室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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思い出すだけ映画。
室井がいつ、なぜ、どの青島を思い出すか?だけ映画。
撮り手と客が懐かしの青島動画の断片を愛でるだけ映画。
あの時代を共に生きた私としては楽しめた。
膠着する組織で苦悩しぶつかって何も変えられないあの二人を令和に置きたい。
事件が室井が漸く動くらしい後篇を待つ。
りく良い子
なんだか前半0-0で互いにシュートを打たないサッカーの試合を見させられた感じ。
色々な事が交差しながらも何も進展しないし、室井さんが言葉を発している時間より犬の登場時間の方が長いかも知れない
そして青島が既に湾岸署に居ないのが新城の口から伝えられたのは驚き
まぁ、後半戦の巻き返しに期待
カバーはないでしょ
踊るシリーズは好きだが、本作はあくまでスピンオフ。室井さんの警察退職後の話になる。踊るシリーズの所轄にいたメインどころのキャストたちは過去映像しか映らないが、それでも懐かしさを感じられるだけでアリな演出。じゃ、昔を懐かしむだけのノスタルジックな映画かというとそれも違う。室井さんの不器用さや実直さ、温かみ、洞察力の鋭さがうまく表現された物語だった。
ただ、2部作の前編と考えると問題提起がやや曖昧だったように感じてしまった。何かの事件が起きているということ、それは過去のレイボーブリッジ封鎖の事件が関係していそうであることが示されただけだ。
それでも面会のシーンはよかった。間違いなく本作のクライマックスだ。3人の子どもたちがどう変わっていくのかも続編の楽しみとなる作りだった。踊るシリーズのような盛り上がりはなく、実直に人間ドラマを描いた本作だが、踊るのスピンオフとしての楽しみもそれなりに用意されている。続編をそれなりに楽しみにできそうだ。
1点気に入らなかったのは挿入曲。古いレコードプレイヤーでかけた曲が「Without You」なのはいいが、それがカバー曲ってどうなのよ。オリジナルを使用できなかったとか、使用料が高かったの理由があったかもしれないけど、聴くだけで気づいてしまうとかなり冷めてしまう。だいぶオリジナルに寄せたカバーで逆に驚いたけどね。
後編が楽しみ
全ては後編のための序章。
かと言って退屈する事なく終始、おもしろく観れた。
エンドロールも懐かしくてスゴく良かったが
後編の予告があったのは…⤵️
ついつい観てしまったが
個人的には予告なしでドキドキしながら
後編を観たかったかな。
室井家
ネタ振りに終始した前半だった。
が…なんだこりゃ?
なぜ今「踊る大捜査線」のスピンオフを?それだけ興味で観にきたものの…物語が全く進まない。
亀山Pの引退の花道とかなんだろうか?とすればただの老害じゃないのか?
踊るシリーズの根幹を担った人達のマスターベーションなんじゃないだろうか?
別にホームドラマでもいいんだけど、尻切れ蜻蛉感が満載で本作の見所って何?
後編で巻き返す予定なんだろうけど、この前編を見て後半も見てみようって思うのだろうか?
エンドロールの終わりに後半の予告があって、やけにアグレッシブなBGMが当てがわれてはいるものの、おそらく地味ぃぃな話なんだろうな。
登場人物達は過去を投げ打ってきてるのに、制作サイドは過去の栄光に縋りまくりだ。
で、その過去を清算した主人公を現場は頼りにしまくり、最敬礼をする始末…それは願望なんですか?
自分達もそう扱ってほしいとか?
…気持ち悪いわっ!
