奇跡をつむぐ夜のレビュー・感想・評価
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人の優しが奇跡を起こす嘘のような実話の作品
本当にあった実話を映画化した作品。
内容としては、ケンタッキーの小さな町で暮らす主人公のシャロンが、妻を亡くし二人の娘のために奮闘する父親のエドと知り合う。エドの次女は、病気を患っており肝臓移植をしないと長く生きられない状況にあることを知り、シャロンは強い意志のもと不可能と思えることを可能にしていくという物語。
主人公・シャロンを演じた、ヒラリー・スワンクの演技がとても良かった。また父親役を演じたアラン・リッチソンも寡黙かつ頑固で人に頼ろうとしない父親役にピッタリで、二人の演技力に感動しました。
人の優しさを感じられる映画で、ラストでは涙腺が崩壊するほど嘘のような実話だからこそ、人に感動を与え心を打つ物語なのだと実感した映画でした。
上手く、言葉に表現できないけど感動する内容の映画で鑑賞して良かったと思える作品でした。
王道の感動作! 是非多くの方に視聴を♪ ★4.5
原題「Ordinary Angels」(普通の天使達)は、他人の為に行動し、喜びを得る者は皆天使だ・・という意味合いか。
今作には人の心を動かす要素が沢山詰まっている。
子を持つ幸せ・別れ・立ち直り・親切の連鎖・当たって砕けろ・目的へのノウハウ・不器用な頑固親父・行動力・親の愛・人の輪・信念が呼ぶ奇跡・・・。
さらに映画的にタイムリミットというハラハラ要素まで加味されている。
こんな脚本は書こうと思って書ける物じゃない。 嘘のような実話だから、映画化出来た。
それをドンピシャのキャスティングと、全く無駄のない展開で、グイグイ引き込む♪
118分の作品だが、90分未満ぐらいに私は感じた。
まず、ヒラリー・スワンクの容姿に驚く。
真面目で信念が強そうな女性を演じる事の多い彼女が、
まるで酒場の商売女の如く、ロングパーマに厚化粧・ラメジャケット! (でも似合っていて、今までで一番SEXYかも♪)
重いシーンから、ユーモアで声を出して笑えるシーンあり、もちろん目が潤むシーンも。
主人公・父親・仕事仲間と好きになれる登場人物も複数出てくる。
そして主人公の目的の為の発想力・機転の利かせ方・行動力・金銭管理能力に驚く。
美容院オーナーに止まるのがもったいなく、大企業のCEOでも務まるのではと思うくらいだ♪
そして全てのシーンが映画(作り物)と感じさせない。 難病5歳の妹を演じる特別キュートな女の子でさえ自然で、演技してるとは到底見えない。 そう、本物親子の実生活のワンシーン・・と思わせるぐらい、自然に魅せる。 この辺がハリウッドのすごいところ。
何気ないシーンでも、"作り物"を感じさせない映像にするには、どれだけの労力が掛けられているかを知るべし。
反面、前日見た邦画の「リバー、流れないでよ」では、途中、客同士の言い争い・湯上がり客の扱い等が芸人のコントにしか見えなかった。
終盤、ある連絡から、タイムリミットを含みさらにスピードを増し急展開する。
必死に行動するが、絶望・・・。
が、見てる方は「神様は見捨てないはず!」とまで思わせてしまう・・。
そして劇的エンディング
まあ見て下さい。 万人にお勧めです♪
ここ数年、話題先行で賛否両論の問題作の様な作品ばかりが注目されている。
なぜ今作の様な名作が、しれっと配信だけで公開され、配給会社はもっとプッシュしないのか!
(現在、アマプラ・UNEXTで有料レンタル)
ヒラリー・スワンク(「ミリオンダラー・ベイビー」)が主演を務めた「...
ヒラリー・スワンク(「ミリオンダラー・ベイビー」)が主演を務めた「Ordinary Angels(原題)」(ライオンズゲート)は、3位デビュー。驚くべき実話をもとに、スワンク演じる美容師が、妻に先立たれ、重病の娘を抱えるシングルファザーを助けようと奮闘する姿を描いています。グラミー賞を受賞したミュージシャン、デイブ・マシューズが製作に名を連ね、ジョン・ガン監督(「デート・ウィズ・ドリュー」)がメガホンをとりました。週末3日間で、製作費の約半分にあたる興収650万ドルをあげています、
これ観たら、フツー泣くでしょ!
ヒラリースワンク、今年50歳?
ミリオンダラーベイビーから20年?
え?嘘でしょ?…っていうくらい、今だに美しい。なんなら、昔よりキレイ。昔は馬っぽくて、そこまでファンじゃなかったけど、ジュリアロバーツみたいに顔いじってない人はいつまでも美しい(本当はいじってたりしてw)。
信じられない実話っていう字幕がいきなり最初に出てくるのは珍しい。実話も色々観てきたけど、確かに本当かよ😱っていうくらい、お涙頂戴な作り話のような展開です。
先日、ピアスの石が耳に埋まって、初めてクリニックに行き200ドルデポジット、保険に加入してなかったから返金なし。その後、救急病院で外科手術になりようやく除去。3時間くらい待ちようやく石が出せましたが500ドル。キモチピアスをキツめに締めたのがアダとなり、病気でもないのに日本円で8万近い医療費。ビヨンセのチケット代と同じくらいかかりましたwww
歯の詰め物が取れただけで3000ドル、保険で10万円分しか降りなかったので約20万の赤字。北米はとにかく医療費が高いので、日本と違って滅多に病院には行きません。
この物語の5歳の女の子は肝臓移植が必要な難病を抱えていて、その子を助けるためにヒラリー演じる赤の他人の女性シャロンが奮闘するという作品です。
高い医療費も払えないシングルファーザーのために…しかも、このお父さんは割と頑固で女性の好意を何度も踏みにじるような失礼な人。観客はもちろんシャロンへの同情を禁じ得ません。
この作品の直前に観た作品も中年女性の悲哀を感じるストーリーで、とても心温まる作品でしたが、こちらもきっと日本でもヒット間違いなしの作品です。
実話として「ハドソン川の奇跡」を彷彿とさせる展開でしたが、機長の判断のお手柄…とは違って、シャロンがどんどん周りを巻き込んでいく点がExtraordinary な展開です。もちろんエンドロールでも感動的なエピソードが披露されます。
ぜひ、劇場でティッシュ持参でご覧ください。
追記
あー、ようやく来月から配信が決まったんですね。えー?っていう作品がどんどん上映されるのに、こういう作品が公開されないのを残念に思ってましたから、単館でもいいから上映決まってほしいです。
北米ではそこまでヒットしませんでしたが、現代人が忘れちゃいけない、困った人に手を差し伸べるおせっかいへの勇気が連鎖するといいなと、しみじみ思います。
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