「命をかけて目指すもの」国宝 POTESARAさんの映画レビュー(感想・評価)
命をかけて目指すもの
ヤクザの一門として生まれた喜久雄が歌舞伎の世界に入り、世襲や血筋を飛び越えて、歌舞伎役者としての階段を駆け上がっていく。
順風満帆のようで波瀾万丈な喜久雄の人生、数々の出会いと別れ。
自分が目指した道を極めるには、多くの犠牲を払わなければならないのだろうか。輝かしい栄光とともに、深い闇が喜久雄の背景には広がっていく。
私は歌舞伎の知識は全くないし、関心もそこまでなかったが、今作を見て実際に歌舞伎の舞台を見てみたくなった。そのくらい演者の皆さんが素晴らしすぎたし、劇伴や演出も本当に良くて、終始引き込まれていった。芸事に命をかけて取り組む人たちの生き様を是非劇場で見に行ってほしい。
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