正体のレビュー・感想・評価
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冤罪事件を扱った社会派ファンタジー
エンターテインメント映画として、私は楽しめました。
※原作未読、ドラマ未視聴です。
冒頭の死刑囚である鏑木(横浜流星)が救急車から逃げるシーンや
お金を持っていないはずなのに、いろんなところに転がり込んだり
仕事を見つけて何とか1年近く逃亡し続けているのは、
ちょっと理解に苦しみましたが、ツッコミを入れると面白くなくなっちゃうと思い、
ファンタジーだと割り切って鑑賞しました。
各地で出会う人たちが、みんな鏑木を好きになっちゃうところもすごいなと思いましたが
そういう魅力的な人なんでしょうね。
鏑木は21歳ということで、高校生のときに死刑囚になって以来、社会に出ていないため
世間知らずなところはあるものの、よく仕事を見つけることができたな〜と感心しました。
学業は優秀という情報は出てきていましたけれども。
そして、刑事の又貫(山田孝之)をも感化してしまう
(もともと犯人なのか?という疑問はもっていたようですが)ところもすごいなと思いましたし
その最たる場面が、記者会見での又貫の今までをひっくり返す発言でした。
ラストは逃亡から3年足らずで無罪判決を勝ち取るというスピード決着&ハッピーエンドは
現実世界だと違和感ありありながらも、ファンタジーだとカタルシスを感じました。
このあたりはさすが藤井道人監督だなと思いましたね。
ちょっと無理があるんちゃうん?と言いたいところではありますが、
俳優陣が魅力的、上述のおふたり以外には特に吉岡里帆と山田杏奈がステキでした。
他の俳優陣もしっかりと固めていて、存分に演技を堪能できたので、よかったです。
もっと冤罪事件を徹底的に掘り下げる、キリッとしたつくりあがりにもできたとは思うものの、
フィジカルにエンターテインするつくりにした藤井道人監督は、私としては期待通りであり、
今後も追っていきたい監督です。
横浜流星には来年の大河ドラマ、頑張っていただけると思いますし、楽しみにしています。
ドラマ版も観てましたが
キャストや監督が違うだけでこんなにも別物になるんだなっていうお手本ですね
素晴らしい作品です
とにかくずっと力が入りっぱなしで観てました
結果はわかってるのにやったー!と声が出そうになりました
すごく細かいのですが山田さんと前田さんが乗っていた覆面車両がリアルに警察でも使用されてるものすごく珍しいスズキのキザシにビックリです
「1.5章」より先が抜け抜け(個別の採点においてネタバレを含みうるので注意)。
今年422本目(合計1,513本目/今月(2024年11月度)28本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
ネタバレありにしていますので、個々のストーリー紹介ほかはほぼほぼすっ飛ばします。
一人の法律系資格持ち(行政書士持ち)の立場からのレビューです。
うーん、どうなんだろう…といった作品です。作品自体は冤罪を描く映画で、これまた年に何本でもある作品だし、つい1~2か月に正式に確定した袴田事件を扱う映画でもないし、一方であるいはこの手の映画でありがちな「無茶苦茶な警察組織」の論点もテンプレ通りであり、かつ法律系資格持ちは途中からストーリーが抜け抜けで何を言ってるのかわからない展開になるのが極端に厳しいといったところです。
救いはハッピーエンドであること、あるいは「法律ワードが極端に出てこない」ことくらいくらいだろうと思います(後者は出す度合いによっては詰まる方が確実に出てくる)。
採点は以下のようにしています(3.2を3.0まで切り下げたもの)。
ネタバレありにもしていますし、理解の参考になればと思いますので詳しめに書いておきます(法律初学者の方でもわかるように書きました)。
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(減点0.5/冤罪を描く映画としてストーリーが明確に変)
第一審は地裁から始まっていると思われますが、その後最高裁まで描かれないため(刑事裁判においては、単に量刑不当を訴える等は上告が制限されます(刑事訴訟法。以下、刑訴法))、かなりヘンテコな展開になっています。もっとも、日本においては特に殺人罪など「死刑か無期懲役か」というような裁判に関しては国民の関心が高いこと、また誤審を防ぐために最高裁での審理は通常行われます。
