「迫真の演技では、ある!しかし!」室町無頼 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
迫真の演技では、ある!しかし!
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カメラワークが演出過多だなあ。回転させたり、臨場感だしたいからなのか、手ぶれも多い。リアリティを追求したい所なのかもしれないけど、時代劇って形式美なところもあるからなあ。ちゃんと殺陣を見せて欲しかった。そして暗い。これもリアリティなのかもだけど、殺陣を映させるためにもライティングは大事だと思うんだけどなあ。だから各キャストの闘いっぷりがあまりフューチャリングされてない印象。
武田梨奈、いいねえ。もっと活躍していいと思うよ。本格アクションできる数少ない女優さんだし。ラストバトルの乱戦の時も相手方の女優と女同士の闘いなのになんか中途半端だったよなあ。
「かえる」の無双っぷりもなんかビシッとこないというか、なんとなくの「グダグダ感」がね。これもリアリティ追求の弊害なのかも。
あと、「証文」焼き払えって言っててただばら撒いてるのはどうなのかな?あれで焼け残った分は結局取り立てられちゃうんじゃない?そういう部分はなんかアバウトなんだよね。
でも全体的に演技は良かったよね。大泉洋もグッド!棒術の師匠はわざとらしかったけど。あと公家達の立ち位置がちょっとよくわからないというかあやふやになっちゃってるのもね、、、、
2025年劇場鑑賞3作品目
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