リバウンドのレビュー・感想・評価
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バスケットボール版「がんばれ!ベアーズ」‼️
考えてみた‼️実写のバスケットボール映画って⁉️「コーチ・カーター」⁉️フツーに面白いけど、取り立てて大騒ぎするような映画じゃない‼️すなわちバスケットボールというスポーツは映画の題材としては鬼門‼️そんな中、バスケットボール映画史上最高作かもしれない作品が今作‼️いわゆるバスケットボール版「がんばれ!ベアーズ」‼️弱小バスケット部を立て直すため雇われたダメコーチ‼️有望選手を他校に引き抜かれる‼️エース二人の過去の確執‼️足首に爆弾を抱えたエース‼️警察沙汰を起こして廃部の危機‼️才能ある1年生の入部‼️才能爆発させた1年生の怪我による出場不可‼️まったく才能がなかったもう一人の1年生の突然の覚醒‼️数名の退場により5対3の絶対不利の中での決勝戦‼️ホントにスポ根映画の王道な展開‼️無条件に好きです、こういう映画‼️出来ればヒロインとして魅力的なマネージャーとかがいたらヨカッたのですが‼️実話の映画化にそこまでの期待は欲張りですね‼️
「楽しくて夢中になれるもの」
今年72本目。
楽しくて夢中になれるもの、バスケをやろう。
本気でやるのか?
本気の何が悪いんですか?
この2つが印象に。
中学の時バスケ部でしたが本編のバスケの試合が日本の全国高校総体位の高いレベルでした。
自分は高校の時よく高校9冠の秋田能代工を見ていましたが、今作非常にレベルの高い試合を半分の1時間見ていたイメージ。
2年前「モガディシュ」昨年「非常宣言」「コンフィデンシャル」など韓国映画本当に好き。
実話に忠実に作られたと思うが
実話に忠実に作られたと思う作品。もう少し脚色を加えて、コーチの心の葛藤、家族との対立、美少女の登場などがあると、もっとランキングが上がると思った。韓国らしい軍隊的な練習と根性論はどうかと思うが、部員は少なくても、みんなが育って活躍する。日本の部活では、百人以上の部員がいて、3年間で一度も試合に出られずに部員がくさっていく部活がどれだけあるか。部活はいつか引退するが、人生は続くことを、部活の指導者こそ心に留めてほしい。
円陣
やっぱスポーツ物は熱くなる。
良作だった。
実話を元にした話らしい。
エンディングで当時のスチールとカットが重なる。忘れられない一瞬を呼び起こすかのようだ。
ゲーム中のシーンはスピード感もあって良かったのだけど、いかんせんバスケ映画となるとどうしてもスラムダンクを思い出す。
アニメと比べちゃいけないんだけれど、どうしてもアレを超えられない。
シーソーゲームの緊迫感までは伝わりきらなかった。
一際目立ったのが円陣のかけ声だ。
コーチが「中央高!」と叫ぶ。
在らん限りの声を張り上げ、選手達を鼓舞する。
その背中を押すコーチの気合が伝わってきた。
誰もが持っているであろう青春の1ページ。
焦がれるように思い出すには充分だった。
そして、スラムダンクを見たくなった。
原作者による映画の方。
漫画派の俺にしてはすこぶる珍しい。
楽しんで夢中になれるもの
少し笑ってたくさん泣けた。
バスケは好きだけど下手で試合に出たことのない男の子がシュートを決めていくところとか、泣けてきた。
相手チームは数に入れてないのに、チームメートは足手まといに扱っていないのがよかったなぁ。
選手6人それぞれがしっかり活躍するのがよかった。
勝利する場面は最後の試合に取っておくんだな、と思ってたら負けたんだ。
それでも6人で、最後は3人で点差を縮めたってすごいことなんだろうな。
最後に流れる歌の歌詞の字幕入れてほしかった。
バスケは終わっても人生は続く。
子どもたちにスポーツ教えてる指導者みんながそう思ってくれてるといいのにな。
バスケット人生が終わっても人生は続いていく
弱小バスケットボールチームが奇跡を起こす典型的な実話ベース作品だと思っていたが、高評価であり、ポテンシャルの高い作品が多い韓国映画なので予定外で鑑賞した。前半は想定通りの展開だったが、後半は、勝負を超えて人生の在り方に迫っていく、深みのある作品だった。“バスケット人生は終わっても人生は続く”という言葉が心に刺さる。