ただ、その描写がないので第一審での有罪判決のあと控訴していないものと思われ、一方でその一方で冤罪を描くのは明らかに理論が矛盾しており(この点は後述)、何とかならなかったのかなという気がします。
(減点0.3/女性に関しての犯人隠匿罪関係)
犯人隠匿罪は、「懲役1年以上の罪の被疑者または、現に逮捕・収監されているものの脱走者」をかくまうことで成立します(刑法103条)。かつ、この罪は「無罪、冤罪、勘違い…」の場合でも「とりあえず取り調べをして、勘違いだったら帰ってもらえばそれでよい」ので(換言すれば、罪を犯したものを逃がさない、という趣旨の条文)、本人が無罪か冤罪か、あるいは具体的に何罪で問われているかまで問わずに成立します(判例)。これはこれで別の問題でちゃんと扱わないとまずいのではと思われます。
(※) ただし、刑法だけならともかく、個別の行政法規など一般人が知らないような事情まで本罪に問うのは酷に過ぎるので(特に何が「懲役1年以上の罪か」まで把握している人はまぁいない)、適用例は多くはないですが(毎日、死刑が確定するような事件が起きる国のほうが嫌)、少なくとも連日報道されている、それも死刑の脱走者の隠匿はほぼアウトです。
(減点0.3/裁判所の判決)
刑訴法における裁判での有罪無罪(「無罪」も含むので注意)には、主文のみでは足りず何をもって有罪無罪とするかの「理由」が必要です(刑訴法44条)。これは、それを不服として控訴上告する側は理由が不明であるからであり、また広く「なぜ有罪か無罪か」かが示されないと(無関係の)国民も理解できないからです。このことは冤罪を争う再審においても同じ話です。
((まとめて)減点0.7/「第1.5幕」以降の扱いが全般的に不足している)
(0.2) 再審における無罪の言い渡しは検察官側の控訴上告を放棄しないか最高裁のそれでない限り確定はしません(刑訴法。いわゆる四大冤罪事件の冤罪確定までの道のりが極端に長期化したのもこのことが理由)。この部分は暗黙に省略されているものと思いますが、映画の趣旨を鑑みるに少しでもちゃんと描くべきところです。
(0.2) 冤罪が確定すると「刑事補償法」に基づいて本人に補償金が支払われますが(通常は最高額の1日あたり12,500円で補償される)、ここで(元)被告人にも落ち度があるようなケース(裁判に非協力的である等)は金額上調整されえます。この点は最初に書いた「冤罪を訴えるのに控訴放棄したとみられる部分」にも関係しますので(途中から「死刑を言い渡された被告人」から「死刑囚」になっているので映画のストーリーが途中ワープしているようにも思えるが)、二重にまずいところです。
(0.2) 上記のことと国家賠償法とは別の話なので、今度は国を争って国家賠償請求がスタートしますがここも完全カットされています。ただこのことは映画の論点ではないのでまぁ仕方なしとしても、冤罪確定や刑事補償法での補償とは別の問題ですので(どちらかが成立すればもう一方が排斥されるといったものではない)、扱いはきちんとすべきです。
(減点なし/参考/外国人関係) このような冤罪による誤認逮捕などは日本人以外にも当然発生します。一方で国家賠償法6条で「外国人に対しては、その国において自国民(=日本人)に対して同様な規定がある場合、相互に補償する」という「相互補償規定」が存在します。
ただ、通常、適法非適法とわず、在住する外国人の大半にはその出身国の立法権など持ち合わせていないのであり、もともと国家賠償請求は誤認逮捕や「国立、都道府県営のビルがいきなり落下して下敷きになった」等の争いに対し「国の償い」であって、当該諸外国で「そのような法律が日本人に適用されない、または存在しない」ことをもって補償しないというのは極めてヘンテコな話なので、この規定は原告被告も事実上争わない運用になっています(特に日本では、北朝鮮・台湾のように「独立国家としての認知問題」という複雑な問題も明確に抱えるため。この国賠6条はもともと日本の敗戦後「全てに補償していたらきりがない」という事情で作られたものの、2024年時点ではかかる趣旨がそもそも妥当しない)。
(0.1) 被害者の生存者は正しい証言をしていれば何の問題も発生してなかった事案なので、不法行為(709条ほか)に基づく民事訴訟が考えられますが、日本においては事実上タブー扱いなので(日本におけるいわゆる四大冤罪事件や匹敵する事件でも「ちゃんと証言すれば問題にならなかったのに」という民事裁判は元被告から遺族(のうち、軽傷重傷など。要は亡くなっていない、という意味)には起こされていない。不法行為における排斥期間の論点ほか複雑な問題もありますが)、この点もすっ飛ばされた模様です(ただ、実際に裁判を起こされるとかなり面倒(これ一つを主軸にした映画のストーリーさえ作れうる)。刑事補償や国家賠償と民事訴訟での補償は別の話なので、3つ全部起こすことも可能)。
