「呪縛」アイアンクロー ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
呪縛
タイミングが色々合わなくて、もういいかなと思ってましたが…今日見に行けました。
とても良かったです。
今のところ、自分的には今年の上位に入ります。
やはり、時系列に描かれる方が普通に楽しめますね( ̄▽ ̄;)
プロレスラーだった父が息子たちにもプロレスを継承する(亀田家みたいね)が、うまくいかない実話ベースの話。
確かに呪われているかもしれない。が、呪術の呪いではなく、夢をあきらめない父の力に捕らわれているのだと感じました。
この家は特殊だけど兄弟仲も良いし、芸術分野でも世襲する家庭は沢山あるし、父は厳しい部分があるけれど、一見、この時代のアメリカの平均的なお父さんに見えました。
しかし、息子が次々失くなっても他の兄弟に夢を託す、これがつらいというのがわからないんだこの父は。
息子ばかりだけど、女の子がいたらどう接していたんだろう。
マイクが音楽の道にそのまま進んでいたら。。。
なんかきょうだいが次々亡くなる点は「ヴァージン・スーサイズ」を思い出しました。
ちなみに、ケリーの亡くなるシーン、銃が出てきた時点で嫌な予感はありましたが、銃声に同じ列(かな?)で見てた方から「ワッ」という驚きの声が。(←その声に驚いたけど劇場ならでは。)
母(モーラ・ティアニー)が、雰囲気が倍賞美津子さんに似てると思いました。
息子を計4人亡くす…とてもじゃないが耐えられない。
実在のケビンが、現在幸せに暮らしてらっしゃることが救いです。
アイアンクローという技は知らなかったですが、すごいですね。(レビュー読むと皆さん子ども時代に経験されてますね)それがあっても父はベルトを取れなかったんだ、厳しい世界。
プロレスは見ないから詳しくないのですが、ちょうどこの時代(80年代)は、クラッシュギャルズと極悪同盟による女子プロが大人気で、私もよくテレビで試合見てました。その程度です。
コメントありがとうございます。
アイアンクローの次の日
エフロン君の格好良い姿を観たくて、ダーティグランパを観ました。
あまりにもお下劣お下品で笑えました
クラッシュギャルズの
長与千種さんは格好良くて、男より、男らしいと思っていました。
昨年、40周年記念とか。
ちょっとびっくりです。
こんばんは~。
共感ありがとうございます。
ケビン以外、亡くなってしまい、病死以外は自殺…
薬物が深く関わっているみたいで闇は深いです。
クラッシュギャルズと極悪同盟懐かしいですね。
テレビで観ていました😁
米人なのにフリッツ・フォン・エリックというリングネームでドイツの軍服を着てナチスを気取っていたので、NWA世界チャンピオンにはなれませんでした。映画の中でリングに上がったフリッツが文句を言っていたサム・マソニックは当時のNWA会長です。
映画では描かれませんでしたが、フリッツは後にNWAの会長に就任しています。
共感ありがとうございます。
凝り固まった父には首を締めたくなりますね。
父の時代から息子の時代、世界王者のイメージが変わってきたのもプロレス史的には重要でしょう。