過去の回想と後悔だけ見せられてもなあ…。
踊るシリーズは一世を風靡したし面白かったけど、コレはつまらない。今のところ。
間延びしまくってるような気がする。
前後編合わせて4時間って制約が、かつての大胆かつ小気味いい演出や脚本を奪った感じか。
小沢さんは何喋ってんだがさっぱりわかんないし。
面会に臨む、陸の長台詞だけが良かった。
アレをもって敗れざる者を象徴したかったのだとしたら、傲慢だと思う。
「俺もまだ一年生」だと告白する室井さんも良かった。アレも敗れざる者の一例なんであろう。
丹生ちゃんのキャスティング意図はなんとなく理解はするものの、彼とのツーショットはちぃと厳しい…。
エンドロールが1番面白かった。
エネルギッシュだった踊るシリーズ、その楽しさを再確認してしまえた事が悲劇なのだと思う。
乗り掛かった船だから後編も見はするのだけれど、お金を払うのがとっても憂鬱だ。
事件は起こった
…起こっただけである。
二部作である以上当たり前ではあるのだが、ファンサービスや室井さんを深掘りするシーンがメインの印象
物語としては起承転結の起だけのようにすら見えてしまって少し不安ではある
とはいえ、踊る大捜査線といえば最後に怒涛の伏線回収をしていく所や、そこかしこに火種のような匂わせが散りばめられてるので、後半への期待は高まる
逆に踊るをしらない人が初見からこれを見たときに楽しいかといえば間違いなくno、それこそアマプラに前半来るの待ちながら過去作を履修くらいで良いと思った
2部作で、今作が「起」「承」の部分、次作が「転」「結」のはず。
だから、単独で評価する映画じゃないと思う。けど、評価するならば、後編に期待してこれぐらいの採点かと。
単純に、「踊る~」ファンだったらじゅうぶんにワクワク出来る。TVシリーズと踊る大捜査線 THE MOVIE 2を予習しておけばなお良し。で、どうなるか気になりすぎて次回作まで待ちきれない気分になってる。
映画の内容というか、この映画に、織田裕二と深津絵里が出ていないことの方が気がかり、というか。さみしい、というか。次作にも出ないみたいだけど、どうなんだろう。なぜ2人は出ないんだろう、ってそればっかり考えちゃってる。織田裕二が本当に言ったのか分からないけど「柳葉さんの映画だから・・・」的なコメントがWEBにあふれてる。だから、さすがにもう復活しないのか。「Final」もやったんだし。それとも、またTVシリーズをやる伏線のための今回の2部作なのか。でも、いまさら27年近く前のドラマの続編シリーズ、って言っても、観てない人はピンとこないだろうし。
・・・と、映画の内容じゃなく、それを取り巻く環境というか、フジテレビの状況の方が気になる。この映画を作らなきゃいけないほど、フジテレビは危機的状況なのか、とも。踊る~をベースに、織田裕二・深津絵里・柳葉敏郎じゃない、新シリーズをやってくれても良いと思う、というかやってほしいけど、そんな情報も見えてこないし。
もやもやの1ヶ月をすごさないといけないらしい。
フジテレビはテレビ離れの理由と向き合った方が良いのでは
テレビ離れによる広告収入減少で、テレビ局の収益はかなり厳しい。
このタイミング、この内容で2部作はそういった台所事情からかな。
後編を鑑賞せずに判断するのは早計かもしれませんが、私は後編は映画館でなくて大丈夫です。すみません。役者さん(それと犬)を悪く言うつもりはないです。
色褪せない
ドラマの初回から観ていた自分としては、観ないわけにはいかないと意気込んで映画館へ。
正直な所、室井さんが早期退職なんて…するだろうか?と思ったのだけれど、早期退職しないと映画は始まらないし人生何があるかわからないと言う点ではこれはこれでリアルなのかも。
養子縁組した男の子2人との質素だけど穏やかで温度のある生活の描写と村人や少女、事件などの冷たい部分の対比もスパイスになっていたし、懐かしい登場人物にもホッコリしたりと楽しく観ることができた。
これからいく方は今までの放送を復習してから観ることをオススメします。
後編次第かな。
