KILL 超覚醒のレビュー・感想・評価
全102件中、81~100件目を表示
極狭アクション!
正直前半は極狭空間でのアクションの見せ方自体は上手いモノの何をずっとドタバタしとんねん!
と思ってたけどタイトルバックからの
全殺しマンに覚醒してからはかなり面白かった
インド映画にしてはゴア描写も頑張ってた
強盗達の被害者みたいなテンションは正直不愉快
まぁだからこそ容赦なく全殺しされる所にカタルシスがあるんだろうけど
アクション自体もスピード感を活かした方向のアクションで私好み
舞台設定上しょうがないんだけど
ダンスシーンが無かったのは残念
所でこの作品の元ネタって
実際にネパールだかであった列車に乗り込んだ武装強盗40人にたまたま乗り込んでたグルカ兵が単騎で立ち向かって3人殺して8人病院送りにして撃退したとかいうあの事件だったりするのかな?
グルカ兵の象徴のククリナイフも印象的に使われてたしどうなんだろう?
インドらしさと、らしくないところを感じる不思議な映画
インドのアクション映画といえば、ワイヤーアクションかCGを駆使したものをイメージしてしまうが本作はどちらでもない。主人公のアムリトが狭い空間でいかに敵を倒すかをウリにしたアクションとなる。「ブレット・トレイン」よりは派手で凄惨だった。インド映画らしい攻めた描写。ストーリーはあまり気にしない方が正解だ。ただ、気になるのは敵となる強盗団。貧困のために親族で強盗しているという設定がインドっぽく感じる。結束は強いが、情に左右されるためあまり怖くはない。1人屈強でパワフルなやつがいたからそれなりに対抗できていたが、基本的には物量で対抗するしか敵に勝ち目はない。それほど悪の雰囲気がない奴もいるから、乗客と区別がつかないというのもなかなか面白い設定だった。単調なアクションの中にちょっとしたスパイスが効いたシーンを演出できている。
基本的に親族経営の強盗団だから、アムリトが一方的に倒すだけでは面白くないって配慮なのか、アムリトがちょいちょいやられてしまう。このまま縛られたり、刺されたり、もっと殴られていたら終わってんじゃない?と思うほどだ。最初はなるべく殺さないようにとアムリトが手加減していたが、途中から私怨も絡めて敵を殺しまくるという流れになっていく。怒りを武器に覚醒するという流れは悪くないが、あの人たちの殺される順番が逆なんじゃないの?と感じる。一番強くなるのはあのタイミングなのかなと思ってしまう。タイトル出すタイミング考えたらあれでもアリかもしれないが、ちょっと納得がいかない。
好みによって評価が分かれるだろうなと感じる。個人的には好きな部類の映画。上映時間やダンスシーンの有無も含めてハリウッドに寄せたことがどう評価されるか。インドでヒットしてるってところもちょっと面白い。今どきはボリウッドの様式にこだわらなくてもいいってことなのか。今後のインド映画の変化を占うような作品かもしれない。
数人KILLして一族全滅、残虐な正義に途方に暮れる悪。
全編クライマックス的な映画と思いきや、導入は甘〜いラブな感じで、無いと聞いていたがインド映画だけに踊りだすんじゃないかとハラハラ。
終盤に主人公が列車上を移動するシーンなんかも唐突に歌が流れだし、車上で踊りだすのかとアクションシーンよりハラハラ。
まだ中盤前にヒロインをメッタ刺し息のあるまま車外に突き落とし惨殺退場させる暴挙にでたものだから、そりゃあ主人公は怒りMAXで超覚醒。そこからの怒り爆発の暴走は敵はうろたえ、仲間はドン引き、観てる観客は笑うしかない制御不能ぶり。
見せしめ吊るしや人体破壊の主人公の残虐さと、兄弟分や父親をヤラれ泣き叫ぶ悪党と、こちらの感情移入能力が麻痺してしまうほどだ。もうまさしく戦争だ。
最終盤に悪玉が叫ぶ、こちらは数人なのに一族全員か〜のセリフの妙な悪側理屈に納得しそうにもなるが、ヒロインと相棒と勇気をもって助太刀した青年をKILLしちゃ〜駄目なんですよ。
ハリウッドでリメイクらしいけど、これはインド映画が上映時間を105分と超ガマンしたのと踊ることを超ガマンしたことで超覚醒した結果な気がするので難しい気がする。
アクションは凄い!あと味は重い!