元バスケット選手のカン・ヤンヒョンは、釜山中央高校の弱小バスケットボール部のコーチに就任する。就任早々の全国大会初戦で高校バスケットボール界最強の龍山高校と対戦しチームワークが崩れ惨敗する。学校側は廃部を検討する。ヤンヒョンは部員達を再結集して、チームワークを鍛えチームを再生する。そして、たった6人の部員達とともに再び全国大会に挑んでいく・・・。
惨敗した当初は、6か月の対外試合禁止処分を受けたので、対外試合をやれない日々が続く。それでもヤンヒョンは諦めず新部員を募ってチームの再起を図る。6か月間が、部員達のバスケットボールに対する強い想いを蘇させる。対外試合をやりたい、勝負したいという気持ちが日に日に強くなる。6か月の空白が彼らの本心を浮き彫りにする。そして、彼らは新メンバーを加えたチームとして再生する。
再生したチームは、本音でぶつかり合い、互いのバスケットボールへの熱い想いを知り、団結し、全国大会の試合を通して、相互理解、相互信頼できる強いチームワークを築いていく。部員達各々の想いも吐露される。満身創痍で限界を超えた者、この全国大会でバスケットから去る者、各々の想いを抱いて戦っていく。
クライマックスの全国大会・決勝の決着は描かない。試合結果と彼らのその後が字幕で綴られるだけだ。何故か。部員達の人生はここで終わらない。この先も続いていくという作り手の揺るぎない意志を感じた。彼らの人生のクライマックスは今ではない。これからである。
本作は、人生の生き方を示唆したスポーツ青春ドラマである。
実話とは、驚きだった
元バスケ選手のカン・ヤンヒョンは、釜山中央高校バスケ部のコーチになった。しかし全国大会の初戦で高校最強の龍山高校と当たり惨敗した。学校はバスケットボール部の廃部を検討するが、ヤンヒョンは4人の部員と、新入生2人を加えた6人で全国大会を目指す、という2012年の実話を基にした話。
韓国ってバスケ部の有る高校が少ないのかな?地区予選も無くいきなり全国大会だったようだけど。
交代要員が居ないのに5人で決勝まで行き、決勝は2人退場で最後3人となり敗れた、とはいえ凄い事が起きたんだなぁ、と感動した。
コーチ役も部員役も熱演してて良かった。
ただ、あんなに学校で盛り上がるなら、もっと部員が集まれば良いのに、と思った。
これぞ青春!実写版スラムダンク!
コーチが最初キャイ~ンの天野さんにしか見えなくて、なんとも言えず不思議な親近感から始まりました(笑)
よくある弱小チームを率いる系で、
チームに1人は「怪我とかのせいでヤサグレてしまった生徒」もいるし、
チームに1人は「その競技は大好きだけど最初はめちゃめちゃ下手な生徒」もいるし、
チームに1人は「無駄にひょうきんで無駄に自信家だけど意外にも既に実力があり、かつムードメーカーとして大事な生徒」もいるし、、。良き。
主人公的な生徒とヤサグレてる(足首を傷めている)生徒は、
当初全然分かりあえない感じで相性も悪そうで、これチームとしてまとまるのかな?主要選手のこの2人がチームの要なのに。。と心配してましたが、
見事に和解や理解や意気投合していく感じがも〜〜〜〜うこれぞ青春!!!とアツかったです!!
新入生徒2人、ひょうきんな彼の活躍と怪我、その崖っぷちからの一番下手だったもう一人の新入生徒の思わぬシュート能力、開花させた実力。ノーマークの選手の活躍でどんどん相手チームの戦略が翻弄されていくのは痛快でした!
実話ベースの映画でよくある、エンドロールで本人画像が出てくる時、顔つきだけでなく試合中のポーズも似ていて、製作陣の本気度が分かりました!!
ガンホら2人は「俺達は主力選手2人と違ってきっと高校卒業したらプロチームとかからは声がかからないだろうな」と話していたけど、エンドロールではその後選手としてプロチームに所属したようで、「あ〜良かったね。。!」と思いました。
とりあえず主役選手役の彼がめっちゃカッコ良かったので、その意味でも見て良かったです!!!
