水深ゼロメートルから

劇場公開日:2024年5月3日

解説・あらすじ

「カラオケ行こ!」「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督が、2019年に開催された第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した徳島市立高等学校の同名舞台劇を映画化した青春群像劇。

高校2年生のココロとミクは体育教師の山本から、夏休みに特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっていた。2人が嫌々ながらも掃除を始めると、同級生で水泳部のチヅルや、水泳部を引退した3年生のユイも加わる。学校生活や恋愛、メイクなど何気ない会話を交わすうちに、彼女たちの悩みが溢れ出し、それぞれの思いが交差していく。

舞台版の原作者・中田夢花が脚本を手がけ、メインキャストにはココロ役の濱尾咲綺、ミク役の仲吉玲亜、チヅル役の清田みくり、ユイ役の花岡すみれらフレッシュな顔ぶれがそろった。

2024年製作/87分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2024年5月3日

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(C)「水深ゼロメートルから」製作委員会

映画レビュー

2.0 ま、まあまあ。その理由。

2025年10月3日
iPhoneアプリから投稿

高校生による脚本ゆえ、
大人への抗議部分に新味なく力みがある。
今時の子らゆえ、
人と人に適度な距離と諦めがありドラマが薄い。
これらへの賛否が評価の論点だろう。
ま、まあまあ。

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きねまっきい

4.5 青の中にも、いろんな青さがありつつ、馴染んでいる。

2025年8月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

画面に映るほとんど全てが青い。
そして、青の中にも、いろんな青さがある。
まるで、登場人物たちや私たちのように。

どのセリフをとっても、まとっている意味が表向きの一つだけではなく、その言葉を発した人物の「からだ」と深い部分でつながり、本人自身も無自覚なことまで表現してしまっているような印象を受けた。

ジェンダーに関わる問題は全編で提示されている通りだけれど、そこだけにとどまらない真っ直ぐな問いが互いにぶつかり合う。でも、決して単なる冷笑で終わらず、登場人物それぞれが、自分なりの解を見出していく部分に清々しさを覚えた。

高2で、今作のもととなる舞台版の脚本を書いたという、中田夢花の才能がすごい。そして、その優れた脚本を、見事に映画に落とし込んだ山下敦弘監督も、やっぱりすごい。

プールサイドとプールの底、
グラウンドとこちら側を隔てるフェンス、
プールの底を基点にしながら、寄りや引きの切り替えの中、急に俯瞰で示されるメタ視点、
何を見せて、何を見せないか…等々、導入から、主人公の目に強い光が帯びるラストまで、とても自分の好みに合った作品。

公開時、タイミングが合わずに鑑賞できなかったが、暑い夏のうちに配信で観られてよかった。

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sow_miya

3.5 タイトルなし(ネタバレ)

2025年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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るる 移行

2.0 四十分のところで挫折

2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

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共感した! 1件)
ジュリエッタ