劇場公開日 2024年11月29日

正体のレビュー・感想・評価

全626件中、381~400件目を表示

4.5司法は信頼を取り戻せるか?

2024年12月3日
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泣ける

興奮

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月光仮面

4.5 多くの登場人物の人生が絡み合う複雑な話ですか、回想シーンを多用した語り口が巧みで、人間ドラマ、サスペンス、ミステリーが濃密に一体化した映像世界に引き込まれました。

2024年12月3日
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泣ける

興奮

幸せ

 染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星の主演、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。
 これまでも「ヴィレッジ」や「パレード」で藤井監督とタッグを組んできた横浜が、姿を変えて逃亡を続ける鏑木を熱演。343日間の逃走劇で見せる〝5つの顔〟の演じ分けが見どころです。

●ストーリー
 埼玉県の民家で、住人の夫婦と2歳の息子が殺害されます。悲鳴を聞いた隣人が通報し、駆けつけた警察官により逮捕されたのは、当時高校3年生だった鏑木慶一(横浜流星)でした。この日本中を震撼させた一家3人を惨殺した惨殺事件。犯行現場で凶器を手にしたまま逮捕された上に、生存者の目撃証言もあり、有罪は疑いないと思われていました。 その後の裁判では、未成年者犯罪厳罰化の流れの中で死刑判決が言い渡されたのです。けれども逮捕から一年半後、19歳になった鏑木は移送中に脱獄。鏑木を追う警視庁・捜査一課の刑事の又貫征吾(山田孝之)が彼の行方を追い、鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べます。東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし安藤沙耶香(吉岡里帆)、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となる野々村和也(森本慎太郎)、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く酒井舞(山田杏奈)。彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だったのです。
 実は鏑木は変装し仕事を替えて逃走し続けていました。監視カメラなどに取り囲まれた社会でも、さまざまな場所で潜伏生活を送り、入念に姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返していたのです。
 逃げる鏑木の生活と周辺の人たちとの関わり、追う又貫と関わった人たちの証言を交互に描くうちに、鏑木が逃走した目的が明らかになっていきます。
 鏑木の本当の“正体”とは。彼は、凶悪犯なのか、無実の青年なのか?そして、鏑木の【真の目的】とは。343日間にわたる逃走劇の最後で、彼が見せた〝正体〟。その真相が明らかになったとき、「信じる想い」に心震えることでしょう。

●解説
 映画の見せ場の一つは、鏑木=横浜の変身ぶり。ほぼ1年に及ぶ逃亡生活の中で、獄中の死刑囚から土木作業員、フリーライター、工場労働者、介護施設職員と次々と別人になりすましていくのです。そんなにごまかせるものかというご都合主義的な展開は、横浜の熱演が救いました。〝5つの顔〟を巧みに使い分ける流星の憑依した演技は、本当に同一人物に見えないのです。
 しかし俳優なら容姿や人格を操作するのは当たり前、とはいえ今作では、見かけは別人でも中身は同じ。顔つきや雰囲気、体形もガラリと変ともいえます。でもただ難役を演じるだけでなく、彼が出会う人々と関わる中で、“凶悪な殺人犯”の本当の姿を説得力をもって浮かび上がらせたのです。
 工事現場では、ボサボサの長髪で、得体の知れない不気味さを漂わせ、仲間から「勉三さん」と呼ばれます。これはアニメ「キテレツ大百科」のガリ勉浪人キャラの名で、風貌はそのものです。仲間が労災事故を起こしたとき、獄中で熟読した六法全書の知識を駆使して、パワハラ上司と掛け合うなど凶悪犯とは思えぬ一面を見せます。未成年で逮捕されたため、工事仲間から生まれて初めて酒を振る舞われ、少しずつ心がほどけてゆくのでした。
 逃亡生活の必死さを表した身体表現でも奮闘しました。又貫刑事らに踏み込まれた鏑木がアパートの2階から車の上に飛び降り、そのまま走って逃げて橋から川に飛び込むまでを1カットで見せるアクションなど、目を見張るものがありました。
 横浜にとって、クランクインから遡ること約3年もの間、藤井監督と脚本やセリフなどのやりとりをし準備を進めてきた作品であり、「非常に思い入れのある作品」と語ります。横浜の代表作となる作品といって過言ではないでしょう。

