アイアンクローのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.0 / 5.0
4月12日(金) @映画館
アイアンクロー
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「毒親が子供を支配し不幸にする物語」としか思えず、、、😱
久しぶりの洋画でしたが、前半の方で寝てもーた😪ごめーんw
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これが実話ベースとは・・・ いい映画です
プロレスのことは、あまりわかりませんが、父親を尊敬し、父親が叶えられなかった夢を追う息子たち、その栄光と挫折の物語。それが実話ベースというのが、まず、凄いです。ですが、決して、特別な家族ではなく、大きな存在である父親中心の一昔前の典型的なアメリカのファミリーという感じがします。
次男(でいいのかな?)が、一番真剣にプロレスに取り組んできたのに、世界チャンピオンを目指す息子として、父親から指名されたのは、次男ではなく、若く才能のある弟たち。自分が選ばれなかったことへの心の葛藤と、弟たちを思う気持ち、そして弟たちの悲劇への悲しみ、傷ついた心が、すごく良く描けていると思います。
ただ、もう本当に悲劇でしかない状況で終わるのではなく、映画の最後に、家族のその後について触れられています。それを知ることが出来て、本当に良かったと思いました。いい映画です。
呪われたエリック一家
必殺技の「アイアンクロー」を武器にプロレス界で活躍した往年の名レスラー フリッツ・フォン・エリック。
彼とその4人の息子たち家族を描いた作品。
父エリックは自らの力でプロレス界でのしあがり家族を養い、
彼の4人の息子たちにも時に彼らの夢をあきらめさせプロレスの道に導いていった。
兄弟チームとしてテキサスでの興行で成功を収め、世界チャンピオンに手が届きかけた中で彼らを不幸が襲う……
実際に彼の家族に起きた事実を基にした映画で本当に「呪われた」一家と言われるのもうなずけるぐらいに不幸が襲いかかる為、物語後半は特に重苦しい展開が続く。
プロレスの為に家族を振り回す父と何よりも家族を大事に想う次男の思いが対照的で妙味がある。
悲しい話
家族のかたち
マッチョイズムの美しさと苦しさ
史実を元にした映画ということで、フォン・エリック・ファミリーのwikipediaを読んでから見に行きました。物語の理解に必要なことはちゃんと映画の中で説明してくれるので不要ではありましたが、心の準備という意味では読んでおいてよかったと思います。
プロレスの試合そのものよりもフォン・エリック・ファミリーの家族のやりとりを中心に描いているので、プロレスの知識がない方でも楽しめる作品だと思います。もちろんプロレスの知識があるとより楽しる要素もいっぱいあります。
物語としては、プロレスで成功するため、家族の期待に答えるため、強い男であるため、精一杯に努力したり助け合ったりする美しさは描きつつも、様々な不運に見舞われて苦しむ中で、いわゆる男らしさ、マッチョイズムとどのように折り合いをつけるかを模索する話だと思いました。
キャストの方々の肉体美や迫力のプロレスシーンだけでも迫力がありますが、それらを期待して見に行くには内容が暗いので見るときの気分を選ぶ作品だとは思います。
何故クリスがいない?
ケビンと共に絶望と希望を見出せる
Live That Way Forever
実話ならでは
なぜ5人の兄弟のうち4人が亡くなったのか
タイトルのアイアンクローは巨大な手で相手の頭を鷲掴みにしてギブアップを狙うプロレスの必殺技の名前だ。
この技を生み出したのが日本でも活躍したレスラー、フリッツ・フォン・エリック。
レスラーの名前は覚えていないが、子供の頃のプロレスごっこで相手の頭を掴みアイアンクロー、と言っていたのは覚えているので当時流行ったのだろう。
この映画はそのフリッツ・フォン・エリック一家の実話を映画化したものだ。
一家の話は全く知らなかったが、5人の息子たちがいて、4人がプロレスラー。
しかも4人が病気や自殺で亡くなっているというのだから驚きだ。
唯一の存命した次男のケビン(ザック・エフロン)を主役に一家の壮絶な運命を描いているのがこの映画だ。
A24製作で実話の伝記というのは珍しいが、ストレートな家族愛の物語でも、プロレスのスポコン物でもないジャンルの枠を超えているところがA24らしい。
ただ、プロレスシーンのほぼスタントマンなしでザック・エフロンがむきむきに鍛え上げた肉体でぶつかり合う迫力の映像はエンタメとしてそれだけで見る価値があるし、
ケビンが次々家族を失うことの苦しみとそれでも新しい自分の家族を育んでいこうとする慈愛の心は見るものの心を打つ。
題材がマニアックなプロレスではなくボクシングや野球などだったらもっと大ヒットしたのではないだろうか。それくらい完成度は高い。
まあ、この題材がA24の真骨頂でもあるのだが・・
主題が家族愛であることは紛れもないことだが、視点を変えて興味深いのは、なぜ、5人の兄弟で4人が亡くなってしまったのかだ。
この一家のことは「呪われた一家」などというフレーズで言われることがあるというが、どちらかというとそのほうがA24らしい「悪霊」の呪いではもちろん無い。
この映画を見て思った一つの原因は父親の変質的なほどのプロレスへの執着だ。
時代背景もあるだろうがある意味子供たちを支配している。
父親への返事は字幕では「はい」だがセリフではYES SIRと言っている。
今の時代父親の夢を子供へ託すのはありえないが、プロレスの道へ進むのは一家の掟のように見える。
子供達がプロレスの道に進まなければ死ぬことはなかったのではないか。
たらればの話だから意味はないのだが。
終盤のケビンと家族の描き方が救い。
生き残ったケビンの一家は呪われることもなく、大家族だそうだ。
兄弟愛に涙したけど。
プロレス一家の稀有な悲劇の連鎖
知らなかった悲劇
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