実話じゃなかったらそんなわけあるかと思うくらい
2024年劇場鑑賞97本目。
つぶれかけのバスケ部に来たコーチがバスケ部を立て直す韓国の実話。そこに至るまでの練習はともかく、部員の人数が少ないので他の高校が選手をどんどん入れ替えて体力を温存できるのに対してフル出場を余儀なくされる超ハンデ戦でも勝っていくのはさすがに無理あるだろと思いますが実話なんだから仕方ない。
リアルスラムダンクという感じでなかなか面白かったです。
こんなの応援したくなるに決まってる
バスケを題材にした物語だとどうしてもスラムダンクと比べてしまう。これは仕方のないこと。そしてメンバー集めから始まり、登録選手が少ないチームが勝ち上がっていくという話は、ドカベンとか球道くんとか水島新司の野球マンガによくあるパターン(他のスポーツマンガでも使われる手法とも言える)。5人でやるスポーツで選手が6人しかいない高校が勝ち進むストーリーなんてマンガじゃないと受け入れられないが、驚くのはこれが実話ベースだということ。こんなのリアルにあったら盛り上がるに決まってる。
高校のスポーツを題材にした物語だと大事なのはどんな大会があるのかということ。日本とは違うから参加している大会が地方予選なのか全国大会なのかがわかりづらかった。そして、韓国の高校は転校してもすぐに大会に出場できるんだなと妙なところが気になる。ここらへんはフィクションかもしれないけど。
笑えるところも結構あるけど、やはり基本はスポーツもの。バラバラだったチームが徐々に結束を強めていく流れがいい。あの下手な子がゴールを決めるところや、(スラムダンクほど感動的ではないけど)いがみ合っていた2人のタッチに胸が熱くなる。そして1番の胸熱ポイントがコーチの言葉だ。高校時代に頑張っていた部活とその後の自分の人生を重ね合わせてグッと来てしまった。盛り上がってきたところでfun.のあの曲が使われたことも嬉しい驚き。歌詞の内容はスポーツに合わないけど、サビのところだけ合っていればいいってことなんだな。とても印象に残る、効果的な使われ方だった。
胸熱ポイントはたくさんあったしfun.もよかったけど、それでも不思議と涙は出てこなかった。泣きそうだったけど。泣いてしまったのはエンディング。その後の彼らの進路を見て妙に涙が流れてきた。嬉しい気持ちと切ない気持ちとが混じり合った涙だった。コーチの言葉があってこそのこのエンディング。いい終わり方だ。
それにしても若い女性が全く登場しないという設定に少し驚いた。実話ベースだから実際そうだったんだろうけど。女優なんかで客寄せはしないぜという気概か。実際、かわいい女の子がいなくてもいい映画は作れるということ。とてもいい映画だった。
青春ものスポーツ映画として良
実話を基にしているとあってストーリーは言わずもがなですがテーマが好みでした。
バスケシーンや試合がきちんとしていて等身大の演技がグッド。それぞれのキャラクターの見せ場もあり見て損なしのグッド映画ですね。
Overtime
元バスケ部なのでこういったスポ根作品には目がなく、韓国で実際に全国まで5人で駆け上がったという事実は小説よりも奇なりを体現したような実話というところにも惹かれて鑑賞。
いやー素晴らしかったです。これが実話という事にもひとつ驚きましたし、廃部寸前の部活を立て直して、コーチも選手も互いに高め合って成長していく過程が素敵すぎて感極まってしまいました。
最初こそダメダメコーチで、プレイヤー目線でもしっかりと愚将だなと分かる指揮の取れなさにはイラッとしましたが、この1試合きっかけで自分自身を見つめ直して、選手とのコミュニケーションや自身の戦術のやり方の見直しだったりと、登場人物の成長がしっかりと感じ取られてよかったです。
チーム1人1人の個性を活かしてのプレーは王道ですがやはり熱く、センターで才能を開花させるもの、パスなどの司令塔ポジションや連携プレーで魅せるもの、長距離砲で魅せるものなど、各々の個性がこれでもかと出ていて、センターポジションだった自分もよく取った!とかよく入った!と実際の試合を観ているかの如く手に汗握りしめていました。
少年ジャンプの友情・努力・勝利の三原則がしっかり備わっており、ジャンプっ子の自分としてはこれまた手に汗握りっぱなしでした。
こういうスポーツ作品はどうしても多少の誤魔化しが入ったり、もうそのまま出しちゃえ!のノリで雑なプレーが出ちゃったりするもんなんですが、今作は小細工なしで演者さんがしっかりプレーをしていたのが好印象でした。
バスケをやっていた身なので、プレーの難しさだったりは分かったりするので、クイックターンしたりフェイクして抜いたり、ゴール下通過してからのレイアップだったり3ポイントシュートなんかはたくさん練習しないとできない代物なので、演者の皆さんの努力の賜物だなと関心しっぱなしでした。
しっかりとチームの1年を描き切ってくれて、時に眩しく時に厳しい現実がそこにありましたが、淡々と進むわけではなく映画としての完成度も高く、応援上映なんかあれば現役時代ばりに声出していたと思います。
その後の彼らの様子もエンドロールで流れますが、演者とモデルの方々がそっくりすぎるところにまず驚きましたし、その後6人中4人がプロ入りしていてすげぇー!ってなりました。
足首は治らなかったのか…と無念めいてしまいましたが、無事が何より。
映画という形で偉大な事実が受け継がれていくのは最高だなと思いました。久しくやってはいませんでしたが、バスケをあの頃のようにやりたいなぁってなりました。学生時代が眩しい限りです。
鑑賞日 4/26
鑑賞時間 18:40〜20:55
座席 H-4
軽く、爽やかに笑えて、そして泣ける良作!