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(減点なし/参考/主人公が異様に法律に詳しいのは何故か(序盤の労災隠しのお話))
死刑確定後にも冤罪を訴える場合、弁護士との接見において法律を知る必要があるためで、逆に懲役(禁固)と違って極端に「すること」が限られる現状、六法を読むくらいしか時間のつぶしようがないためです(この点、確定囚に六法の貸与を認めなかった点について日弁連だったかが人権侵害で勧告したケースが存在します)。ただ、一般的なハンディサイズの六法に掲載されている個別の労働法規はせいぜい労働基準法くらいではないかと思います(いきなり安衛法やらマニアックな法律の話をするのは謎)。
(減点なし/参考/労災隠しが起きる理由)
この点は専ら社労士ネタだと思いますがどなたも書き込まないと思いますので、もともと社労士試験自体が行政書士試験から分離した事情(昭和55年)も鑑みて知る範囲は書いておきます。
もともと通勤・労災については全額が事業者負担です(いわゆる給与明細参照。これらの項目は存在しないはず。雇用保険は引かれる)。
一方で労災申請にかかわって、労災保険の負担は「過去にどの程度申請があって認められたか」によって、認められた率や業種によってその負担額が異なるようになっています(「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」。一般的に「徴収法」という)。この制度を「メリット制」といいます(労災が多いと負担が増えるので「デメリット制」ともいいうる)。
このため、事業者としても労災申請の申請自体を認めると負担額が増えるため(最終的に労災認定不認定を決めるのは労働行政の側です)、ということになります(ただし、業種によって負担率は機械的に決まるものの、特に工事現場等といった事業で何ら労災申請が一切発生しないのも逆に労災隠しを疑われるため、逆に少なすぎてもチェックされうる)。
(※) このあたりは完全に社労士ネタかなと思うのですが、こちらに話題を飛ばすと映画の方向がおかしくなるので(再審査請求やら行政事件訴訟法、あるいは個別の労働法の話をすると誰もついていけない。過去に社労士ネタ映画ってあったっけ?)、完全にすっ飛ばされた模様です。
山田孝之さんの表情と佇まいが良い
物語はサスペンスが3でヒューマンドラマが7という印象でした。ストーリーは予告の通り、一人の青年の逃亡劇だけれど、常に追われるわけではないので、そこまでのハラハラもないし大どんでん返しの驚きがあるわけでもない。なんといっても人と人との会話、瞳と瞳の交わし合い、そしてその暗闇の中にある一筋の光のような優しさが、彼を立たせ続けてくれていたんだなと思うと、心があたたかくなる。
違和感があったり、思ってたより人間の醜悪さもそんなになかったりしたので、ご都合展開ではあったけどエンタメ作品なのでまぁ胸糞展開はない方がいいのかもしれないですね。ラストの無音には、ちょっとスッキリ感が半減してしまいました。あの言葉を聞きたかったのは主人公もだけど、鑑賞者もだったんだけどなと、はっきり耳にしたかった。
演者さんたちみなさんよかったです。私は特に山田孝之さんの真贋を見極めようとする目力と語る背中と一つ一つ重みを感じるような言葉がとてもよかった。キャラクターとして十一人の賊軍もよかったけど、こちらの山田孝之さんの方がもっと好きかも。
主題歌のヨルシカさんも癒してくれる優しい曲で良い余韻に浸りました。
スーパーマンすぎだろ
役者さんは素晴らしい。内容は並。
原作を知らない方は、前情報無しで見るのがオススメ!
原作は未読。前情報は一切入れずに観てきました。
一家惨殺事件にて死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走。
次々と容姿を変え、様々な人々と関わりを持ちながら逃亡を続ける。
衝撃的なオープニングから一気に世界観へと引き込まれる。
鏑木の何を考えているか分からないミステリアスさ、そして孤独感が何とも生々しく、臨場感が半端なかったです。
何となく、ここで捕まるわけ無いと思っていても、その緊張感たるや相当なものでした。
