がんばっていきまっしょいのレビュー・感想・評価
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もっと、がんばっていきまっしょい!
絵が綺麗。海の光の反射やら、花火の光、波の動きなど風景は良かった。
しかし、人物。モーションピクチャーのせいか?喋っていないキャラ(主人公5人も含む)が不自然な揺れが目に付く。何じっとしていられないでゆらゆらしているのか?と気になって予告編で言っていたほどキャラに推しが出来るほどではなかった。もちろん、声優さんの力は大きくキャラを生き生きさせてくれているので、相殺されて悪くはなってないんだけどね。
後は音楽。舞台が田舎だしそれっぽい曲が流れたり、顧問が爺さんで車で流れる曲が合わない。しかし、現代に設定を変えたことでもっと青春小説に合う曲が流れて欲しかった(特に前半)。実は主題歌はすごく気に入っていて、映画全体に同じ作曲家の挿入歌で固めて世界観を作って欲しかった。
もっとがんばってくれていたら、30年近い年を越えて活きて動いた映画になったと思います。
入場者特典の第1週のコンテンツの裏に描かれた漫画調イラストの悦ネェとヒメの方が生き生きしていて、どちらかと言うとこっちの絵で作品作ってもらっていたら☆5(挿入曲も全てオリジナルでやって)近かったかな。主人公5人の眉みんな一緒、鼻みんな低くて前向きだとないし、目玉の色と髪型を取り替えてのっぺり顔しかボート部はおらないのかとちょっと言いたくなる私でした。
一艇ありて一人なし
原作はおろか、実写映画やドラマ、漫画のいずれもノータッチのため、新鮮な気持ちで鑑賞。
とりあえず、CGのクオリティが目茶苦茶高い。
『ガルクラ』のような崩した表現こそないが、動きや表情はかなり自然で、髪も柔らかく揺れる。
硬さや違和感が無いとは言わないが、キャラと背景とも違和感なく馴染んでおり本当に素晴らしかった。
ボート競技同様、CGだけでなく色彩や撮影など多部署の息が合わないとこうはならないと思う。
反面、ストーリーは可もなく不可もないレベルで、主となるハズの悦ネエの心の機微は正直、雑。
急にやる気を出したと思えば、二人で話していただけで勝手に負けインぶって。
きっかけとなった出来事に解決も変化もなく復帰し、メールの内容も明かされないので少しモヤモヤ。
恋愛要素も一時離脱の役目を果たしたら自然消滅だし。
結局オールを買ったかどうかの描写もないならリーのバイトシーンも不要かと。
渋ジイの実は凄い人設定も、終盤で唐突に出すくらいなら二宮に全部やらせた方がよかったのでは。
何語かも分からない挿入歌には違和感Max。
花火ひとつにも多彩な音が使われていたのは感心した。
演技は総じて良かったが、萌え声なのに不快にならない高橋李依のアクセント付けがクセになった。
竹達さんも、悪目立ちしない抑え加減で地味にいい仕事。
伊藤美来の「あはは〜」だけはやや浮いてたかなぁ。
キャラ的には、違和感には気付けども理由までは察せないヒメのリアルさが好きなのだけど。
ダッコ・イモッチ加入時のテンポ感とリーの反応は最高。
尺不足は感じるが、キャラの魅力はしっかり出ていた。
合間の話もその後の展開も気になるし、梅子サイドや二宮の試合なんかも是非見たい。
質的に難しいかもだが、TVシリーズを希望します。
田中麗奈の実写版が見たくなった。
【”一艇ありて一人なし!”小学校高学年の頃から、直ぐに諦めてしまう癖がついていた女子高生が、ボート競技に関わる中で諦めない気持ちを持つ大切さに気付く過程を、チームメンバーとの友情を絡めて描いた作品。】
ー 一艇ありて一人なし:ボート競技において、チームワークの大切さを示す言葉。-
