クイック&デッドのレビュー・感想・評価
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今観ても大味アクション
『氷の微笑('92)』のシャロン・ストーンが製作にも関わり、オーストラリアの知る人ぞ知る名優ラッセル・クロウを相手役に抜擢。さらに『ギルバート・グレイプ( '93)』の演技を見てシャロンはレオナルド・ディカプリオを必死に交渉して出演させた。サム・ライミ監督の'95年の名作。
NHK BSで放送してたので久しぶりに観たが、かなり雑で大味なストーリー。しかし格好いい所はトコトン格好良くて拳銃さばきにシビれる。
ガン・エフェクト担当が世界一の早打ちマンだった"マーク"ことセル・リードって人らしい。
「あのシーンが無い」と思い 昔WOWOWで録画した物を見ると エレンが逃げ出して雨の中「墓石は壊された」のシーンの後にコートと「明日 死ぬかもしれないから」と服を脱ぎながら雨漏りの中で抱き合う3分程がカットされていた。シャロン・ストーンの胸が出るからだろうか?
シャロン・ストーン
:エレン ”レディー”
・コルト SAA シルバーモデル
・"マイフレンド" ナックルダスターリボルバー 小型護身銃(ヘロッドの家で所持)
※SAA(シングルアクションアーミー)
ジーン・ハックマン
:ジョン・ヘロッド
・レミントン M1875 ニッケルめっき エングレーブ入り
・コルト SAA 二挺拳銃時
ラッセル・クロウ
:コート
・コルト M1851 ネイビー カートリッジコンバージョン
レオナルド・ディカプリオ
:フィー・ヘロッド ”キッド”
・コルト・ピースメーカー 4-3/4インチ銃身モデル彫刻入り ニッケルメッキモデル
・シマロン・アームズ製SAA 口径.45ロングコルト
他:
クレイ・キャントレル軍曹
・レミントン ニューモデルアーミー カートリッジコンバージョン
・ユージン・ドレッド コルト M1860 二挺拳銃時
スポッテッド・ホース
・コルト SAA キャバルリーモデル
ヘロッドの部下 ウィンチェスター
・M1873 レバーアクション
※アレックス・ボールドウインが発砲してしまった事件で武器専門担当者として雇われてたハンナ・グテレス=リードはセル・マーク・リード(Thell Mark Reed)の娘さんらしい。
やっぱりシャロンは超美人でスタート。早撃ち名人の女ガンマン役だがど...
やっぱりシャロンは超美人でスタート。早撃ち名人の女ガンマン役だがどうしてもセクシーの方が勝ってしまう。
先行き丸わかりの早撃ちトーナメントでやや緊張感に欠けるが、役者陣がすごいのでまあ見られる。
シャロンの寝起きシーンだけ見直した(笑)ちょっと見えてます(笑笑)
かっこいいシャロンストーン
シャロンストーン扮する女ガンマンエレンはひとり12万3000ドルがかかった早撃ち大会ではやるリデンプションにやって来た。レオナルドディカプリオ扮するキッドがエレンに話しかけて来た。ジーンハックマン扮する悪徳市長ヘロッドやラッセルクロウ扮する牧師コートらもやって来た。
シャロンストーンがかっこいい上に続々と登場するアカデミー賞俳優たちにわくわくするね。悪徳へロッドが貫禄満点でなかなか面白かったよ。
シャロンストーンに狙われたラッセルクロウ
結果的にですが、オスカー俳優三人をシャロンストーンが従えた1995年のなんちゃってマカロニウエスタン。
大変貴重な作品。
シャロンストーン(35)
ジーンハックマン(63)
ラッセルクロウ(29)
レオナルドディカプリオ(19)
括弧内は1993年制作時の年齢です。
1995年公開のサムライミ監督作品ですが、
共同制作にはシャロンストーンの名前が堂々と。