果たして鏑木の逃走の目的は何なのか?気を許せない展開の連続に、見が離せないままあっという間の2時間でした。
久々に、重厚で見応えのある作品を鑑賞したといった印象です。
原作本がなかなかのボリュームだった為、映画にするのに省略したシーンも多いと思われますが、それを差し引いても素晴らしい作品だったと思います。
ノンストップな展開に、ドキドキしながら観てほしいですね☺
逃亡した理由は思いつかなかったなぁ
ありふれたストーリー展開と批評していた方もいらっしゃったけど…まぁその通りかなと思う
しかしながら最後に警察官から逃亡理由を確認するシーンが有るのだけどこのセリフは全く思いつかなかったなぁ
理解はするけど俺にはこのセリフは吐けないと思いながら観終わった
途中、条件が揃えば(人の思い込みなんて当てにならない)犯罪の種類は色々だけど冤罪の可能性は誰にも有るなぁなんて感じながらも怪我をした人に刃物等が刺さってたら処置出来ない場所では抜いちゃ駄目でしょ…知らないというのは恐いなぁなんて思いながら鑑賞しました
軒並み高評価なのも納得の作品…気持ち良く終わります
横浜さん格好良い(ちょっと好きになったかも) 吉岡さん可愛い
演者の皆さんの演技が良かった
逃亡した理由は鑑賞後のお楽しみです
松重豊が悪い奴に思えた
鎌で家族3人を狂気的に殺した事件の現場で現行犯逮捕、起訴され、死刑判決を受けた鏑木慶一が、吐血を偽装して救急車で病院に搬送中に脱走した。死刑囚の脱走という警視庁にとって重大な汚点であり、早期脱走犯確保のため、刑事の又貫は、逃走中の鏑木が出会った人々を取り調べた。しかし、彼らが語った鏑木は、殺人犯とは思えないような優しくて良い人だった。さまざまな場所で姿や顔を変えながら、鏑木が逃亡を続ける真の目的は・・・どうなる、という話。
一言で言えば警察の捏造による冤罪事件なんだけど、それがわかるのはラスト近くになってから。
そこまでは殺人犯として何を考えてるんだ、と気になって引き込まれた。
横浜流星はさすがで、素晴らしい表情と体当たりのアクションを見せてくれた。
吉岡里帆はカッコ良かったし、山田杏奈も可愛くて良かった。
山田孝之は松重豊を上司に持つ刑事で、ずっと悪い奴に見えてたが、最後は良かった。
松重豊は警察の権威を傘に冤罪事件を生み出した悪い奴だなぁ!と思った。もちろん演技は素晴らしいです。
インスタで動画を撮られてそれで指名手配犯とバレたとか、ちょっと薄いストーリーのようにも感じたが、全体的には面白かった。
横浜流星と山田孝之が向き合うシーンが有るが、横浜流星の首長いなぁ、と思った。山田孝之は肩からすぐ頭なのに。
無難でベタな王道
公開当日にちゃんと自分のお金で観てきました。
前評判は割と良かったので期待しすぎたのか、自分にはあんまりでした。ひとことで言えばU-NEXTかアマプラでよかったかなあ。
開始早々「TBS」のロゴがバーンと出るんですが、それでわかっちゃいました。いわゆるそういうタイプの映画です。テレビ局が主導の、万人受けを狙った無難でベタなクセのない映画って言うんでしょうか。10年後、20年後にはきっと誰もこの映画のことを覚えていない、消費される映画。
横浜流星さんはじめ役者さんの演技は良かったです。そこは文句のつけようがないくらい。なんだけど映画としては、なんの余白のない、全部説明しちゃってるような、ザラッとしたところのない、つるっとしたキレイな映画っていうのかな。そういう映画の方がいいっていう人もいるんでしょうけど、僕には物足りなかった。
死刑囚の逃亡劇というスリルとサスペンスとしてなんとか最後まで乗っかって観たんだけど、着地点がなんだか物足りない。冤罪もののヒューマンドラマとしても、なんだか物足りない。なんだか物わかりが良すぎる優等生って感じで。
映画を観ながら、市橋の逃亡や袴田巌さんの冤罪事件のことが頭を過ぎり、現実の方の重さや熾烈さを思うと、映画はどうしてもそれを超えられない。そんなことを考えちゃったなあ。
あと、横浜流星演じる逃亡者とそれを追う山田孝之演じる刑事の関係、どうしてもレ・ミゼラブルのジャン・バルジャンとジャベールを連想させる。もっともジャベールのような悲劇的なエンディングを迎えはしないんだけれども。そういうともなんだか弱いんだよなあ。
映画を観る前からそんな映画なんじゃないかと恐れていたが、もしかしてとんでもない当たり映画かもと期待しつつ、結構私はこの映画の「正体」を見たい一心でこの映画を観に行ったのかもしれない。
藤井道人はこうじゃないとって作品 ストーリー展開もちょうど良くてス...
