殴れば倒せるのか?
ホラー?
はっきり言おう!
これは映画ジャンルで言うなら…。
ホラーありきの!
スプラッターありきの!
コメディ100パーセント!!
ホラーみてお客さん笑うって中にはゲラゲラ笑って怖くないね、ってそりゃそうだろ。おばあちゃん、ぶっ飛びすぎってあり得ないよΣ(´∀`;)
個性派の演技が特徴の演者さんでキャストが固められていたので恐怖度は果たして?と思いながらみていたけど、やはり恐さより笑いを期待せねばならないと改めて思ったね。
おもろ恐い。
なんて新しい言葉が生まれたね。
ばあちゃん語録のシールも販売されていたんだけど人前には悪いけど出せないこっそりと使いたい恥ずかしすぎるセリフばかりで(;一_一)
怖いのが苦手な方でも楽しめるエンターテインメント性の高い作品なのでぜひおすすめ!
本当に気を付けてね、って何をどうやって…
夢のマイホームに引っ越してきた7人家族が、家に憑くサユリの霊に次々と呪い殺される話。
引き籠もり女のプロローグから10年後、父方の爺ちゃん婆ちゃんに両親と一姫二太郎の家族が、中古のその一軒家に引っ越してきて巻き起こっていくストーリー。
次男くんと痴呆の婆ちゃんはなんだか嫌なものを察している様子で、その他家族は気づいてないけどなんだかみんな寝不足!?
プロローグでサユリと呼ばれる人物がちょっと出たけれど、その後は何故か子どもの声が聞こえてくるし、見えたものとは違う死因???
そんなガッツリホラーな空気感だったけれど、いよいよ師範が目覚めたら、まさかのそんな感じですか(゚∀゚)
それまでも悪くなかったけれど、中盤からの流れはしてやられた感じだし、それでいてちゃんとまとめてくれてこれはお見事。
中途半端にシリアスにやられて安っぽくなるぐらいならと言うかんじなんてしょうかね。
原作がどんな感じか知らないけれど、自分的にはとても面白いエンタメだった。
光をピッカピカ照らせ!!!
いやぁぁぁああ、面白いっ!!!
Jホラーを変えてくれるのは、白石晃士だと信じてたよ!やっぱり凄かった!期待以上だった!!恐怖と興奮。前半と後半の温度差に思わず笑ってしまう。R15なだけあってしっかりグロく、しっかり怖くて、ホラー映画としての質はもちろん高い。だけど、本作の面白さは後半。覚醒したおばあちゃんが幽霊に立ち向かう!もう設定が面白すぎる笑笑笑 常識をぶち壊す激オモロホラー。やってくれたな!最高だよ!
家族が幽霊によって徐々に崩壊していくというのはありがちではあるし、ジャンプスケアが多用されていて、一見苦手なタイプだなぁと思ってたんだけど、白石晃士監督だからか「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」同様、背筋が凍るほど怖かった。この人は演出がホント上手い。何度も見たことがあるようなシーンも、かつてない新たなものに感じる。押切節も、白石節も全開。情報解禁された時も衝撃的だったけど、見てさらにビックリ。いやぁ、すごいタッグだなぁ...。
一度走り始めたら止まらないっ!ホラー映画には似つかわしくない、スピーディな展開にも心掴まれっぱなし。次、次、次。ボーっとしてたら置いてかれるほど早すぎる。容赦ないグロなのに、全編通して爽快感で溢れている。なんでこんなに気持ちがいいんだ!?Jホラーというと、ジメッとしたスローテンポの作品が多い中、本作は明らかに異彩を放っている。完全なる新ジャンル。こんなFunny、僕知らない。excitingな音楽とFantasticな展開が脳内をpanicにする。楽しい、楽しい...。
幽霊に立ち向かう方法。見たことも聞いたこともない斬新すぎる視点。しかも説得力がすごい。いやぁね、いっつも思ってたんですよ。なんで幽霊がいるって分かってんのに、電気つけないのかって。本作はその長年の疑問を晴らしてくれる。どうやったら幽霊のいる場所で幸せになれるのか。そして幽霊と共存することは可能なのか。新しいの連続で本当に楽しい作品だった。
結構エグい下ネタあるし、見るに堪えないキツいシーンもあるけれど、近年のJホラーの中では間違いなくトップクラスの最高傑作。全身の疲れが全て吹っ飛ぶ!これだよ、これ!こういうのが見たかった🥳 そしてまさかの、生きようと強く思えるホラー映画。これはすごいぞ...画期的だぞ...。
悪霊は、生命力(性欲)で吹っ飛ばせ
霊の力が強すぎる
最初で題名が回収されます
霊の正体は小百合さん、この方が今回の心霊現象を起こしています。
とある中古の一軒家に引っ越してきた家族が次々、
霊の被害に会ってしまう話。ここまではいつも通り、この後は違いました。
ホラー映画の中で、霊に対抗する一番手取り早いことはよく食べよく寝て運動して魂を濃くすることという健康撃退法を描いていました!
そして、面白いのが認知症だったおばあちゃんが目覚めてかなりヤンキー感のあるおばあちゃんになります!すごい心強い!
ミンナノウタやあのこはだぁれ?と違うまた新たな道を切り開いたなと思いました
小百合がなぜあの姿になったのか後半で明らかになっていくので納得しながら観賞ください
サユリ
昔からの怨念は強すぎる
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