トータル・リコール、氷の微笑でトップスターに成り上がったシャロンストーン様がサムライミを監督に指名し、ラッセル・クロウ、ディカプリオの出演も要求したとのこと。先見の明がありますね。ラッセル・クロウとのラブシーンも女郎屋に手錠されて軟禁されていたラッセルクロウを強引に助けだし、別の部屋に。もう大慌てで自分からブラウスのボタンを外します。ラッセル・クロウはアメリカ映画初出演にして準主演。つまり、2000年のグラディエーターでオスカーに輝いた名優ラッセル・クロウを発掘し、ついでにゴーカンしちゃったわけです。ベッドシーンはありませんが、未成年のディカプリオのベッドで朝目が覚める場面も。もうヤりたい放題です。氷の微笑を地でゆくようなシャロン様。ステキです。
無法者ハロッド(ジーンハックマン)が支配する町で年一回開催される早撃ちトーナメント大会に保安官だった父親マーシャルの仇討ちのために戻って来た美しすぎる金髪の女ガンマン、エレン役のシャロン様。相当二日酔いなのに朝からバーのカウンターでウイスキーをストレートでたしなみます。
普通、支配者は決闘トーナメントに参加したりしないもんですが、息子のキッド(ディカプリオ)とともに参加し、親子対決の末にキッドを殺してしまいます。賞金も自分が強奪した金ですし。
かなりめちゃくちゃな話し。
もう呆れちゃいます。
完全にB級。
顔のドアップやローアングルカットなど、パロディー感満載のなんちゃって。楽しくて仕方ありません。
シャロン様のコーデはエレガントで、むちゃくちゃカッコいい。もちろん、メイクもなかなか凝っていて、最後はニコールキッドマンのような苦みばしったアイメイク。
サムライミの味付けはちょっとだけ(体に開く大きい風穴など)があります。
その他の脇役のキャラもいろいろ楽しめます。最初にエレンと対戦する男はちょっと宇野祥平に見えました。ドグ(医者?)と雑貨屋のサングラスの盲目の少年(ちょっと嘉門達夫風)が重要な役割を担っております。
理由はよくわかりませんが、ハロッドの元手下でメキシコに行って牧師になったコート(ラッセルクロウ)が決闘の時以外は手を鎖に繋がれていて、ラグラディエーターのシーンとダブるのも奇跡的な気がします。
シャロン・ストーンがとにかく美しかったです
メイクばっちりでもなく、きれいな衣装を着てるわけでもないのに、シャロン・ストーンがキレイでカッコ良かったです
ストーリーはそんな面白いという事もなく、安易なラストのように思いましたが、スカッとするラストでした
若き日のディカプリオの美少年ぷりがすごかったです
サム・ライミらしい
町のボス、ヘロッド(ハックマン)が主催する競技会。一日一回の勝負で勝つと飲食無料、優勝すると馬車から奪った金12万3000ドルだ。クセのある者ばかりが参加。まるで漫画。
伝道師のラッセル・クロウがいきなり首吊りのピンチ。エレンが参加すると宣言して彼を助ける。賭けに負けてヘロッドの息子(レオナルド・ディカプリオ)と寝てしまったエレン。なんだかわけがわかんない。勝ち残ったときもコート(クロウ)と寝ちゃうし、やっぱり色気が必要なのね。
豪華俳優を使ってライミワールドを展開。頭を撃ち抜かれた男はチープだったけど、最後にヘロッドの腹に風穴をあけて、影に穴があいてる映像は笑える!
死んだら終わりの決闘
早撃ち大会とか言いながら、生か死かのとんでもな大会。
敵討ちならやり方もあるんではないかと思うが、とにかく早撃ちの決闘やりたかったんだろうなぁ。
キャストは豪華だけどストーリーはオマケ程度、当時はシャロンストーンが出てくるだけで何かセクシーなものを期待する感じだったように思う(笑)
この方がCMで人気のあったシャロン・ストーンさんですね。 美しカッ...
この方がCMで人気のあったシャロン・ストーンさんですね。
美しカッコ良すぎます。早撃ちガンマンと言うんでしょうか。
ハラハラしました。娯楽にどうぞ。
2014.10.8
西部劇版「天下一武道界」
面白い、と思います。内容的に凝ったところがあるわけではないが、やるかやられるか、を楽しむ映画。馬鹿馬鹿しい例えかたをすると西部劇版「天下一武道界」。(日本の時代劇映画の引用でもよさそうだが)
シンプルなつくりの作品として十分楽しめる作品。
ネットで視聴。 シャロン・ストーンがガンマンに扮する西部劇。 オー...
