室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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プライベート室井慎次
懐かしい…年齢がバレてしまいますが、TVドラマから映画と、ハマりまくった本シリーズ。(サントラ買う位ハマったなぁw)
さて、肝心の内容。訳ありで、秋田の山奥で暮らす室井さんの元に、これまた訳ありの子供達が…といったストーリーです。
所々、フジの悪い感じ(極端な設定)がありますが、概ね楽しめました!!
何より、タカ役の齋藤潤が良い!!「カラオケ行こ!」で天才現ると感じましたが、本作も最高です♪
なんかキュンキュンするんですよね笑
(ディアファミリーに続き、ヒット作出演の福本莉子は何か持っているのかもしれませんネ!前TOHOシンデレラの山崎紘菜は、キレイな子でしたが作品に恵まれず…)
なんとなく響いた言葉(正確ではない)は「無闇に人を疑っちゃいけない。」です。次作が楽しみ!!
是非、映画館でご観賞くださいませ!
まだわからんがマーケティング重視ではある
お久しぶりです!室井さん!
冤罪の根源
過去の名場面→田舎の星空→早朝の静かな田舎道を走るバイク(ワンカット長回し)。
ここまでは面白い映画が始まりそうな雰囲気があった。
ただ、この映画に期待できたのは、この映画開始数分だけだった。
お巡りさんが訪問先の家の玄関を開けたら、秋田犬が出てきてびっくり。
この時のお巡りさんのリアクションが過剰。
まるでコント。
ここまでの良い雰囲気が台無し。
テレビのバラエティー番組なら良いのかもしれないが、映画でこの演出は不快。
本作は全体的に演技がオーバーで、真面目に観る気が失せてしまった。
特にこのお巡りさんの出てくる場面は全部イライラした。
玄関、開けっぱなしにしてどっか行くな!
後半からは全く出てこなくなったのが救い。
音楽演出も気になった。
こちらも過剰。
「この場面はこういう感情になりやがれ」と言わんばかりに大袈裟な音楽がかかり、こちらの感情をコントロールしてこようとする感じがウザかった。
音楽で洗脳しようとするのはやめてください。
長男の貴仁が、母親殺害の容疑で逮捕された男と面会する場面。
男の悪びれた態度を見て、貴仁は出会って数分でこの男が犯人と決めつけて、説教開始。
待て待て待て、と思った。
今の日本では冤罪事件が社会問題になっているのに、態度が悪いくらいで犯罪者認定はどうかと思った。
容疑を認めていない男からすれば、被害者家族は冤罪をなすりつけてくる忌むべき相手、と思っていてもおかしくはないはず。
読書家で知的な設定になっている貴仁の取るべき行動は、今まで見て見ぬ振りをしてきた母親殺害の事件を徹底的に調べ上げることでしょ。
その上で「やっぱりこの男が犯人」と思うなら、問題なかったと思う。
なぜ今日本で冤罪事件が増えているかといえば、警察は一旦犯人と決めつけた相手に対しては、たとえ証拠が乏しくても、「拷問まがいの取調べによる自白強要」や「証拠捏造」によって犯人に仕立て上げてしまうから。
最近は「証人に警察にとって都合が良いことを言わせる」みたい手口も発覚。
『踊る大捜査線』シリーズはこの「警察は犯人と決めつけた相手には何をしてもOK」みたいな風潮を作った根源のように、この映画を観ながら思えてきた。
「犯人からの手紙」も、偏見を生みそうな作りで不快だった。
以下、他にこの映画を観て気になったところを箇条書き。
室井と子供二人が土鍋料理を食べる描写がやりすぎていて、食べている時の顔がドラッグでラリっている人にしか見えなかった。
村長みたいな人が語る「旅人が果物を食べたら蛇になってどっか行った」みたいな話が、イマイチ意味がわからずポカーン。
倒れている女の子を見つけたら、すぐ救急車を呼ぶべき。
男しかいない家で女の子を看病しようとする発想が凄い。
室井が元部下と宅飲みする場面。
次男の凛久が室井に抱きついて親しげにしていたが、直前まで室井に対して心を閉ざし関係を断絶するような展開があったはずなので、違和感が凄かった。
室井の「無職です」からの履歴書が凄すぎて笑った。 こんな履歴書作ってみたい。
「封鎖はできなかった」ギャグを多用しすぎ。
最初笑っていた近くの客が、後半は笑わなくなったのが印象的。
ラスト、「後編に興味を持たせるためにとりあえず燃やしておきました」感が凄かったが、「どけ」とか言ってないで、まず消防車呼ぶべき。
うーんだけど期待値込みの4.0
DMM TVで過去作を観てから鑑賞
自分の中で熱狂してる状態で見に行って過去作の人物が出てきてその事についてはかなりワクワクしました。
展開も早く飽きる事なく見ることができました。
ただ、室井さんが警察を辞めるにしては動悸が薄すぎる事に違和感がありました。
人物を登場させるだけさせて後半に持っていくのはメタ的に考えてありだとは思いますがもう少し深掘りがあっえも良かったと思いました。
後半に期待します。
この映画の中にはこれまでの踊るにいたあの室井さんはいなかった
ドラマ版の復習と後編の為の予習?
久々の踊るシリーズ懐かしさ満載だけど…
何ひとつ解決せずスッキリしないまま、あまりにも中途半端に終了で残念。
その分、後編は盛り上がるんだろうなと楽しみではある。
ただ、今作の登場人物は全く好きになれない。
矢本悠馬演じる警官…こんなレベルで大丈夫?ホントに試験受かってるのか疑問。
生駒里奈演じる弁護士…あの態度の犯人がホントに反省してると思っているのか、新人弁護士にしてもあまりにも被害者の子に対する配慮がない。
村人達…あまりにも閉鎖的。自分達と合わない人間は村から出ていかないなら殺すのかな?死体埋めたのこの村人達じゃない?と勘ぐりたくなる。
室井慎次、村の人達との最低限の関わりは必要では?村の会合にも出ないとか村人同様閉鎖的。
この内容なら、前編は半額、後編は通常料金が妥当かな。
約束を果たせなかった男のその後の生き様
もっと展開して欲しかった。
柳葉さんと映像美のみ
綺麗な山奥の自然の中で室井慎次と子供たちとの共同生活を映しながら新たな事件が起こる。これが前編。
この脚本家の作家性なのだろうか?それぞれの登場人物の背景が安易に想像したものなのだろう、あまりにも薄っぺら過ぎて話に全く入り込めなかった。
また、演出が想像以上に残念だった。このタイミングで何故このBGMかけるのか、観てる人ここで感動してくださいねって作り手が考えていそうな箇所が多過ぎて興醒めしてしまった。
さらに、若手警察官等や弁護士、田舎の地元の人達を貶める為だけの演技・演出をしているのが目に見えてしつこかった。後編はさらに酷くなると思うのでもうよいかなと思った。
最後に、昔の踊る〜の映像を頻繁に入れてくるのはもしファンサービスのつもりなら論外。無駄に多過ぎるし時間をかけ過ぎ。少しだけならよかったが途中から勘弁してくれと思ってしまった。
ただ、私も昔からの踊る〜ファンだから柳葉さん達の演技を見れたのは嬉しかったし、子供達の演技もよかったので、その点では観る価値はあると思うし、劇場であの綺麗な風景は印象に残った。
評価割れ?
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