室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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前編というには、、、ちと残念
前編というよりもプロローグ?では、
という感じもしてしまいました。
これまでのシリーズを暗記するほどのコアなファンは
別として、、、映画が終わったあとの6割ほどの席から、
ちょっとため息に近い「残念」な空気は、、、なんだったのだろう。
これを「前編」とするには、、、
少し内容がなさすぎるのではないか、もっと展開を
急いでほしい、とは思いました。
前編の重みが私の実感では3割程度?
懐かしい場面を出してくれるのはうれしいが、
それは編集しているだけで、
この作品として、製作費をどこに使ったのか
とさえ思ってしまいます。
ただ、俳優の演技力にはほんとすばらしいと思います。
俳優としてここを引き出して欲しい、という願望が満たされた
ものにはなっていると思います。
柳葉敏郎の渋さは良いけど....モヤモヤが残る
柳葉敏郎が演じる室井慎次の退職後を描いた作品。秋田の長閑な場所で養子と慎ましく暮らせると思いきや、地元住民から疎まれ、事件に遭遇してしまう。。
柳葉敏郎の渋さが完璧に発揮された作品でカッコいい俳優なんだなぁと感じた。そこは満点。でも、基本的に口数が少ないのでストーリー的に踊る大捜査線のテンポの良さはない。
そして何より、今回の敗れざる者は前編にあたるのだが、事件が起きただけで全く解決せずに終わってしまった。なんというか、室井慎次が退職後に田舎でこういう生活をしてます〜というところから、事件が起きて捜査がはじまった部分で終わってしまった。
加えて、往年の青島=織田裕二の過去の映像がちょこちょこ出てくるけど本編には一切関わらないのはちょっと違和感があった。チラッとでも、出演してくれたほうが踊る大捜査線シリーズって感じがわくとは思う。
まぁ、最初から前後編の2部作だとは宣伝されてたけど、正直言って興行収入を2倍にしたいのか?って思うほど分ける必要性を感じずにモヤモヤが残った。もちろん、脚本や演出が作り込まれていて柳葉敏郎の演技は1流なのは評価できる。
あと、丹生ちゃんが出てきて可愛かった。後編にもどんな感じで登場してくるのか、ちょっと楽しみになってしまった。
この作品の評価は後編にかかってると思う。でも、正直3時間でもいいから1本の作品として完結させてくれても良かったのではないか?とは感じた。
TVドラマ題材の王道パターン!!
現在の邦画のヒットパターンが、TVドラマを題材に色々なコンテンツをてんこ盛りにしシリーズ化していくのが主流ともなりつつあるので、もはやこの作り方に苦言を呈するつもりはないが、商業主義的なこのやり方が長く続くことが邦画の未来にとって果たして良いのだろうか!?
「東京リベンジャーズ」の時にもこんな疑問を投げかけたのだが・・・・・・・
まあそれはさて置いて、やっぱりこのシリーズは色々な意味でワクワクさせられる。
「踊る大捜査線」のもう一つの顔とも言うべき”室井慎次”が実に魅力的に描かれている!!
冷静沈着且つ人間味に溢れるその人物像はこの作品の中でも健在だ!!
そしてとりわけ印象的な猟奇殺人犯・日向真奈美の娘、杏の登場と後編の”生き続ける者”も大いに期待させられる!!
この映画はある意味詐欺‼︎
これは完全に2部構成の映画の為、点数は敢えて付けません。(まったく話し全てが終わっていない為採点のしようが無い)通常は2部・3部構成でもある程度スモールストーリーの部分は完結がある。が、これは何も終わっていない…。。
この映画を観る為には4千円掛かる。。そう考えてしまうと…非常に残念である。例えば今度、映画上映するディズニープラスの「SHOGUN」のようにテレビドラマの配信の上映とは意味が違う‼︎ 分かっていて観るのと分かっていなくて観るのでは天と地の差である。ある意味"詐欺"である。これは戴けない。
私はそもそも"踊る〜"のファンでも何でも無いので過去の映像を見せられても感動も何も無い。(ファンには良いのであろうが)そもそも以前の映画も観ていない。第一あんなに過去映像で織田裕二を出しておいて今回は全く出てこないのはおかしいし、退職した元管理官を捜査にあたらせるのもあり得ない。
完全にストーリーが破綻しているのだ。上映時間が3時間を超えようとこの1本の映画で完結するべきであった。
【追記】
点数を"0"にするとカウントされないのか⁉︎どうもこのサイトの採点方法が不明だ。だから今回採点を0から0.5に直した。この映画はフジテレビのいけない所が全て出た作品となった。これらを治さないと"フジ"の浮上は無い。。"フジ"は「いいとも」でタモリを切った辺りからおかしくなり出した…
次回作も鑑賞する、約束はまもる!
