室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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敗れ去る者ではないのですね。
室井慎次による「踊る大捜査線」シリーズの後日談か?と思っていた。
警察の組織改革をやり切れずに青島との約束を果たせず警察から敗れ去った者、室井慎次の話
だけど犯罪被害者(加害者の子供も被害者)の子供を引き取り育てようとする室井さん。周りで昔に関連した事件起き、新たなる子供が湾岸署最悪の事件の犯人の娘で波乱を作る。昔の踊る大捜査線の未回収部分を創り上げ新たなる「踊るプロジェクト」を再始動させた。
もちろん、全部は観ていない私でも少しは知っているからいろんな場面の回想を懐かしく思い、引き取った子供との室井さんのエピソードで新しく室井さんの家族を描き、新しい火種が室井さんの隠居生活をぶち壊す所まで描かれる。
後編の「生き続ける者」で室井さんの周りがどうなるか観たくなる作りでした。
柳葉敏郎さん良かった。家のリフォームや掃除、畑整地に畑仕事と室井慎次のキャラにないこともこなしていた。
福本莉子さんの暗い影のあるキャラも上手かった。
さぁ楽しみ室井シリーズの後編と思って1ヶ月待ちましょう。
前山くうが、こうが君の双子による二人一役はわからなかった。
人間愛の極み
ちょいちょい懐かしキャラでなんとか
2024年劇場鑑賞258本目。
予告で知ってはいましたが、やはり青島との約束を果たせず諦めて警察を辞めてしまったという大前提は辛かったですね。
元々室井慎次単独にはそんなに思い入れはなく、前作の室井慎次単独も個人的にはイマイチでした。組織の中でもがく室井さんが観ていて良くて、映画だとどうしても警察官としての室井さんにフォーカスしがちなので自分の見たいものとギャップが出てしまうのですよね。
前編である今作は家の前に自分に関係する人が埋められるというサイコサスペンスじみた導入ながら、あまり関係ないところで話が進んでいき、所々懐かしの面々とちょいちょい再会する流れでかろうじてこちらもテンションが上がるという感じでした。
これが室井慎次じゃなくて違うオリジナルキャラならもっと純粋に楽しめたのかもしれません。
懐かしさを紐解くだけに終わった前編
亀山プロデューサーの卒業制作?
のっけから、きつめのタイトルにしてしまいましたが、過去の回想シーンが随所にちりばめられていて、正直めちゃくちゃそう思ったんですよねぇ。まぁ、昔からの踊る大捜査線ファンにはうれしい限りではありますが、ちょっとね・・・。昔の“踊る”を知らない人には、どうだったんでしょうね?
とはいえ、作品自体は悪い訳ではありません。今作だけでは、事件は解決に至りませんが、ちゃんと脚本を作りこんだ印象を受けます。「室井なら、こう言う人生を送っただろうな」と、不思議とそう言う気にさせられます。
最後の火事のシーンで、室井が警察官時代に着用していたコートが燃えてしまうという設定なのですが、あれは、室井が過去と決別していくという暗喩なんですかね。無意味に、ああいう描写は無いと思うんですよね。
最後にツッコミですが、新城が警視監として秋田県警本部長として着任しているわけですが、秋田県警本部長って警視長ポストなんですよねぇ。秋田県警が、特別協力にクレジットされていたので、サービスなんですかね??
