劇場公開日 2024年4月12日

「「中国」という単純な括りは、相応しくないことがわかります。」劇場版 再会長江 豊島区のはずれさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「中国」という単純な括りは、相応しくないことがわかります。

2024年10月18日
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鑑賞方法:映画館

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竹内監督の知り合いに誘われて見に行きました。
竹内監督のネット上の作品等について、中国政府の都合のいい内容が多いということを言う人がいますが、それは見ている方が、バイアスのかかった中国イメージで見ているからだと思います。国対国では、いろいろあるんでしょうが、竹内監督のように、腹を割って付き合えば、人と人は分かり合えるということです。
私も、中国のいろいろな都市へ行きましたが、それぞれの都市にはその都市なりの生活があって、それぞれの街の顔があります。今回、この映画でそれを思い出しました。
竹内監督は自分で見ることができなかったですが、最初の一滴の撮影は成功。次回は、ご自身で見られるよう期待しています。
ひとつ気になったのは、出てくる人の中国語が訛りなく、キレイなイントネーションだったこと。私は省都レベルの都市しか行ったことないですが、もっと山奥であれば、それなりの方言があるはずですけどね。

豊島区のはずれ