ライド・オンのレビュー・感想・評価
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ジャッキーに敬意を
今年で70歳、映画デビュー50年を迎えたジャッキー・チェン。
主演最新作となる本作で演じたのは、自身を彷彿させる役。
いつもながらのアクションとコメディ、ヒューマンドラマ、過去の作品のオマージュにも溢れ、円熟したジャッキー作品。
かつては香港映画界の名スタントマンだったルオ。
怪我で第一線を退き、今は愛馬チートゥと共に地味な営業回り。
ある日、債務トラブルでチートゥが競売にかけられる事に。
パートナーを守る為に、ルオは法学部学生の一人娘シャオバオに助けを求める。
そんな時ルオに、チートゥと共にスタントの依頼が。それは非常に危険なスタントであった…。
栄光に輝いていたあの頃から一転、今はしがない身。
ジャッキー自身は今も第一線で活躍し続ける一握りの成功者。が、運命が違っていたら…。哀愁漂うジャッキーの姿。
そんな男が再起をかけて。
今は落ちぶれても、弟子を育て、その中にはスターになった者もおり、慕われている。
弟子のツテでスタントの仕事が舞い込む。
自ら訓練を叩き込んだチートゥと意気揚々と撮影に挑むも、チートゥはまだ“新人”。土壇場で臆してしまう。
撮影もスタントも失敗。再起をかけようとしていたルオはうなだれる。
そんなチートゥを奮い立たせたのは、シャオバオ。撮影は成功。
ルオとチートゥは再びスタントで活躍。返り咲いたかと思われたが、ルオがスタント中に事故が…。
御年70歳のジャッキーが馬と共に見せるスタント。
やはりこの人はまだまだ動ける!
まあ確かに昔のようなド派手なアクションや超危険なスタントではなくなったが、それでも馬にまたがって。
馬を使ったスタントや馬との“共演”は初。70歳になっても新しい事に挑戦。
劇中の台詞。と言うか、ジャッキー自身のモットーであろう。スタントマンはノーとは言わない。
元々馬が好きだったと言うジャッキー。劇中でチートゥに向ける眼差しは本物。
赤ちゃんの頃殺処分されそうになったチートゥを助け、手塩にかけて育ててきた。言わば“息子”。
そのチートゥが可愛らしい。名演を見せた名馬…いや、名優でもある。
スタントマンは役者の代わりに危険なアクションを演じる。
スタントを立てず自ら危険なスタントをやって来たジャッキーがスタントマンを演じるのはよくよく考えれば噛み合わないが、自らたくさんの危険なスタントを体現してきたジャッキーだからこそ訴え、伝え、見せる事が出来た。もうそれは、ジャッキー自身なのだ。
危険はしょっちゅう。怪我も何度もした。命に関わった事も。そして今また…。
スタントの危険性。如何に危ないか。それでもスタントを続ける。スタントマン無くして映画が成り立たない時もある。スタントマンとしての誇り。
しかしそれは時に、自分のわがままにも。
仕事一筋だったルオ。家庭を顧みず、母が死んだ時も…。母は父娘仲の修復を願いつつ息を引き取ったが、シャオバオは許せない。
疎遠の父娘の和解のドラマでもある。シャオバオ役のリウ・ハオツンがキュート!
最初はぎこちない。シャオバオは会うのも嫌。が、次第に…。
父の娘への思い。第一線を退いた理由。
徐々に徐々に関係が良好になったと思ったら、すぐまた衝突する。
チートゥとスタントを巡って。
父のスタントへの誇りは理解した。でも、もうこれ以上危険な事はしないで。
それに、チートゥ。あの子はスタントの道具じゃない。家族なのよ。
同じ“子供”としてチートゥの本心を感じる。本当はチートゥはスタントを怖がっている。
チートゥを“息子”として愛しているのは間違いないが、共にやってきたスタントマン同士でもある。譲らないルオ。
シャオバオとの幾度もの言い合いで、スタントを辞める事にしたルオ。そんな時、今は人気スターとなった弟子から、一世一代の大スタントの話が。
スタントマンに敬意を。
そう言われ、再びスタントマン魂に火が付く。
これが最後の仕事。シャオバオも分かってくれる…と思っていた。
娘には伝わなかった。再び口論。
チートゥは…。
複雑な胸中と感情が交錯する中、ルオは最後の撮影に挑む…。
高い階段の上から馬と共に大ジャンプ!
でも実際は飛ばず、後はCGで。
いや、本当に飛ぶ。それがスタントマンだ。
周囲の反対を押し切り、自分でやる。
俺とチートゥなら必ず出来る。
ここで大スタントを華々しく決めるのかと思いきや…、
大ジャンプ直前、チートゥが急に立ち止まる。あわやルオは放り出されたが、怪我や事故には至らず。
前だったらチートゥに厳しく言ってたかもしれない。だがこの時、スタントを怖がるチートゥの心が初めて分かったのだ。
直前まで、ルオの中でチートゥとの日々を思い出す。
そして気付く。自分のエゴだった。
エゴで周りを巻き込み、自己満足していただけ。“家族”の本当の気持ちも知らないで…。
飛ぶのは簡単。でも、辞めるのは難しい。
今こそ、その難関に挑む時。
恥ずかしい事ではない。
家族や仲間を守る為。スタントマンとしての本当の強さ。
最後は自分に見切りを付け、勇退。
ちと意外でもあったが、しっくり来た。
いつの日か、ジャッキーが引退する時を見たような。
借金取りとのジャッキーらしいコミカル・アクションはあるものの、一括りにアクション映画ではない。ヒューマンドラマタッチ。ジャッキー・アクションが見たい人には物足りないかも。
ルオとシャオバオも和解しては衝突して、和解しては衝突して、何度繰り返すの?