一言で言うと、踊りと歌と笑いがなくて、2時間以内の珍しいインド映画!
で、ストーリーは、電車ジャックにたまたま乗り合わせた特殊部隊隊員が、悪者をバッタバッタと倒す映画!
となると、私の世代では、スティーブンセガール兄貴の映画を想起させますが、テイストはかなり韓国ノワール映画的です。
つまり、あと味が重いです。
ですから、アクションは凄くて、悪役がひどいのでスッキリ感はあるにはあるんですが、あと味の重さ分、割り引いた評価になりました。
主人公の特殊部隊隊員は、見た目がかなり平井堅さん。ですから、親近感あって、外見のバイオレンス風味はかなり薄いんですが、題名通り、映画中、2回覚醒するんです。
1回目は、そりゃ怒りますよね、彼女が、、、ですから、わかります、からのスーパーサイヤ人化。それまでの殺さずの剣心(恐らく正義の軍人さんの矜持)から、一転して切って切ってきりまくりモードへの変身です。消火器の斬新な使い方はさもありなんです。
で、2回目は、これもわかります、親友が、、、ですから、そりゃさらに怒りますよね。で、スーパーサイヤ人2化です。攻撃方法がさらにグレードアップして、口へのライターアタックは、これまでありそでなかった斬新な攻撃でした。
このように主人公はあるイベント毎に覚醒するごとに、多分ドン引きしてしまうほどに、バイオレンス化するんです。電車の中という限定閉鎖空間で、1対50人の盗賊の戦いなので、一切容赦なし!いやー、インドの電車は、当たったら痛いところだらけだから、乗るのが怖くなるくらいでした。
ですが、そのドン引き度を薄めるのが、悪役の卑劣さ、外道ぶり。多分インドでは観客が主人公の反撃に拍手喝采だったと思うんですが、それくらい反撃されても自業自得でしょ、と言い切れるくらい、もうね、悪役が卑劣で外道なんです。北斗の拳に出てくる牙一族をさらに卑劣にしたかんじ。で、圧倒的外道なのに、主人公のドン引き反撃に対して、被害者ムーブまでかましてきます。いやいや君達一族が先に卑劣なことやり始めたんでしょ、とツッコミが360度から入るくらい、卑劣です。ここまで悪役の卑劣さを徹底して描いてるので、インドで大ヒットしたんだと思います。実際に似たような事件が少なからず起こっているようですし。
で、こういう悪を主人公が圧倒的に退治していくので、カタルシスがあるんですが、その反撃が重い復讐心に起因しているので、あと味がかなり重いです。韓国ノワール映画を観た後くらい重いです。
平井堅さんのように善人、おとなしめの風貌の主人公が滅多滅多にバイオレンス化するので、その復讐心の強さがかなり過剰に感じられるんです。もちろん、重い復讐心を持つのが当然レベルの悪行を悪役陣がやらかしている、というストーリー上の整合性はあるんですが。それにしても重いので、むなしさが出てくるのがやむを得ず、あと味がスカッとアクション映画というわけにはなりませんでした。
あとちょっと、、、と思ったのは、対テロ特殊部隊隊員なのに、はじめの格闘で難敵を倒すのに無力化しないから、次々と復活されてしまう点。ここはプロという設定なのでどうかなーと。もちろん、そうしちゃうと、ストーリーが進まないから仕方ないんだと思いますけど。とすれば、役柄を警察官くらいでも良かったかなと。
もちろん、凄みのあるアクション映画という点では楽しめました(ただゴア描写はホラー並みなので苦手な方はご注意ください)。
ということで、多分同じ設定では映画化できないと思うので、ハリウッド版のリメイクが、この話の骨格を用いながら、どうスカッとアクションに昇華してくれるかがさらに楽しみです。ジョンウィックの監督さんなのでなおさら楽しみです!
爆弾級の愛が爆発して鬼神誕生!タイトルの『KILL』は、「"キル"カウント」のKILLで、「オーバー"キル"」のKILLだ!!
