バッドランド・ハンターズ

何かの洋RPGの、1イベントにありそうな感じでした。閉鎖された場所で、医師が保護者に適当な事を言って、少女たちを取り上げていく様が怖くて良かったです。日本ではアパートの事をマンション(豪邸)と呼ぶ騙しが行われていますが、韓国もそうなのでしょうか。

『コンクリート・ユートピア』と同じ世界線ときいて、観てみたら圧倒的に「マ・ドンソク」映画だった。

本当は人体実験で不死身パワーのモンスターをつくりたい（目的は娘を救うため）というマッドサイエンティストの話がメインなのだけど、明らかに「マ・ドンソク」パートのケレン味のほうが好みだった。

以下、「マ・ドンソク」パートのgoodポイント

・ワニの肉を配るマ・ドンソク（画になる！）
・お年寄りと少女に優しいマ・ドンソク
・悪漢を圧倒的にねじふせるマ・ドンソク
・強気な女性に言い寄られて怯むマ・ドンソク

いろいろあって……

・モンスターも圧倒的パワーでねじふせるマ・ドンソク
・強気な女性に言い寄られ逃げたくなるマ・ドンソク

昭和のプログラムピクチャーかと思うくらい、スター「マ・ドンソク」だから通った企画のように思える。

北斗の拳のような世紀末世界でも相変わらず無敵なマ・ドンソクでした！

ん
特に何を言う必要のない作品かな？
マ・ドンソクさんって言うのか？
カッコよかったｗｗｗｗ
以上ｗｗｗｗ

……ひょっとしたらこの舞台、先月観た『コンクリート・ユートピア』と同じマンションじゃない？
おそらく、続編というか、『コンクリート・ユートピア』と世界観を同一にするのかも。
『GODZILLA ゴジラ』以降の「モンスター・ヴァース」のような感じで、言ってしまえば「世界崩壊ソウル・ヴァース」みたいなやつ。

で、マンションが独裁者に占拠され、中に住む人間が奴隷のような暮らしをする、という基本構造は『コンクリート・ユートピア』と一緒。
独裁者が科学者で、不老不死となり、少ない食料や水でも生きていける薬と、また清潔に漉した水を得られることを餌に、マンションの住人は支配されている。
しかし、その薬は開発途中で、肉体に合わないと打たれた人間はゾンビになってしまう。

韓国版『バイオハザード』かな。
ただし違いというか問題となるのは、主演がマブリーことドンソク兄なこと。
秘密を暴く、という手段がミラ・ジョヴォヴィッチのように知恵と勇気と体術を使うのではなく、筋肉を使う。
何はともかくぶん殴る。
銃で撃つ。
刀で斬る。
元特殊部隊軍人の強靭なゾンビも、筋力で倒す！
いやぁ、中身がなかったｗ
でもいいんだ。
ドンソク兄がぶん殴り無双だから。
マブリーが昔のスタローン、今のステイサムと同じ枠でした、と思いました。