ツッコミ所は多々あり、ベタでもある。
終盤のチートゥを巡る裁判。当初は有利だったが、劣勢に。負け、チートゥは奪われる。が、シャオバオらの助けや尽力、ルオとチートゥの絆を知り…。
やはりの展開ではあるが、望む形で終わってくれた。
スタントマンへの敬意、父と娘、馬との絆…。
劇中娘と見るNG集。我々も何度見たか分からないが、ここでこれがこんなにも胸熱くさせるとは…!
ベタな映画である。
それがまたジャッキー映画なのである。
ジャッキーに敬意を。
ジャッキー映画と言えば、私は昔から吹替で鑑賞。
ジャッキー=石丸博也氏。
2023年に声優を引退。が、本作の為に特別に復帰。
さすがに老いたが、今一度石丸ボイスのジャッキーを見れただけでも感慨しみじみ…。
ジャッキー最高
もうじき近くでは公開が終わりそうなので、滑り込みで鑑賞
ジャッキー・チェン70歳!映画主演50年、そして中国映画製作100年らしい。香港映画でなく中国映画という点に色々と考える点はあるものの、李小龍でなく成龍世代としては観て良かった作品。そしてまさかのアクション映画というより、親子愛のヒューマンストーリー
内容は、昔は有名で弟子や慕ってくれる後輩が大勢いる引退間際のスタントマン。馬と一緒に生活をして、少しの仕事とあとは静かな余生を送っていたが、その馬が借金のかたに取られそうになったので、離婚後に音信不通となっていた弁護士の卵の娘を頼るという流れ
要所要所に借金取りとのアクションはあるもののいかんせん寄る年波に勝てずでキレがないが、ただジャッキーがカンフーアクションをしているという点だけで満足できる
あと娘役の女優さんが、本仮屋ユイカさんと川島海荷さんを足したようなルックスで最高にカワイイ!
さらに馬の演技が、スゴくて本当に意思疎通が出来ているんじゃないかと思うレベル
日本語吹き替えは石丸博也さんで、ほぼ幼少期から観ていたジャッキーチェンそのもの、そこにも感動
娘がお父さんと復縁した時に見る父の昔の出演作品映像が、ジャッキーの香港アクション作品ばかり(たとえばプロジェクトAやポリスストーリー)だったり、いろいろな小物やエピソードが、昔のオマージュになってて、そこにも反応してしまうw 娘の彼氏を家の庭で鍛える時は酔拳のワンシーンだし、借金取りから逃げる時に小道を使ったり、時計台の針にぶら下がってる人形の置き物はプロジェクトA、仕事を聞かれ、飛んだり落ちたり傘を使ってバスに引っ張られるというのはポリスストーリー
あと、最後のエンドロールで、NG集をやってくれるのも往年のジャッキー作品で、なんか懐かしい
感傷に浸りたい訳では無い。
「酔拳」「蛇拳」時代からのジャッキーファンで、他のレビューでも皆さん久々のジャッキー映画なので、高評価なようですが、ハッキリ言います。作品としてあまり面白くは、ありませんでした。
スタント?馬?親子愛?話がとっ散らかっていますし、監督の手腕でしょうか?編集も悪い気がします。話の進み方が、ぶつぎりと言えば良いのか、バラバラに撮影したシーンを繋いで全体の話として成立させますが、本当に「別々で撮影しましたよ」ってのが、丸わかりなんですよ。
そこに無理やり感動話ブチ込むから何か白けます。(特に親子愛を見せる部分)
スタント要素もアクションも抜いて、馬と親子愛で話まとめた方が良かったかと。
ジャッキーの弟子みたいな二人も正直要らないキャスト(本当、なぜ入れた?)だし。
ラスト近くのスタントでCGでやらず、実際飛ぶと言っているのに、何故か、助走シーンが全てCG(わざとの演出?)
後、馬に人のような演出、演技をさせてるのが、わざとらしくて嫌でした。
「昔は凄かった」と過去の映画のアクションシーンを映像で使うとかも何だかなと。ネタ的に使うならまだしも実際の映像見せるのはねぇ~。
ジャッキーと馬に感動!
