「悪くも悪くもハリウッド寄せ」KILL 超覚醒 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くも悪くもハリウッド寄せ
2023年 ヒンディー語アクション映画
まず前半、インド人皆口ひげ顎ひげで見分けがつかない。
そして強盗団と主人公の仲間。主人公の親類と一般乗客。その見分けもできない。
強盗団も単なる強盗なので、強い目的意識がある訳でもなく、強盗団に対する思いも何も見出せない。
さらに狭い列車内なので何が何だかわからない。
中盤、ガラスにくっきり残る手形跡、前後半を分ける”KILL”の文字。
(『オームシャンティオーム 恋する輪廻』を思い出しました。)
主人公アムリト、超覚醒。
最も愛する人の為に…、もう暴走は止まらない。
もうこれは「ジョン・ウィック」の世界か?
でも公式がジョン・ウィックの名を出したら評価1.0下げてやろう。
あ〜あ、公式に書いてありました。
でもハリウッドでリメイク。しかもジョン・ウィックの監督がプロデュースらしいので評価下げは取り消しで。
実際のインドの列車なので仕方がないが、寝台列車は半個室なので狭い空間ばかりだが、寝台でない通常客席の広い空間でのバトルが有ればメリハリもついたと思う。
コレがインド映画だ!の固定観念は良くないと思うが、やっぱりハリウッドでも東アジアでも作れない物がインドにあると思う。
インド映画らしさやインド特有の風習や文化も感じられなかった。
ただ前後半を分ける”KILL”だけが救い。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