期待度○観賞後の満足度△ うーん、もうひとつ面白くない、心に響かない原因は何だろうと観賞後2時間ほど考えた挙げ句、話の語り口が上手くないのだという結論。
.*《原作未読》
①いま人気のイケメン俳優(私の基準ではイケメンではありませんが)を主役にしたよくあるサスペンス物の一つだろうと余り期待せず(あまり面白くなかった『ビィレッジ』も同じタッグだったかな)に観に行ったけれども、はじめの三分の一ほどは「おっ、これは期待できるかも」と見直したが、心を打つシーンは一つ二つ有ったのに、後半に入ってから感情のレベルが下がり続けてそのままジ・エンド。
②題名は『正体』ってあるけれども、“正体”捜しの謎解きミステリーではなく、何か目的があって行く先々で姿・名前を変える男の“正体”が知り合った人々にばれるかどうかのスリル・サスペンスの方が主でありさ、初めの2エピソードは確かに少々ハラハラしたが、段々そのスリル感・サスペンスフルさは薄れていくというか物語の重要な核ではなくなって行く。
何故そう感じだしたかというと、横浜流星が正体を偽りなから目的に辿り着くまでに必死に逃亡するからにはかなり重要な事なんだろうとおもっていたら、語が進むにつれて、杜撰な警察の捜査の実態や警察の面子を立てたり面倒をミニマイズするための様子がきちんと描かれるので、死刑判決が出たら覆すのは殆ど出来ないことであるのは分かるけれども、先ずはあの程度の状況証拠で死刑に成るのかしら。検察官が非常に優秀(というか、悪知恵が回っ)で、弁護士は無能だったのかしら。
映画を観ている限りは唯一生存した原日左子の証言が決め手になったようだけれどと、当時はパニックに陥っていて、現在でもPDSTを抱える人間の証言にどれだけ信憑性があるが警察は疑義を挟まなかったのかしら。
あれくらいで裁判で死刑判決でるなんて、どんな裁判よ、と思ったくらい。
④横浜流星側にしても、冤罪であり疑いを晴らしたい、死刑になりたくないと必死なのはわかるけれど、逃亡を続けた目的が有罪を決定つけたらしい証言を覆しすために今でもPTSD に苦しむ原日出子に近づく為で、目的がハッキリしてからは、原日出子が思い出してくれたからいいものの、PTSDに苦しむ人を更に苦しめることには変わりはないので、とても共感できない。
足利が出てきた時点で話の先が読めちゃったし。
突入した警官隊にナイフで抵抗するところも若いからの突っ走りからしれないが、横浜流星自体がもう分別のある大人にしか見えないのでいい大人が頭に来ちゃったかとしか見えないし、横浜流星は熱演ではあるけれども、おしなべてミスキャストだと思う。
あんなイケメン(まあ、私はイケメンとは思いませんけど…これで二度目か)ならすぐ足がついちゃうだろうし(って現れたところでは実はすぐついちゃ炊けど)、もう少し特徴のない顔の演技力のある若手にやらせた方が良かったと思う(あま、それでは客入んないだろうけど)。
⑤賞なんて所詮人間が選ぶものだから受賞結果に拘っても仕方ないし、報知新聞賞と過去からの受賞作品賞等を見ると、「うん、わかる」と「えー、これ/この人が?」とか色々だけど、今年は本作が選らはれて「えー、これ/この人が?」の方。
少なくとも私には『ぼくらのお日さま』『本心』の池松壮亮より本作の横浜流星の演技かわ優れているとは思えない。
⑥私の働いている会社の健康保健室の先生と映画の話で盛り上がっている時に、その先生(女性)が横浜流星ファンで『正体』を観に行くと言っておられた。今からその先生に“『正体』どうだった?”と訊かれてどう答えるの方が私にとってはスリルとサスペンス😱
好意的なレビューを参考にさせてもらおうかな😅
⭐︎4.5 / 5.0
公開日だったんだ。知らなかった(笑) 映画としては良かったと思う。...
公開日だったんだ。知らなかった(笑)
映画としては良かったと思う。殺人者か冤罪か、でドキドキ(すぐどちらか分かるが)。
逃亡先でのドラマも見せ方がいいのかなかなか面白かった。私も今職場でちょっとした冤罪被害者なのでそこもグッときた(笑笑)
ただねぇ、リアリティとしてはかなり甘い。そんな簡単に未成年に死刑判決などない。警察の捜査もさすがにあれはない(袴田事件の時代か)
あれだけ取り囲まれて逃亡できるかよ(笑)そして何より再審判決確定が早すぎるだろ。ここら辺はいかにも現実離れした小説原作だった感じ。
スタッフとキャストの力でかなり良い作品に仕上がっている作品だと思います。
スクリーン3 座席E-9 レイトショーでゆっくり観ることができた。
あの顔を見ることができた!
原作本編は600ページを超える。これを二時間でどうやってまとめるのだろうと思った。勿論省かれ、脚色される。原作者の染井為人先生はパンフによると自由に作って構わないと申されていたようだ。
私の鏑木慶一(横浜流星)のイメージは姿を変えても必要以上に話さず、人付き合いもせず、それでいて誰かに何かあると非常に明晰な頭脳と判断力で助けになる。しかしその後警察が来る事態になると消息を絶ってしまう。何を標的としているのか分からない足音を立てない獣だった。介護施設での優しい雰囲気に違和感を覚えたほどだ。
それが薄れてしまったのは仕方がない。とても尺に入らないし鏑木の行動により注目させなければならない。
警察側の人物、又貫征吾(山田孝之)。原作での高圧な役割を変えた。鏑木を追いながら心の底で「もしかすると」と疑問を感じている。鏑木と又貫、エンタメ映画としては面白い。ただ途中で鏑木の事件を模倣したとされた足利清人(山中崇)を、それもいかにもという雰囲気で前に出してしまったために鏑木への疑惑が必要以上に弱まる。でも又貫の瞳は強い。それでもどこか信念が崩れているのだろうと思わせたのはさすがだった。
そして原作のあとがきに染井先生の言葉がある。『最後にこの場を借りて鏑木慶一に詫びたい。残酷な死を与えて本当にすまなかった。』と。原作で鏑木は警察の突入の中で倒れる。映画ではそうならなかった。自分を信じる人達の大拍手の中、天を仰いで喜びを表した。
この鏑木慶一が見たくて映画を観た!