ジャッキーのファンには堪えられない映画だった、劇中には懐かしい映画が沢山登場したのも感慨深かった、エンドロールは、お決まりのNGシーンだったが…ジャッキーもいい意味で年を取ったなと微笑ましく思えた、
ジャッキーが、安楽死される寸前の馬を引き取り、立派に育て上げて、スタントも教える微笑ましい生活の様子、
その馬が、ジャッキーを後追いし、芝生の上で何度もこける場面、
ジャッキーと一緒に暮らせないのなら餓死しようと食事をしなかった事、新しい馬主がそんな馬の様子を見て、ジャッキーに返してくれて再会した時の感動の様子、涙が止まらなかった、馬との愛情物語もこの映画の見処かも、
ジャッキーが映画界を去って、戻ってみると、まったく、撮影方法は変わっていた、特撮を屈指し、人間も馬(動物)も全く危険ではなくなっていた、初め、こんなのは映画じゃない、スタントマンはもういらないのか!と反発し、昔のやり方で、自ら馬に乗り、階段を飛ぼうとした、たぶん、馬は足に限界を感じ、飛んだら生命の危険すらあるとわかっていたのかもしれない、でも、主人(ジャッキー)が飛ぼうというから、それに必死に答えようとした、
ジャッキーは、自分の、いや、スタントマン全ての意地を見せ、飛ぼうとしてる中、無理して頑張ってきた馬の姿や娘さんの「自分のことばかり考えて馬のことは考えていない」という言葉を思い出していた、そして、ハッと気付いたように飛ぶのを止めた、
それは、時代が特撮になったことを認めた瞬間であったのかもしれない、
確かに動物たちは、特撮により危険な撮影を強いられることがなくなったのは凄くよかった、
ゴジラが特撮で話題となってる中、Miを見て「やはり、体を張った映画はいいよね」と、特撮に対して悶々としているところがあったが、すっきりしたような気がした、
更にエンドロールでこの映画は全てのスタントマンに送りますとあった、
ジャッキー・チェンにとって集大成となるこの映画、もう、スクリーンでジャッキーの姿を見ることがないと思うと切なくもなるが、体を張って素晴らしいアクションを見せてくれた彼に心から賞賛したい、そして一つの時代が終わったような気がした
なんの映画だったんだろう
最初のアクションシーンいいんだよね。チンピラ相手だとジャッキーの技が冴えるなという感じで。
「これは、面白いかな」と思ったんだけど、そこからは泣かず飛ばずだった。
話がベタというか練られてないんだよね。中国の実力はいまこんな感じなのかな。
最後の「金持ちに召し上げられた馬はどうなっちゃうんだろう?」も、なんかあっさり返ってくるしね。そんな簡単に返すなら、あんな強引に取り上げないと思うな。
そしてエンドロールのラストに「この国の100年の映画の歴史に貢献したスタントマンの皆さんに……」みたいのが出るんだけど、震えるね。
アクション映画つくってたの香港だからね。
確かに中国かも知れないけど「香港の歴史は我々の歴史だ」ってのが恐い。
ジャッキー、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず! 龍馬一体、花道を駆ける!!🐎💨
老スタントマンのルオと愛馬チートゥの絆、そして疎遠になっていた娘シャオバオとの心の交流を描いたヒューマン・ドラマ&アクション。
香港映画界で活躍していた伝説的スタントマン、ルオ・ジーロンを演じるのは『ラッシュアワー』シリーズや『ベスト・キッド』の、レジェンド俳優ジャッキー・チェン。
2024年はジャッキー・チェン生誕70年、および映画初出演から50周年というメモリアル・イヤー!🎉
…初出演作とされる『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章』は1971年撮影、1973年公開の映画ということのようだから厳密には50周年じゃないんだけど、まぁそういうヤボな事は言いっこなしということで…。
本作は「ジャッキー・チェン50周年記念アクション超大作」と銘打たれているが、アクション超大作とは真逆の父と娘、そして愛馬を巡るハートフルストーリー。
今まで観てきた…といってもそれほど多くの作品を観ているわせではないけど…ジャッキー映画の中で、これほどストーリーに重きを置い作品は初めて。スカッとバカバカしいアクションコメディだと思っていたのだが、その予想はスカッと裏切られた。
ジャッキーと娘の家族再生物語という観点だと、本作は言っちゃ悪いがちょっと陳腐。演出といい展開といい古臭いというか、あまりにもベタすぎる。なんか一昔前の韓国ドラマみたい。
ジャッキーの娘シャオバオを演じるリウ・ハオツンはとても可愛らしく、日本でも人気が出そうな華のある女優さん。彼女のキュートさのおかげでまあ観ていられたのだが、「娘とのことはどうでもいいからもっとスタントマンとしての活躍を見せてくんないかな…」と思ってしまったのもまた事実である。
スタローンが『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)で老いたベトナム帰還兵を、イーストウッドが『クライ・マッチョ』(2021)で老カウボーイを、トム・クルーズが『トップガン マーヴェリック』(2022)で時代遅れのパイロットを。近年、往年のアクション・スターの多くが自身の映画人としての歩みを反映した作品、曰く「総括映画」を撮っている訳だが、ジャッキーも例に漏れずこのジャンルに挑戦することを選んだようだ。
本作はジャッキーがどのような映画人生を歩んできたのかを2時間に凝縮したものであり、さらにその人生への幕の下ろし方についてまでも描いてしまっている。こんなんやられてしまったら、彼の作品とともに育ってきた世代の人間としては涙を流すしかないですやん…😭
このことを念頭に置くと、本作はまるでジャッキーと彼の息子ジェイシー・チャンの物語のように思えてくる。仕事三昧で家庭を蔑ろにしたせいでジェイシーとの確執を抱えたジャッキーが、彼の人生そのものである”映画”という媒体を通して贖罪の意を示そうとしている。こう考えると、かったるく思えた父娘のストーリーもなんだか感動的なものとして胸に迫ってくるようだ。
最も感動的だったのは、ジャッキーと娘が並んで過去のスタント集を鑑賞するシーン。我々が何度となく観てきたあの映画この映画の名場面が、まさかこういう形で蘇るとは…。
ジャッキー映画にはつきものの、エンディング後のNG集。落ちるジャッキー、燃えるジャッキー、流血するジャッキー…。我々を心底怖がらせたこれらのNGシーンをメタ的に映画に取り込み、それをジャッキー本人が望郷の眼差しで眺めている。
ここでの娘とジャッキーのやり取りが良い!「痛かった?」と聞く娘と、「ああ」と呟くジャッキー。2人の目にスッと涙が落ちる…。そりゃこんなんこっちも泣くわ!😭
このシーンの何が良いって、娘とジャッキー、2人の涙を流す理由がそれぞれ違うということ。
娘の涙には知られざる父の姿に対する畏怖と尊敬、そして若干の憐れみがあるのだが、ジャッキーの頬を流れた涙は、かつての栄光の懐かしさ、第一線で活躍していた頃の自分への羨望に満ちている。ここに仕事一筋で生きてきた男の哀しさと、スタントに取り憑かれた男の狂気のようなものが感じられ、また同時に娘との間にある埋めようのない価値観/人生観の違いが表現されていた。
この親子の分かり合えなさを両者の涙でそれとなく演出する。ここは素直に上手い!
