アバウト・ライフ 幸せの選択肢のレビュー・感想・評価
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極上のウィット溢れてチャーミング
先々週観たテルマ&ルイーズ 4Kリメイク版から34年の時を超えたスーザン・サランドンが可愛いエロスをより放つ。 ダイアン・キートンは才気と幼さを併せ持つその魅力は増すばかり。
熟年俳優陣の洒落た会話劇を最後まで心地良く堪能出来る上質な1本をぜひ。
安心して見てられます
それぞれはまり役だと感じました
深酒はやだけど、一杯呑むかな〜みたいな感じで、映画館でドラマを楽しみたいなら、おすすめです♪
エマロバーツとルークブレイシー目当てで観たのですが、
シャナイアの懐かしい楽曲も聴けましたし、
冒頭から主題歌が気に入ってしまったので、映画館での鑑賞にどっぷりひたれましたー
Ruth bのalways you は最後にも字幕付きで流れます
帰り道もなんだかほっこりします
ロマコメ・エクスペンダブルズ!(ホメ言葉)
ダイアン・キートン(1946年生、米公開時77歳)
リチャード・ギア(1949年生、米公開時73歳)
スーザン・サランドン(1946年生、米公開時76歳)
ウィリアム・H・メイシー(1950年生、米公開時71歳)
エマ・ロバーツ(1991年生、米公開時31歳)
ルーク・ブレイシー(1989年生、米公開時33歳)
このキャストでロマンティック・コメディをやるんですが、これが面白くてハートフル。そしてある意味王道。こういうのが見たかった訳じゃないのに、こういうのが見たかった!
大御所4人の存在感が凄すぎて、若手…と言っても実績充分な2人の魅力を軽く凌駕してました。
これはエクスペンダブルズ シリーズとか、ジュラシックワールド シリーズを見た時も思ったんですが、若手が身体を張った頑張りを見せても、ベテラン勢の存在感が圧倒的すぎて、美味しい所を全部掻っ攫っちゃう感じ。
エマ・ロバーツとルーク・ブレイシーは凄く魅力的でキャラも充分立ってるんですよ?でもお爺ちゃん&お婆ちゃんたちのキャラが立ちすぎてて、パッて出てきた瞬間にどういう人なのか全部わかっちゃう。細かい説明とかまったく要らないし、その上ロマコメ的ワクワクも止まらない!どんどん引き込まれてしまいましたよ。
そしてストーリーの展開は結構テクニカルなのに、洒落てて嫌味がなくて、何と言っても面白くって、私的に今のところ今年一番笑った作品となりました。
ロマンティック・コメディの名作『プリティ・ウーマン』(1990)の主役を演じたリチャード・ギアと、同じく主演のジュリア・ロバーツの姪にあたるエマ・ロバーツの共演とか話題は事欠かないんですが、そんなネタなどどうでもいいくらい作品が面白い!
脚本も良い!
セリフ良い!
音楽も良い!
美術も良い!
いや、良かった〜。面白かった〜。
大御所4人の過去作との比較とか、若手2人の過去作との比較とか、主要キャスト6人の今後の活躍への期待とか、この監督さん何者?とか、『恋愛適齢期』(2003)との比較とか、若い観客にとってデートムービーになり得るのか?とか、言いたいことはいくらでもある!
でも取り急ぎ、この映画見て良かったです。
【名優たちが織り成す洒落た恋愛コメディ。結婚には勇気がいるけれど、一緒になったら、最後まで添い遂げたいよね。今作は老いた二組の夫婦が結婚って何だろうという問いかけをしてくる作品なのである。】
■ハワード(リチャード・ギア)とグレース(ダイアン・キートン)と彼らの娘ミシェル(エマ・ロバーツ)。
サム(ウィリアム・メイシー)とモニカ(スーザン・サランドン)と彼らの息子アレン(ルーク・プレイシー)
豪華俳優陣達である。
◆感想
・冒頭の結婚式のシーン。花嫁が投げたブーケをミシェルが取る筈が、イキナリ恋人のアレン君がダイビングキャッチするシーン。
ー 何やってんの!脳内爆笑である。で、ミシェルは怒る(そりゃ、そうだ。)アレン君、結婚への一歩が踏み切れなかったんだね!-
・ハワードとモニカは4カ月前から不倫中。(何故かは描かれない。)
・映画館で出会ったサムとグレースは、意気投合して年を重ねる事で感じる諦念や焦りを話し込む。
■どこかギクシャクとした二組の夫婦のたすき掛けの不倫を、可笑しく描いている。
ハワードとグレースの家の夕食に招待された時の、グレースを見た途端に逃げ出すサム。モニカを見た時のハワードの表情。クスクス。
<しかし、両夫婦とも子供達を育て上げた事を誇りに思い、再び関係性を築こうとする姿。そして、アレンとミシェルは無事結婚し、壇上から二人で手を取り合って階段を一歩踏み出すのである。
今作は老いた二組の夫婦が結婚って何だろうという問いかけをしてくる作品なのである。>
アバウト・ライフ 幸せの選択肢 これから結婚を悩んでる人、結婚生活...