そして偶然にも。本当に偶然も偶然だと思っているが、少し前に一人の死刑囚の冤罪が確定した。人生も、心も壊された方。もし映画のラストが原作通り、鏑木の去った世界で終わっていたらこの映画は全く違うとらえ方をされただろう。
鏑木慶一の人生はこれからまた始まると言いたい。しかし一度押された烙印に世間はどんな反応を示すだろう。でも今までとは違う。鏑木慶一には仲間がいる。本来の優しさを取り戻し、本当に弁護士になるのでは。そんなことを考えている。
正体の意味が深い
初日観てきました
実は亀梨くんのドラマを見てたので、ストーリー展開は知っていたので、サスペンス的要素も感じたい方は、ストーリー知らずに観るのをおすすめします!
サスペンスと思ってみると違うってなります
この映画は、ヒューマンですね。
内容書きたいけど、我慢!
横浜流星さんは初めて演技してるのを見たのですが、とてもとてもよかったです!
それに、山田孝之さんの演技が静かだけど、キーマンでした。
山田孝之さんにかかってるといっても過言じゃない。
横浜流星さんの裏で山田孝之さんの心の動揺や変化までを見るのもこの映画の面白いとこでもあるな。
知ってたけど、やっぱり泣きました
そしてラストを迎えるまで、胸が苦しかったです
藤井監督が好きなので観た映画ですが、やっぱり監督すき!!!
今回も映像も美しかったです。
あ、正体の意味は、犯人探しの意味ではないところが、また泣ける要因でした!
エンディングのヨルシカの曲もよかったです!
信じる
横浜流星の快進撃が止まらない。
当初はイケメン俳優の一人ぐらいにしか認知してなかったが、『流浪の月』が大きな転換期と飛躍になった。以後、良作続く。このキャリアは松坂桃李を彷彿。来年の『国宝』も楽しみだ。
藤井道人監督も好調続く。ヒューマンドラマ、ラブストーリー、社会派、サスペンス/アクション、アニメまでジャンルは多岐に渡る。
そんな二人が映画/TVドラマを含め7度目のタッグ。『ヴィレッジ』も記憶に新しいが、決定打になったかもしれない。
一家惨殺事件の容疑者として逮捕された青年・鏑木慶一。当初から無実を訴えるが、裁判で死刑が確定。
収監されている刑務所で自殺を図り、病院へ搬送中、逃亡。全国指名手配に。
鏑木は姿や印象を変え、整形もし、各地を逃げ続け…。
実際の事件を思い起こさせる。福田和子や市橋達也が起こした事件。本作は後者だ。
一見その映画化に思うが、そうではない。あくまでベースであり、フィクション。
立ち上がりはそうであっても、これまた某冤罪事件を連想させるような司法や警察捜査の問題を問う展開になっていく…。
実は見る前から、ちょっと違和感を感じていた。
殺人事件を起こし、逃亡した死刑囚。逃亡先で出会った人々との交流…。
人を殺した死刑囚を擁護するような話なんてあり得るだろうか…?
本当に人を殺したのなら、裁かれなければならない。決して許されない。
が、もし、これが違っていたら…?
話は変わってくる。
実際、鏑木自身も訴え続けている。僕はやってない!
鏑木を逮捕し、逃亡後追う刑事・又貫も犯人は鏑木であるとしているが、引っ掛かる点も…。それに纏わる警察上層部の闇…。
では、何故逃げた…?
そして鏑木という青年はどういう人間なのか…?
前半は彼と関わった人々とのエピソードから明かされていく…。
大阪。列悪重労働&パワハラの工事現場。
ここでは“ベンゾー”と呼ばれ、髪ボサ髭モジャ分厚い眼鏡姿。
ある時一人の作業員・野々村(通称“ジャンプ”)が作業中に怪我を。会社はお前が勝手に怪我をしたと取り合ってくれない。そこを鏑木が法の知識で助け、会社から微々たる金を。その金で二人でプチ飲み会。
初めて飲む酒、初めて親しくなった人…。
野々村も鏑木を気に入るが…、連日の報道や特徴点(ほくろ、背中の火傷跡、左利き)や似ている風貌から疑惑を抱く…。
こっそり通報するが、そこを見られてしまい…。
鏑木は逃亡する。
東京。ネットニュース会社。
ここでは“那須”と名乗り、茶髪姿。フリーのライターとして仕事を貰っている。
社員の沙耶香は鏑木の文章力を高く評価している。
ある雨の夜、沙耶香はネットカフェの前で立ち往生している鏑木を見かけ、飲みに誘う。
人生初焼き鳥…? こんなに美味しいもの初めて食べたと感激する鏑木。
仕事ぶりとピュアな姿に母性心をくすぐられたのか、暫く自宅マンションに住まわせる。そのお礼に鏑木は料理を作ったりと、何だかまるで…。
根無し草イケメンとキャリアウーマンの同棲なんて何処ぞの映画かTVドラマで見た気がするが、お互い何かしらの感情を抱いたのは間違いない。
初めての恋…? 沙耶香から信じてるとも…。
しかしメディア世界で働いている勘からか、彼が鏑木である事を勘づいてしまう。
知らぬ素振りを続けていたが、そこを悪質パパラッチに知られ、又貫にも突き止められ…。
又貫が踏み込む。必死に抵抗する鏑木に、沙耶香は、
逃げて!