■エツネエは、小学校の頃は背が高く、走るのも早くて親分気質からエツネエと呼ばれていた。だが、中学生になると、男子の背も大きくなりエツネエは走るスピードも一番ではなくなり、徐々に諦め癖が付いてしまっていた。
だが、ある日、埼玉県からリーが転校してくる。ボート部に入りたかったリーだが、ボート部の部員は、男子の二宮一人。
部として成立させるために、エツネエは親友ヒメと名前だけを貸すが、そこに小さい頃からライバルだったダッコとイモッチも加わり、エツネエはやる気がないまま、ボートの初試合に臨む。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・「がんばっていきまっしょい」と言えば、田中麗奈さんデビュー作の逸品(ア!レビューあげてないや!!)が有名であるが、今作は流麗な絵(CGかな。)で彩られた比較的落ち着いた作りが印象的である。
・エツネエ、親友ヒメ、ダッコ、イモッチのキャラ立ちも良く、トーンとしては”熱血!”というよりも比較的冷静な物語運びで、エツネエの心の成長を描く作品として私は鑑賞したな。
・観ていると、どうしても4人の女子高生に目が行きがちになるが、私はこの作品の陰のMVPは二宮だと思ったな。
たった一人でボート部を支えて来て、自分もチームでボートを漕ぎたいはずなのに、一人でボートの手入れをしたり4人を指導したり、ボートの片づけをしたり、良い奴だと思ったな。
・後は、一言も喋らないお爺さんコーチかな。実は凄い人だという事が分かるのだけれど。
・松山が舞台と言う事もあり、”大街道”の商店街が描かれたりするところも嬉しかったな。
■アニメ化して一番良かったと思ったのは、絵の流麗さかな。ボートが進む中、光が反射するシーンや、エツネエと親友ヒメとが海岸に寝転がって見る空の青さとかね。
<ラストの締め方も良かったな。
優勝常連校の選手とエツネエとの会話や、試合後に”未だ先がある!”と言う終わり方も、抑制したトーンで描かれていて、今作は品の漂う青春スポーツムービーだと思いましたね。では。>
普通に良作。 とても見やすい映画
事前情報なしで鑑賞。
ストーリー構成は綺麗で終わり方までもちょうど良い。
ボート部設立から挫折や大会そして、最後まで凄くちょうどいい。ご都合主義も少なく等身大の作品という感じで楽しめる!
ただ、個人的に主人公がめんどくさいのが難点。周りがいい人すぎる。自由人すぎるんじゃないかな、、、。成長物語って言えばそうだけど言葉足らずだし、自分勝手がすぎる、、、まぁ、終わり良ければみたいなとこあるけど。
あとは、男。あれいるかな?変に関わりが大きくてラブコメったら蛇足だとは思うけどあそこまで関わらないのだったら、、、って。花火大会とかのフラグ?っぽいのも正直いらないかなーって。すごい良い奴なのは分かるんだけどね。もっとアドバイザーって立ち位置だけにしとくとか?
でも、作品として普通に楽しめたし面白かった!映像も綺麗だし歌も良かった!声優も豪華で素晴らしい!あはは〜が少し気になるくらい笑
見に来て普通に良かったです!
純スポ魂青春ストーリー、好き
全体のテンポも良く努力のプロセスに無理が無いのが個人的にすごく好みの描き方でした。この手の話に多い数ヶ月、酷いものでは数週間で大筋がどうにかなるような展開ではなかったのが本当に素晴らしいです。(本職でボート競技をやられている方にはこれでも多少無茶に映るかもしれませんが)。年頃の少女の抱えるであろうモヤモヤ、作中の表現でいうところの単純で無くなっていく事への葛藤、それと向き合っていく事の大変さと乗り越えたあとの強さ、観たあとの口当たりの良さが相当に良い映画です。著名声優を起用した地域タイアップ型の最近流行りそういうのかと舐めていると不意打ちをくらう作品です。特典が週替わりみたいなので来週も観ようかな...。
