あこがれの色彩

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あこがれの色彩

解説

「ウィーアーリトルゾンビーズ」「光を追いかけて」の中島セナが単独初主演を務め、陶芸の街を舞台に少女の揺れ動く心情をつづった青春映画。

伝統工芸・有田焼の街。父と祖母と3人で暮らす14歳の結衣は、美しいと感じたものを自分の色づかいで絵に描くことが大好きで、美術教室での技術重視の指導方針にはなじめずにいる。ある日、結衣は父が好意を寄せる絵付け師の美樹と出会い、その独創的な絵柄にひかれる。一方、美樹は公募展を前に、入賞を約束された古典的なものか独自のデザインかのどちらを選ぶべきか悩んでおり、結衣はそんな彼女に個性を尊重するべきだと主張。やがて、大人たちの都合や裏切りに動揺した結衣は、ある行動に出る。

結衣の母をMEGUMI、父を大迫一平、友人を安原琉那が演じた。資生堂のCMを長年にわたって手がけてきた小島淳二監督がメガホンをとり、手の込んだものより合理的でシンプルな焼き物に需要が増えている陶芸の街の現在を通して「美しさとは何か」を問いかける。

2022年製作/107分/PG12/日本
配給:スタジオレヴォ
劇場公開日:2024年5月10日

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映画レビュー

3.5現代版、色彩豊かな思春期

2024年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
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GodField

3.0ほべつご

2024年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

伝統の殻を打ち破るにはその伝統の何たるかを理解しなければ、仏の掌で暴れてるだけになりかねないし、自分のパッションを表現するには基本技術習得が必須なのだが、これらは往々にして面倒で退屈だ。また、工芸の世界は表現意欲と職人気質と損得勘定のバランスのうえに成り立っている。これらを理解して順応するには中学生の経験値は低過ぎるし、不器用で無神経な父親(に象徴される俗物性・日常性)に邪魔されれば尚更だろう。
まずは結衣がそのパトスを描き切るための確かな技術を身につけて欲しい。
主演の中島セナが無表情芸で好演。

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ひろちゃんのカレシ

2.0目的と手段とただの趣味

2024年5月13日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

萌える

父親と祖母と3人で暮らす独特な色彩で絵を描くことが好きな14歳の娘が拗らせる話。

写実的な絵を教える美術教室に通いつつも先生の言うことに聞く耳を持たない主人公が、有田焼の窯元で修行中のオリジナリティたっぷりのデザインを描く父親の彼女の絵に惹かれるけれど…というストーリー。

タイトルやあらすじ紹介をみると、兎に角絵が大好き!な主人公なのかと思いきや…The中2。拗らせてますねぇ。

言いたいことわかるけれど、話しの持って行き方が極端過ぎて、なんだか絵も色彩もどうでも良い様に感じてしまったし、オヤジのダメっぷりはなんだった?賞レースの生臭いところもそれだけの為?

なんだか広げ過ぎてとっ散らかってしまったものを、理由もなくまとめて終わらせられた感じだった。

それと「煮詰まる」と「行き詰まる」間違えてますね。

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Bacchus

3.0少女時代のヒエラルキー

2024年5月13日
スマートフォンから投稿

めぐみさんの長文セリフの
ところに違和感があった

あんなに怒ってたのに
急に長々と思い出を語りだすのは
不自然だった

無意味な遊びは
少年少女時代あるあるだと思う

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ハイボール