大切な人を失うたびに強くなって、超サイヤ人3くらいまで覚醒する最強ひとり軍隊状態な無双軍人 vs『ガンニバル』後藤家が列車強盗一族だったら?確かに連中は降りる、死体になって…どんな殺し方だよ!通常運転から加速する意外性に富んだフェイタリティ(& 展開)と人体破壊ゴア描写満載、そして行き着く先は虚しいだけの弔い合戦か…。
タイトルが出るタイミング!!眠れる獅子を起こしてしまった…ブチギレバイオレンス!インド映画にしては短い本編尺で、ダレることなくキルカウントを増やしていく主人公の接近アクションと、列車内という狭い空間を生かしたアクションの組み立てやどこから出てくるか分からない感じがよかった。対するは、後藤家と例えたけど、ちゃんと恵介(と言ったら失礼になるくらい本作はクソ野郎だけど敵としては魅力的)と岩男ポジションもいる。
一部の観客を拒否反応で遠ざけるリスクもあるけど、それでも"女子供"も作中容赦なく殺すことで、列車強盗がいかに綺麗事でないかということと向き合っている。昔、監督自身が列車強盗に居合わせたときに、寝ていて隣の車両の合同に気づかなった経験が大いに生かされている後半の展開。武器を持つ乗客も、隣の車両で間抜けに寝ている警察も、罪の意識に何年間も苛まれた監督の贖罪・罪滅ぼしとでも言うか。だから本作には鑑賞前に期待していたような、スカッとするカタルシスみたいなものはほとんど感じられなかったけど、逆にそうした製作意義というか何が監督を駆り立てたのかということを考えると納得した。
主人公が敵の恐怖を煽り、精神を蝕むような演出(ex. 死体吊り)を仕掛けるのもよかった。『イコライザー2』でのマッコールさん然り、人間あまりに深い悲しみに見舞われると、そういうことをしなさそうな人でもするのだなと。いや、むしろどちらともプロだから、どういう方法がメンタルを参らせるのに効果てきめんか知り尽くしているのだろうな。
『ダイ・ハード』など孤立無援絶望的な状況で多数の敵に一人挑む作品は、いつの時代も観客の心を掴んできたわけだけど、本作はさながら『新感染ファイナル・エクスプレス』にジョン・ウィックが乗り合わせたら〈if〉状態だった?衣服が真っ赤に染まって一族全滅するまで続く、血と暴力の列車へようこそ…インド映画らしいダンス&歌唱シーンがあるかは自分の目で確認を!!
「私が乗った列車が暗闇を切り裂くように進んでいた夜、ダコイトが乗り込んできたことがありました。奇妙なことに、私が穏やかに眠っている間に、隣の車両では乗客の荷物が奪われていたのです。そのとき自分が何も気づかなかったことに、何年間も罪悪感に苛まれました」
勝手に関連作品『ダイハード』『ジョン・ウィック』『新感染ファイナル・エクスプレス』
勝手にキャスティング:クリエヴァとクリスティン・ミリオティ
悪くも悪くもハリウッド寄せ
2023年 ヒンディー語アクション映画
まず前半、インド人皆口ひげ顎ひげで見分けがつかない。
そして強盗団と主人公の仲間。主人公の親類と一般乗客。その見分けもできない。
強盗団も単なる強盗なので、強い目的意識がある訳でもなく、強盗団に対する思いも何も見出せない。
さらに狭い列車内なので何が何だかわからない。
中盤、ガラスにくっきり残る手形跡、前後半を分ける”KILL”の文字。
(『オームシャンティオーム 恋する輪廻』を思い出しました。)
主人公アムリト、超覚醒。
最も愛する人の為に…、もう暴走は止まらない。
もうこれは「ジョン・ウィック」の世界か?