下手したら逃亡犯を手助けしたとして沙耶香も罪に問われたかもしれない。
なのに、何故沙耶香は鏑木を助けた…?
抱いた仄かな感情より、彼女が背負っているものが鏑木と通じているからであろう。
弁護士である沙耶香の父。痴漢で訴えられている。
冤罪。が、圧倒的不利で…。
法の世界で働いてきた父が法に裁かれようとしている皮肉。
父は諦めモード。誰も父を信じていない。味方もいない。
唯一の味方は沙耶香だけ。父を信じている。
鏑木と過ごした中で、沙耶香も感じたのではないか。
彼は、本当にあんな凄惨な事件を起こしたのか…?
確たる証拠はない。が、彼の人となりに触れた直感。彼は、冤罪ではないのか…?
マンションから飛び降り、河にダイブし、追っ手を振り切る。
鏑木は逃亡する。
長野。介護施設。
ここでは“桜井”と名乗り、髪を切り、根暗な雰囲気を払拭した爽やかイケメン。素の流星クンに最も近い…?
いつもながら仕事ぶりは有能。同僚や患者からも慕われている。
若い職員・舞に至っては、憧れの先輩にホの字。
ここでも潜伏と日々の糧稼ぎ…に非ず。
鏑木がここで働くのは、ある目的があって…。
先々で出会った人々が鏑木に抱いた印象。
いい奴。好意を抱く。好意を抱かれ…。
それぞれ微妙に異なるが、一貫しているのは鏑木に対して悪い印象は無い。
凄惨な事件を起こした殺人犯とは思えない。
世間で認知されている事、表面だけしか見てないもの。それがその人そのものなのか…?
それとは違う中身や本質があり、それこそその人なのではないか…?
“人”の素顔、正体。
“人”について考えさせられる。
捜査にも進展が。
模倣と思われる事件が起きる。
同じく一家惨殺。手口も。
逮捕された男、足利。余罪もほのめかす。
鏑木の事件の事ではないのか…?
この男が真犯人ではないのか…?
又貫は捜査を見直す。
当初抱いた疑念が再び。
鏑木は本当に犯人なのか…?
真犯人は別にいるのではないか…?
逮捕された男こそ真犯人ではないのか…?
が、上層部は鏑木犯人を押し通す。
又貫は不服を抱きつつも、それに従うしかなく…。
見る我々も本当に鏑木が犯人なのか、曖昧。
状況から鏑木が犯人のように思える。
が、決定的なそのシーンを見ていない。
これが冤罪を生むのではないか…?