ネットで視聴。
シャロン・ストーンがガンマンに扮する西部劇。
オーストラリアの俳優ラッセル・クロウのハリウッド初進出作品であるとともに、当時21歳で若手のホープだったディカプリオが登場。
敵役にジーン・ハックマンという重量級を配した豪華な布陣。
とはいえ中身はというと、西部のとある町で、年一回早撃ちトーナメントが開催され、女ガンマン・シャロン・ストーンが参加するのだが、競技は実弾で行う真剣勝負で、負けたら即死亡という奇天烈な設定。
町のボスでこの競技を主宰するジーン・ハックマンは毎年このコンテストを制してきた凄腕で、今年はその息子ディカプリオも勝負に参加。勝ち上がっていくと、当然親子で対決。殺し合う。
ラッセル・クロウは元ジーン・ハックマンの手下で早撃ちでは引けを取らないが、非情さについていけず、裏切り者として縄で縛られ晒し者にされている。
父親の仇としてジーンハックマンを狙うシャロン・ストーンは、当然の流れでラッセル・クロウと組むことになる。
意外と評価の高い映画で、それなりに面白い。
シリアスモードで映画は進むのだが、設定が設定だけに、そう真面目にやられても困るなあという思いが付きまとう。
ジョークなんですよと監督が思っているふうでもなく、筋立ても演技もあくまで真剣。
このアンバランスさが妙に居心地が悪い映画である。
●映画の英語
The Quick and the Dead
さっと銃を抜いて、相手を殺してしまうという意味から早撃ちのことをいうのかと思ったら、まるで違った。「生者と死者」という意味。
英語の成語やことわざ説明したサイトThe Phrase Finderによると、古い時代のquickにはspeedの意味はなく、aliveという意味で用いられていた。quickenという動詞は生を授かるという意味で、胎児の母親の体内の胎動はquickeningといった。
古い聖書では、The Quick and the Deadという表現が、「神だけが生者と死者を裁くことができる」という文脈で、数か所用いられている。
欽定訳聖書( King James' Version 1611年)では、
Who shall give account to him that is ready to judge the quick and the dead.
現代のquickには、aliveの意味はない。
ちなみに現代版聖書(Revised Standard Version 1956年)の同じ個所は、
but they will give account to him who is ready to judge the living and the dead.
(彼らは、生きている者と死んだものとを裁こうとしておられる方に、申し開きをしなければなりません。ペトロの手紙1 第4章5:新共同訳)
となっている。
ちゃらさいっぱいの若きディカプリオ登場
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
当時の人気女優シャロン・ストーンをはじめとして有名俳優がたくさん出演、女が主人公という異色の西部劇。ディカプリオが調子に乗っているジャニーズのアイドルみたいな役回りでとにかくちゃらい。
内容は田舎町で人を集めて銃の撃ち合い・殺し合いの競技をするという設定で、この点でもかなりの異色作。参加者たちも1人1人背景が描かれて個性的。銃での1対1の勝負にこだわったかなり娯楽的な方向で作られていて、現実感はほぼないが適当に観るにはいい。
50点
映画評価:50点
たかだか20年かと思っていましたが、想像の何倍も映像が粗くて驚きました
でも、その粗さが西部劇にはピッタリで慣れてくると良い味が出ています
内容は単純です
参加者同士で銃の早撃ち対決をトーナメント形式で殺り合うってだけ
昔の映画の作り方は単純なものが多いですが魅力も多いですね重厚感がある!
今の映画は映像技術に頼りきって中身がペラペラな作品も多いので、この作品は逆に新鮮で楽しむことが出来ました
というのも、トーナメント参加者は全員個性的なので飽きないんですよね
色々と矛盾とか非現実的な部分もありましたが、気楽に観れる良い作品でした
役者も、ディカプリオやラッセルクロウ、シャロンストーンにジーンハックマンと凄く豪華でした!
【2015.10.12鑑賞】
天下一早撃ち決定戦!
トーナメント参加者が多い割に物語はテンポ良く進んで行く。さらっと見られて楽しめる内容です♪
映像いい色出してるし、好みのキャラ多かったので、180分くらいでサブストーリー絡めてじっくり魅せて欲しかったなぁ☆
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