「胸に突き刺さるも、とても面白い作品」室町無頼 チョコさんの映画レビュー(感想・評価)
胸に突き刺さるも、とても面白い作品
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室町時代の厳しい現状をリアルに描いており、映像作品だからと無駄に美化しておらず、その時の辛さをとても感じました。一方でそんな世の中を変えて行くための兵衛の行動、才蔵を見出し、育成していき意思を引き継ぎつつも自分で考えさせる力を持たせるところは現代のリーダーにも必要で結びつけられる部分がありました。
兵衛と道賢、兵衛と才蔵、才蔵の成長と3本の柱に分かれていましたが、ごちゃごちゃすることなく胸に刺さりました。
兵衛の大人としてのかっこよさ、才蔵の稽古での弱々しさからの後半のアクションは別人と思えるくらい素晴らしかったです。
映画全体としてもとてもスカッとして、もう一度ゆっくり見に行きたいと思える作品でした。
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