「【”愛情爆弾!”今作は序盤のアクションは”何だよー”だが、”或る哀しき出来事”の後は、ジョン・ウィックもビックリのノンスタイリッシュな痛そうなシーン満載のゴリゴリ血塗れアクション映画なのである。】」KILL 超覚醒 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”愛情爆弾!”今作は序盤のアクションは”何だよー”だが、”或る哀しき出来事”の後は、ジョン・ウィックもビックリのノンスタイリッシュな痛そうなシーン満載のゴリゴリ血塗れアクション映画なのである。】
<Caution!やや内容に触れているので、鑑賞後に読んでくださいね。)
■今作の魅力
1.ストーリー展開が、大変にシンプルで分かりやすい所。フライヤーにも書いてあるけれど、対テロ特殊部隊隊員のアムリト(ラクシャ)が、大富豪の娘で恋人でもあるトゥリカ(ターニャ・マニクラタ)が大富豪の父タークルに無理やり婚約させられるが、追って来たアムリトは列車内でプロポーズする。
だが、その列車には強盗を生業とする一族が乗っていた・・、と言うお話である。
2.アムリトは、最初は控えめに戦うが、”或る哀しき出来事”が起こり、彼の”愛情爆弾”が炸裂してからが、マア凄いのである。
ノンスタイリッシュ(褒めてます)で、ゴリゴリの痛そうな血塗れアクションシーンが連続するのである。
3.舞台が、狭い列車の中だけである所。
一本の長い列車内(インドの列車は、大変に長いのである。)の各車両で繰り広げられる強盗団とアムリト&同僚のヴィレシュとの駆け引きと凄惨な戦いが、マア凄いのである。
因みに武器は牛刀と小さなナイフと、ハンマーである。ハンマーで殴られるのは嫌だなあ。
”ジョン・ウィック”シリーズのようなスタイリッシュなガンフーアクションは、一切ないのである。
4.息子や親類を強盗団に殺された母親たちが、布に固いモノを入れて、強盗団の中でも一番腕っぷしの立つ男の頭を、ガッツンガッツンに叩くシーンは、もう”もっとやれー!”って感じだったよ。
5.そして、アムリトと強盗団の長の息子で最凶の極悪男、ファ二(ラガブ・ジュヤル)
との一騎打ちシーンは、見応え抜群である。
アムリトが、憎しみを込めて何度も何度も何度もファンの顔を殴るシーンは、カタルシスさえ覚えたね。
6.番外編
・インド映画には珍しい、1時間45分と言う尺の短さも、飽きずに観れた要因である。
・今作はフライヤーによると、インド映画アカデミー賞で五冠を獲得したそうであるが、”悪役賞”と言うのが有ってビックリ。勿論、この受賞者はファ二を演じたラガブ・ジュヤルである。だが、一瞬、”アムリトを演じたラクシャじゃない?”と思ったのは、事実である。
だって、強盗団の生き残りは、完全にアムリトにビビってたもんな。列車から飛び降りて逃げる輩多数だもんな。
<今作は、序盤のアクションは”何だよー”だが、”或る哀しき出来事”の後は、ジョン・ウィックもビックリのノンスタイリッシュな痛そうなシーン満載のゴリゴリ血塗れアクション映画なのである。
今晩は^ ^
いや〜凄かったですね〜。途中、戦意喪失させる為か片付けた強盗団のメンバーを天井から垂らしてましたねorz まだ腕力あったみたいで平井堅凄過ぎます…
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