映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ

劇場公開日:2024年3月20日

映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ

解説・あらすじ

人気児童書シリーズ「おしりたんてい」の長編劇場版アニメ2作目。かつての相棒の登場によって巨大な陰謀に巻き込まれ、おしりたんていが絶体絶命の危機に陥る姿を描く。

おしりたんてい事務所に、かつての相棒スイセンからのメッセージが届く。スイセンが勤めるハッタンタウンのメットー美術館をはじめ、各地の美術館で多数の絵画が贋作にすり替えられる事件が発生しており、スイセンの師であるキンモク先生が、事件を起こしている秘密結社に贋作づくりを強要されているという。スイセンの依頼は、秘密結社の陰謀を暴き、キンモク先生を救いたいというものだった。しかし、スイセンの様子はおしりたんていが知るかつての彼女とはどこか異なるところがあり、敵か味方か判然としない。それでも依頼を受けたおしりたんていは、秘密結社との戦いの中で深手を負ってしまう。

劇場版オリジナルキャラクターとなるスイセンの声を仲里依紗が担当した。短編「映画おしりたんてい なんでもかいけつ倶楽部 対 かいとうU」が同時上映。

2024年製作/71分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2024年3月20日

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(C)トロル・ポプラ社/2024「映画おしりたんてい」製作委員会

映画レビュー

4.0 絵が好き

2025年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

知的

幸せ

 キンモク先生(津田健次郎)とスイセン(仲里依紗)の物語。
 おしりたんてい の10年前のエピソードと現在の事件をサスペンス&アクションで楽しく描いています。
 ラスト、おしりたんてい の戦闘方法と回復方法が、顔がお尻ならではの独特なアイデンティティで、ユニーク&ユーモラスで良かったです。
 本物と偽物についても考えさせられました。

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共感した! 3件)
Don-chan

3.0 あなたは、本物ですか?

2025年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

 お子さま向けのはずなのに、大人に刺さるメッセージが、潜んでいます。ふぅ~む。

 ゴッホは生前、絵が一枚しか売れなかったことは、有名ですよね。今になって、ありがたがっている私達を、彼はどう思っているんですかね。
 本物と偽物。区別できます?。私、できないし、そもそも、何が本物なのか、わかる気がしません。
 個人的な出来事。プライベートが、ガタガタだった頃、美術館で、一枚の絵に遭いました。陽の当たる坂道の側に、一軒の家。その家の陰に、1人の女の子が佇む。虚ろな瞳。外は明るいのに、何故か日陰から、こちらを見ている…。そんな絵でした。作者も作品名も、覚えていません。ただ、あの絵は、確実に当時の私の、心象風景でした。あの日の私にとって、あの絵は、間違いなく本物でした。
 ヒトが集まるから本物なのか、ヒトが集まるから値段が付くのか?。そもそも、本物かどうかは、値段で決まるものなの?。
 かつて中国に、画家ならぬ、画工と云う仕事がありました。有名な古典絵画を手描きで模写。ここにサインすると、違法な贋作になりますが、ノーサインなら、土産物として、お手軽に買える価格で販売できたそうです。その画工さんのひとりが、モネの睡蓮を模写。意図的に明るいタッチで仕上げます。…晩年のモネは、目を患っていたらしく、モネの見た睡蓮は、遺された作品より、明るい色だったはずなので変えたのさ…。画家を目指して瞳を煌めかせていた画工さんの思いは、本物だよね。あの明るい睡蓮、欲しかったなぁ。
 他者が評価するものだけが、本物?。私達は絵に感動しているのか、値段に感動しているのか、どちらだと思います?。
 本編から、全力で脱線していますが、私に刺さったのは、全力で世界を憎み続け、全力で自らを欺き続けたキンモク先生そのものです。
 それにしても、キンモク先生、いいお弟子さんに出逢えましたね。本当の自分を知るヒトがひとりいるだけで、そのヒトは救われるのかも。
 以上、誰のことも、そして自分のことも分からない私の心象風景を作文にしてみました。
 長文、失礼こかせて頂きました。最後に、

 あなたは、本物ですか?

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機動戦士・チャングム

5.0 大人も満足

2024年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

幸せ

トレーラーを見た時から興味持つ。
結論、めちゃめちゃ面白かった。

ほっこりとシュールさが同居する独特のデザインと世界観で、まず目が楽しい。
色使いも上品、セリフも乱暴なところがなく丁寧。
そして常套の展開ながら笑いの面でひねりが効いた物語は、安定感とアバンギャルドの二層で唯一無二だった。
原作の絵本を読んだことはないが、あの強烈な屁は映画用に誇張されているのだろうか。
子供なら大喜びが目に浮かぶ。けれど美しくも凄まじい描写力に大人も満足。
何より悪役のスジが通っており、動機に安っぽさがなく想定以上、見ごたえがあった。
そんなこんなで熱中してみていたせいか、ホロリさせられたり。

さすがに映画館へ一人で見に行けず、オンデマンドで鑑賞したが、
映画館の大スクリーンで見たい作画でもあった。

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N.river

2.0 タイトルなし(ネタバレ)

2024年11月4日
スマートフォンから投稿
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かんりにん