猟のくだり?はいらないシーンだったのでは?と冷静に思った。村の人達との溝が埋まった訳でもなさそうだし。踊る大捜査線からのスピンオフとはいえ、"日向真奈美"と"湾岸署"に頼るしかなかったのかな。杏は今回の事件そのものには関係ないような気もする。悪さをする今どきの変わった女の子って感じ?ストーリーから筧利夫や真矢みき、お馴染みの警察関係者のお偉いさん連中の出演は自然な流れで◎、織田裕二や深津絵里が出るなんてまず考えられない。後編から登場と思われた加藤浩次の前編の出演が伏せられていた意味もわからない。まぁ真犯人も気になる所だが、総合的には後編"生き続ける者"次第かと思います。
捜査分析センター
室井慎次、ついに隠居。フラットな組織を実現できず早期退職。
隠居して田畑を耕すも、刑事の目は衰えず。
村八分に耐え、近くで死体が見つかり、またまた事件。
おまけに、本作は重大事件への単なる序章にすぎなかったというオチ。
柳葉の実際の故郷の秋田を舞台に、飼い犬として秋田犬が登場。里親室井慎次という設定も、シニアの役目としてありだと思った。
驚いたのは、同僚の新城が、早期退職した室井の替わりに秋田県警本部長になっていたこと。
そして青島は今何処? 新城の口から、内勤の捜査分析センター所属であることが明かされた。もう、青島は現場にいないんだ、となぜか涙が出た。いつまでも現場にこだわってはいられない。姿なき青島を実感した時、室井慎次の現在の姿以上にぐっとくるものがあった。
退職スローライフドキュメント
室井慎次だけど踊るではない、むしろ封印
した感じがした。
3作も室井慎次主役で行われるのが、この時間が経ってもすごい。
多くの約束を守れず退職。
警視庁と警察庁の権力争い。金の亡者の弁護士。
現在の警察や政界を表している。
ヒューマンミステリー+スローライフドキュメン
ト。回想シーンは多々。
タカとリクの子役は素晴らしい。
斎藤潤さんはこれからも良い役者になる感じ。
お茶らけ役の矢本悠馬さんは秋田犬と
同等の癒し。
ダーク役の福本莉子さんは可愛怖い。
日向真奈美の娘、杏の空気感を上手に
出していたなぁ。
二部作なので次回は伏線回収を観に行こう。
警察官の再生
「踊る大捜査線」のスピンオフ映画、室井慎次シリーズ2作目です。
1作目の出来が大変良く期待して拝見しました。
柳葉敏朗さんの魅力が伝わる映画ですが、前編と言う事で問題提起で終わっています。
周りを固める俳優皆様も良くて、いしだあゆみ、飯島直子も出演されていました。
地元集落の担当警察官、面白かったです。
ただ、風呂敷を広げ過ぎた様にも感じられます。
それでも、踊るファンには懐かしい映像が散りばめられているので心が動きます。
後編を見ざるを得ない前編でした。
踊らない、踊らされない。
これの前に観た映画はミニシアター系だったので、やっぱり制作費のあるTV映画はすごいなぁ…というのが一番の感想。
人もクルマもいっぱい出てくる。
そして、室井さんの話の1本目という気持ちでいたけど、大きな話の前編だった。
踊るシリーズはリアルタイムで観てない。
再放送とか映画を家族が見てるのをついつい一緒に見ちゃった程度。
なので時折映る回想シーンは、
いかりや長介と深津絵里が「元気」なのに懐かしい気持ちになる。だけ。
そういえばレインボーブリッジの映画は、小泉今日子がハンニバルのレクター博士みたいな予告に衝撃を受けて映画館で観たかも。
話は面白い。続きがめっちゃ気になる。
でもどんなに星空が綺麗でも、待てる人はDVDで充分な気もする。
これは演者の問題では無く、作品の問題。
室井さんは…
ついこないだの朝ドラで、人情だけでいつも呑気でニコニコしてるお父ちゃんの印象がまだ残ってたから…無愛想なエリート出身の室井管理監にビックリする。
すごいな、柳葉敏郎。
よく考えたら哀川翔と一世風靡セピアで歌手としてデビューした人だよな?と思ってちょっと調べたら、役者デビューの方が先だったみたい。
ペラい
テレビドラマ特別編なら楽しいかも。
ただ映画館で観るにはあまりにも内容も演出もひたすらペラい。
ファンを金づるにしか思ってないのかなと。
ここ数年で一番残念な映画でした。
こんな挿絵いてれたら嬉しいだろ?こんな話題好きだろ?と。
おまけにこれで『後半に続く』とは…
ある年齢層の人にはエンドロールが一番沁みるかも。
しかし、それ以下の人たちには(話がぶつ切りで終わることもあり)なんとも評価のしようがない作品かもしれない。
それから、田舎の女子高生にモデル歩きをさせないで欲しい。あと、室井さんの車があまりにもきれいすぎた。
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