いっそのこと、ED担当のグループメンバーに演じさせた方が伝説になったかもしれません
2024.10.28 MOVIX京都
2024年の日本のアニメーション映画(95分、G)
原作は敷村良子の小説(1996年)
ボート部を通じて親交を深める女子高生たちを描いた青春映画
監督は櫻木優平
脚本は櫻木優平&大知慶一郎
物語の舞台は、愛媛県松山市
地元の三津東高校の伝統行事であるボート大会を見学していた転校生の梨衣奈(髙橋李衣)は、そこで途中で競技を諦めてしまう悦子(雨宮天)を見つけた
その後、梨衣奈が自分のクラスに向かうと、そこには悦子と彼女の親友の姫(伊藤美来)がいて、担任(中村早希)は彼女らに梨衣奈のあれこれを押し付けてしまった
梨衣奈は、父親の転勤でこの街に来たが、かねてからボート部に入ることを楽しみにしていた
だが、ボート部は人数不足で休部状態になっていて、ショックを受けざるを得ない
悦子は、隣のクラスにいる二宮(江口拓也)に相談すれば良いというものの、梨衣奈は共学に入るのが初めてで、男子とはうまく話せないという
そこで、悦子と姫が梨衣奈の手助けをすることになったのだが、クラブ活動には最低4人は必要ということで、悦子と姫が名前を貸すことになったのである
映画は、クラブ活動の再会をどこかで聞きつけた妙子(鬼頭明里)と真優美(長谷川育美)が加入し、その流れで悦子と姫が巻き込まれていく様子が描かれていく
三津東高校の伝統行事にボート大会というものがあって、それに勝つためにボート部に入った妙子と真優美だったが、結局はガチのボート部の大会を目指すことになる
大会で顔を合わせることになった港山高校の梅子(竹達彩奈)がライバル視することになるのだが、その実力差は天と地ほどの差があって、最終的には、梨衣奈達の実力も上がって、予選で接戦を繰り広げるほどに成長していく様子が描かれていた
かなり昔の原作で、これまでにアニメ化もドラマ化もされた作品で、なぜ今になって再アニメ化に至ったのかはわからない
おそらくはCGアニメとしての新しい試みのように思えるが、その意義はあまり感じなかった
映像は確かに綺麗なのだが、人物表現として適しているかは微妙で、常にゆらゆらとう揺らめいているのは実写ではリアルに感じても、アニメだとノイズのように思えた
物語は、やる気のない女子高生が心を入れ替えるというものだが、さらにやる気を失うエピソードとして花火大会のエピソードがあった
そこでは、おめかしして二宮に会いに行ったものの、梨衣奈と一緒にいるところ見ただけで嫉妬心を感じてしまう
その後もギクシャクしてしまうのだが、その恋愛感情はいつの間にか消えてしまい、回収されないのはモヤモヤしてしまった
恋愛要素自体は不要なのだが、花火大会のエピソードを入れると無視はできなくなる
なので、回収をしないのなら、無理にイベントを挟む必要もなく、何度やっても勝てないので無意味に思えたとか、それぞれの目標がバラバラで自然分解するとかの方がまだマシだったように感じた
いずれにせよ、若い女の子がキャッキャしているタイプのアニメが好きな人ならOKの作品で、それ以外の層には刺さらない作品のように思えた
エンディングは主役5人の声優が歌うのかと思っていたのだが、どうやら無関係のアイドルのようで、これまたプロモーションとして何がしたいのかよくわからなかった
せめてアイドルグループのメンバーに演じさせて、その集客をした方が結果は良かったと思うので、色々と大人も目論見が瓦解した映画なのかな、と感じた
みんなで観まっしょい!