こんな描写があったからこそ、クライマックスでの「飛ばない」選択がグッと胸に迫ってくる。
普通の映画なら最後に特大のジャンピング・スタントシーンという大見せ場を用意するはず。近年ジャッキー化の著しいトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE』(2023)も、クライマックスはバイクでの大ジャンプでしたよね。
しかし、本作でのジャッキーはあえて「飛ばない」という選択をする。事前に難しいジャンプ・スタントをクリアーする描写があり、それが最後のスタントを成功させることへの布石なのかと思いきや、まさかその予想の逆を突いてくるとは。
誰もが認めるスタント気狂いジャッキー・チェン。どんな危険なスタントにも、どんな困難なスタントにも果敢に立ち向かい、そしてそれを乗り越えてきた彼の姿を我々は嫌というほど知っている。
だからこそ、最後の最後にスタントをやめてしまう彼の決断がどれほど大きなものだったのかがわかるし、そして「やっとスタントマンという呪いから自由になれたんだ…」とほっと安堵さえしてしまう。
ジャッキー・チェンというパブリック・イメージを逆手に取った見事なエンディング。そして秀逸な卒業宣言でありました。龍馬一体、花道を駆ける!!🐎💨
鮮やかな引退宣言…さらば永遠の綺羅星ジャッキー・チェン😭
なんて思ってしまったが、実は本作の後もバリバリ映画出演が決まっているジャッキー。『カンフー・ヨガ2』とか『THE MYTH/神話2』とか『ベスト・キッド2』とか…。ぜんぜんアクション・スターをやめる気持ちは無いようだ。ジャッキーちゃんはアクションをやめへんでー!!!
まだまだジャッキーは我々を楽しませてくれる!ジャッキー・チェンよ永遠なれ✨
※2023年、ジャッキーのフィックス(専属吹き替え)として知られる石丸博也さんが引退。引退後に公開されたアニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023)では、ジャッキーが声を演じたスプリンター先生を石丸さんではなく後輩の堀内賢雄さんが演じられていました。
石丸さんも高齢だし、これも仕方ないか…と思っていたのだが、なんと本作に限り完全復活!石丸ボイスでジャッキー映画を観られる!!ヤッター♪───O(≧∇≦)O────♪
それなら当然吹き替えでこの映画を観るわけでね。
最初の方こそちょっと声が弱々しい感じがして「大丈夫か…?」と心配になったのだが、それは映画内のジャッキーがそうゆう役どころだったからであって、その後は引退前となんら遜色のないレベルで見事に吹き替えられていました。まだまだやれるやん!!
石丸さんの引退は日本の大きな損失。90歳でもバリバリの現役、羽佐間道夫という怪物がいる訳だし、石丸さんも羽佐間さんのように生涯現役を貫いて欲しい。
てか、マジで石丸さん以外誰がジャッキーの吹き替えなんて出来るんだ?もうジャッキー=石丸博也でフィックス(固定)されちゃってんだから、それ以外の声は無理っすわ。
懐かしむ
昔のジャッキーといえば。
そんな80年代から90年代に掛けて自身でこなしたスタントを引用した様な作品なのだが、本筋は親子を題材とした人情喜劇。
ありきたりな設定と先が読めるストーリー。
80年代ならまだしも現代ではどうしても鼻につく。
高齢になってもキレを感じるジャッキー。そんな冠のみで作られてる感が否めない。年老いたジャッキーならではのものを見せて欲しかった。
所々に出てくる昔の映像と小ネタの様に出てくる昔の作品を連想させるものは楽しめた。
こりゃ、ありがとう!しかない!
ジャッキーチェン。
父が好きで、幼少期からそのコレクションを一緒に観ていた。
中でも「酔拳」は、酔った父が拳法の指導?をしてきて迷惑だった記憶w
チビゆきが、千鳥足で酔っ払っているフウに謎の型をしている写真が、アルバムに何枚もありますw
本作は、ジャッキー70歳の集大成!ということで、過去作の印象的なシーンや、お馴染みのNGシーンを見る事が出来て、一気に思い出が蘇りました。
ルオとシャオバオが過去の映像をテレビで見ている中にもあった、私も印象に残っている数々のシーン。
「ポリスストーリー」
デパートの最上階からシャンデリアに掴まって飛び降りるシーン。
ズルズルズルズル〜!!