でも公式がジョン・ウィックの名を出したら評価1.0下げてやろう。
あ〜あ、公式に書いてありました。
でもハリウッドでリメイク。しかもジョン・ウィックの監督がプロデュースらしいので評価下げは取り消しで。
実際のインドの列車なので仕方がないが、寝台列車は半個室なので狭い空間ばかりだが、寝台でない通常客席の広い空間でのバトルが有ればメリハリもついたと思う。
コレがインド映画だ!の固定観念は良くないと思うが、やっぱりハリウッドでも東アジアでも作れない物がインドにあると思う。
インド映画らしさやインド特有の風習や文化も感じられなかった。
ただ前後半を分ける”KILL”だけが救い。
期待はずれ
なめてーたヤツが強かった系が好きなので観に行ったけど、期待はずれ。
まず、強盗団が素人おじさん集団にしか見えない。みんな親族なんだなというのはセリフから想像できるけど、犯行に及んだ背景もよく分からなくて困る。38人も集めておいて乗客の金品を奪うだけと、やることが小さい。テロリストが、現金や金塊とかを運んでる車両を襲うとかならわかりやすいのだけど。
素人だから、仲間が殺られると動揺して泣き出したり、すぐ仲間割れ起こす。
主人公は何度も気絶して捕まるのに何故かトドメを刺されない。
強盗団のボスみたいな人もふつうのおっさんで悪党感がない。最後に残る若いチンピラにはヒロインを殺させたり、悪っぽいセリフを言わせるがラスボス感が薄いので、倒してもカタルシスがない。
ポイント無料で観たけど、無駄にしたかなという感想しかない。
グロ多めのインドヴァイオレンス映画。恋人を追いかけて寝台特急に乗っ...
インド製アクション
アクション盛り盛りのインド映画「KILL 超覚醒」を見たのでレビュー。
インド映画というと踊りのイメージは二昔以上前のこと、流石に2025年ともなると、そういうのはない。
本気でアクション映画を作ったら、そんじょそこらの映画では敵わないくらいになっちゃってました。
ストーリーは、一応あるのだが、主人公が敵役をぶちのめす理由にはなるが、あんまり込み入った話ではない。。
アクション映画というが、実際は、ほぼ人体破壊。
主人公は軍の特殊部隊隊員だから、というのだが、いささかやり過ぎの感は否めず。
ナイフの一撃で退場させる奴もいれば、消化器で執拗に頭部を叩き潰すとか、手段は色々。
そんでもって舞台が寝台列車の中という狭っ苦しいところなので、アクションする度に頭やら足らやをぶつけたりする(主人公も相手も)。
ただ、結局、ストーリー的に盛り上がる場面が少ないので、人体破壊がここまで連続すると、さすがにダレ気味に。
ハリウッドでのリメイクが決定しているとか、ですが、ストーリーでもう少し盛り上げないときつそう。
敵役の数十人が親戚一族で、親父や息子が殺されると、大騒ぎして敵討しようとする、というのが一番インドっぽかったです。
ブレる主人公
最初は「いくら強盗でも、殺すのはやりすぎ」と身を守るのが優先で、敵を気絶させるに止めていた主人公。
しかし、敵の中にいた一本ネジの飛んだ殺人狂が、恋人に襲いかかってブチ切れ。
4人傷付けられたら40人ブチ殺す!
対テロ特殊部隊所属の主人公が、ランボー化。
頭を潰すわ滅多刺しにするわ火をつけるわ、ありとあらゆる残虐な手口で、強盗一族を全滅させるまでキリングマシンになり暴れまくる。
悲しんだり、人助けしたり、感情の起伏に富むのはいいが、同じような戦いが繰り返されて飽きてくるし、主人公がいろいろブレまくって何度も隙を見せて同じ展開で敵に倒されるのに、その主人公が殺されないのが不自然かつ冗長。
勢いで全滅させればよかったのに。
インド映画としては104分と短いし、つまらないわけじゃないが、3時間くらいあったんじゃないかと思うくらい観ていて疲れた。
ギッタギタのメッタメタ
今日から始まったマッツ・ミケルセン生誕祭は日程が合わず。普段アクションはあまり観ませんが、急遽時間ができたのでこちらをチョイス。
見事に男性客ばかりでした。
タイトルの出るタイミングが印象的でした。確かにKILL!なシーン。
列車に乗ってからはひたすらバイオレンスです。武器は大してないけど、色々手を替え品を替え。もうお腹いっぱいです。
敵も、家族がやられたりすると一丁前に泣いて悲しむのがインドらしい感じがしました。
いくつか気になったこと。
まず、ガラスにベッタリの血のりの色がダメです。最近はもっとリアルな血のりありますよね。もうちょっと本物に寄せて欲しかった。
それと、ヒロインが主人公の肩に寄りかかっている時の目線が微妙でした。女芸人さんのコントみたい。絶対にもっと美しく見せられます。
タイトルが出たら観ているこっちも覚醒します!