原作未読で、過去に映像化された実写映画もテレビドラマも観たことはありません。でも、予告の清々しさやみずみずしさに惹かれ、主題歌に熱くこみ上げてくるものを感じて、公開を待ち望んでいました。本当は公開初日に観に行きたかったのですが、舞台挨拶中継付き上映回のある3日目まで我慢して鑑賞してきました。
ストーリーは、がんばることを諦め、退屈な毎日を送っていた高校生・村上悦子が、廃部となったボート部の復活に強い関心を示す転校生・高橋梨衣奈の強引な誘いにより、幼なじみの佐伯姫とともにボート部にしばらく籍を置くことになり、そこに加わった兵頭妙子、井本真優美らとともにスタートした練習、初めての大会での惨敗、仲間との交流、ライバルとの出会いなどを通して、成長していく姿を描くというもの。
目標に向かって励む中で味わう喜びや挫折を通して、主人公の成長や仲間との友情を描くという王道ストーリーですが、それゆえにストレートに伝わってくるものがあります。悦子が流した汗と涙、手に入れたかけがえのない仲間、忘れられない青春の日々は、がんばったからこそ得られたものばかりです。これらはこの先も悦子の支えとなっていくのでしょう。
努力が必ずしも報われるわけではなく、むしろ報われることのほうが少ないとさえ思います。でも、そのがんばりは必ず自分を成長させ、巡り巡って形を変えて報われるのです。がんばることそれ自体に大きな意味があることを、多くの大人は知っています。だからこそ、今この瞬間に行き詰まりを感じている多くの若者にぜひ本作を観てほしいし、がんばる経験を積み重ねてこれからの人生の大きな礎としてほしいと思います。同様に、心が折れかかり、がんばることを忘れた大人たちの心にも、深く響くものがあり、もう一度立ち上がる力を与えてくれる作品でもあると思います。
全体的には、悦子を中心としたボート部員以外の周辺人物を極力描かず、終始5人の関係性にフォーカスし続けているのがいいです。5人の漕ぐオールに気持ちのズレが如実に表れていて、それがしだいに一糸乱れぬ動きとなっていく様子に涙がこぼれます。「一艇ありて一人なし」という格言が本当にぴたりとハマり、とても印象的です。多少の恋愛要素は入れつつも、それが物語の主軸を揺さぶるようなことはなく、あくまで青春の1コマとして主人公の心情に波紋を投げかける程度なのも好印象です。青春の煌めき、その尊さを噛み締めることのできる良作だと感じます。
キャストは、雨宮天さん、伊藤美来さん、高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さん、江口拓也さん、竹達彩奈さん、三森すずこさんらで、人気と実力を兼ね備えた盤石の布陣です。
舞台挨拶中継では、主要キャスト5人と櫻木監督に加え、主題歌を担当している僕が見たかった青空(このアイドルグループを初めて知りました)から6人が登壇され、とても賑やかなものとなりました。今回は監督の「会話のテンポ感を大切にしたため、音に絵をはめていく手法をとった」という話が興味深かったです。その点においても、ボートを漕ぐ繊細な動きを表現する点においても、本作をCGアニメとしたことは正解だったように思います。
シンプルな青春部活映画
原作小説は90年代で
過去には映画・ドラマ化もされていたらしいが
過去作はまったく知らない
ボートの知識がなくても
映画は楽しめると思う
3DCGアニメなので
CGに慣れないと違和感がある人がいるので
それだけで人を選ぶと思う
内容はシンプルな青春部活映画
転校生がきっかけで
ボート部に入ることになって部活に熱中することになる
メンバーが5人そろうところはコミカルでよかった
キャラクターのあだなは原作通りなのだろうがテキトーに感じる
主人公は過去の挫折で無気力で
最初は部活にも消極的だったが途中からやる気になる
しかし、途中でいろいろあって
また消極的になってしまう
そのあと、やる気を取りもどすが
その理由はちょっとよくわからない
恋愛要素っぽいところはあるが
別になくても関係ない感じだったと思う
ストーリーはシンプルすぎるので
なんとなく主題歌を歌っているアイドルソングの
MVっぽい作品に感じてきた
挿入歌も歌っているらしい
がんばる意味
なるほど
丁度時間が良かったので舞台挨拶のライブビューイング上映で見たのですが
キャストさんと監督が出ておられてて櫻木優平監督のお名前を知らなかった
のですがお顔を見た事がある…NHKの宮崎駿の毛虫のボロで見た方だ!
アニメータ見本市でも独特のエヴァの短編を作られていて
(その時も確かキャラが西田さんだったと記憶しています)
「あした世界が終わるとしても」も見ました、作品は知ってるのに
お名前をちゃんと記憶してないとは…そんな映画場外部分を認識しつつw
ストレートに言えば想像より良かったですねそれぞれのキャラをちゃんと
描こうと言う部分は好感が持てました、原作は未読なので何とも言えませんが
ドラマは恋愛とか悩みとかもっと踏む込むのがいいのか難しい辺りですね
マニアックになり過ぎる可能性もありますしね
CG部分もキャラは可愛かったので良かったと思います
後日談を見てみたい気がしました。
鉄板の青春映画!