アチッ!!アチッ!!痛ぁ〜!!アチッ!!
ガッシャ〜ン!!ドンッ!!
これは本当〜に凄い、衝撃的なシーンでした。
「酔拳」
相撲の四股のようなポーズ。太ももには水の入った湯呑みを乗せてキープ!
それだけでも大変なのに、おしりの下には火のついたローソク!!
ナイホア凄かったw!超出来てた!w
(あ!酔拳はテレビで見てたのじゃなかった)
「プロジェクトA」
時計台にぶら下がって、、、落下!!
赤と白のストライプのシェードに
「引っかかって止まって!!」と祈ったが、頭から地面に着地!
首、グニャ!ってなってた(°▽°)
生きているのが奇跡だったと思う。
「サンダーアーム」
こちらも高所からの落下で、頭蓋骨損傷に脳出血!!
死も覚悟した大怪我を負った際の手当の様子。
血ィ〜!!血ィ〜〜!!!
そしてあれはスパルタン号だったよ、ね??
などなど、セルフオマージュが散りばめられており、正に集大成。
(「ポリスストーリー3」の、あのヘリコプターのアクション含むスタント全てを、アイラブタラちゃんは「映画史上最高のスタントだ!」と評していましたよ)
高所からの落下、全身打撲、骨折、脱臼、失明の危機etc
骨折位ならギプスに靴の絵書いて続行でつ
(°▽°)
危険と背中合わせ。
怪我のデパート(°▽°)
身体を張って、スタントマンなしで自ら演じる事にこだわり続けたジャッキー。
その歴史を改めて見る事が出来ました。
本作でのクスッと笑えるNGシーンも見られて良かったです(^。^)
痛いのばっかりじゃないのが嬉しい。
もう70歳なんですね。。
いや、改めて凄い!!
本作はわかりやすいCGも使われていたし、ジャッキーのアクションもユーモアも物足りない、、っちゃ〜そ〜なんだけど、
(いや、充分高度なアクションなんだけど実際は)
and 香港映画は脚本が( ̄∇ ̄)
だけど、、香港映画にこだわったんだな、ある意味王道に戻ったんだな、と思えば、納得出来ました。
何よりどんな大怪我を負っても復活し、映画を作り続けて私たちに届けてくれるジャッキーが、ここにいてくれるだけで良いのだ!と思いました。
(ストーリーとは関係なかったけどw)
まさか涙ぐむなんて思わなかった。
シャオバオ、ナイホアのキャラも良かった。ナイホアに惚れちゃったよぉ〜
シャオバオ、男見る目あるぅ〜♪
お馬さんチートゥもお利口さんで美しく、演技も馬かったw
スタントマンは続ける事よりも、止める事の方が難しい。
クライマックスのスタントを「やめる」決断をしたルオ。
ジャッキー自身の決断ともとれる選択でジーンときちゃいました( ; ; )
CGも今ほど簡単に使えなかった時代、生身の体でのアクションで魅せてきたパイオニア。
歳を重ねて、自らの理想のパフォーマンスも出来なくなったと悟ったのかもしれない。
引き際。。
そして時代的にも危険なアクション撮影はコンプラ的にもNGでしょうし、何よりCGでお手軽に、迫力のあるアクションが作れる。
1つの時代が終わった感じがしましたね
( ; ; )
娘との和解のテーマもさ、実際のジャッキーと子供達との関係性に似ているし、もしかしたら彼の願望も含まれていたのかな?なんて思ったり。。
先日13年ぶりに来日を果たしたジャッキーチェン。
本人の希望もあって特別な日本限定のプロモーションだったようですね。
「エイガ、ミタ?スキ?」
好きだよ〜٩( ᐛ )و!!
カニ、食べられたかな?(^。^)
ジャッキーチェンの歴史が詰まったムネアツな作品です!
是非映画館へ!
タイトルは成龍
ロートルのスタントマンが時代の流れを受け入れる話、として楽しみました。
ただ愛馬との話しと疎遠となった娘との話しは、情感たっぷりなのは良いのですが同じことの繰り返しに見えて、お腹いっぱいな感じがしたので少しだけ整理してほしかったです。
が馬とのスタントはもちろん、かつての成龍スタントも見られてサービス精神満点な作品なのは間違いないです。
最後の債権者の邸を逃げようとするチートウが何度か転倒してましたが、撮影後の馬は大丈夫だったのでしょうか?