 そして物語の背景には、司法の危うさが置かれています。鏑木の事件の真相が少しずつ明かされる一方、安藤の父親安藤淳二(田中哲司)は、弁護士でしたが、今は冤罪で痴漢の容疑をかけられ、裁判中の身。それでも断固無罪を主張しています。人が人を裁く制度の不完全さ、冤罪(えんざい)の可能性は、元死刑囚、袴田巌さんの無罪判決や検察官の不祥事など、多くの事例が示しているところです。本作では、それをもっと誇張して、司法のメンツのために、冤罪の可能性まで否定し、何が何でも有罪に持ち込もうとする警察上層部の暴走ぶりが描かれるところが、藤井監督らしいところです。

●感想
 多くの登場人物の人生が絡み合う複雑な話ですか、回想シーンを多用した語り口が巧みで、人間ドラマ、サスペンス、ミステリーが濃密に一体化した映像世界に引き込まれました。俳優陣では“逃亡映画”に欠かせない追跡者役、山田孝之の感情を押し殺した演技がよかったです。加えていうなら、当初は上層部の番犬に徹していた刑事の又貫でしたが、鏑木の言葉に触れて、本来の警察官としての正義に目覚める姿が感動的でした。買い殺された番犬ではなかったのです。
 そして話の展開が激しいテンポに粗削りの迫力がありました。
 死刑判決を受けた男が、拘置所を脱け出し、姿を変えて逃走を続ける。それをひたすら冷徹に追う刑事。脱獄サスペンスの常で、行きつく先でひそかに助ける人々の目線で見てしまう。それらのシーンがスピード感だけでなく、肝心な重要シーンでカットアウトされて、お預け状態になるのです。見ている方は展開をカットアウトされてジラされると余計に、この先どうななるのかとストーリーに惹き付けらました。
 さらに終盤、スローモーションの演出や音楽によって、ストーリーが情感たっぷりに強調されるのです。“人情”の押しつけがましさと感じる人もいるかもしれません。それでも又貫が鏑木に「どうして逃げたんだ」と根本的な問いを投げかけたとき、「信じたかったんです、この世界を」と答えた言葉をキーワードにした人間模様が胸に迫るものを感じました。

 但し感動的ストーリーであるものの、脚本の荒いところがいささか気にはなりました。そもそも、鏑木逮捕の理由が弱いと思います。少年の凶悪犯罪ならなおさらです。そして鏑木がネットカフェで宿泊していたところ、安藤の気遣いで、彼女の部屋へ泊めてもらうようになる件。出会ったばかりで、見ず知らずの他人を若い独身女性が、自室でいきなり同棲を始めるのはあり得ないと思います。また安藤が鏑木の逃走を助けるのも理解しづらいところ。なぜ安藤が鏑木に肩入れするのか謎のままです。逃走にかかわる人たちとの関係を軸にするのはいいが、冤罪や裁判を扱うにはディテールへの配慮は不可欠です。エモーショナルな見せ場は、その土台あればこそ、胸を打つのではないでしょうか。
 ただ考えられるのは安藤の父親が痴漢冤罪を抱えていたから、鏑木を信じたいという気持になったことは考えられます。でもこの件は本作においては些末です。ただ男性が抱く冤罪への恐怖もわかります。けれども、痴漢に比べ、本作の抱える事件の重大性は段違いで、安藤が鏑木を匿う気持の説明とするには、釣り合っていないと思いました。父親がもっと重大な事件の冤罪に晒されているという設定にすべきではなかったと思うのです。

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流山の小地蔵

3.5自分だったら…諦めてた

2024年12月2日
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悲しい

怖い

主人公が自分ならば 早々と終わってる(笑)
主人公は、色々と何故?となるが
後半に納得。
色々書きたいけど ネタバレ嫌なのでやめときます。(笑)
納得出来ないのが、主人公は不死身で都合が良いのが…ね
気になるのが、主人公の年齢がわかりにくく
知りたかった

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えびぷり

2.0原作読みました。

2024年12月2日
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39chiba

5.0素晴らしい!!