実話ベースということだが、フィクションでも追いつかないくらいのドラマ性!
「負け犬復活もの」 (勝手に命名) の代表格くらいの面白さ。
2時間の尺の中で、選手ひとりひとりの個性や想いがキチンと描かれているし、直ぐにいなくなった初期メン二人もちゃんとフォローするなど、全体的な配慮も行き届いていて、非常に良く出来ている。
あのめちゃくちゃ良く出来てた「ザ・ファースト・スラムダンク」にハマりきれなかった理由が、「ちょっと重すぎたから」だったことにこの作品で気付けた…ww
軽く、爽やかに笑えて、そして泣ける良作!
教師の人間性が生徒を育むしポジティブなバカさが奇跡を生む。 上達ス...
教師の人間性が生徒を育むしポジティブなバカさが奇跡を生む。
上達スピードや勝ち進んでいく実態感みたいなものに描写不足は感じたけど感動で終わった!
こうゆう実話が実在するんだもんなぁ
大人も子どもも一緒になって熱狂できるスポーツって部活ってやっぱいいな!
予想通りではあるがやはり感動
映画化される実話ってことで予想される通りのストーリーではありますが、でも感動しました。コーチや部員達のキャラクターが良かったし、リアリティあるカメラワークとカット割りも良かったです。エンドロールが全く分からないのが唯一の残念。ハングル勉強するかな。
廃部寸前の高校の弱小バスケットボール部が全国大会の決勝戦まで上り詰める感動の実話ベースの下克上韓国映画。 本年度ベスト!
3.5点位の内容だったけど実話ベースと言うことで0.5点を加点。
これは凄かった!
実話ベースに驚いたのに加え、たった6人の部員だけで決勝戦まで行けた事に驚く。
と言っても1名はある理由で試合に出られず。
そして1名は一度も試合に出た事の無い選手。
交代選手がいない5人だけのチームでも決勝戦まで行けるとは!
前半は少し退屈だったけど準決勝のシーン辺りから胸熱な展開に。
試合のシーンが多めで長回しの映像が多かった印象でリアル感が凄い!
選手達のプレイが上手すぎる!
決勝戦のシーンは圧巻。
選手達の疲労困憊した姿が観ていて辛い。
そんな中でも、いがみ合っていた2人にある変化が生まれたシーンも胸熱。
実際の試合では決勝戦で2人の退場者が出て3人で試合をしたらしい。
それでも最終的に10点差まで詰めよったと言うのにも驚く。
エンドロールも実際の画像と本作の画像が被った感じで良い!