す、凄い!
これ程までに感情を揺さぶられたアクション映画は久しぶりでした。
腹が立ったり、悲しくなったりが繰り返し襲ってくる…寝台列車というよりジェットコースターのようでした。
そして、キャラの描き方が物凄く上手い。
最初は全員が同じ顔にしか見えなかったりもしましたが、主人公を含め、主要キャラがきちんと描き分けられており、すんなり感情移入ができてしまいました。
主人公の怒りや悲しみがひしひしと伝わるし、腹の立つ輩はめっぽう腹が立つ。
いつの間にか拳を握りしめている自分がいました。
また、タイトルの出し方が良かった。
まさに「超覚醒」!
狭い車内でのアクションとは思えないくらい縦横無尽に暴れ回る主人公と共に怒りを爆発させて拳を振り下ろしたくなる事請け合いです!
スカッとしたい方は是非!
余談ですが、アメリカがリメイクするらしいのですが、どうするつもりでしょう。
あの一族郎党の描き方はインドならではだと思うのですが…。
開始30分で一気にクライマックスへ!
先日映画館で観た予告編で面白そうだったので劇場で鑑賞。
インド映画をそれほどたくさん観ているわけではないが、ハリウッド映画や邦画にはないテイストがまず新鮮。
この映画最大の売りであろう、狭い列車内での壮絶なアクションは本当に凄い。
そして邦画版タイトルにある主人公が「超覚醒」した直後が最大のクライマックスで(まだ始まって30分くらいか?)無慈悲に悪人どもを滅多殺しにしていくくだりでは物凄くカタルシスを得られる。
…が、その後は超覚醒が覚めてしまったのか、突き抜けたアクションが影を潜めてしまい、中盤以降のアクションが少々ダレぎみに。
加えて、敵の強盗団ファミリーが、身内(親兄弟)が殺されるたびに泣き喚くところが何度か出てくるが、その度に強盗団に感情移入してしまって妙な気持ちになる(笑)
結構な流血演出(R15+)だが、アクションシーンの出来は素晴らしい。
グロが平気で、勧善懲悪アクションがお好きな向きにはオススメと言ったところか。
インド映画ではない作り
アクションはハリウッドヨリの作り方になっている。ストーリーはハリウッドにはない作り。
敵方の心情も多く描かれていて中々観ないのか作りに。主人公側の死傷率が高く、ヒロインは死ぬし、戦友も死ぬで、最後は観方によるが主人公も死んでいるのではと思う。
インド映画としては一皮向けた感じがする。
ハリウッドリメイクも楽しみ。
敵側の生活や一族で強盗しなくてはいけない理由などあるとなお良かったと思う。
2024年鑑賞で年間ベスト作品
2024年公開時にアメリカ劇場で鑑賞。この作品は『サブスタンス』を押さえて個人年間ランキングでトップになった作品です。
「踊るインド映画『RRR』よりは殺しのインドネシア映画『ザ・レイド』」という、エンタメアクションよりもリアル格闘技路線が好きな方には、激推しです。
とにかく、この作品は徹底して遊びがないです。一旦スイッチが入った後は容赦ない殺戮バリエーションが続くので、その振り切り方が最高!というマニアからは大絶賛間違い無しですが、この「攻めの癒し」について来れるか、の一点で観客を選ぶ映画とも言えます。
通常のアクション映画は観終わると爽快感が残りますが、この映画は爽快感よりも疲労感が残ります。先にも挙げましたが『ザ・レイド』、『マッハ』のような本気のアジアン・アクションが好きな方は是非。
ロッキン・アグリーモーション
先行試写会にて鑑賞。
ミニパンフレットみたいなものを貰えて、そこに書いてあるインタビュー諸々印象的でした。
インド映画らしからぬスピード感とアクション、踊りもしない、2時間以内で収まっている、何もかもが異質でしたがゾクゾクさせてくれる作りでした。
とにかく殺しの描写が秀逸で、銃はサブでナイフや拳がメインに据えての戦闘スタイルの主人公が覚醒してぶっ殺していくのが爽快感よりも生々しさが勝つという不思議な作りは中々良かったと思います。