アバウト・ライフ 幸せの選択肢
これから結婚を悩んでる人、結婚生活に今悩んでる人が見ると刺さる言葉がいくつかあるのかなといった印象で、作品とタイムリーな状況では自分には過去に似た様な作品、テレビドラマを見てる様な感覚で新鮮味はなかった。
俳優陣は豪華で華やかではあり、まさかの結婚に悩むカップルの両親同士が不倫関係という設定は興味深くコメディを期待したがあまり笑えるところも少なく、不倫とはっきり言えるほどの裏切り行為でもないので全体的に薄さが目立つ。
大きな展開があるわけでもなく会話劇が淡々と行われるだけで個人的には退屈であった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
7 アクアマン/失われた王国 4.5
8 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
9 異人たち 3.7
10 ミツバチと私 3.6
11 コヴェナント/約束の救出 3.0
12 僕らの世界が交わるまで3.0
13 ストリートダンサー 3.0
14 カラーパープル 2.9
15 弟は僕のヒーロー 2.8
16 ジャンプ、ダーリン 2.5
17 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
18 マダム・ウェブ 2.3
19 落下の解剖学 2.3
20 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
21 哀れなるものたち 2.3
22 DOGMAN ドッグマン 2.2
23 パスト ライブス/再会 2.2
24 ボーはおそれている 2.2
25 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
26 瞳をとじて 2.2
27 ゴースト・トロピック 2.2
28 葬送のカーネーション 2.2
29 Here ヒア 2.1
30 ハンテッド 狩られる夜 2.0
31 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
32 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
33 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
34 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
35 VESPER/ヴェスパー 1.5
36 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
自分のことかと共感!
完璧な配役で、信じられないほど真実味がある。
複雑な愛と夫婦関係についての物語を見るのは久しぶり。
誰がこの試練に立ち向かい、ゴールラインを通過したのか?
人生に失敗は許されるのか?
脚本は、それぞれの俳優の個人的なスタイルや価値観の中にある特別なものを見せてくれる。ギアは禅を貫き、キートンはアニー・ホールを思い出し、メイシーは『ファーゴ』に戻り、サランドンはいつにも増して熱い。もちろん、エマ・ロバーツとルーク・ブレイシーのコンビが再び見られたのも嬉しかった。二人の相性は以前の共演作から引き継がれている。
マイケル・ジェイコブスは、コミカルな文脈の中で刺さる物語を作りあげた。
“結婚=幸せ”なのか?
結婚を望む女性と結婚を躊躇う男性のカップルが互いの両親を招いてディナーを開くも、その両親はW不倫していた…というコメディ。主要人物6人によるワンシチュエーション舞台劇みたいだなと思っていたら、監督はブロードウェイの戯曲家にして、しかもあの『クイズ・ショウ』の脚本家と知り納得。
“結婚は人生のゴール”とはよく云うが、はたしてそうなのか?「愛」は永遠なのか?「幸せ」とは何か?といったテーマを3組の老若カップルを通じて考察していく…といってもそんな小難しくもないし、ランニングタイムも短めなのでサクッと観られる。結婚を考えている人、老後の人生の在り方を考えている人にはいい指針になるかもね。
熟年カップルの4人は見た目通りのイメージの人物を演じているが、ダイアン・キートンとリチャード・ギアが、おそらく『ミスター・グッドバーを探して』以来、しかも夫婦役で共演というのもなかなか感慨深い。にしても御年78歳というキートンは若すぎるし、若い女性役のエマ・ロバーツが可愛いすぎた。
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