「ファン(女オタク)向け映画」劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 恩さんの映画レビュー(感想・評価)
ファン(女オタク)向け映画
超ネタバレです。
最近のTVシリーズからしてそうなので当然ですが、完全に夢女や腐女子の方向けの映画だなと思います。このシリーズのそもそものメイン対象がそういった方々なので、今更言うのも野暮ではあるが。
とにかく、登場キャラが多すぎる。
そしてその99%が男キャラである。
土井先生とらんきりしんは出て当然。
一年は組も皆土井先生の大事な生徒だ、出張るのも分かる。
6年生は忍たま人気の大部分を占めるから、まぁ活躍させるのは分かる。利吉も同様。
タソガレドキや5年生は……いなくても良いのでは?
いや、彼等にもかなりのファンがついてるのは知ってる。
好きなキャラが少しでも出てきてくれると嬉しいよね、分かる。
私も斜堂先生好きだから、序盤おっほほぉ♡ってなったしね。
ファンサービス豊かな映画だって言えばそうなのよ、お祭り映画とは確かにこうあるべきなのかも。
とは言え、子供の頃に時々見て「あー好きだったなー、久しぶりに見てみるか」となった"にわか"のファンとしては、結構置いてけぼりになることもあったかなと。
6年生が土井先生の死の可能性に苦しむ様子には、あ…そこ…それ葛藤するの君たちなんだ…(6年生が1年の時に土井先生が受け持ってたとか知らないにわか)とか、利吉くんが「お兄ちゃん」って呼んだのあざと過ぎやろ、とビビったり(山田家で世話になった時に懐かれてたとか知らないにわか)とか…。
あ、これはアレね、そういう系のサービスなのね…と暫く思っていました。
最後の学園に皆で帰るシーン…人数多いからってあんなに無理やり全員入れる必要あるかなって思いました…。
もうちょい…もうちょい、登場人物絞って良かったのではないかと。
その分、ドラえもんみたいに毎年レベルで数出しゃいいじゃん!
…と、にわかファンは思いました。
逆に言えば、ガチファンは大喜びすると思います。
戦闘シーンはとっても良かったです。😊