警察のずさんな捜査、誤認逮捕、世間の決め付け…。
袴田巌さんの事件のようだ。
先述の某冤罪事件とは、この事。間違いなくその含みはあるだろう。
罪を犯した者は許されないが、警察の事実の揉み消しや隠蔽も同罪。事によっては以上。
後半からはその問題に問い掛け、展開していく…。
3人との出会い、3つのエピソード。
似通っているように思えて、それぞれ違う。
野々村とのエピソードは初めて人と親しくなり、沙耶香とのエピソードは初めて人に好意を抱く。
舞とのエピソードは自身の事件に大きく影響する、ハイライトでもある。
長野の介護施設で有能に働く鏑木。
舞は鏑木と共に重症患者の介護に就く。
その患者というのが…、
事件時、現場に居合わせた被害者遺族で目撃者・由子。
この展開には驚いた。
本当に犯人だったら、口封じ。
彼の場合は違う。唯一の目撃者から真実を証言して貰う為に。
『逃亡者』など自力で真犯人を探そうとするのは定番だが、これは大胆。が、最善かもしれない。大変なリスクは伴うが。
回想エピソード。鏑木は事件のあった家の近くにたまたま居て、悲鳴を聞きつけ、家の中に。そこで見たものは…
血だまりの中に惨殺死体。犯人の男。あの足利だ。
それをはっきり見た。硬直する鏑木を尻目に、足利は現場から消える。
まだ被害者に息が。背中に刺さった釜を抜いて欲しいと被害者は目で訴える。
鏑木が釜を抜いた時…
不運なタイミングというのがある。釜を抜いた所を由子に見られ…。
その時警察もやって来て…。
“現行犯”として逮捕。
由子も真犯人を見ている。
それを証言してくれれば…。
が、事件のショックから由子の記憶は曖昧。
由子の証言で鏑木の有罪/無罪は決まる。
リスクを犯しても、鏑木は由子に会う必要があった。
各地を転々としていたのも、又貫や沙耶香に語った“やるべき事”もこれ。
真実をーーー。
舞がSNSに上げた動画から、桜井=鏑木疑惑が世間に。
あっという間に居場所を突き止められる。又貫も現場へ。
沙耶香も現場へ赴き、野々村でTVの生中継で見守る。
鏑木は施設に立て籠ってまで。
由子が本当の事を証言するその瞬間を、生配信で。
それを請け負う事になった舞。巻き込まれであり、舞もまた証人。
必死の鏑木。
由子の記憶も徐々に…。
その時、上層部の命令で警察が強行突入する。
鏑木に向けられた又貫の銃口。
これまでにも撃てる機会はあったが、又貫は撃てなかった。
やはり彼自身、鏑木が犯人ではないと感じていたからだろうか…?
しかし、今回は…。
又貫の銃口が火を吹き、鏑木を…。
ご都合主義や難点もある。
東京での逃亡劇。都会のあんな河にダイブしたら袋の鼠じゃ…?
作品の印象的にはどうしても市橋達也の事件。それと冤罪を絡ませるのか…?
逃亡サスペンスと冤罪テーマ、どちらを主軸に置きたいのか。
ちらほらそんな声も出てきそうだが、そんな両方を巧みに併せた見事なサスペンス×社会派×ヒューマンのエンターテイメント。
藤井監督にまたまた力作誕生。
そしてキャストたちのアンサンブル。
エピソード毎に印象変わる横浜流星の巧演/熱演。彼にも堂々たる主演作誕生。
鏑木にシンパシーを抱く吉岡里帆は大きな役所。彼女も良作続く。
森本慎太郎はアイドルオーラを消し去り、山田杏奈も今年は『ゴールデンカムイ』と本作でまた一段と飛躍。
陰ある役や追われる者も合う山田孝之が、追う側を抑えた演技で好助演。
これからの賞レース、作品も監督もキャストも台風の目になるだろう。
世間を騒がせた鏑木の事件から暫くして…。
会社を辞めた沙耶香は鏑木の冤罪や再審に奔走していた。
賛同者も。沙耶香の父、会社の元同僚、野々村や舞も。
私たちは知っている。鏑木慶一がどういう人間だったかという事を。
鏑木は生きていた。あの時被弾したが急所を外れ、今はまた収監の身。
が、今度は絶望の底ではない。
沙耶香たちの尽力が実を結ぶ。
由子の証言、真犯人とされる足利への疑い。
警察上層部は冤罪を認めようとしないが、会見で又貫が冤罪を認める。
再審。判決の時。
結果は…
これが『それでもボクはやってない』のような真に司法の在り方を問う作品だったら、望まぬ結果になっていただろう。
が、本作はエンターテイメントでもある。
出来すぎかもしれないが、この判決に安堵した。ホッとした。
これはただのフィクションの理想事か…?
いや、そうではない。袴田巌さんも半世紀の時を経て無実を掴んだ。
真実は決して埋もれない。葬られない。
必ず明らかになる。そう信じたい。
鏑木が信じたのは、もう一つ。
又貫の「何故逃げた?」への答え。
それがあったからここまで来れた。
人に運命を狂わされた鏑木だが、それによって救われたのである。
人との出会い。縁。善意。
人の“正体”を信じて。
私たちは生きていきたい。
冤罪か殺人犯?
殺人犯で死刑囚なった男が脱走。
何故逃げたのか?
逃亡中に出会った人々の視点から
描かれるサスペンス的でヒューマンストーリー。
鏑木の芯の人間性が真実に向かっていく。
逃亡劇はハラハラドキドキ。
『初めて働き、初めて人に信じて貰い、初めて人を好きになった』は印象的。
あの長い闘いを一人の少年が一人で挑む。
彼の信念が多くの人々を揺さぶり巻き込んでいく。
又貫刑事と井澄刑事はもう少し連携を取って
話して欲しかった。お互いに分かってたはず。
川田署長みたいな上司はリアルにありそうで怖い。
横浜流星さんは良い役者。山田杏奈さんは色白だから、頬が赤くなり照れる姿は似合ってたなぁ。
厚みのある俳優人で見応えあり、正しく感動の正体でした。面白かった。
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