2024年12月2日
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リカ

4.0横浜流星✖️藤井道人…⭐︎

2024年12月2日
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横浜流星演じる殺人事件で死刑が確定している片山が刑務所から脱走するところから始まる。

脱走してから、関わる人々との関係を中心に描かれて、山田孝之演じる彼を追う刑事の又貫の追跡と葛藤の物語。

とにかく、横浜流星が素晴らしくって ところどころ???の展開(どうして逃げれたのか疑問だったり、
なぜ働けるのかとか)も観れるけどそんなこと吹き飛ばすような渾身の演技。
彼が出逢う人に言う「ありがとう」、「ありがとうございます」の言葉、言い方がすごく良い。

又貫が中間管理職の刑事の苦悩を静かに燃やしながら、ひたすら片山を追う執拗さ。

今、検察の冤罪の話題がニュースになるけどこの映画にしても他人事ではないような気がして来る。

吉岡里帆をはじめ出逢う人々が彼に惹かれていく姿も丁寧になぞられて、観ている方も片山に情が
湧いて来るのだか、このあたりが藤井監督は本当に上手いと思う。

横浜流星と藤井道人のタッグはこれまでも良い作品を作って来たけど、これまでの作品と並ぶ素晴らしさだった。

この手の作品で涙ぐむって、あまりないと思うのだけどラストシーンは泣いている人がたくさんいらしたし、
自分も珍しくジワっとしてしまった。
結末は多分…とわかってはいても、カタルシスを感じた。

横浜流星って、どんどん良い役者さんになっていく。
最初はそれほど好きでもなかったのに、今では来年の大河ドラマを楽しみにしてしまっている。

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☆ムーミン

4.0正体との正対

2024年12月2日
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泣ける

萌える

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uz

4.5正しい体

2024年12月2日
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悲しい

幸せ

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セッキーかもめ

4.0ドラマ版を見ていない人の方が楽しめるんじゃないかな。。

2024年12月2日
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WOWOWの亀梨和也のドラマ版『正体』はだいぶ以前に見ていました。
ドラマ版と結末が違うという書き込みを目にしてたし、横浜流星が気になる役者さんだったのもあって見にいってみた。

ドラマ版と基本同じでした。
違いは主人公の年齢設定。
映画は高校生が容疑者になって、逃げている時は21歳。
お酒を初めて飲んだとか言ってるのでオカシイなと思ったら、そういう年齢設定でした。
でも思ったのは、そんな若い子が逃げ続けられるのかという点。
知識も経験も無い若者が逃げ続けるという設定には無理があると思う。。
そういう意味ではドラマ版のほうがしっくりいった。

そんな主人公だったけど、横浜流星は熱演していました。

彼の最近の映画はずっと見ている。
『線は、僕を描く』『ヴィレッジ』『春に散る』『正体』と映画館で見てきた。

特に理由は考えていなかったんだけど、先日、僕らの時代に出ていた彼を見て思った。
昔は山Pが流星と同じように気になっていたと。。
それは山Pの人見知りっぽいところが男としては好感が持てるから。
流星の場合も、シャイな感じが山Pと重なる部分を感じる。

如何にもモテます!っていうイケメンは苦手。
例えば、竹内涼真とかキムタクとか。。

それと気になった役者さんは、吉岡里穂。
ハケンアニメ!を見て以来、彼女は気になる女優さんになりました。
そして昨年見たGメン。
あの振り切った演技は良かった。
山田杏奈にまだ女子高生役をやらせるのっても思った。

そんな役者さんの頑張りもあって、映画は緊張感をもって楽しく見れたかな。。
アラを探せば、設定自体はドラマ版の方がしっくりくるけど、映画の方は作り込みと緊迫感で勝ったと思う。
ガラリと見た目を変えて、いろんな仕事をしていくシーンは面白い。
ドラマ版を見ていない人の方が楽しめるんじゃないかな。。
あまり期待していなかったけど、意外に面白かったですね。

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はりー・ばーんず

5.0予想通り大当たり。

2024年12月2日
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流星くんのあの目に女衆はうっとり…かも(笑)。さて、冤罪か否か。上手いねぇ彼は。吉岡里帆ちゃん…芝居は下手だけどまぁ、見た目で勘弁。やはりあの芝居…流星くんの彼女役は上手い人が欲しかったなぁ。女子介護士の方が上手かったし。

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Cinemaオタク女

5.0横浜流星かっこいい

2024年12月2日
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泣ける

興奮

ドラマを見てから映画をみました!
どちらもよかった。亀梨くんも横浜くんもどちらもイイ。

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まな

4.0冤罪の死刑囚が脱走しながら多くの人と心が繋がって行く感じの作品。 本年度ベスト!

