大洪水
配信開始日:2025年12月19日
配信開始日:2025年12月19日
題名とサムネイルからパニック映画かと思って観始めた作品。
しかし蓋を開けてみればSFヒューマンドラマで、キム・ダミと子役の子の演技が光る秀逸な作品だった。
とはいえ、クリストファー・ノーランを意識したような、時系列が前後する構成と主題、加えて韓国らしいサクサク展開が、難解な物語をより難解にさせてしまったのは否めない。
ただ、しっかりと情報を拾っていけば、どういう時系列で物語が進んでいるのか、そもそも何を描いた作品なのかというのは理解できる。
むしろノーラン作品に慣れている人であれば、難解にも感じないだろう。
まとめれば、感情を持ったAIを作り出すための実験(シミュレーション)を繰り返し、究極の状況を作り上げて「愛」という感情を芽生えさせるお話。
シミュレーション内容はさながらノアの方舟であり、その中でも感情を「水」に喩えて時に溢れ波打ち溺れる表現もあり、SFジャンルの物語ながらもかなり文学寄りの発想で面白く感じた。
「大洪水」というタイトルを見て、多くの人はどんなイメージを持つだろうか。おそらく多くの人がパニック映画、ディザスター映画のようなものをイメージしたに違いない。たしかに前半はそんな内容だった。
マンションの三階にまで迫りくる水位。上の階に逃げていこうとする住民の姿を描きつつ、ただの豪雨ではないことが説明される。そうなると一気にSFチックな展開が始まっていく。いや、なんならそこで終わると思っていた。ディザスター映画としてはそんな展開で終わるのが定石だから。
でもそこからはちょっぴり難解なSF映画。Tシャツに描かれた数字でその実験の回数を表現するという、やや無理矢理な設定だ。で、何ができたら目的を達成できるのかはよくわからない。いや、言葉では言われているのだが、頭に入ってこなかった。
キム・ダミ主演の映画ってことで観ようと思ったが、期待したほどの面白さではなかった。洪水が上の階まで上がっていく様はなかなか面白かっただけにもったいないなと感じた。これはどんな映画を求めるのかによるから個人差はある。でも、もう少し面白くできたんじゃないかと思えて仕方ない。
Netflixで配信されている映画で、予告を見て面白いかなと思い鑑賞。
物語は、シングルマザーのアンナは幼い息子ジャインとソウルのマンションで平凡な日常を過ごしていたが、記録的な豪雨により三階に住んでいる部屋もどんどん浸水しはじめ、息子と共にマンションの屋上へと避難するのだが、部屋の外に出ると逃げ惑う住民たちで混雑するなか、水位が容赦なく上がりマンションを飲み込んでいくという内容になっている。
当初は単なる災害パニックものの映画なのかと思っていたら、物語が進展してするなか内容が人工知能に感情を(母親としての感情)を備わせるかといったSF的な内容へと大きく変わっていったのでビックリした。
しかも、中盤からは母親の感情を備わせるためのテストが何度も行われるなど、試行錯誤しながらテストをしている感じで、アンナのTシャツの数字がその回数を示されていて、コンピューターで何度も実験を繰り返していることが分かる。
今迄にない斬新な内容の映画で、ラストで映画の意味が分かるようになっていて1回観ただけでは頭が混乱するかもしれない。一緒に観ていた妻は、内容に混乱して途中から観るのを止めてしまうほど難解な映画なのだと思いました。
最終的には、人類は滅亡してしまうのですが変わりに新しい人類(生殖機能も完備した人造人間?)が、隕石衝突後の地球に戻るという衝撃的なラストで、自分が思ってたラストと違ってました(汗)