恋するプリテンダーのレビュー・感想・評価
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ハリウッド王道ロマコメに恋をする
最悪の出会いからの再会。
一方は元カノとヨリを戻す為に、一方は元カレを避ける為に。周囲が羨むカップルの“フリ”をする。
その後の展開は言わずとも分かる。
シェイクスピアの『から騒ぎ』をベースにしているらしいが、久々ってくらいの、お気楽ノーテンキなハリウッド王道ロマコメ。
ゴージャスな豪リゾート地。
海だ船だパーティーだ!
そこで繰り広げられるソリが合わなかった男女の恋の駆け引き。
今一番のモテ男、グレン・パウエルがイケメンっぷりと見事な肉体美を披露。スッポンポンまでサービス。
女性の皆さんはグレン目当てなら、男性諸君はシドニー・スウィーニー。映画では『マダム・ウェブ』くらいしか印象なかったが、
悩殺ビキニスタイル。
胸の谷間や身体のラインくっきりなドレス姿。
大胆なラブシーンも。
キュート&セクシー。魅力大大大炸裂! これで完全に覚えた。
『タイタニック』ディスりのユーモア&コミカルや、美男美女が映えるロマンチックさ。今旬の二人が、魅せて魅せて魅せまくる!
本当にこういうハリウッドロマコメを久々に見た気がした。
昨今何かとポリコレ。作り手が違えば、本作も異人種ラブストーリーやマイノリティー問題を取り入れてたかもしれない。
実際、多少のポリコレ(ヒロインの姉が黒人女性と同性結婚)もあるが、気にはならない程度。
今のご時世に白人美男美女の昔ながらのロマコメなんて色々(特に批評家から)言われるかもしれないが、決してそうじゃない事は観客が物語ってる。世界中でスマッシュヒット。
他愛ないロマコメ。でも、
こういうのが見たかった。
こういうのでいいんだよ。
ラブコメ映画の王道的なストーリー
おバカで可愛くてオシャレなハッピーラブコメ
タイタニックミー
グレンパウエルというとThe Dark Knight Rises(2012)のちょい役のイメージがあり、他の映画でも端役と脇役の中間のような扱いだったからブレイクは意外だった。晩成感があるがまだ35歳(2024年)だそうだ。
がちむちな男っぽさと適度なダサさで、見ているうちに意外性は消えた。頼れる男の気配とリラックスさせてくれる老成感(いい意味のおっさん臭)を持ち合わせていて、今後も高需要を維持する気がした。
導入のいかにもロマコメな出会いのエピソードに引き込まれたが、そこからは「キュンとなんかさせてやるもんか」という感じで、洗練をおのずから壊してくる。
むしろ下品やAwkwardを押し出すことで評価も伸びとどまった。
imdb6.1、RottenTomatoes52%と87%。
ただしもっと定番なロマコメを想像していたので、個人的には面白く見ることができた。EasyA(2010)の監督Will Gluckが演出していて、撮影も音楽もよかった。
いや、そんなことより、この人たちとこの世界線にあてられた。
絵画のようなシドニーのビーチ、パウエルやスウィーニーのビジュアルと肉体美、同性どうしの結婚式に来豪して連日パーティを繰り広げるという文化&生活環境。
それらは極東の庶民から見たら完全にSFなのであって、そんな環境に至るよりも月へ行く方がずっと簡単だろう──と思える外国映画だった。
キラキラした陽光感がありオーストラリアを表すためのオペラハウスとコアラとブライアンブラウンも出てきた。豪観光局から資金提供されているのかと思えるほどの豪推しだった。
いい意味で軽薄で、飛躍も多かった。映画全体がパロディのノリで、あっちへこっちへと、すったもんだするが、強引に丸くおさめた。
ひと組の恋愛に周囲が巻き込まれ、登場人物全員があれやこれやの気苦労と算段と策略を繰り出して奔走する──。ロマコメによくあるこの展開・構成のパターンはシェイクスピアの「から騒ぎ」を原型とするのだそうだ。
ここから身体の話をするので閲覧注意だが本作の狙いは鋼とマシュマロを並べてみたところにある。
これはわたしの固有特性ではなくあまねく男の共通点だが男は女の身体的特徴に目ざとい。サイテー!ハイスクール(Everything Sucks!、2018)というネットフリックスで見た年齢層低めの学園ドラマにスウィーニーが出ていて、そのとき既にグラマーだったスウィーニーに着目した。すぐにブレイクがきて引っ張りだこになった。とろんとしていながら時々据わる三白眼が特徴だが、男の視線は顔よりも下へ行きがち──という需要にもしっかり映画は応えていた。
近年デコルテという言葉が使われはじめ「美しいデコルテ」などと言われるが、元来ファッション界隈語とはいえ、通俗的にはcleavageがない人に対する救済の代替語として「美しいデコルテ」を設定したわけである。