大部分は愛馬とルオの話しだったので、見ているこちらに要らぬノイズが走りました。
このテーマと役どころは、今このタイミングのジャッキーにしか出来ないし、エポックメーキングな作品になるはずだったのでしょうが、前述のことから私的に非常に惜しくて残念な作品になりました、
あんまり面白くない
ジャッキーと馬の絆を描くのだけど、ジャッキーが馬に親しんでいたイメージがないため、なんで?という感じがする。スタントマンとして復帰すると法律家の娘が契約を盾に待遇改善を現場に求める。売れっ子ならともかく70歳のスタントマンがそんな面倒くさいことを言い出したら一瞬で干される。その現場はとりあえず任されても、次回はない。
あの馬もそんなに求められるような名馬でもなさそうで、大金持ちのオーナーはビルの中で馬を飼っているし、本当の馬好きに見えない。いろいろとおかしい。
泣かせようという意図の押しつけがましい場面が多い。長くて退屈だし、よほどのジャッキーファン以外には全くお勧めしない。
ジャッキーらしい、昔ながらの映画
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馬のチートと共にスタントをするジャッキー(以下、J)。
ただ諸々の事情から、チートが抵当に入れられかける。
で法律学校に通う娘とその恋人に泣きつくJ。
Jと娘は長らく音信不通だったが、
これをきっかけに娘がスタントの現場に来るようになる。
そこで大きなスタントを成功させ、売れっ子になるJ。
娘はJの仕事に理解を示し、マネージャみたいに動く。
ただあまりの危険さに、心からは賛同できてなかった。
危険はチートにも及ぶので、尚更だった。
娘はある時、チートをもう少し大事にしてとJに言う。
Jがそこに口を出すなと言うと、娘はブチ切れる。
こうして喧嘩別れした矢先、Jがスタント失敗で入院する。
心配する娘に、もうスタントはやめると約束するJ。
そんな折、今や大スターの後輩が映画を作るという。
そこに出演依頼され快諾するJ。娘は当然またブチ切れる。
いざ本番の日、実際に馬で跳ぶ必要はないと言われる。
今やCGの時代、単に俳優としての出演依頼だったのだ。
それはプライドが許さない、どうしても跳ぶと言い張るJ。
仕方なくその段取りにて本番がスタート。
がチートに乗っての助走中に気が変わって急にやめるJ。
自分の目標ばかり追わず、娘やチートのことも考えて、
無理はやめようとのこと。こうしてJはスタントを引退。
やがて裁判に負け、チートを債権者に引き渡す。
がチートは逃げ出して、Jのもとへ戻って来た。
愛おしいが、心を鬼にして追い返すJ。
こうしてチートもいない寂しい隠居生活が始まった。
でも債権者が急にチートを返してくれた。
チートは草を食わず、飢え死にしようとしたのこと。
・・・って、お前は赤兎馬か!w
馬好きな債権者がそれに心打たれたのだった。
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跳ぶのは簡単、跳ぶのを諦めるのには勇気がいる。
スタントマンはそんな感覚らしい。
ビビリのおれには全く理解できん部分ではあるが、
スタントに人生を捧げた男の引き際としては説得力がある。
ただ、決断遅っっ!!ってツッコんでもたけどな。
まず撮影当日まで仕事内容を知らんなんて、仕事が雑過ぎ。
しかも当日急に跳ぶとかワガママ言って、
監督・スタッフ・共演者に大幅な段取り変更させたろうに、
直前で急にや~めたなんて、迷惑そのものやんけw
これが日本と中国の、文化や感覚の違いなんかもな。
他にもそれを感じたシーンは多々あった。
例えばJが体力自慢やからって、男は強くなきゃとかで、
娘の恋人(典型的インテリ)に恫喝気味に接したり、
体力的にキツいことを強要したり。そんなJは見たくねー!
あと娘が撮影現場で、空調がどうだの安全性がどうだの、
ド素人学生の分際でグダグダとクレーマーにしか見えねー。
あと上述の突然キレるシーンも、えっ何で?って思った。
それと全体に展開が古臭過ぎるのも気になったなw
上述の心を鬼にして馬を追い返すシーンとか、
債権者がいい人でまさかのチート返却とか、
娘の失敗を帳消しにするために危険を顧みず跳ぶJとか。
その全部で号泣してもたおれが言うのも何やけどな。
おれ自身が古臭い人間やから、そこは仕方ないとして、
非現実的さに興覚めした人も多いんじゃないだろうか。
スタントマンは止めるのが難しい
ジャッキーのアクションが、ワンカットで見せるものがなく細かいカット割りで繋いでおり、ああ、お年を召されたんだな、と思いました。
今までがすごすぎて、もう良いよ、危険なことはやめてくれ、と思っていたので、自分としては全然良いです。
どっちかといえばヒューマン(&馬)ドラマで、長年第一線で活躍したが事故で全て失い、以後も時代の波に乗らず古臭いスタイルを貫こうとする伝説のスタントマンの、自身の仕事への誇りとこだわりと娘と愛馬への愛情の、格調高くない話で、それも良いと思いました。
ルオは思いっきりジャッキー自身の投影で、スタントマン業の「哲学」を知り、時々出てくる過去作品のNG集で、ジャッキーの凄さを改めて噛みしめる。
今までのジャッキーの映画なら、クライマックスで大技を決めて快哉を叫ぶところ、今回は「止める」。元弟子・現スターとも話していたように、スタントマンはやるのは簡単だが、止めるのが難しい、自分のスタイルを全面的に受け入れさせた大技のアクションがすでにスタートするなか、ぐるぐると思いを巡らせ、「止める」を決意する。
これは、涙モノです。ジャッキー自身、そう悟っているということです。
寸止め後の潔い引き上げ方も良かった。ジャッキーらしく、威厳はないけど伝説のスタントマンの美しい引き際でした。
チー・トゥの所有権を巡る裁判のところで、「正当に対価を支払った善意の第三者はその所有権を主張できる」というのは日本でもそうだけど、それが通用する状況なら最初からそれを言い立てるんじゃないかと思いましたが、要は総裁がルオとチー・トゥの絆を認めて戻してくれるところに繋げるためにはこういうポカが必要なんでしょうね
人馬一体のスタントで決めた場面がバレバレの合成なのは映画だからしょうがない。
お決まりのNG集で、しっかり緑色の裏方さんが見えているのは人によっては興ざめかも。
アクションシーンは良いけど、チー・トゥとの関係はドリームのままでよかったかな。
全体的にテンポが悪くて冗長ではあるけど、こんなもんかな、と思いました。
やっぱ、吹替だよね!馬、すげぇ!
