余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。のレビュー・感想・評価
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わかってても泣く、を超えてくる
いつもなら敬遠する病気や余命をとりあげた作品。もちろん泣いたんだけど、ただ悲しいだけじゃない涙が溢れて、観終わった後「観てよかった」と、暖かな余韻に満たされました(顔面は涙で大崩壊してました)。後半の永瀬廉くんの感情溢れるシーンには圧倒され引き込まれ、涙が止まりませんでした。出口さんと横田さんも素晴らしかったです。若くあどけなくて、まっすぐ。そんな少女たち。あぁそうかこの子達の青春をみせてもらったのか、と。あと出演者皆声がよくて、映像美にとても合ってました。映画の後に小説も読了しましたが、原作の登場人物の気持ちや人柄を暖かく色彩豊かに描くとても素敵な実写化だと思いました。
悲しいだけじゃなく、とっても眩しくてあったかい映画でした。
余命や病気との戦いの苦しかったり悲しかったり、でも限りある時間を大切に懸命に生きようとする2人、相手を想い合うピュアな気持ち、あったかくて眩しくて、優しくて‥2人や周りの方の気持ちを思うと涙が止まりませんでした。大切な人や周りの人への感謝の気持ちを改めて強く思わせてくれる映画で、何気ない日常があたりまえではないなあと感じまた涙が出てきます。
想いの伝え方も今どき!?
2人とも余命宣告を受けている状態が新鮮。 死にたかった春奈が、死にたくないと思うようになる変化が分かりやすい。 君の膵臓をたべたいの浜辺美波を思い出す、春奈の明るさ。その中に何か影があるような表情も良い。 亡くなった後に、その人の想いが手紙などで伝わる展開はありがちだけど、今回はまさかのインスタグラム。限定公開とパスワードっていうのも今どき。
開いていく物語
こういう作品はタイトルからある程度話の筋が想像できるものですが、中盤からはずっと予想外の展開で、最後は驚きと悲しみの中にも温かな希望が感じられ、当初の想像を遙かに超える感動の中に見終えることができました。 余命ということで、逝く者の物語はだんだんと閉じていくものですが、この作品は余命宣告をうけている2人ともに物語がどんどん開いていくように感じました。2人が出会ってからの日々、時に気持ちが沈んでいく中でも互いの言葉に希望を見出し、2人の物語は閉じずに開いていく。その象徴があの美しいガーベラの花々、そしてそれぞれの絵だったように思います。 終盤の秋人役の永瀬廉さんの演技に涙が止まりませんでした。春奈役の出口夏希さんは希望を宿した瞳が美しく、このお二人の純粋さがこの作品をとても美しく、悲しいだけではない希望のある物語にしていると感じました。そして綾香役の横田真悠さんもすばらしく、彼女の存在なくしてはここまで温かなお話にはならなかったのではとも思います。
温かく前向きになれる作品
主題歌が好きだから、あまり見ない感動系?を久しぶりに見たけど見て良かった。 一回見た後に2回目見返したら俳優のちょっとしたシーンの表情などが更に楽しめた。 1回だけでなく、何回も楽しめる作品。 展開も二転三転してスピード感もあって良かった。 あきと、はるな、あやかの3人がそれぞれを温かい感情で接してるから見てるこっちも温かい気持ちになる。 特に幼少期のあやかの優しさは、間違いなくはるなの人生を良いものにしたはず。 人に優しくできるかって大切やなと感じた。 横田まゆ出演作品は初めて見たけど、今後彼女が出演してたら積極的に見ていこうかな
余命があるから泣けるのではない話。
号泣必須だなと思ってはいましたが悲しいだけの涙ではなく、秋人、春奈、綾香がお互いを想う深さが優しさや強さに繋がって、号泣だったにも関わらず見終わった後穏やかな気持ちになりました。 何かを背負わされがちな廉くんですが、今回の作品ではまるで何も背負ってないような春奈に向ける陽の部分の表情が新鮮で良かったです。明るく努め、ひたむきに生きる出口さんも可愛らしかったですし、横田さんの綾香もすごく好きでした。横田さんは今まで某バラエティー番組でしか知らず演技されてるところを初めて拝見しましたが、主人公もヒロインもいなくなった最後を担わなくてはならない難しい役だったと思いますが、お話しがうまく終われたのは綾香が横田さんだったからだなぁと感じました。 一枚何かを纏ったような柔らかな映像、特に花屋や文化祭での色の使い方、透明感のある女性の声で歌われた主題歌、全てがとにかく素敵で満足感の高い映画でした。 大きくテレビ画面で観るのも良かったですが、スマホでイヤフォンから聴く花火の音や振動、電話越しの声も良かったのでオススメです。
心洗われた。沢山の人に届いて欲しい映画。