2024年12月2日
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お気に入りのキャストが多く出演したのもあってなのか、満足度は高め!
横浜流星さん、山田杏奈さん、山田孝之さんが特に良かった!

冤罪で死刑囚となった鏑木。
救急車から脱走し変装しながら仕事につくものの、脱走犯の素性がバレそうになり逃走を繰り返すストーリー。

横浜流星さん演じる鏑木がなかなか頭が良い(笑)
高校生で殺人犯として捕まったのに法律に詳しいし文章作成能力も高め(笑)

鏑木を追う山田孝之さん演じる刑事の又貫。
上司からの指示に葛藤する姿が見ていて辛いけど記者会見での勇気ある発言に引き込まれる。

鏑木が介護施設で働く理由も納得。
原日出子さんの演技も素晴らしい。

終盤の刑務所の面会室で鏑木が出会った人達の面会のシーンから裁判のシーンまで涙が止まらない(笑)

個人的に山田杏奈さんが1番素晴らしかったけどあんなに丸顔だったっけ?(笑)

観賞後、隣にいた人のポップコーンが全く減ってなく作品に没入していたと思わされました( ´∀`)

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イゲ

5.0主人公の脱獄理由に心揺さぶられる

2024年12月2日
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知的

お気に入りヒロインの出演が有るわけでもなく、本作はどうしても観たいという作品ではなかった。 強いて言えば、横浜流星が(俺的には)広瀬すず作品“流浪の月”で良い演技をしてたなと思ったので、観てみようかと。

【物語】
鏑木(横浜流星)は一家殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けて収監中の身。ある晩、獄中で急病を装い、搬送される救急車の中で暴れて脱走に成功する。日本各地で現場作業員、フリーライター、介護士として密かに働きながら潜伏を続ける鏑木。何度か潜伏場所を警察に突き止められるが、その都度ギリギリでその場から逃走していた。

鏑木を追っている刑事又貫(山田孝之)は事件当時の捜査から関わっており、潜伏先での同僚和也(森本慎太郎)、沙耶香(吉岡里帆)、舞(山田杏奈)らから事情聴取するが、彼らが語る鏑木の人物像はそれぞれ全く異なり、まるで別人のようだった。

【感想】
これは期待を越えて良かった。

冒頭に書いたとおり本作の観賞動機は薄かったので、設定もあらすじも知らずに観た。予告編の記憶も無かった。
それが良い方向に行ったのかも知れない。

作品よっては設定が呑み込みにくく(俺はそれだけで拙い作品だと思うが)、事前に設定を理解しておいた方が良い作品もあるが、本作の場合は予備知識無くとも序盤で主人公の置かれた状況がスッと頭に入り、スンナリ物語に没入して行くことが出来た。

“正体”というタイトルも上手い。普通はどちらかと言うと、“裏の顔”的なネガティブな印象のある言葉だが、本作では想像の裏をかいている。

演出も良い。程よい重厚さを感じることができる。
そして何より終盤で明かされる鏑木が漏らす“脱獄した理由”のセリフがいい。作品の肝だと思うのでここでは書かずにおくが、そのセリフは胸に響いた。同時に作品の主題はそこだったんだと至極納得。

タイトル、あらすじ紹介あるいは序盤の展開からは逃亡者対警察のミステリー・サスペンス劇を想像するが、胸熱くなるヒューマンドラだった。

公開直前にある映画賞の授賞発表が有り、観る前に言われることに若干違和感を覚えたが、観賞してみるとなるほど納得の作品。

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泣き虫オヤジ

4.5判決は・・・無罪ですよね。

2024年12月2日
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なるほど、冤罪を証明したいがための逃走だったのか。そして関わった人たちも冤罪って信じてたわけだ。山田孝之もそう思ってたんだろう。気になるのは背中の傷、やはり辛い過去があったのかな?