外国人俳優で声優が固定されているのが認知されている人も少なくなったよなあ。そして、吹替で観たいと思わせる最後の世代、それがジャッキーかも。石丸氏も近い世代だから、アニメと違って年相応の声質になってて違和感なかったな。
馬がとにかく名演技?だったんだけど、動きとかCGっぽさなかったんだけど、どうなんだろう?やっぱ使ってるのかな?でも、CGを否定してスタントに挑むラストアクションの場面がモロCGなのは笑えたなあ。
娘役の人がキュートだったけど、その他の配役はちょっと華のない感じがね。。。タイトルから勘違いしてたけど、純中国映画だったんだ!というわずかな驚きも。
アクション映画とは言いにくいけど、ヒューマン物としては中々だったんで0.5おまけしときました。我らのジャッキーもお爺さんかあ。酔拳リメイクしないかな。師匠役で。そこで未来のジャッキー育てて欲しい!
ジャッキーお疲れ様でした。
アクション映画一筋のジャッキーチェンもついに70歳です。今までのように悪と戦うアクション映画の主演というのはそろそろ限界であり、観る者からしても無理がありました。そして本作は打って変わり、かつて第一線でさまざまなスタントをこなした伝説のスタントマン。加齢によりスタントの仕事は激減して借金まみれとなり落ちぶれた生活をしています。若い頃に離婚して、一人娘がいますが避けられています。そんな彼の相棒であり、家族である愛馬の赤兎(チートゥ)。ところがこの愛馬が負債トラブルで差し押さえとなります。彼はこの愛馬を取り戻し、一人娘の関係を再構築できるのかという人間ドラマです。
しかし、やはりジャッキー映画です。要所要所でのアクションシーンを盛り込んでいます。借金取りとの格闘シーンは往年のカンフー映画を彷彿します。ただ、借金していてお金はないと言って、借金取りを叩きのめすのは、物語的にはどうかと思います。しかもこのパターンが3度繰り返されます。ファンにたまらないのは、過去のアクションシーンが映し出されます。プロジェクトAの時計台から落ちるシーンを観て、ジャッキーが「これは痛かった」というセリフに思わずこれ凄かったと思い出しました。
いつものジャッキー映画であれば、ラストにダイナミックなアクションシーンとなりますが、本作はあくまでもアクション映画ではなく人間ドラマ。感動のラストとなっています。CG技術の全盛期に体を張ったアクションにこだわった主人公の姿はジャッキーとダブりました。キャッチコピーの、「これが人生の集大成! アクションのち、涙。」は納得のコピーでした。
「燃えよドラゴン」からジャッキーを観ている者には感涙の一作!
TOHOシネマズ池袋で「ライド・オン」を。
「燃えよドラゴン」では、まだジャッキー・チェンは敵のその他大勢の一人であった(ブルース・リーにやられる役)。
その後、主演するようになりスタントマンを使わずに自分で演じる身体を張ったアクションで人気を博した。
冒頭「プロジェクトA」の時計台のオブジェが登場する。あのシーンもハロルド・ロイドのパロディだし、バスター・キートンの「蒸気船」のパロディもあった(情けない、作品名が思い出せない)。
主演する俳優がスタントマンを使わずに自らアクションを演じる事にジャッキー・チェンはこだわり続けた(今、それにこだわっている俳優はトム・クルーズ位だろう)。
そのために骨折は言うに及ばず、死にかけた事も何度もあった。それでもジャッキーは自らアクションを演じ続け、我々観客はそれを観続けて来たのだ。
娘の彼氏の父親に「お仕事は?」と聞かれて「傘でバスにぶら下がったりしてます」と答え、その「ポリスストーリー」のシーンが後で挿入され観る事が出来る。
「ドランクモンキー/酔拳」でやらされた修行を、娘の彼氏に課す所も笑える。
娘が父親の部屋で見つけたUSBに収録されていた父の出演作。それがジャッキーの過去作の数々。ここ、もっと観たかったなぁ。
1歳になる前に離婚して、あまり交流が無かった娘との話や裁判沙汰など脚本がイマイチの所もあるが、この映画の肝はそこではない。アクションするジャッキーである(CGの所もあったけど)。
お約束のNGシーンもジャッキーファンには堪らない。後方にいた御婦人方たちからはすすり泣きが聞こえていた。
初めてジャッキーを観た人にはどう映ったかは判らないが、ジャッキー・チェンの集大成として観る事、感じる事が出来た人には感涙の一作だったのではないかと思う。
あと、愛馬チートウには助演馬優賞を。
スタントマンは、NOと言わない
こないだ鑑賞してきました🎬
ジャッキーへのリスペクトに溢れた作品でしたね🙂
ジャッキー演じるルオは、かつては香港映画界で名を馳せたスタントマン。
今は愛馬のチートゥと地味な暮らしをしつつ、借金取りに追われる日々。
友人の社長❓が亡くなったことにより、債務トラブルに見舞われチートゥも競売の危機に。
チートゥが仔馬の頃から世話をしていたルオは抵抗しますが、法律の知識に疎い彼は有効な手段が見つからず。
長い事疎遠だった、法学部の学生である娘シャオバオを頼ります。
シャオバオを演じるのはリウ・ハオツオ🙂
とても可愛らしい人でしたね🙂
