劇場公開日 2024年4月5日

「ケビンと共に絶望と希望を見出せる」アイアンクロー Hironori Skywslkerさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ケビンと共に絶望と希望を見出せる

2024年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

呪われた一家と言われたフォンエリック一家、
その栄光と転落を描いた作品。

実話をベースにする場合、過激な方に脚色しがちだが
本作の場合、事実をマイルドにそして悲劇を間引いていた。

そこにファンエリック家へのリスペクトを感じた。

美しいエンディングで結ぶための見事な手腕だと思った。

リスペクトは随所に見受けられる。

これまでイケメンで活躍していたザックエフロンは
本物のレスラーかと思うほどの肉体を仕上げ、
劇中のプロレス技はどれもリアルな迫力。
手に汗握り、ケビンと共に絶望した。

A24配給作はハズレが無さすぎてビビるレベル。

Hironori Skywslker