「ブレる主人公」KILL 超覚醒 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
ブレる主人公
最初は「いくら強盗でも、殺すのはやりすぎ」と身を守るのが優先で、敵を気絶させるに止めていた主人公。
しかし、敵の中にいた一本ネジの飛んだ殺人狂が、恋人に襲いかかってブチ切れ。
4人傷付けられたら40人ブチ殺す!
対テロ特殊部隊所属の主人公が、ランボー化。
頭を潰すわ滅多刺しにするわ火をつけるわ、ありとあらゆる残虐な手口で、強盗一族を全滅させるまでキリングマシンになり暴れまくる。
悲しんだり、人助けしたり、感情の起伏に富むのはいいが、同じような戦いが繰り返されて飽きてくるし、主人公がいろいろブレまくって何度も隙を見せて同じ展開で敵に倒されるのに、その主人公が殺されないのが不自然かつ冗長。
勢いで全滅させればよかったのに。
インド映画としては104分と短いし、つまらないわけじゃないが、3時間くらいあったんじゃないかと思うくらい観ていて疲れた。
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