選手達の顔も似てるけど、コーチの顔が実際のコーチの顔にそっくり(笑)
卒業後、実話では数人の選手がプロチームに行けたのには納得。
試合の時、他の生徒は学校で授業して観客席に誰もいないのはビックリでした( ´∀`)
【弱小高校バスケット部のたった6名のメンバーと新米コーチが起こした奇跡を描いた作品。様々なアングルから撮影した迫力とスピード感溢れるバスケシーンを収めたカメラワークに痺れ魅入られた作品でもある。】
ー 尺、2H2Mの映画であるが、個人的には体感1H30Mであった。面白い映画あるあるである。特に中盤以降の釜山・中央高校が勝ち進む試合には引き込まれた作品である。-
■カン(アン・ジェホン)は且つては名門の釜山・中央高校のOB。バスケットボールチームは弱小で選手も僅か。そんな中央高校のコーチに就任するが・・。
最初の大会で最強高校と対戦し、審判にボールをぶつけてしまい六ヵ月の正式大会出場停止を喰らった釜山・中央高校。
◆感想
・カンはコーチ就任後、選手獲得のため、自らスカウト活動を行う。そして見つけた賭けバスケをしていたペ・ギョヒュク(チョン・ジヌン)。彼は右足首を痛めており、且つて試合直前にサボタージュしていた。で、同じチームだったギボムとは犬猿の仲である。
・中学時代はMVPになりながら、身長が伸びず高校に入り伸び悩んでいたギボム(イ・シニョン)にも声を掛け勧誘する。
”試合に出れた方が良いだろう?”甘い囁きである・・。
・ストリートバスケ対決でカンは負けつつも、チョン・ガンホ(チョン・ゴンジュ)を誘い、サッカー選手の長身ホン・スンギョ(キム・テク)を
”センターは花形だよ。ほら、アイドルグループでも一番可愛いのは・・。”
とコレマタ甘い囁きでチームに招聘するのである。
■序盤はカンの選手集めのシーンが可笑しい。
だが、彼の目に狂いは無かった事が後半、証明されるのである。
・更に一年生で自称マイケル・ジョーダンのチャン・ジヌク(アン・ジホ)、小学三年からバスケをやって来たホ・ジュエン(キム・ミン)も加入する。
ー で、チャン・ジヌクがスリーポイントシュートは入れるは、ドリブルは巧いは・・、の一方ダメダメなホ・ジュエン。
この設定も後半効いてくるのである。巧いなあ。-
■3年間、バスケをやった者から見ると、僅か1週間でたった6名で決勝に勝ち残ることは奇跡であると思う。
何故なら、通常は今作で他校がやっているように正選手を5名決め、随時No2と交代させるのが、私の時代でも常識であったからである。
これも、この映画の中盤以降の試合のシーンを盛り上げる要素であるし、選手たちが疲労困憊になりながらも戦う姿が、物凄く心に響くのである。
更に言えば、この映画の物語のベースが実話である事にも驚く。
・ペ・ギョヒュクが右足首を痛めており、且つて試合直前にサボタージュしていたために、同じチームにいて苦い目に遭ったギボムとの関係性は最初は最悪であるが、徐々に二人の関係性が好転していく様も良い。
WCで痛みに耐えるペ・ギョヒュクにギボムが戸の下から包帯を差し入れるシーンは沁みたなあ。
そして、ギボムからの的確なパスをペ・ギョヒュクが宙で受け、アリウープを決めるシーンはグッと来るし、興奮する。
・更に、チャン・ジヌクが負傷退場してしまった後に、初めてコートに立つホ・ジュエン。
最初はオドオドしており、戦力にならないが彼が密かに夜、スリーポイントシュートの練習をしている事を知っていたカンは、彼を励まし、敵がノーマークにしていたホ・ジュエンが、次々にスリーポイントシュートを決めるシーンは興奮したなあ。
カンコーチ自身の成長も垣間見えるシーンでもある。
■ラスト、2人がペナルティで退場した後、残り3人で10点近くまで追い上げたというテロップや選手たちのその後の人生を映した実際の映像もムネアツであったなあ。
試合終了から、新たなる人生は始まるんだよなあ。
<今作が素晴らしいのは、選手6名のキャラクターがしっかりと立っている点と、試合を重ねるごとに結束して行く姿である。
そして、それを支えるのが、まるで試合を直ぐ近くで見ているような、様々なアングルから撮影した迫力と熱気とスピード感溢れる試合の光景を捉えたカメラワークである。
今作は、バスケットボール映画としては、白眉の作品であると思います。>
リバウンドの意味は好きだけど
61本目。
最後は来るものがあったけど、チーム作りする際に声をかけたのは、同じ高校の生徒なのかとか、あんなに簡単に転校出来んのとか、お隣の事情は知らないけど、ずっとモヤモヤ。
下手な部員が努力に努力を重ねみたいな展開かなと思って観てたから、その辺のギャップが自分の中でうまく処理出来なかったかな。
でも、リバウンドの意味は好き。
全52件中、21~40件目を表示