劇場公開日 2024年6月21日

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「ニッキーの心はすくわれたろか?」ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ニッキーの心はすくわれたろか?

2025年5月18日
PCから投稿

これもUnited 航空の中で見た映画。見応えがあり大感激した映画。 私はこの映画の1938年以降からドイツが降伏するまでのユダヤ人の人々にとっても同情して、並大抵以上の慈悲の心がある。それに、私の先生はユダヤ人だったりして、人以上にユダヤ人の過去には哀れみの気持ちがあると思っている。しかし、現在のネタニヤフ政権に一滴も同情心はなく、嫌悪感がある。
このBBCの映画もハリウッドのリアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)を含めての特に米国映画と言おうか、マスゴミは何十年も前のユダヤ人虐殺をテーマに多くの作品を作り上げている。ユダヤ人が米国政治財界芸能界を作りあげているから、『もう十分だよ!ガザの民を見てくれ!』と言っても効果がないのはわかっている。ガザばかりでなく、ウエストバンクもゴラン・ハイツもユダヤの支配に置かれるかもしれない。私は中東映画が好きでよく鑑賞するが、最近、パレスチナの新しい映画を探すことができない。

このBBCの映画は主人公ニッキー(アンソニー・ホプキンスとジョニー・フリン)に自分を許せないという感情が付き纏っている。なぜかというと、プラハでのユダヤ人の難民の子供を全部救って列車でUKに連れて来られなかったからだ。この罪の意識が、彼の心を占領して、彼は書斎も片付けられないという状態。しかし、彼が、自分の記録全てを
図書館に寄付することによって、運命が変わっていくというストーリーである。

レビューはIMDb に載せてある。

Socialjustice
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