「これはサクラレビューではありません」朽ちないサクラ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
これはサクラレビューではありません
クリックして本文を読む
2024年映画館鑑賞56作品目
6月27日(木)イオンシネマ新利府
グランシアター2500円
原作は『孤狼の血』の柚月裕子
監督は『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利
脚本はTVドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』の我人祥太と『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の山田能龍
本格的サスペンスの傑作
主人公は愛知県警の職員
刑事ではない
親友の新聞記者が川で遺体として発見された
他殺だった
愛知県警公安と反社会的カルト教団が絡んでいる
刑事じゃないが親友の無念を晴らすため同期の磯川と共に独自に捜査する
サクラとは公安の昔の呼び名
元公安の凄みのある演技を魅せた安田顕と娘を失い憔悴する母を演じた藤田朋子の芝居がとても良かった
配役
愛知県警広報広聴課職員の森口泉に杉咲花
愛知県警生活安全課の警察官で泉とは警察学校の同期の磯川俊一に萩原利久
元公安で広報広聴課課長の富樫隆幸に安田顕
富樫とも親しい愛知県警捜査一課課長の梶山浩介に豊原功補
事件に巻き込まれ殺される泉の親友で地元の新聞記者の津村千佳に森田想
津村の上司でデスクの兵藤洋に駿河太郎
磯川の先輩警察官だったが突然退職した辺見学に坂東巳之助
宗教団体ヘルネスの信者で記者殺しの実行犯の浅羽弘毅に遠藤雄弥
神社の息子でストーカー殺人の犯人の宮部秀人に篠原悠伸
生活安全課の臨時職員で辺見と交際していたが別れを告げられ実家に帰り自殺する百瀬美咲の父親の百瀬治夫に諏訪太朗
梶山の上司に尾美としのり
冨樫の同期で警備部公安課課長の白澤に和田聰宏
千佳の母の津村雅子に藤田朋子
コメントする