ぎこちないながらも、徐々に父娘の絆を取り戻していく…というのが大枠ですね。
ジャッキーの過去作の映像あり、特有のコミカルアクションも少ないながらもあり😁
終盤ではチートゥと離れ離れになりますが、その時ルオ達を追いかけるシーンもほろっとさせられます𓃗
チートゥがあっさり帰ってきた理由については、三国志の関羽の愛馬赤兎を思わせるエピソードも😀
ウー・ジンがアクションしないのは残念でしたが😅
ルオとチートゥの絆や、ルオとシャオバオのやや複雑な関係、そしてスタントマンへの敬意…王道なストーリーですが見どころもあり、私は楽しめました🙂
なにより70歳になるジャッキーを、スクリーンで観れたのは嬉しかったです🫡
心残りは、都内で11・12・13に行われる舞台挨拶に行けないことです😥
生でジャッキーを見たかったです🥲
ジャッキー映画の集大成
70歳であのアクションはやっぱり凄い。娘の設定が少し無理ありましたかね?実年齢知らなければ50代でいけるかもしれませんが😅 ラストのNGシーンが好きになったきっかけかも🤔
還してほしいのは香港映画。※この映画は普通話です。同時上映:伊賀野カバ丸
当方の地元ではアクション映画やホラー映画に字幕も読めないような子どもがワイワイ押しかけ休日は賑やかだった。スターは当然ジャッキー・チェン。字幕がわからなくてもとにかく楽しい。
成人してからはCDVで酔拳を買った。ワンチャイも買ったけど。
広東語の喧嘩売ってるみたいな「〜あ?」が好きである。
なので今回の吹き替えの価値がピンと来ない。たとえそれが普通話だったとしても、オンドルだったとしてもこちらは字幕で見たい勢である。
ジャッキーは共産党に阿り大批判を浴びた。華麗なる女性関係が大っぴらになった時より批判された。北京オリンピックの開会式に絶望した人も多かろう。
たしかに香港(「シャンガン」て呼ばれるとなんか寂しい)に拘ってたら今映画なんか撮れない。
のはわかるが、香港映画じゃないという事実、映画開始時に思いっきり現れるthe共産のクレジットが悲しいんである。
過去のジャッキー作品が断片的に再生されても、あの頃は香港映画だったのに……といろいろなこと……レスリー・チャンのことまで思い出して余計に悲しくなってしまうんである。
そりゃわけわからんインドとの共作映画よりははるかにマシよ。
でも、家屋に壁がなくても生きていけるどこだかわからない中国でメソメソされても(音楽うるさいし)共感めいたものはありません。
還してほしいのは香港映画なんだから。
これは一体?
何ジャンル? アクションなのか、父娘モノか、スタントマン愛か、いややっぱり馬モノなんだろう。芝生の転倒、それも複数回はやり過ぎだろ・・とっ散らかってると言うより激しく争ってる感じでしたが、チートゥしか勝たん、いやあ「あまろっく」並の殺傷力でしたね。
娘さん足立梨花を想起しましたが、後からは弟子がどう見ても笹野高史にしか見えず閉口しました。
ウマンフー
ジャッキー×馬というお得すぎる作品に惹かれて鑑賞。
特典はポストカードでした。
アクション映画というよりかは、最前線から退いた一流スタントマンの馬と娘とのドラマがメインで、思ってたものとは違うなーとは思いつつも最後までしっかり観れました。
なんたって馬のチートゥが素晴らしい演技をしてくれていて、ここまで人に愛を持って接してくれる馬なんて珍しいよなぁと感心するばかりでした。
撮影方法もこだわって、馬の担当さんもいたからこそだとは思いますが、ここまでやり切ってくれるお馬に感謝しかないです。
しっかし賢すぎる…。会ってみたい…。
御年70のジャッキー、アクションのキレはまだまだ健在で、くるっくる回るし、よく飛ぶし、物を使っての回避&対応も素晴らしく、改めて見ても凄いなとなりました。
ただバックで流れる過去のジャッキーのアクションがぶっ飛び過ぎていて、過去の回想とはいえ、これ流しちゃうと霞んじゃうよなとなりました。
正直言って娘とのドラマは個人的にはうざったいなぁと思いました。
基本的に父のアクションに口出しし過ぎ、すぐに機嫌が悪くなるなどなど中々観ていてイライラするキャラになっていて、出てくるたびに絶対揉めるじゃん…ってなって素直に喜べなかったです。
スタントは生身でやるものという考えが覆らずに自分を押し通す考えこそ良いと思うんですが、本人はともかく、馬にあの高い位置から飛ばさせるというのは馬に愛のある人が取る行動ではないし、安全面に配慮するというのは作る側も演じる側にもメリットのあるものだと思うので、そこを意固地になってやろうとした姿勢にはあまり共感できませんでした。
生身のアクションが好きだからこそ、製作側のことも思って妥協するという判断も視野に入れて欲しかったものです。
アクションもっと観たかったなーとはなりましたが、ジャッキーもこういう作品撮りたかったんだなぁってメイキングを観ながら思いました。
まだまだ現役で手足捌きまくって欲しいです。とりあえず過去作巡回してきます。
鑑賞日 6/3
鑑賞時間 15:45〜18:00
座席 G-4
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