もちろんしみのない肌のかがやきを「美しいデコルテ」と称するのは適切であろうし、cleavageを見せる習俗のない文化圏のドレス姿には「美しいデコルテ」と言うしかないのも解る。
しかし安部さんのジューシーみたいになんでもかんでも美しいデコルテと称するのはどうなのか。
──と言うのもスウィーニーのばあい何を着ようと瞭然たるcleavageがあらわれ出てしまっていたからであり、いったいだれがこのスウィーニーを「美しいデコルテ」と形容しますか、って話。
スウィーニーは「美しいデコルテ」をしているにもかかわらず、かのじょは絶対に「美しいデコルテ」とは形容されない。
このことで『cleavageがない人に対する救済の代替語として「美しいデコルテ」を設定した』という説明が解っていただけたことだろう。
cleavageがあるなら「美しいデコルテ」は打ち消される。(ぜったい誰も言わないが)両者は完全なる主従関係にある。
『デコルテとは元々ファッション用語で、フランス語で「襟ぐりが深い」という意味を持ちます。 最近では、そのような洋服を着た時に露出する部分のことを指し、首から肩、胸元にかけての広い範囲のことをデコルテといいます。 デコルテは女性らしさを印象づける部位として、ファッションや美容において美しく見せることが注目されています。』(ネットで拾った説明文)
邦題のpretendとは「ふりをする、偽って主張する」という意味で、だから恋するプリテンダーなんだぜ──という配給元の鼻息は気にくわないが「あなた以外なら誰でも」よりは売れるタイトルになったとは思う。
ちなみにTitanic meで「映画タイタニックの真似をしましょう」だそうだ。ビーの提案にベンは「いやさすがにださいだろ」と言うのだが、そのセリフは、見ていたわたしの「いやさすがにださいだろ」という脳内声とシンクロした。わら。四半世紀経てまだネタなんてジャックもローズも冥利だわな。
以前どこかの映画にでていたアレクサンドラシップを感じがいいひとだと思ったがこの映画でもやはりそう思った。
面白い!最後まで見逃せない。
配信(Unext)で視聴。
ラブコメディだが、テーマがフェイクカップル。
結構斬新で楽しい作品だった。もちろん、ラストシーンはハッピーエンド。
グレン・バウエルの演技も見事。
この作品はむしろエンディングでのテーマソングの出演者自ら歌うシーンは見逃せない。
楽しかったし、面白かった。映画館で見逃した事が悔やまれる。
おいおい、海難救助ヘリコプターを私用に使っちゃ駄目‼️
オーストラリアの美しいビーチを舞台にお金持ちの白人(85%は)が、
家族の結婚式(女性の同性婚)までの3日間。
ベン(グレン・パウエル)とビー(シドニー・スウィーニー)を、
くっ付けようとする話し。
お気楽な話です。
懐かしのラブコメです。
昨日観た「ツイスターズ」でちょっとグレン・パウエルがカッコよくて
気になったので、配信で観ました。
実は5月の公開日にチケットを買って劇場に行きました。
1本観て、メールをチェックしたら、緊急の呼び出しが掛かっていて、
取り急ぎ帰ることになった、と言う曰く付きの作品です。
持つ者の悩み!!
一族みんなが、お金の苦労がない、
容姿にも恵まれ、仕事の苦労も無さげ、
元カレだの元カノが同席して、ヨリを戻すの?
戻さないの?
てなお話。
ビーとベンは周りの思惑通りに、恋人熱々のふりをします。
「プリテンダー」の意味は、見せかけるとか、偽る、です。
欧米で大ヒットを記録したそうです。
「ウクライナとロシアの戦争」
「物価高と貧困」
「気候変動」も「民族対立」も、しばし忘れて、
気持ちよく笑えます。
グレン・パウエルってちょっとニヤけた2枚目で、
最近見かけない軟弱風のタイプ。
古風な2枚目で新鮮なのかも。
この後も、「ヒットマン」が9月に公開されるみたい。
ともかくスッポンポンで頑張ってましたね。
軽い口当たりで後味さわやか
オーストラリアのリゾートで繰り広げられるラブコメ
アメリカン・ラブ・コメディって感じ
終始ラブコメしてた
あんまりというか全く難しいこと考えずに見て笑う感じ。ハッピーなあほあほラブコメが好きな人なら見て損なし。
ただし、割と品がないので品の無さが気になる方には勧められない。
別作品のレビューでも書いたけど、ラブコメの「主人公カップル以外が物語の機構として存在させられる」のが苦手なので後半は特にモヤモヤした。
EDがめちゃくちゃ良かったです。なんかちょっと泣けちゃってウケました。全然泣く作品ではないです。
おっぱいに釘付け
下ネタがけっこうどぎつい
久しぶりの本格ラブコメディ
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