涙枯れ尽きるまで泣きました。 ただただ悲しいというより、あたたかな気持ちで溢れ出す涙が止まらないという感覚です。 「誰かを想うことが生きる希望になる」ということを、未だかつてこんなに純粋な気持ちで受け取れたことあったかな、、 余命という条件のもと美談になりがちなのに、同情だとか作り手のエゴだとか一切感じさせないのが凄い。稀有な純愛ストーリーだと感じました。 永瀬くんと出口さんの純真な演技で心が洗われた気がします。 特に永瀬くんの気持ちの変化のカーブがとても繊細で見事だった。 出口さんのピュアさと透明感なくして春奈は成立しなかったと思う。 まだまだ書き足りないですが、初見での感想です。 また繰り返し大切に観たい映画です。
最後まで引き込まれました
タイトルだけ見ると何となく内容もこんな感じかな?と予想できそうですが、最後の最後までストーリーや登場人物の皆さんが素敵でした。 久々に沢山泣きました。 でも暖かい気持ちにもなれました。
世界観が綺麗
儚く切ない、でも限られた時間の中で今を楽しく懸命に生きようとする若い2人の姿に涙が止まりませんでした。見終わった後は悲しいという感情ではなく、心が温かくなり今を大切にしようと前向きになれる素敵な映画です。
余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。
若い2人が余命宣告をされ絶望にくれている中、偶然…必然の出会いをし残りの人生を悔いなく精一杯生きることをとても丁寧に美しく作られている作品だと思った。 透明感があって笑顔の美しい出口さんの健気さ、優しさ溢れるそして感情を前面に出すのではなく憂ある秘めた演技の永瀬さん、ふたりに残された繊細な気持ちをあらわにする横田さん、そして仲村さん、大塚さん、松雪さんと素晴らしい役者の方々の愛溢れる演技に、本当に涙が止まりませんでした。 そして何回も繰り返し観ています。 心洗われる映画をありがとうございます。
誰かのために強く懸命に生きる
人は「誰かのため」にこんなに強くこんなに懸命に生きられるんだと、一分一秒を大切に生き抜いた若者達に涙が止まらない。けれど悲しいだけじゃなく心が浄化され温かい涙が流れる物語。 主人公秋人(永瀬廉)の優しい眼差しと声、春奈(出口夏希)の無邪気な笑顔に泣かされる。
余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。
儚く切ないが生きるって素晴らしいと思える素敵な作品でした。涙なくしてみれません。主演の永瀬さんヒロインの出口さんが素敵だったのはもちろんですが横田さんの演技もとてもよかったです。
号泣しました。
タイトルを見てこれは可哀想な映画だと思いましたが、全然違いました。今を大切に生きようとするふたりの姿、周囲の人の温かさに泣かされました。必ず手元にティシュを置いて見てください。 そして天国でふたりは会えたのかな?って考えるだけでまた涙が😭
懸命に生きる主人公2人が眩しい!
観終わった後に思い浮かぶのは、秋人と春奈が笑い合う姿でした。 2人で過ごした時間は短く、言葉で想いを伝えることはなかったけれど、春奈が残したメッセージと絵によって明かされる真実と想い。 お互いの存在が励みになり、日々を懸命に生きる2人は眩しかったです。 ストーリーはもちろん、映像の綺麗さ、物語にシンクロした音楽に胸打たれました。 監督は、「今夜、世界からこの恋が消えても」の三木孝浩氏、脚本「君の膵臓をたべたい」の吉田智子氏のお二人のダッグ! 主人公2人が惹かれ合う様子、想い合う姿、そして10代には不可欠な友人との関係も丁寧に描かれていました。 観て良かったと感じる素敵な作品でした。
あまりにもまぶしい
映画全体を包む空気感と澄んだ空色を纏うような色調が美しかった。 主人公:秋人(永瀬廉)の春奈(出口夏希)への一途な愛情と献身。春奈の強さと健気な思い。春奈と幼馴染み:綾香(横田真悠)の友情と純真さを主軸に、大切なひとを想こと、大切なひとへの深い愛情と優しさを丁寧に描いている作品。運命を受け入れるには若すぎる2人が大切に生きた時間が、本当に美しく眩しかった。 病気の前に人は無力であるかもしれない。しかし心に花が咲くような輝いた時は生涯に何度もあるものでもない。人生最期に思い出して心を支えてくれるような「幸せ」は長さではないと、今さらながら思った。 強く心を揺さぶられるが鑑賞後に不思議と疲労感がなく、逆に、世界に明るい光が灯ったように感じている。 大切に、何度も観たい映画。
映像が美しく、何度も観たくなる作品
登場人物が全員素敵で見終わった後に寂しいよりも優しい気持ちになれました、どのシーンもパステル画のように綺麗で凄く良かったです。
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