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あらじん

4.52時間があっという間の名作

2024年12月2日
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知的

その非常に高い演技力から大好きな横浜流星くんの映画で楽しみにしていた映画。感想はさすが!同じく演技派の山田孝之さんの演技をも圧倒的に凌駕する。最期は横浜流星くん演じる鏑木慶一に惹かれ、感情移入する。人生を世の中を信じたい死をも賭けた強烈な想いは叶うのか、2時間があっという間の名作

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masayoshi/uchida

5.0ドラマ版と合わせ技で☆☆☆☆☆

2024年12月2日
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映画の日『正体』

ドラマ版の4話観てたので・・・
映画版の省略されてる部分も脳内整理しながら鑑賞
やっぱり2時間で、接する人達との繋がりを強固にするのは難しいよね

ドラマ版は、市原隼人&上川隆也さんが良かったですが・・・
今回は、熱演の横浜流星を食わないように演じる山田孝之がまぁ凄い!
作品賞・監督賞ノミネートと最優秀助演男優賞はほぼ決まりかな!?

映画だけなら☆4つですが、ドラマ版と合わせ技で☆☆☆☆☆

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eigatama41

4.5見れば見るほど深い

2024年12月2日
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幸せ

公開初日に時間ができたので急遽鑑賞
そこからすでに2回見ています(笑

最初はストーリーが走りすぎていて「これ、原作読んでいない人ついて来れるのかな」と感じました
他のレビューを見てもそういう意見多いありますよね。納得です。

ただ、2回目も泣けますし、流石にどこでどうなって、少しはセリフも覚えた3回目も涙が出る
普遍的な「人を信じる」「正義を貫く」というメッセージ性に心を揺さぶられているのでしょうね

その強いメッセージを素敵な映画に埋め込んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。

横浜流星さん「集大成」というお言葉使われていますが、まだまだお若いのでこれから益々味のある役者さんになって行かれるでしょうね

山田孝之さん、ほとんど変わらない表情の中、目で葛藤を表す様、本当に素晴らしい。

そして、なんといっても今回の新しい発見、森本慎太郎さん
この人の演技には毎回泣かされます。
きっとお人柄も素晴らしいのでしょうね。それが表に滲み出るような演技です。
これからの作品も非常に楽しみです。

総じて、非常に見どころのあった作品となりました。
あと数回は見に行きたいな・・・

満点をつけたいところですが、初見の時に疑問を抱いてしまったので、-0.5だけさせていただきます。

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すー

4.0モヤっとしたけど…

2024年12月2日
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終わりはスッキリとしたと言う意見も多いが
私はスッキリはしなかった。
失われた一番良い季節18歳からの日々をどう償うんだって感じ。
でも最初っから引き込まれてしまって1人で家でドラマでも見ているようだった。
テーブルが壊れたシーンでは思わず声を上げてしまった。横浜流星ホンマに凄いわ。感情移入してしまう。それだけに胸が痛む。幸せになってほしい。
ある人が、日本ではどんなに極悪人でも射殺は無いアメリカではすぐ射殺だけれどと言っていた。ちょっとあの場面が気になった。
事件の発端も、何ですぐ警察に連絡せんのかいってのも思うけど

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花

4.0公権力とは

2024年12月2日
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知的

幸せ

残忍で、乱暴で最恐の武器である。
まず、それらを暴走させず適正に活用することが
国民の大事にすべき能力である。

それは、まず本作が教えてくれた教訓だった。

袴田事件や数々の誤認逮捕、冤罪もそうだが
ネットリンチもこの教訓が活きた社会なら起こり得ない。

ちなみに、そんな映画から学ぶ教訓とは別で
所謂映画ファンが話題にするであろう話題は

キャストの演技が云々なんだろうが
僕はぶっちゃけそこはどうでも良く。

吉岡里帆、山田杏奈、宮崎優。とここ最近の
注目女優が勢揃いで御満悦だった。

と言うことを残しておこうと思う。

エンディングテーマソングのヨルシカは
ここに至るまでの僕の軌跡をさぁっと流してくれる名曲

ラジオで聞いていた監督の評価は置いておいて
高評価を押しておきたい◎

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tomokuni0714

4.0よかった

2024年12月2日
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原作未読。WOWOWで亀梨主演ドラマを見ていたが忘れかけていて、映画を見ながら思い出していた。
横浜流星のきれいな瞳と涙でもらい泣きした。山田孝之の表情の変化も良かった。エンディング曲のヨルシカも沁みた。

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Olivia