「数人KILLして一族全滅、残虐な正義に途方に暮れる悪。」KILL 超覚醒 ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
数人KILLして一族全滅、残虐な正義に途方に暮れる悪。
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全編クライマックス的な映画と思いきや、導入は甘〜いラブな感じで、無いと聞いていたがインド映画だけに踊りだすんじゃないかとハラハラ。
終盤に主人公が列車上を移動するシーンなんかも唐突に歌が流れだし、車上で踊りだすのかとアクションシーンよりハラハラ。
まだ中盤前にヒロインをメッタ刺し息のあるまま車外に突き落とし惨殺退場させる暴挙にでたものだから、そりゃあ主人公は怒りMAXで超覚醒。そこからの怒り爆発の暴走は敵はうろたえ、仲間はドン引き、観てる観客は笑うしかない制御不能ぶり。
見せしめ吊るしや人体破壊の主人公の残虐さと、兄弟分や父親をヤラれ泣き叫ぶ悪党と、こちらの感情移入能力が麻痺してしまうほどだ。もうまさしく戦争だ。
最終盤に悪玉が叫ぶ、こちらは数人なのに一族全員か〜のセリフの妙な悪側理屈に納得しそうにもなるが、ヒロインと相棒と勇気をもって助太刀した青年をKILLしちゃ〜駄目なんですよ。
ハリウッドでリメイクらしいけど、これはインド映画が上映時間を105分と超ガマンしたのと踊ることを超ガマンしたことで超覚醒した結果な気がするので難しい気がする。
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