久々の新作!
思い出すだけ映画。
りく良い子
カバーはないでしょ
踊るシリーズは好きだが、本作はあくまでスピンオフ。室井さんの警察退職後の話になる。踊るシリーズの所轄にいたメインどころのキャストたちは過去映像しか映らないが、それでも懐かしさを感じられるだけでアリな演出。じゃ、昔を懐かしむだけのノスタルジックな映画かというとそれも違う。室井さんの不器用さや実直さ、温かみ、洞察力の鋭さがうまく表現された物語だった。
ただ、2部作の前編と考えると問題提起がやや曖昧だったように感じてしまった。何かの事件が起きているということ、それは過去のレイボーブリッジ封鎖の事件が関係していそうであることが示されただけだ。
それでも面会のシーンはよかった。間違いなく本作のクライマックスだ。3人の子どもたちがどう変わっていくのかも続編の楽しみとなる作りだった。踊るシリーズのような盛り上がりはなく、実直に人間ドラマを描いた本作だが、踊るのスピンオフとしての楽しみもそれなりに用意されている。続編をそれなりに楽しみにできそうだ。
1点気に入らなかったのは挿入曲。古いレコードプレイヤーでかけた曲が「Without You」なのはいいが、それがカバー曲ってどうなのよ。オリジナルを使用できなかったとか、使用料が高かったの理由があったかもしれないけど、聴くだけで気づいてしまうとかなり冷めてしまう。だいぶオリジナルに寄せたカバーで逆に驚いたけどね。
後編が楽しみ
事件は起こった
2部作で、今作が「起」「承」の部分、次作が「転」「結」のはず。
だから、単独で評価する映画じゃないと思う。けど、評価するならば、後編に期待してこれぐらいの採点かと。
単純に、「踊る~」ファンだったらじゅうぶんにワクワク出来る。TVシリーズと踊る大捜査線 THE MOVIE 2を予習しておけばなお良し。で、どうなるか気になりすぎて次回作まで待ちきれない気分になってる。
映画の内容というか、この映画に、織田裕二と深津絵里が出ていないことの方が気がかり、というか。さみしい、というか。次作にも出ないみたいだけど、どうなんだろう。なぜ2人は出ないんだろう、ってそればっかり考えちゃってる。織田裕二が本当に言ったのか分からないけど「柳葉さんの映画だから・・・」的なコメントがWEBにあふれてる。だから、さすがにもう復活しないのか。「Final」もやったんだし。それとも、またTVシリーズをやる伏線のための今回の2部作なのか。でも、いまさら27年近く前のドラマの続編シリーズ、って言っても、観てない人はピンとこないだろうし。
・・・と、映画の内容じゃなく、それを取り巻く環境というか、フジテレビの状況の方が気になる。この映画を作らなきゃいけないほど、フジテレビは危機的状況なのか、とも。踊る~をベースに、織田裕二・深津絵里・柳葉敏郎じゃない、新シリーズをやってくれても良いと思う、というかやってほしいけど、そんな情報も見えてこないし。
もやもやの1ヶ月をすごさないといけないらしい。
フジテレビはテレビ離れの理由と向き合った方が良いのでは
テレビ離れによる広告収入減少で、テレビ局の収益はかなり厳しい。
このタイミング、この内容で2部作はそういった台所事情からかな。
後編を鑑賞せずに判断するのは早計かもしれませんが、私は後編は映画館でなくて大丈夫です。すみません。役者さん(それと犬)を悪く言うつもりはないです。
色褪せない
捜査分析センター
室井慎次、ついに隠居。フラットな組織を実現できず早期退職。
隠居して田畑を耕すも、刑事の目は衰えず。
村八分に耐え、近くで死体が見つかり、またまた事件。
おまけに、本作は重大事件への単なる序章にすぎなかったというオチ。
柳葉の実際の故郷の秋田を舞台に、飼い犬として秋田犬が登場。里親室井慎次という設定も、シニアの役目としてありだと思った。
驚いたのは、同僚の新城が、早期退職した室井の替わりに秋田県警本部長になっていたこと。
そして青島は今何処? 新城の口から、内勤の捜査分析センター所属であることが明かされた。もう、青島は現場にいないんだ、となぜか涙が出た。いつまでも現場にこだわってはいられない。姿なき青島を実感した時、室井慎次の現在の姿以上にぐっとくるものがあった。
警察官の再生
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