水深ゼロメートルから

劇場公開日:

解説

「カラオケ行こ!」「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督が、2019年に開催された第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した徳島市立高等学校の同名舞台劇を映画化した青春群像劇。

高校2年生のココロとミクは体育教師の山本から、夏休みに特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっていた。2人が嫌々ながらも掃除を始めると、同級生で水泳部のチヅルや、水泳部を引退した3年生のユイも加わる。学校生活や恋愛、メイクなど何気ない会話を交わすうちに、彼女たちの悩みが溢れ出し、それぞれの思いが交差していく。

舞台版の原作者・中田夢花が脚本を手がけ、メインキャストにはココロ役の濱尾咲綺、ミク役の仲吉玲亜、チヅル役の清田みくり、ユイ役の花岡すみれらフレッシュな顔ぶれがそろった。

2024年製作/87分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2024年5月3日

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(C)「水深ゼロメートルから」製作委員会

映画レビュー

2.0男とか女とか…

2024年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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なつ

3.5大半はプールの中での会話で進むが、何気ない会話なのに結構おもしろい...

2024年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大半はプールの中での会話で進むが、何気ない会話なのに結構おもしろい。
笑えるやり取りがあったり、熱く感情をぶつけ合ったり。
阿波踊りに男踊りと女踊りがあったとは知らなかった。

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省二

4.0ラストのアイデアは◎

2024年10月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

配信(dmm)で視聴。
よくある女子高生のストーリーだが、舞台は
水の入っていないプールサイド。
プール掃除をしながら学校の悩みなど話すストーリーはなるほどと唸らされた。
ラストは阿波踊り。何故か不思議だったが、方言のセリフで納得。見事。

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ナベウーロンティー

演劇的閉鎖性

2024年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 高校演劇を原作とした映画化作『アルプススタンドのはしの方』は、その意外な設定・高校生らしい思いの発露が大きな評判を呼びました。僕も大好きな作品です。そして、高校演劇映画化作の第二弾が遂に登場しました。

 夏の補習で、水のないプールの底に溜まった砂を掃除する様に命じられた女子高生4人のお話です。物語は、殆どこの乾いたプールの底で進み、一人一人の苛立ちや疑問・焦りがぶつかり合います。

 『アルプススタンドの~』も本作同様のワン・シチュエーション・ドラマであるのですが、その演劇的閉鎖性を逆手に取って成功したのに対し、本作は演劇性に足を引っ張られてしまったと感じました。背景映像の殆どがプールの壁と言う閉鎖性に息苦しくなります。そこを打破する為にもっと強い思いのドライブ感が欲しかったな。

 でも、高校生らしい会話の切れ味は小気味よく、「素直なひねくれ」も応援したくなりました。高校演劇の映画化作が更に続くのなら必ず観に行くよ。応援しています。

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La Strada