子供の頃は足が速くクラスでリーダーだったが、周りが成長していくうちに挫折し、生きていく目標が見いだせずにやる気も根気もなくなった女の子「悦ネェ」と幼馴染の「姫」。
海無し県の埼玉から舞台の愛媛に転校して来てボート部に入りたいという「リー」と家業がライバルの網元の娘「ダッコ」と「イモッチ」の計5人の女の子が、男部員「二宮」一人で潰れそうなボート部に入部し、女の子4人で漕ぐボート競技を通じて青春の目標を見つけ出すという女の子達の物語。
最初の失敗からの練習、主人公の離脱と復活というありがちなストーリーだけど90分間にうまくまとめられた青春物語の佳作ってとこかなぁ。
オールCGアニメで好き嫌いはあるだろうけれど、キャラデザはラブライブの人ということで手描きっぽいキャラは嫌じゃなかった。(男の子が猫背っぽく歩いたり、いかり肩ポイところがあったのはいかにもCGぽかったけれど)
最近の劇場アニメでは珍しく売れっ子の本業の声優さんたち、雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美と江口拓也、竹達彩奈等々が演じられており、声の演技は安心して観られました。
ただ、主人公の気が強い「悦ネェ」は他のメンバーに迷惑かけても絶対に「ごめんなさい」と謝らないんだよなぁ。(友達に気を遣わせるタイプ)それには共感できず、また、最初の試合で何故「リー」が挙動不審だったのかの説明が全く無かったこと。(男嫌いの「リー」が車の中でキョドるのはわかるけど、競技中のボートに乗っているときまでキョドっていた理由の説明が無かったこと)以上の点がマイナス点ですね。
感動で感極まったり、涙することはなかったけれど、青春の爽やかな雰囲気になるには持って来いの映画でした。
PS.初めて舞台挨拶のライブビューイングってやつを観たんだけれど、アラカンおやじには1時間程の有名声優達と主題歌を歌ってるアイドル達の内輪乗りの雰囲気には全く馴染めませんでした。
ボートレースの青春もの
ベタベタな青春ストーリー(笑)、だがそこがイイッ❗️【追記あり】
実写版の映画を見たのは二十数年前なので、今となってはほとんど記憶がない。ストーリーもすっかり忘れてしまったが、主演の田中麗奈が凛としていたことだけは覚えている。
さて、始まってすぐに「プレスコ&モーションキャプチャ」による妙な違和感を覚えたが、比較的早く慣れることが出来たようで途中からあまり気にならなくなった。
主題歌は予告編の時から流れていたので耳に馴染んでいたが、それを冒頭から使っちゃうのは少しもったいなかったなぁ。最後のクライマックスシーンで流すのがいちばん効果的なのに惜しいことをした。
ストーリーは駆け足のようにサクサク進んでいく。
途中の説明などすっ飛ばしてドンドン進んでいく。
舞台挨拶で監督が「観客に委ねる余白を作りたかった」と言っていたので、確かにその意図は達成されていたが、個人的にはもう少し余白を少なめにお願いしたかった…尺の問題もあるとは思うけど、丁寧に描くところは描かないと。
【追記】それにしても、ど素人の連中がいきなりボートを始めてから僅か1年で(しかも途中に恋が拗れた空白期間ありw)県大会でトップを争うまでになるのは流石にどうなのだろうと感じた。けっこうあの地区のボート競技者人口も多そうだったし、そんなに甘くねえだろ!と。
がんばっていきまっしょい・・・
スポーツ愛が、全く感じられないスポ根映画
スポーツが中心なのに、
練習シーンが音楽で誤魔化されていて、
スポーツかつボートに対する愛が、
全く感じられません。
頑張ったから、強くなったみたいな
とても、雑な映画になっています。
みんな素人だったに、
かなり強くなるので、
単なる努力ではなく
必要な技術的な過程が、
練習シーンの尺もあるのに、
全く描かれてなくて、
雰囲気で誤魔化しているのが、
とても、残念です。
1つになるという話しのも、
例えば、オールをどう揃えるか
という話にしていけば、
全然説得力が、違ったと思います。
映像がとても美しく、
ヒロインの心理描写も良いので、
とても残念です。
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