列車内のあらゆる尖った場所や出っ張った場所に顔や体をぶつけまくり、腕も足もバキバキに折っていき、鈍器で部位をぐちゃぐちゃにしたりとかなりグロテスクに持っていきますが、それ相応の説得力があるので違和感なく見れるというのも強いなと思いました。
殺しのバリエーションはそこまで多くない&敵組織がどうしても似たり寄ったりのお顔というところはやっぱり気になってしまいました。
意味もなく死体をカーテンのように吊るして見せしめにしているところがめちゃくちゃ性格悪くて好きでした。
仲間がそんな状態になっていたらそりゃ咽び泣くよなとも思いました。
この手の作品で主人公サイドの登場人物の死ってかなり少ないよなーと思いながら観ていたのですが、まさかまさかの序盤にヒロインが殺される、しかも首を切られて列車から突き落とされてとかいうとんでもない殺され方には流石に驚きました。
主人公の他に子供を殺された親だったり、正義感が強そうなおっちゃんも参戦してくるんですが、親はまだ攻撃してくれるので良いんですが、おっちゃんはドジを踏みまくっていたので隅っこで大人しくしていて欲しかったです。
相棒ポジも早い段階で怪我をしてしまっているのでどうしても足を引っ張ってしまっていましたし、主人公1人でなんとかなったんじゃないかなと後半は思ってしまいました。
警察もあっさりと死んでいくので邦画の警察とタメ張れそうなくらいダメでした。
ラストシーンのロマンチックさは今作の血みどろテイストとはちょっと食い合わせが悪かったかなとは思ってしまいました。
突き抜けるように終わって欲しかったですし、ジョン・ウィックチームなら列車から血飛沫を浴びた状態で出てきてスパッと終わらせてくれそうだなという信頼感がなぜかあるので、そこでの比較が生まれてしまったなと思いました。
色々気になるところはありつつも、圧巻の殺戮ムーブは凄まじいので見どころたっぷりですし、新時代のインド映画の幕開けというものを感じさせてくれるという点でも印象的な作品だなと思いました。
ナイフシュパッグサッはリピートしたいですね。
鑑賞日 10/29
鑑賞時間 19:00〜20:44
生身の人間だったらしいです。
〇しっぷりがあまりにも残虐で、うわぁ~とかきゃーとか思いながら見ていたのに、ちょっとテンポ悪い残酷場面がこれでもかこれでもかと続いたらリミッター振り切ったみたいで「やっちまえ!」になっていた自分が恐ろしい。
特に息子、弟をやられた母と姉がその手で復讐するところ、大変溜飲を下げたことを告白します。
サブタイトルに「超覚醒」とあったので、アムリト、恋人を無残に殺されたショックで超能力が目覚めちゃったヒーローに?と思ったら、スクリーンに出たタイトルは「kill」だけ。
何度も〇にそうになりながら普通に復活するなんて、ありえないけど最初から最後まで生身の人間。ありえないけどインド映画だし。
妹探して連れ戻すと言ったくせに、彼女を保護したのは実の父親と警官、監督(脚本も)、ストーリーの整合性考えてます?
あの盗賊団は全員血縁関係者とは、さすが世界一の人口を誇るインドだと妙に感心しました。
アムリトとトゥリカは、この世では結ばれない恋だったか。
トゥリカは最初からそのつもりだったみたいな発言アリで怖すぎる。
頑張ったのにやられてしまった相棒が気の毒すぎ。彼はただ親友に付き合って列車に乗っただけなのに。
監督、メインキャストを誰ひとり生きて帰す気なかったわけですね。
アムリト役のラクシャが、平井堅に似ていると思いました。
インドの列車と言うと乗車率300%の屋根にも人がいる様を思い浮かべるが、寝台付夜行列車はさすがにそれはないんですね。でも、呆れるくらい長い。先頭だか最後尾だかの車両にいた警官が列車内の騒動に気づかないってあるかも??
全102件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。