あと、生駒里奈や佐々木希といった、秋田県出身の俳優が出演しているわけですが、鈴木絢音は何故出ていない?大潟村応援大使なのに。その代わりに??、日向坂の丹生明里が出ていましたが、彼女、埼玉県出身です。
次作『室井慎次 生き続ける者』に期待です。
あ・きたの国から2024 再来
室井さんが北の国からやってます。
でも最近そういうドラマを観ないので雰囲気がとても良かった。
コミカルさは残してますが、確かにいい感じで踊る大捜査線では無いですね。
室井さん本人の口から「俺は敗けたんだ」というセリフを聞いた時は涙が出ました。
中学生の時テレビシリーズを観てからほぼ30年。大人になっていくら浪花節をこいても結局できやしない夢物語と解っていましたが、室井さんの口から聞く「敗けた」はあまりにも辛いものがありました。
しかし逃げた先でも思うようにいかない中でも誰かの支えになろうと行動する室井さんはただただカッコよかったです。
生き続けるものも期待大です。
まだ話が終わってないので星4です。
これはひどい、話がちっとも進まない
歯を食いしばるということ
室井さんの心の内を描いている、静かでそして我々に一つの回答を出そうとしている作品だと思いました。
「踊る」を知っている人向けの作品は否めませんが、ファンには嬉しいスピンオフだと思います。
初見の人や若い人にはオジサンの「敗けた」という言葉をどう受け止められるかで作品の評価が別れそう。
あの室井さんがオジサンになった末の言葉です。
今作は単に静かで派手さのないと捉えるか、2部作目への期待が逆に燃え上がるか。私は後者でした。
室井さんの「敗けた」の言葉は「踊る」の大きなテーマが敗北したことを認めたわけで、あの世界を応援していたファンからすれば悲しい。
敗けた室井さんが取り乱していたシーン、たか君の肩に手を乗せず「大きくなった」と伝えた室井さん。
社会貢献をしているわけですが、何より本人の心が彼らとの生活で癒やされ、たか君によく言ったと言えるほど「自分はやってない。まだやることがある」と気がついたのではないか。
充電は70%でも本丸が来る次回作、踊るのテーマへの回答に期待。
今までの踊るシリーズのようなヒットを狙う作品というより、制作側の語...
今までの踊るシリーズのようなヒットを狙う作品というより、制作側の語り残したことを語るための作品、のような気がした
ドラマから踊るシリーズを楽しんできたけれど、なぜ今さら?というのは正直あった
THE FINALと冠した映画まであったのに、と
なので、続編!という気持ちより、なんで?を確かめたくて観に行った感は否めない
青島を中心としたキャラクターたちが、社会や組織の中でぶつかる壁や矛盾のようなものを、コミカルにシリアスに描き出してきて、そして、今、時間と年齢を重ねた彼らをまた描く
彼らが描いたものはどうなったのか
室井や青島が目指したものは夢でしかなかったのか
室井は警察を去り、青島は出てこないけれど、なにやら閑職っぽい異動があった模様
そんな、今、どうするのか
二部作なので、今回ではまだ感想も未完だけれど、ひとまずは、来月観に行くかという気持ちになるくらいには、楽しませてくれたし、好奇心をかられた
それにしても、レインボーブリッジは閉鎖したことになってるんだな
当時をリアルタイムで見た人向けの構成
続きが気になる
踊るシリーズをリアルタイムで見ていた世代としてはファイナルの内容にモヤモヤしていた。
見ないわけにはいかないという思いを持ちつつも期待もしていなかった。
あの世界で生きてきたキャラクターが今の時代にどうなっていったのかが描かれていたのでもしかしたらこっちの方がファイナルなのかもしれないと感じた。
ただ数点気になる点を挙げさせてもらうと
いつまで小泉今日子引っ張るのか
レインボーブリッジを封鎖した、してないのしつこさ
佐々木希の貧乏お水シングルマザーの家がめちゃくちゃ昭和
ウィスキー呑む時の室井の表情が大袈裟すぎて面白い等、突っ込みたくなる部分は君塚、本広の演出の古さが目立つ部分でもあるのかとも思う。
あと犬はかわいい
まだまだ序盤
布石展開だけ
踊る大捜査線シリーズの室井慎次を主人公に描く映画2部作の前編。
これまで現場の捜査員のために警察組織と戦い続け、組織改革に挑むなどの警察人生を歩んできた室井慎次は、青島と交わした約束を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷・秋田へ帰り、事件の被害者家族・加害者家族を支援したい、との思いから、少年2人の里親となり穏やかに暮らしていた。ある日、室井の家の近くで異臭がしたため掘り返すと他殺死体が現れた。DNA鑑定の結果、警視庁が追っていた強盗詐欺グループの1人だと判明し、東京から多くの警察官が秋田にやってきた。
そんな時、室井の前に謎の少女が現れ、納屋で倒れていたのを発見し介抱した。その少女・日向杏は、かつて湾岸署が逮捕した猟奇殺人犯・日向真奈美が留置所で出産した彼女の娘だった。
という布石展開だけの前編。
布石だけで何もわからず、なんとも評価しにくい。
次が早く観たい、それだけ。
昔の映像がたくさん使われているので、若い柳葉敏郎が観れて懐かしかった。
日向杏を演じていた福本莉子は可愛いんだけど不気味だった。
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